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井上直樹が金太郎に判定勝ち。準決勝は「朝倉海選手か扇久保選手と戦いたい」【RIZIN】

2021.09.19 Vol.Web Original

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われた。

 第9試合では井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム) と金太郎(パンクラス大阪稲垣組)が対戦した。

 井上は1回戦で石渡伸太郎に1RTKO勝ち、金太郎は伊藤空也に判定勝ちを収めている。

 1R、井上はプレッシャーをかけ金太郎を下がらせると左カーフ、右インロー、右ミドル、右ハイと打ち込んでいく。金太郎も左ミドルで反撃も単発。井上は右の三日月蹴り、左カーフからの関節蹴り。

 2R、井上は左のカーフにまじえ右のインカーフ。金太郎は踏み込んで左ストレートを放つが井上はステップバックでかわす。井上はなおも左カーフ。これに金太郎は右アッパーを合わせていく。ここから金太郎がプレッシャーをかけていくが井上は足を使って金太郎の正面には立たず、左カーフを放っていく。

扇久保博正と大塚隆史がともに「しんどい試合になる」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

大塚「気持ちの勝負にもなっていくと思う」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、第8試合では扇久保博正(パラエストラ松戸)と大塚隆史(T-Grip Tokyo)が対戦する。

 扇久保は1回戦で春日井“寒天”たけしに判定勝ち、大塚は獅庵に判定勝ちを収めている。

 大塚は試合を2日後に控えた心境として「今はしっかり明日の計量に向けて体重を落とすということですね」と淡々と語る。扇久保については「気持ちの強い選手だと思う」とし、試合展開については「全局面で勝負して、簡単にはいかないだろうし、逆にしんどい試合ができればなと思っています」と語った。

 この「しんどい試合」については「自分はタイプ的に一発を狙ってとか、楽してというかそういうので勝つタイプではない。これまで強い選手に勝ってきたときももしんどい試合をしてきた」と自らの土俵と認識。そして両者と戦った石渡伸太郎が勝負の分かれ目としてメンタルの部分を上げていたのだが、大塚も「気持ちの勝負にもなっていくと思う」と語った。

2回戦のカード決定。朝倉海はボンサイ柔術のヤマニハに「寝技でも僕のほうがうまい」【RIZIN.30】

2021.07.20 Vol.Web Original

元谷vs瀧澤、扇久保vs大塚、井上vs金太郎、朝倉sヤマニハ

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が7月20日、東京都内で開催され、「RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント」2nd ROUNDの対戦カードが発表された。

 今大会では元谷友貴(フリー)vs瀧澤謙太(フリー)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs大塚隆史(T GRIP TOKYO)、井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)、朝倉海(トライフォース赤坂)vsアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブンテリア・ボンサイ)の準々決勝4試合が行われる。

 1回戦は抽選で引き当てた数字の順番に選手たちが枠を選択する方式で対戦カードが決まったが、今回はRIZIN側が「過去に対戦していない。今、熱を生みだせるカード」という観点でマッチメイクされた。

金太郎が伊藤空也との熱闘制し3-0の判定勝ち【RIZIN.29】

2021.06.28 Vol.Web Original

バンタム級トーナメント1回戦大阪ラウンド

「RIZIN.29」(6月27日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、大阪ラウンドの4試合が行われた。

 セミファイナルで金太郎(パンクラス大阪稲垣組)と伊藤空也(BRAVE GYM)が対戦し、3-0の判定で金太郎が勝利を収めた。

 1R、伊藤がセンターを取ると金太郎がサークリング。打ち合いになってもともに引かず2人の打撃が交錯する展開に。ラウンド終盤、伊藤の右フックをかいくぐった金太郎がタックルからテイクダウンに成功。上を取り再度ポジションからパンチをこつこつ放っていく。

 2Rも伊藤はアグレッシブにパンチ、キックを放っていくと金太郎はカウンターの左フック。伊藤のパンチに合わせてタックルに行った金太郎はサバ折りで強引にテイクダウンを取り切る。バックマウントを取りかけるが、伊藤は前に落としスタンドの攻防に。打ち合いから金太郎がコーナーに押し込むが膠着しブレイク。再開後も打撃戦を展開。

「修斗愛」全開の岡田遼が最強の侵略者・大塚隆史を判定で破り初防衛【修斗】

2021.03.20 Vol.Web Original

「修斗愛」と「修斗修斗うるせーし」のイデオロギー対決

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.2」(3月20日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「世界バンタム級チャンピオンシップ」で王者・岡田遼(パラエストラ千葉)が大塚隆史(T-GRIP TOKYO)を破り、初防衛に成功した。

 岡田は昨年5月に行われた「世界バンタム級暫定王者決定戦」で倉本一真を破り、暫定王者となり、昨年12月にはONE Championshipへの参戦が続く佐藤将光の王座返上に伴い正規王者に認定された。今回が初防衛戦となる。

 対する大塚はDEEPを主戦場に長く日本の軽量級のトップクラスとして活躍。DEEPでフェザー級とバンタム級の2つのベルトを巻き、2017年に行われた「RIZINバンタム級GP」では並み居る海外勢を退け決勝ラウンドまで進出した強豪。昨年11月の修斗初参戦では環太平洋王者・安藤達也を1RでTKOで破り、試合後のマイクで「ベルトは賭けなくてノンタイトルでもいいんで」と佐藤と岡田との対戦をアピールしていた。

 カード決定時から「修斗愛」を口にする岡田と「修斗修斗うるせーし」の大塚のイデオロギー対決として注目を集めていた。

「修斗愛」の岡田遼と「修斗、修斗うるせーし」の大塚隆史のタイトルマッチがメインに【3・20修斗】

2021.03.16 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.2」(3月20日、東京・後楽園ホール)の試合順が3月16日、発表された。

 メインは王者・岡田遼(パラエストラ千葉)に大塚隆史(同級1位/T-GRIP TOKYO)が挑戦するる世界バンタム級タイトルマッチとなる。

 岡田は昨年5月に暫定王者となり、昨年12月にはONE Championshipへの参戦が続く佐藤将光の王座返上に伴い正規王者に認定され、今回が初防衛戦。

 対する大塚はDEEPを主戦場に長く日本の軽量級のトップクラスとして活躍。DEEPでフェザー級とバンタム級の2つのベルトを巻き、2017年に行われた「RIZINバンタム級GP」では並み居る海外勢を退け決勝まで進出した強豪。昨年11月の修斗初参戦では環太平洋王者・安藤達也を1RでTKOで破り、試合後のマイクで「ベルトは賭けなくてノンタイトルでもいいんで」と佐藤と岡田との対戦をアピールしていた。これに岡田が応え、今回のタイトル戦が実現することとなった。

「修斗愛」を公言する岡田と「修斗、修斗うるせえーし」の大塚の2人のイデオロギーが真っ向対立する一戦となる。

 セミファイナルではプロアマ通していまだに負けを知らない21歳“スーパー・ノヴァ”平良達郎(Theパラエストラ沖縄)と今年で40歳を迎えるジャパニーズMMA軽量級の大ベテラン・前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組)との異世代対決が行われる。

 平良は昨年11月に清水清隆を撃破。前田にとって清水は練習仲間であり、弟分と言える存在。前田にとっては敵討ちの意味合いもある試合となる。

世界バンタム級王者・岡田遼が元DEEP王者・大塚隆史を相手に初防衛戦【修斗】

2021.02.13 Vol.Web Original

「修斗愛」の岡田と「修斗!うるせーな」の大塚のイデオロギー闘争

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021」(3月20日、東京・後楽園ホール)の第1弾対戦カードが2月13日、発表された。

 世界バンタム級王者・岡田遼(パラエストラ千葉)が初防衛戦で元DEEP王者・大塚隆史(T-GRIP TOKYO)を迎え撃つ。

 DEEPを主戦場にしていた大塚は昨年11月に修斗初参戦。いきなり環太平洋王者の安藤達也と対戦し、TKO勝利を収めたことから世界ランキング1位に認定され、一気にトップコンテンダーに躍り出た。

 大塚は参戦前から「修斗!修斗!うるせーな」と発言。安藤戦後のマイクでは「上の2人、ベルト賭けなくてもいいからやりましょうよ」と当時世界王者だった佐藤将光と暫定王者だった岡田遼との対戦をアピールした。

 その後、ONE Championshipへの参戦が続く佐藤が王座を返上したことから岡田が正規王者となり、今回の対戦が実現することとなった。

 これまでの大塚の発言や態度はかねてから「修斗愛」を口にする岡田にとっては許しがたいもの。互いの信念がぶつかり合うイデオロギー闘争といった一面も含んだタイトル戦となる。

大塚隆史が安藤に1RTKO勝ちし「上の2人、ベルト賭けなくてもいいからやりましょうよ」と不敵なアピール【修斗】

2020.11.23 Vol.Web Original

元DEEP2冠王者が修斗初参戦で環太平洋王者に勝利

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.7」(11月23日、東京・後楽園ホール)のメインで、修斗に電撃参戦を果たした大塚隆史(T-GRIP TOKYO)が環太平洋バンタム級王者の安藤達也(フリー)とフェザー級契約で対戦。1RでTKO勝ちを収め貫禄の修斗デビューを果たした。

 大塚はDEEPでフェザー級とバンタム級の2つのベルトを巻き、2017年に行われた「RIZINバンタム級GP」では並み居る海外勢を退け決勝まで進出するなど、国内軽量級のトップ選手。その大塚が10月に突如、修斗参戦を表明。修斗側も最大限の敬意を払い、環太平洋王者の安藤を用意。この対戦が実現することとなった。

 大塚は修斗の入場式では恒例のその日の出場選手による挨拶を任されると「SNSとかで修斗修斗ってうるさいからぶっ潰してやろうと思っています。以上」と外敵感満載のコメント。その一方で「まずご来場ありがとうございます。僕は無観客では試合をやらないんで、来てくれて本当に感謝です」と修斗ファンには感謝の言葉を述べた。

DEEP2階級王者・大塚隆史が修斗に電撃参戦「喧嘩売りにきました」【修斗】

2020.10.20 Vol.Web Original

環太平洋王者の安藤達也が迎撃

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.7 」(11月23日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが10月19日、発表された。

 DEEPバンタム級&フェザー級の2階級を征し、WSOF GCバンタム級王座も獲得するなど日本の総合格闘技の軽量級の顔として活躍してきた大塚隆史(T-GRIP TOKYO)が修斗に電撃参戦を果たすこととなった。

 現在、修斗のバンタム級は世界王者・佐藤将光、暫定王者・岡田遼、そして環太平洋王者の“怪物”安藤達也を筆頭に過去にないほどの群雄割拠を極めている。
 
 そこにDEEP生え抜きの選手として活躍してきた大塚隆史が電撃参戦。大塚は参戦にあたり「修斗のバンタム級に喧嘩売りにきました。どうぞこの喧嘩、買って下さい!」と闘争宣言。

 その大塚の喧嘩を真っ先に買ったのが安藤達也。卓越したレスリングスキルに加え、野性味あふれるファイトスタイルが信条の安藤は、今年8月に“天才”田丸匠(NASCEL DO SOL)をKOで下し、環太平洋王者に輝いたばかり。そのポテンシャルの高さをさらに進化させた安藤が王者として“修斗史上最強の外敵”大塚隆史の前に立ちはだかる事となった。

堀口恭司が決勝で石渡をKO。バンタム級トーナメント優勝【12・31 RIZIN】

2018.01.01 Vol.Web Original

バッティングでヒヤリの場面も堀口が肩固めで一本勝ち

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の31日、バンタム級トーナメントのFinal ROUNDが行われた。

 準決勝第1試合はマネル・ケイプvs堀口恭司。

 ともにガードを下げた状態で軽やかなステップで出入りし、打撃を放っていく。1Rから何度も堀口がその独特の遠い間合いからのパンチでケイプをダウンさせるが、ケイプはすぐに立ち上がり、反撃。堀口が追撃にいっても驚異のバネで跳ね上げ、すぐにスタンドに戻す。1R早々のダウンで秒殺KOかと思われたがケイプが善戦。当たればKOの危険度満点のパンチを繰り出し堀口を下がらせる場面も。しかし堀口はパンチの合間にタックルでテイクダウンを成功させるなど、実力差を見せつける。

 3R、パンチの攻防からケイプのバッティングで中断。堀口は試合後の会見で「朦朧としていた。RIZINのレフェリーが素晴らしかった」と振り返るように、それ以上の攻撃をもらうことなく堀口の回復を待って試合を再開。しかしまだ完全にはダメージから回復していなかった堀口はパンチを被弾し右目の上をカットしてしまう。パンチの攻防から「このままではまずい」と判断した堀口は残り2分、タックルでテイクダウン。グラウンドに持ち込み、マウントに移行するとコツコツとパンチを当て、最後は肩固め。ケイプがタップし、一本勝ちを収めた。

堀口、石渡が圧巻KO、大塚は逆転のフロントチョークで準決勝進出【12・29 RIZIN】

2017.12.30 Vol.Web Original

大塚がフロントネックロックで一本勝ち

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の29日、バンタム級トーナメントの2回戦4試合が行われた。

 第1試合はカリッド・タハvs大塚隆史。

 タハの強烈な右ローからスタート。早くも大塚の足が流れるほど。スイッチを繰り返し、大塚を翻弄するタハ。左ストレートで大塚を2度ぐらつかせる。大塚はパンチに合わせたタックルでテイクダウンに成功するも、タハは驚異のバネで跳ね上げ脱出。大塚は攻撃の糸口をつかみきれない。

 2Rは早々から大塚がタハのパンチに合わせてタックル。大塚が払い腰で引き倒すも体勢は不十分。逆にタハが上を取る形でグラウンドに。タハはサイドに移行し、パウンドを落としバックを取る。立ち上がった大塚だったが、タハは再度グラウンドに引きこみスリーパー狙いからパンチで大塚を削って行く。向き直って立ち上がった大塚は逆に引き倒し上を取るがゴング。

 3Rも大塚はパンチからすぐにタックルを決めテイクダウンに成功。上を取りきり、サイドに移行。そのすきをついてタハが立ち上がるが、大塚はがら空きのタハの首をギロチンチョークでとらえる。ボディーもがっちり固定しグイと締め上げるとタハがたまらずタップ。3R2分23秒、大塚がフロントネックロックで一本勝ちを収めた。

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