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寺島しのぶと長男・寺嶋眞秀が東京タワーをトリコロールカラーに点灯

2023.03.01 Vol.web original

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』のイベントが東京タワーにて行われ、ゲストとして女優・寺島しのぶ、その長男で歌舞伎俳優の寺嶋眞秀、エッフェル塔を建築したギュスターヴ・エッフェルの6代目の子孫であるイエットマンエッフェル一家が登場。眞秀は子孫一家の子どもたちとともにスペシャルライティングの点灯スイッチを押す“大役”を担った。

 実在する設計士ギュスターヴ・エッフェルのエッフェル塔完成への挑戦と、ある女性への秘められた想いを、主演にフランスを代表する俳優ロマン・デュリスを迎えて描く感動作。

 フランス人の夫を持ちフランスになじみの深い寺島しのぶも「新しい道を切り開いていくという勇気をこの映画から頂きました」とフランスを象徴するエッフェル塔建築秘話を描いた作品に感動した様子。寺嶋眞秀もまだエッフェル塔に登ったことはないが「登ってみたい」と言い「セーヌ川を橋で渡ったときにすごくデカいエッフェル塔があったので、よく作ったなと思いました」と目を輝かせた。

 この日は、映画とのコラボを記念して東京タワーを限定カラーでライティング。イエットマンエッフェル一家の2人の息子たちと一緒にスイッチを押した眞秀は「押したら、どっちから上がったのか分からなかった(笑)」と照れ笑い。寺島は「ここからだと見えにくいけど、あとで良く見えるところで見てみます。東京タワーが見えるところに住んでいるので(笑)」と、日仏を代表するタワーのコラボに感激していた。

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日より公開。

寺島しのぶ 母・富司純子も受賞した田中絹代賞受賞に感激しつつ長男の初舞台に向け「仕事は6月から」

2023.02.14 Vol.web original

 

 第77回毎日映画コンクールの表彰式が14日、都内にて行われ、寺島しのぶが田中絹代賞を受賞。過去に同賞を受賞した母・富司純子との“母娘”受賞を喜んだ。

 株式会社毎日新聞社と株式会社スポーツニッポン新聞社が開催する映画賞。

「歴代の女優さんを拝見しても身が引き締まる思い」と感激していた寺島。『ヴァイブレータ』『あちらにいる鬼』などでタッグを組んできた廣木隆一監督がサプライズで登場すると、感激しつつ「『ヴァイブレータ』のときは自分自身もギスギスしてて。失恋したばかりだったのかな、映画も失恋でボロボロのときに男に救われるというタイムリーなもので、傷ついている私の心にさらに塩を塗ってくれた(笑)」と苦笑。

 母・富司純子も第54回(1999年)に同賞を受賞。「母と娘で頂いたことに喜び合いました」と明かした寺島。

 今回の受賞に、初主演映画『赤目四十八瀧心中未遂』(2003年)出演の際に「(出演に反対する)母と真っ向から戦ってくださった」と当時の所属事務所社長らに感謝。

 授賞式後の囲み取材で『赤目-』出演を富士から反対されたのかと聞かれると「濡れ場のシーンとかもありましたし…。事務所で、私と社長と母が三つ巴でケンカしたのを昨日のことのように思い出しました」と振り返り「親である以上、心配は心配ですよね」。

 一方、5月に歌舞伎役者として本格初舞台に臨む長男・寺嶋眞秀について聞かれると「この間の記者会見でも吐いたんです(笑)。5月まで元気でいたらいいな、と。5月までは人間修行の旅に出ます。あ、スピーチで言うの忘れました。私、6月から仕事しますので(笑)」と、しばし“歌舞伎俳優の母”に集中すると宣言し笑いをさそっていた。

 

【受賞結果一覧】

日本映画大賞:『ケイコ 目を澄まして』(三宅唱監督)
日本映画優秀賞:『夜明けまでバス停で』(高橋伴明監督)
外国映画ベストワン賞:『ベルファスト』(ケネス・ブラナー監督)
男優主演賞:沢田研二『土を喰らう十二カ月』 
女優主演賞:岸井ゆきの『ケイコ 目を澄ませて』 
男優助演賞:窪田正孝『ある男』
女優助演賞:伊東蒼『さがす』 
スポニチグランプリ新人賞(男性):番家一路『サバカン SABAKAN』
スポニチグランプリ新人賞(女性):嵐莉菜『マイスモールランド』
監督賞:三宅唱『ケイコ 目を澄まして』
脚本賞:早川千絵『PLAN75』 
撮影賞:月永雄太『ケイコ 目を澄まして』
美術賞:今村力、新田隆之『死刑にいたる病』 
音楽賞:青葉市子『こちらあみ子』
録音賞:川井崇満『ケイコ 目を澄まして』
アニメーション映画賞:『高野交差点』(伊藤瑞希監督)
大藤信郎賞:『犬王』(湯浅政明監督)
ドキュメンタリー映画賞:『スープとイデオロギー』(ヤン ヨンヒ監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(風間太樹監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:『トップガン マーヴェリック』(ジョセフ・コシンスキー監督)

田中絹代賞:寺島しのぶ
特別賞:中島貞夫(映画監督)

寂聴役・寺島しのぶ「剃髪してよかった」でも豊川悦司が暴露「ウジウジ言ってた時期も」

2022.11.12 Vol.web original

 

 映画『あちらにいる鬼』公開記念舞台挨拶が12日、都内にて寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子、廣木隆一監督が登壇。実際に剃髪して寂聴役に挑んだ寺島の心情を、豊川が笑いを交えて暴露した。

 作家・井上荒野が、父である作家・井上光晴と母、そして昨年11月に99歳で死去した瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係を描いた同名小説を廣木隆一監督が映画化。寺島しのぶと豊川悦司がW主演を務める。

「人と人との縁とは尊くていとおしいものだなと思いました」と完成作への思いを語った寺島。瀬戸内寂聴をモデルとしたヒロイン長内みはるを演じるため、実際に剃髪した寺島は「剃髪は初めから決めていたわけではなく、でも廣木監督とやるからには監督のために剃るか、と。監督も剃髪しているようなものだし(笑)」と冗談めかし「豊川さんは“剃ったら呪文が描いてあったら面白いのにね”と現場がピリピリする中で面白いことを言ってくれたり、広末さんは剃った後に触ってくれたり」と剃髪シーンの撮影を振り返った。

 寺島は「本当に剃ってよかったと思っています。カツラと実際に剃るのとでは心の動きは違ったと思う。説得し続けてくれた監督に感謝してます」と晴れ晴れとした表情。

 すると豊川が「彼女だったらやるだろうなと思っていました。とても男前な方なので。本人はウジウジ言っていた時期もあるんですけど、でも絶対やるんだろうな、と(笑)」と明かすと、廣木監督も同意。広末も「本当に頭の形が良くて。それでさらに若返ってしまって、あるシーンでは少女のようで、ただ一緒にもらい泣きしてしまった」と感嘆した。

 先日11月9日は瀬戸内寂聴の命日。もし寂聴さんがこの映画を見たとしたら?と聞かれると、広末は「あの方ならウケてそう。笑って見てくださっていそう」。豊川は「懐かしく思ってくださるんじゃないかな」。寺島も「文学者のお三方なので、“え、こんなことしたっけ”とか“描写がエグイね”とか、お酒を飲みながら3人で見てくださっていたらいいなと思います」と、しのんでいた。

『あちらにいる鬼』は公開中。

不倫愛演じた豊川悦司「今日は“寺島しのぶの日”今日は“広末涼子の日”」

2022.11.12 Vol.web original

 

 映画『あちらにいる鬼』公開記念舞台挨拶が12日、都内にて寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子、廣木隆一監督が登壇。豊川悦司が“禁断の愛”を演じた心境を振り返った。

 作家・井上荒野が、父である作家・井上光晴と母、そして昨年11月に99歳で死去した瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係を描いた同名小説を廣木隆一監督が映画化。寺島しのぶと豊川悦司がW主演を務める。

 瀬戸内寂聴をモデルとした長内みはるを演じた寺島と、井上光晴をモデルとした白木篤郎を演じた豊川、白木の妻・笙子を演じた広末と、大人の愛の物語を演じきった3人。広末は「寺島さんは謙虚にお話されているんですけど、肉体的にも精神的にもすごく大変な役を演じられて。豊川さんも正妻と愛人も相手しなければならない、この肉体疲労(笑)…本当に大変だったと思う」とW主演の2人をたたえた。

 豊川も「現場は、井上さんさながら、2人の女優さんの間を行ったり来たりしていました。今日は寺島しのぶの日、今日は広末涼子の日…と。(それぞれの部屋の)セットも2つ並んでいるです。今日はどっちだったっけ?と思いながら(笑)」と苦笑しつつ「そういう経験したことないですけど、必然的に白木の気分になれていった」と振り返った。

 白木は不倫を申し訳ないと思っていたと思うか?という質問に、豊川は「申し訳ないと思っていたら多分やってないと思うんですよね」。

 豊川に、寺島が「女性を敵に回しそうな役。豊川さんじゃなかったら日本で誰がやるのというくらいすごいなと。しょうがないけど好き!という気持ちにさせてくれる」、広末も「私は表面的には耐え忍ぶ妻なので、怒りや悲しみを抑えてツンとしていないといけないんですけど、豊川さんなのでやっぱり素敵で、毎回ドキドキさせられて“いや、私は怒っているんだ”と(笑)。でもそれも笙子の気持ちだと思う。だから離れられないんだろうな、と」と役の心境を語り「一度、カットがかかったときに豊川さんが“ごめんね、こんな男で”と。“豊川さんじゃないから。私も分かってます”って(笑)」と明かし笑いをさそった。

 そんな広末は、タイトルの“鬼”とは誰のことだと思うかと聞かれると「台本の段階で、私ではないと思って演じていたら、監督が“怖え~”とか“怖ーい”と何度もつぶやいて。私?と思ったので、皆さんで結論を出してみてください(笑)」と苦笑しながらアピールしていた。

『あちらにいる鬼』は公開中。

瀬戸内寂聴を演じる寺島しのぶ“お別れの会”に出席「寂聴さんの写真からパワーを頂いた気がした」

2022.07.27 Vol.web original

 故・瀬戸内寂聴さんのお別れ会が26日、都内にて行われ、映画『あちらにいる鬼』(11月公開)で寂聴さんをモデルとした主人公を演じる寺島しのぶが思いを語った。

 作家・井上荒野が、父である作家・井上光晴と母、そして昨年11月に99歳で死去した瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係を描いた同名小説を廣木隆一監督が映画化。寺島しのぶと豊川悦司がW主演を務める。

 出版社・新聞社14社主催により行われたお別れ会には生前、寂聴さんと親交のあった著名人ら287名が参列。本作で瀬戸内寂聴をモデルとした長内みはる/寂光を演じた寺島しのぶも出席した。

 映画本編で実際に自身の髪の毛を剃り上げて役に挑んだ寺島。映画の撮影から約2か月が経過し、この日は赤い短髪姿。

 寺島は「『あちらにいる鬼』に出演するにあたって、寂庵に伺ってぜひお会いしたいと思っていたんですがコロナ禍で叶わず、お目にかかることができませんでした。クランクインの前に、監督と一緒に寂庵にお邪魔したら、寂聴さんの太陽のような写真が並んでいて、パワーをいただけたような気がして、“とにかく頑張ってきます”と報告させていただいたことを覚えています」と、対面が叶わなかったことを惜しみつつ「(映画で演じた役柄は)モデルとはいっても寂聴さんのエッセンスがたくさん入っている映画ですので、リスペクトしながら撮影をさせていただきました」と思いを述べていた。

 映画『あちらにいる鬼』は2022年11月、全国公開。

松坂桃李、古田新太との共演に疲弊?「カロリー消費が高すぎて」

2021.09.23 Vol.Web original

 

 映画『空白』初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、古田新太、松坂桃李らキャストと𠮷田恵輔監督が登壇した。

 万引きを疑われ、店長に追いかけられた末に事故死した亡き娘の無実を証明しようとする父親・添田と。モンスター化していく添田に巻き込まれていく人々の「罪」と「許し」を描くヒューマンサスペンス。

 初日から満席続出の報告に、𠮷田監督も笑顔。キャストを見渡し「イメージした人たちがそろった。この人たちがいれば監督は必要ない」と胸を張った。

 シリアスでハードな心理描写が続くが、主演・古田は「非常に楽な、楽しい現場でした。皆さん、早く帰りたい人が多かったので」と振り返り、撮影当時は緊急事態宣言前だったこともあり「終わったらすぐ飲みに行こう!となる現場でした」とケロリ。

 一方、古田演じる添田に狂気のように追い詰められる青柳を演じた松坂は「古田さんとのシーンはカロリーの消費量が高くて、とてもじゃないけど飲みに行く気力がわかなかった。毎日疲弊しきってホテルに帰っていました」と苦笑。

古田新太は日本のソン・ガンホ!? 共演・寺島しのぶは「一番怖いのは古田さん」

2021.09.08 Vol.Web original

 

 映画『空白』トークイベントが8日、都内にて行われ、主演・古田新太と共演の寺島しのぶ、𠮷田恵輔監督が登壇。

 この日は映画のタイトルにちなみ全員が白い衣装で登壇。冒頭、司会を務める赤ペン瀧川がスライドでストーリーと見どころを紹介。ネタ満載の映画解説に、𠮷田監督は「うちの宣伝部が作っているものより圧倒的に力がある」、古田は「こういう映画だったんですね」、寺島は「見たくなりましたよ」と出演者ながらすっかり客目線で感心。

 中学生の少女がスーパーで万引きを疑われ、店長に追いかけられた末に事故死。亡き娘の無実を証明しようとする父親・添田は店長を激しく追及。恐るべきモンスターと化し、周囲を巻き込んでいくというストーリー。

 添田を演じた古田が「なんでオイラなのと思った。この映画、一つもふざけてないんです」といぶかしがりつつ「スケジュールが開いてたから」引き受けたと明かすと、𠮷田監督は「脚本を書いているとき韓国ノワールを意識していて、添田役にソン・ガンホをイメージしていた。日本のソン・ガンホはと考えたとき、古田さんがパッと思い浮かんで」と、『パラサイト 半地下の家族』の主演でも知られるソン・ガンホから古田をイメージしたと明かした。

菅田将暉「幸せでした。まじか、と思ったけど」山田洋次監督最新作『キネマの神様』が完成

2021.06.28 Vol.Web Original

 

 山田洋次監督の最新映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会が28日、都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子ら主要キャストと、山田監督が登壇、公開日がようやく迫ってきた本作についての思いを語った。

  この日まで思いがけないことがたくさんあった。クランクインするも撮影半ばで菅田とダブル主演を務めるはずだった志村けんさんが逝き、撮影も長期中断を余儀なくされ、公開も延期になった。

 山田監督は、足を運んだ観客を前に「1年半前、主演のゴウをやるのは志村けんさんでした。そのつもりで撮影をしていたんだけれども、志村さんがそのコロナで倒れてしまって、どうしようと思ってぼう然としていたんだけれども、沢田研二さんが決心をしてくれた。志村けんとはまったく違う沢田研二のゴウ像を創り上げてくれました」と優しく語り、「大変なできごとを経て、この作品が出来上がったんだということを思いながら見てください。そして、志村けんさんのことも思い出してください」と話した。

芳根京子「自分にこんな母性本能が」娘役&監督からのサプライズに涙こらえきれず

2021.06.25 Vol.Web original

 

 映画『Arc アーク』初日舞台挨拶が25日、都内にて行われ、主演・芳根京子をはじめキャストと石川慶監督が登壇した。

 人類で初めて“永遠の命”を手にした主人公リナを演じた芳根。公開初日を迎え「これから続ける俳優人生としても、芳根京子の人生にとっても大切な1本」と作品への思いを語った。

 この日は、娘役の鈴木咲ちゃんが花束を持ってサプライズ登場。芳根は「咲ちゃんに助けられたところが本当にたくさんあって。自分にはこんなに母性本能があるんだなと咲ちゃんに引き出してもらったものがたくさんあった」と感激。

 すでに目をうるませ始めていた芳根だったが、さらに石川監督が芳根に手紙を書いてきたと聞いて「やだ、泣いちゃうもん!」と早くも涙声。

芳根京子 7年ぶり単独主演作で「悔し涙」も!寺島しのぶ、岡田将生が「よく頑張ったね」

2021.06.02 Vol.Web original

 

 映画『Arc アーク』完成報告会が2日、都内にて行われ、主演・芳根京子をはじめ寺島しのぶ、岡田将生ら豪華キャストと石川慶監督が登壇した。

 プラスティネーションを施した遺体のポーズを、糸で操りながらデザインしていくというシーンに挑戦した寺島と芳根。

 芳根が演じるリナの師となるエマ役の寺島は、芳根の熱演について「プラスティネーションの動きが思うようにいかなくて、悔し涙をながしていたときもあって。真夜中になっていて、そろそろ帰してあげてと私が監督に言わないといけないくらいだった」と話し「本当に頑張ったね」と芳根を労った。

 リナと引かれ合う科学者・天音を演じた岡田将生も、芳根に「この小さな体のどこからあんなパワーが出てくるのか。それが美しくて、支えてあげたいと思いました。よく頑張ったね」。小林薫、風吹ジュン、清水くるみも同様に芳根をたたえ、芳根も共演者たちからの温かい言葉に感激。

 芳根と共演経験のある岡田は「クランクインがキスシーンだったんです。久々にお会いして急にキスシーンだったので緊張しました」と苦笑しつつ、芳根との信頼関係に感謝。一方の芳根も「天音役が岡田さんになるかもと言われたとき“かも”なんてやめてください、どうか決めてくださいと願いしたほどでした」と岡田への信頼をあらわに。

芳根京子が演技力で100歳以上を演じきる話題の映画『Arc アーク』新場面写真解禁

2021.04.06 Vol.web original

 女優・芳根京子が容姿を変えずに17歳から100歳以上までを演じ切る話題の映画『Arc アーク』から新たな場面写真が解禁された。

 21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短編小説「円弧(アーク)」を『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が映画化。『累 -かさね-』と『散り椿』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、最新作『ファーストラヴ』での憑依的な演技を絶賛された芳根京子が、人類で初めて永遠の命を得た女性リナを演じる。

 今回解禁されたのは、リナの人生の分岐点をとらえた場面写真。19歳、人生の師となるエマ(寺島しのぶ)と出会い。30歳のリナが最愛の人となる天才科学者・天音(岡田将生)とともに臨んだ不老化技術の完成発表会見。他にも、風吹ジュン、小林薫ら物語の重要なカギを握る人物を演じる名優たちの姿も。

 人類で初めて不老化処置を受けて30歳の若々しい身体のままに永遠の命を得たリナは、見た目の変化なしで年月の流れを表現しなければならないという難役。石川監督はもちろん、数々の監督を感服させてきた芳根が、この難役をどう演じるか期待が膨らむ。

『Arc アーク』は6月25日より全国公開。

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