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尾崎豊“形見のギター”から“白T”逸話まで…没後30年展に息子・裕哉氏と“育ての親”須藤晃氏が登壇

2022.03.23 Vol.web original

 

 シンガーソングライター尾崎豊の没後30年にちなんだ展覧会『OZAKI 30 LAST STAGE 尾崎豊展』の記者会見が23日、展覧会会場の松屋銀座にて行われ、尾崎を長年支えてきた音楽プロデューサー須藤晃氏と、尾崎の子息でシンガーソングライターの尾崎裕哉氏が登壇。没後30年を経て色褪せぬ尾崎豊への思いや貴重なエピソードを明かした。

 1992年4月25日に26歳の若さでこの世を去ったシンガーソングライター尾崎豊。その没後30年に合わせ、秘蔵の生前愛用した楽器や創作ノート、自筆の手紙、プライベート写真など、貴重な資料を多数展示。ライブ映像やパーソナルスタジオの再現なども加え、尾崎豊の実像に迫る。

 須藤氏は「没後20年のイベント時より新しいうねりを感じる。尾崎をまったく知らなかった世代が動画や歌を聞き、尾崎って何だ?と思ってくれている」と、新たな世代にも尾崎豊の魅力が伝わっていると語った。

 その尾崎の子息で、シンガーソングライターである尾崎裕哉氏が「遺族としては、こういう形で尾崎豊の存在を伝えられるのはうれしい」と話すと、尾崎の“育ての親”須藤氏も「豊さんが亡くなられたときにはまだ2歳ごろ。護国寺の葬儀場を走り回っていた。意味が分からなかったんだろう」と振り返り「最初、裕哉が音楽をやりたいと言ったとき、直接関わり合いたくないと思ったんです。なんとなく、昔、親しく付き合っていた人の娘と交際するみたいな、許されない気がして(笑)。でも今は僕にとって本当に大切なアーティスト」と独特のたとえで尾崎親子との絆を語り笑いをさそった。

坂本龍一とつんく♂が初の共同制作! 小児がん治療支援チャリティーライブのテーマソング

2021.02.03 Vol.Web Original

 坂本龍一とつんく♂が初めて共同制作したチャリティソング『My Hero~奇跡の唄~』が15日配信リリースされる。

 楽曲は、2月15日の国際小児がんデーに開催される小児がん治療支援チャリティライブ『LIVE EMPOWER CHILDREN』のテーマソングとして書き下ろされたもの。ともに、がん体験者である坂本とつんく♂にイベント側が打診し実現したという。坂本が楽曲、つんく♂が作詞を提供している。

 同じ想いのもとに集まった総勢21組のアーティストが歌詞を歌いつないでいく楽曲。ライブに出演するTRFのYU-KI、hitomi、ピコ太郎をはじめ、河村隆一、DA PUMPのISSA、鈴木亜美、Every Little Thingの持田香織、倖田來未、FANTASTICS from EXILE TRIBEらが歌唱する。小児がんを克服した子どもたちを中心とした「LEC(レック)こども合唱団」のコーラスとハーモニーも心に響く。

 配信及びCDジャケットは、世界的なポップアーティストであり、自身も精力的にチャリティー活動を行っているロメロ・ブリット氏が描き下ろしている。

 2月15日に配信スタート。iTunes Storeをはじめとする各種音楽配信サービスで行う。フィジカル盤は数量限定で3月3日発売。全国の新星堂・WonderGOOで購入できる。

 本テーマソングを通じて得られた収益は、チャリティーライヴで集まった寄付金とともに、全額寄付される。

 チャリティライブは15日17時から、無観客・無料生配信で行われる。LINE LIVE、mumo-LIVE、You Tubeで見られる。出演アーティスト全員でテーマソングを歌唱する予定。

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