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揃って引退セレモニーの牧平圭太と山内佑太郎に三崎和雄が「人生においては生涯、現役を貫いてください」とメッセージ【Krush.133】

2022.01.29 Vol.Web Original

「Krush.133」(1月28日、東京・後楽園ホール)で元Krushウェルター級王者・牧平圭太(HALEO TOP TEAM)と山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)の引退セレモニーが行われた。

 牧平はこの日、K-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と引退エキシビションマッチを行った。続いて行われた引退セレモニーでは、Krushのタイトル戦線で激闘を繰り広げた渡部太基と塚越仁志、そして妻と4人の子供たちから花束が贈られた。

 続けて行われた山内の引退セレモニーでは全日本キック時代に二度対戦した山本優弥、昨年9月のK-1横浜大会で最後の相手となった城戸康裕、そして長く山内を支えた応援団の代表から花束が贈られた。

城戸康裕が前日の発言を撤回「50歳じゃない。還暦までやる」【K-1】

2021.09.21 Vol. Web Original

「10歳短くしちゃった。間違った」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が9月21日、都内で開催され、城戸康裕(谷山ジム)が前日の「50歳までやる」という発言を撤回。改めて「還暦までやる」と上方修正した。

 城戸は前日、スーパー・ウェルター級のスーパーファイトで山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)と対戦。この試合で引退する山内を2RKOで下し“介錯”した。そして試合後のリング上で43歳でリングを去る山内と観客に「キーちゃんは50歳までやるからね!」と宣言した。しかしこの日の一夜明け会見では「前回か前々回の試合で“還暦までやる”って言ってたんですよね。10歳短くしちゃった。間違ったな」と24時間も経たないうちにあっさり撤回した。

 前日の試合については「試合内容は30点。やりたいことが全然やれなかった。あの試合を“どうしたの?”と思う人はいないでしょうけど、僕の中ではあまりよくなかった。次につながる戦い方は全然できていなかった」と自らに辛口採点。対戦相手の山内については「これくらいの感じで仕上げて来るだろうな、と思っていたがその全然上で来られた。だから1Rは探り探りの試合をしていた。それで2Rから行った」と山内の仕上げに舌を巻いた。

43歳の山内佑太郎を介錯した城戸康裕が「キーちゃんは50歳までやるからね!」と宣言【K-1】

2021.09.21 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)でスーパー・ウェルター級のスーパーファイトで城戸康裕(谷山ジム)と山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)が対戦し、城戸が2RKOで勝利を収めた。

 43歳の山内はこの試合が引退試合。いわば“介錯人”という立場でこの試合に臨んだ城戸は試合後には「50歳までやるからね!」と自らはあと10年以上現役を続けることを宣言した。

 試合は1Rは山内がプレッシャーをかけて前に出て右ロー、右ミドルで攻め込んでいく。城戸は足を使って回っては左ミドル。しかし山内は前進を止めない。2Rになっても山内はアグレッシブに攻め込んでいく。しかし城戸は山内の攻撃を受け切ると反撃。ワンツーで最初のダウンを奪う。立ち上がった山内は変わらず前に出るが、城戸はまたもワンツーで2度目のダウンを奪う。それでも立ち上がった山内に最後は城戸がパンチのラッシュ。ガードを固めなんとかしのぐ山内だったが、ついに力尽き3度目のダウンを喫し、試合が終わった。

城戸康裕が「5年10年喜んで!」と48歳までの現役に意欲【9・20 K-1】

2021.08.04 Vol. Web Original

43歳・山内佑太郎とアラフォー対決

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が8月4日、東京都内で開催された。

 K-1きってのエンターテイナーで38歳の城戸康裕(谷山ジム)が「48歳まで現役」を宣言した。城戸は今大会で3月の「K’FESTA.4 Day.2」以来の参戦を果たし、43歳の山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)と対戦する。

 山内はKrushのスーパー・ウェルター級のタイトル戦線で活躍し、2018年1月にジョーダン・ピケオーの持つ王座に挑戦し敗れてからリングから遠ざかり、今回は約3年8カ月ぶりの復帰戦となる。新生K-1への参戦は初めて。

 山内は「40歳の時にピケオーに挑戦し、コテンパンにやられて、22年間キックをやってきて初めて“さすがに無理かな”と思い、その時に引退を決めた。ただ僕には22年間ずっと応援してくれている仲間たちがいる。僕はたくさんファンがいるような選手ではなかったが、僕なんかを必死に応援してくれる仲間たちがたくさんいたので、“この試合が山内佑太郎の最後の試合になるよ”ということを見せたくて、今回、K-1さんにお願いさせていただき、こういう素敵な舞台で戦わせていただくことになった。最後の試合なので、格闘家として強い選手を相手に戦いたいと伝え、城戸選手も気持ちよく受けてくれた。感謝しています」と今回が最後の試合であることを明かした。

登坂がかつての師と現在の仲間への想いを語る【3・21 K-1】

2018.02.20 Vol.Web Original

「リング上って人生とか生きざまが出るところ。気持ちと体では絶対に負けない」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)に出場する登坂匠が2月20日、公開練習を行った。

 登坂はスーパー・バンタム級のスーパーファイトでKrush-53kg王者の軍司泰斗と対戦する。

 登坂はかつてチームドラゴンに所属。軍司が所属するK-1ジム総本部チームペガサスの梶原龍児代表には10代のころから薫陶を受けてきた。その後、登坂はチームドラゴンを離れ、所属を「HALEO TOP TEAM」に替え、昨年9月に約2年ぶりにリング復帰。今回は復帰3戦目にしてK-1出場を勝ち取った。

 この日は2分間のミット打ちを披露。練習後に行われた会見では「コンディションはいつも通りばっちり」と話した。

 対戦相手の軍司については「勢いがあってオールマイティー。好戦的で素晴らしい選手。軍司選手の年齢が僕がプロデビューした年齢と同じ。そう思うと19歳なのにすごく完成されている。それはすごいと思う。同時に僕は今年プロデビューから10年になるんですが、若い選手と戦う年になったんだな、という気持ちがあります」と軍司の実力を認めつつも「龍児さんも言っていましたが、リング上って人生とか生きざまが出るところ。そういう部分では僕は軍司選手よりいろいろ経験をしてきている。気持ちと体では絶対に負けないようにしたい」と続けた。

ピケオーが山内を2RKOで3度目の防衛【1・27 Krush】

2018.01.28 Vol.Web Original

ベテランの味!山内が前蹴りで先制ダウン奪うも…

「Krush.84」(1月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krush−70kgタイトルマッチ」でジョーダン・ピケオーが山内佑太郎を2R2分20秒、KOで破り3度目の防衛を果たした。

 山内は2日前の25日に40歳になった。対するピケオーは27歳。なおかつ日本人には6戦全勝。試合前には「この試合はスパーリングだ」と言い放ったピケオー。この強敵相手に山内がどのような戦いを見せるのかに注目が集まったが、山内は試合開始早々にやってくれた。

 1R、ピケオーがプレッシャーをかけ前に出る。山内をコーナーに詰めパンチを放ったところ、コーナーを背にした山内がドンピシャのタイミングで左前蹴りをカウンターでピケオーの顔面に叩き込むと、ピケオーがダウン。一気に会場のボルテージが上がる。

 すぐに立ち上がり反撃に出るピケオーだったが、山内をコーナーに詰めても一気に攻め込むことができない。山内がまだ何か隠し持っているかもしれない。

 山内も前蹴りを出してけん制するが、ピケオーの重いパンチは徐々に山内にダメージを与えていく。足を使ってかわし、しのぐ山内だったが、ラウンド終了直前、ピケオーはパンチの連打でダウンを奪い返す。

2018年第1弾大会でピケオーに山内佑太郎が挑戦【1・27 Krush.84】

2017.11.15 Vol.Web Original

山内「40歳になって挑戦するのが感慨深い」
「Krush.84」(2018年1月27日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが11月14日発表された。

 -70kgのタイトルマッチが開催され、王者ジョーダン・ピケオーに山内佑太郎が挑戦する。

 山内は2011年の初代王座決定トーナメントで決勝に進出するも、惜しくも敗退。その後、2度王座に挑戦するもいずれも敗れ、今回は4度目のタイトル戦となる。

 山内は「こ話を頂いた時はびっくりした。復帰2戦目でビッグチャンスをいただいて、同時に“来たな”と思った。2011年に初代王座決定トーナメントの決勝で健太選手に負けてから、このベルトが欲しいと思って、絶対にこのベルトを取ろうと決めていた。回数的に(タイトル挑戦)は4回目ですけど、あきらめなければ俺じゃないというのがあるので、またここまで来られて良かったです。(ピケオーは)最強のチャンピオンだと思います。40歳になって挑戦するのが感慨深いし、ここでベルトを獲ったらかっこいいいと思うので、いろいろな想いを乗せて戦いたい」と話した。またピケオーについては「とにかく強いし、手足が長い上にパワフルでアグレッシブで穴がな。僕はピケオーの日本での試合をほとんど生で見ているんですが、ゾクゾクするような、リングで向かい合ったら怖いだろうなと思って見ていました。どの試合もハズレがないというか強い選手だと思う」と話した。

 山内は9月大会で約2年ぶりの復帰戦を行い、小鉄に勝利。いきなりの王座挑戦となるが、宮田充K-1プロデューサーは「元王者の中島くんが年内は休養中で、12月のK-1 SURVIVAL WARSで日菜太vs廣野祐が行われる中、ピケオー選手の防衛戦のスケジュールを考えた時に、ここは山内くんの一発勝負かな、と。ここまで中島、山崎、廣野がピケオーに敗れている中で、山内くんが挑んだら、もしかしたらピケオーを倒せるんじゃかいかと、この前の小鉄戦で感じるものがあった」と今回の抜擢について話した。

9・8「Krush.80」 卜部功也が再起戦 メーンは軍司vs隆聖の-53kg王座決定戦

2017.06.14 Vol.692

 Krushが14日、都内で会見を開き「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードと出場選手を発表した。

 今年2月に行われた「K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント」の1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦し判定で敗れた卜部功也が再起戦に臨む。対戦相手は後日発表されるが海外の強豪選手が予定されている。

 功也は会見で「試合が決まってうれしい。ゴンナパー選手にハイキックでアゴを折られ、気持ちも少し折れていたんですが、K-1やKrushの試合を見ていくうちに早くリングに上がりたい、戦いたいという気持ちが強くなった。今は本当にやる気に満ちていて、とにかく暴れ回りたい」と挨拶。そしてゴンナパー戦後は「練習しようと思っても気持ちが入らなかった。1~2カ月は心が折れていた。こういうことを言うのは初めてなくらい気持ちが折れていた。でもファイターなので戦わないといけないし、男なら必ずリベンジしなければいけないと思った。アゴの状態が良くなってくると気持ちの部分も良くなってきて、心身ともに調子が良くなって練習にも身が入るようになった。今はフィジカルも強くなった。倒せる卜部功也を見せたいと思っているので期待してほしい」とこの間の苦悩と試合に向けての思いを語った。

「一度はK-1の頂点に立ったが、K-1という山はどんどん高くなっている。僕が頂点にいた場所は今では七合目くらいになっているんじゃないかと思う。どんどん山は高くなって、頂点にいたと思ったら取り残されると思ったので、やはり止まってはいけない。進まないといけない。登らなければいけないという感じ」と今の状況を見つめ、今後については「この試合に必ずKOで勝ち、またK-1のリングに上がって、今度はゴンナパーとウェイ・ルイの2人に挑戦したいと思っている。次の試合(6月大会で2人が対戦)でどちらが勝つかは正直どうでもいい。いずれ2人ともやってやろうと思っている。ゴンナパーは必ずやってやりたいですし、ウェイ・ルイとも必ずやることになると思う。どちらかに挑戦して勝って必ずチャンピオンベルトを巻きたい」と話した。

元K-1 WORLD MAX日本トーナメント準優勝の山本優弥が引退式

2016.04.11 Vol.664

 K-1 WORLD MAX、Krushなどで活躍し、2月に引退を表明した山本優弥の引退セレモニーが4月10日に東京・後楽園ホールで開催された「Krush.65」(4月10日、東京・後楽園ホール)で行われた。
「叫ぶ大和魂 卒業式」と銘打たれたこの日のセレモニー。山本は試合用のガウンで入場し四方に深々と頭を下げると、その場で短いシャドーを見せる。
 そして牧平圭太、城戸康裕、山内佑太郎、佐藤嘉洋といったライバルたちが駆けつけ花束を渡した。
 山本は挨拶で「このリングから話をさせてもらうのは最後だと思うんですが、みなさんにお礼を言う前に、リングはは血のにじむような努力をして、試合をするために上がる場所。マイクを持てるのも勝者、選ばれた人間だけです。試合もできないくせに、やめてしまうのに、ここから物を言うのを許してください。このリングに大きい男2人が入ったら凄く狭いんです。僕はいつも試合前は緊張しないよう、上がった時も緊張しないように何も考えないようにしましたが、相手が目の前に来たら凄い怖かったです」と涙ぐんだ。

Krush.59 中島が-70kg王座を初防衛

2015.10.05 Vol.

Krush.56 堀尾竜司が第4代55kg王座に輝く

2015.08.15 Vol.648

 立ち技格闘技『Krush.56』(14日、東京・後楽園ホール)で「第4代krush-55kg王座決定トーナメント」の準決勝と決勝が行われ、堀尾竜司が決勝で匠を破り、王座に就いた。
 堀尾は準決勝で戸邊隆馬と対戦。1R序盤から積極的に仕掛け、ペースを握る。左ミドル、ヒザ蹴り、フックの連打に、戸邊は1Rから鼻血が吹き出す。2Rも堀尾の攻勢は変わらず、飛びヒザからのパンチ、前蹴りで距離をとってからのヒザ蹴り。戸邊はローキックで見せ場は作ったものの、ラウンド終盤、堀尾は狙いすました右の飛びヒザ一閃。まともに食らった戸邊は立ち上がれず、2R2分6秒、KOで堀尾が決勝に駒を進めた。
 決勝の相手は準決勝で結城将人を判定で破り勝ち上がってきた匠。しかし匠は結城戦で右まぶたをカットし、テープを張ったままの状態。
 
 

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