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「アカデミー賞って賞金ある?」佐々木蔵之介、山崎貴監督に直球質問

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介と山崎貴監督が登壇。キャスト陣がTVリポーターになり切って山崎監督を質問攻めにした。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。3月11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞した。

 キャストに続いて山崎監督がオスカー像を手に登壇すると、観客も拍手喝さいと大歓声でアカデミー賞受賞を祝福。

 キャストたちも受賞の瞬間や反響を振り返り、順番にオスカー像を持たせてもらい感激しきり。

 この日は、そんなキャスト陣が山崎監督を“直撃取材”。浜辺が「“東宝芸能”の浜辺です。オスカー像はどちらに飾られるんですか?」、「“三丁目芸能”の吉岡です。受賞した日はどんな夢をご覧に?」などTVリポーターになり切ったキャストたちに会場も大笑い。

 そこに佐々木が「いろんな人から聞かれたんですけど…アカデミー賞って賞金ってあるんですか」と素朴な疑問を直撃。すると山崎監督は「賞をとらなかった人たちは、数百万円くらいのお土産をもらえるらしいんですけど、僕たちは“とったので無いです”と言われました。ちょっと楽しみにしてたんですけどね(笑)」。

 さらに佐々木から「そのオスカー像は日本円にしたらいくらくらい?」と聞かれると山崎監督は「プライスレス」とニヤリ。

「たくさんの人にいじられた」という受賞後の英語スピーチについて青木から聞かれると、山崎監督は「五分五分だと思っていたので、直前に通訳の人に書いてもらったが、前もって読んでいなかったので焦っていたのと、字が汚くて壇上で読めなかった」と明かし、会場も大笑い。吉岡から「せっかくシュワルツェネッガーさんがプレゼンターだったんだから“I’ll be back”って言ってほしかった」と言われると監督は「そんなシャレたこと言える状況じゃなかった」と苦笑。

 山崎監督は、スピルバーグ監督とも対面。「ゴジラのフィギュアを2体持っていったら“それどこで買えるの?”と聞かれたんですが、一番くじ(キャラクターくじ)の非売品で。そう言ったら“そうか…”みたいな顔をしているから、どちらかあげますと言ったら“いいの!?”って、すごい悩んで。今スピルバーグの家には一番くじA賞のゴジラがあります」と明かし「何がうれしかったって、スピルバーグの心の中にまだ少年が残っているということ」と巨匠との邂逅を振り返っていた。

 

「日本のVFXが世界と戦えるとは全然思えない」山崎監督、受賞要因は「ポンコツチームの頑張り」?

2024.03.12 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念会見が12日、都内にて行われ、アメリカから帰国した山崎貴監督らが登壇。日本映画史上初の視覚効果賞受賞の快挙を喜びつつ、日本のVFXの現在地を冷静に語った。

 11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式では『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』、『ナポレオン』などの強敵を抑え見事、視覚効果賞を受賞した同作。

 日本映画史上初の同賞受賞、さらにアカデミー賞で監督による同賞受賞は『2001年宇宙の旅』(1968年)のスタンリー・キューブリックに続いて2人目という快挙尽くし。本作の監督・脚本・VFXを務めた山崎監督も「監督よりVFXのキャリアのほうが長いので、ずっとやってきてここに立てたことは本当にうれしい」と笑顔。

 従来、ハリウッドの潤沢な予算がつぎ込まれる視覚効果賞をハリウッド外の作品が受賞することは難しいとされてきたといい、山崎監督は「アメリカに生まれた人にしか与えられなかったようなチャンスをハリウッドは広く与えてくれるんだな、と。視覚効果賞は聖域のようなものだった。懐の深さと同時に、それくらいで我々は揺るがないという自信も感じた」と感嘆。

 一方、桁違いのVFX制作費がかけられている他の候補作と比べ勝っていたところはと聞かれると、VFXディレクターの渋谷紀世子氏は「ショートリストに残った方々から“無い知恵を絞ってVFXを作っていた最初のころを思い出した”と言われたことがあって、皆さんが温かい気持ちで見守ってくれたところもあるのでは」と語り、3DCGディレクターの髙橋正紀氏も「やっぱり世界はすごいなと思った」。エフェクトアーティスト兼コンポジターの野島達司も「勝っていたところ…。映画が面白かったことが一番かと思います」と、ハリウッドのVFXはまだまだ先にいる様子。

 山崎監督も映像プレゼンテーションの際には「なんで自分はオリンピックに来ているんだろうと思うような場所で、僕らの“面白ビデオ”を見せるような…(笑)。ポンコツチームが頑張っている感じが…、VFX初期の感じに頑張っていた時代を思わせて、皆さんの琴線に触れたのかな、と」と苦笑しつつ分析。

 日本のVFXがこれで世界と戦えると思うかと聞かれると「全然思えない」と断言しつつ「これで可能性は広がったと思う」と今後に期待を寄せていた。

 この日は、山崎監督らにサプライズで、本作でヒロインを演じた浜辺美波も駆けつけ一同を祝福した。

 この日の登壇者は山崎貴(監督・脚本・VFX)、渋谷紀世子(VFXディレクター)、髙橋正紀(3DCGディレクター)、野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)、浜辺美波(キャスト)。

渋谷紀世子(VFXディレクター)

 

髙橋正紀(3DCGディレクター)

 

野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)

 

 

 

浜辺美波、オスカー像を渡され「落としちゃったら怖い(笑)」山崎監督らをサプライズで祝福

2024.03.12 Vol.web original

 

 俳優の浜辺美波が12日、都内で行われた映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念会見に駆け付け、アメリカからオスカー像とともに帰国した山崎貴監督らを祝福した。

 11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式では『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』、『ナポレオン』などの強敵を抑え、見事、日本映画史上初の視覚効果賞を受賞した同作。

 受賞会見に駆け付けた浜辺は「私も受賞の瞬間を見守らせていただいていて、選ばれたときはビックリして。皆さんの喜んでいる表情と、監督の素晴らしいスピーチに…」と、山崎監督が一生懸命メモを読み上げた英語スピーチに言及。その前に「僕の拙い英語スピーチを会場の皆さんが温かく見守ってくれていた」と振り返っていた山崎監督は「うるさいわ(笑)!本当にやめて」と苦笑い。

 実際にオスカー像を手に持たせてもらうと浜辺は「重い! まさか生で見られる日が来るなんて」と感激しつつ「(落とすと)怖いので…(笑)」とすぐに返却。

 浜辺は「皆でゴジラを持っているのが良かった」とチームの雄姿を振り返り「本当にうれしい。皆さんが、ゴジラが実際に存在するように素晴らしいVFXで作ってくださった。こんな作品に携われたことが幸せ」と感激しきり。

 受賞により「また映画館にもお客さんがたくさん入っているようなので」と期待を寄せ、「(受賞前との)動員比が1600%」と聞くと「100%以上!」と目を丸くして笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は山崎貴(監督・脚本・VFX)、渋谷紀世子(VFXディレクター)、髙橋正紀(3DCGディレクター)、野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)、浜辺美波(キャスト)。

 

山崎貴監督、受賞の英語スピーチに「会場の皆さんが“頑張れ”という温かい空気」

2024.03.12 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念会見が12日、都内にて行われ、アメリカから帰国した山崎貴監督らが登壇。日本映画史上初の視覚効果賞受賞の快挙に喜びを語った。

 11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式では『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』、『ナポレオン』などの強敵を抑え見事、視覚効果賞を受賞した同作。

 本作の監督・脚本・VFXを務め、同賞を手にした山崎監督は「どうなることやらと思っていたんですが最高の結果」と笑顔。オスカー像を手にした感想を聞かれると「想像を超える重さで、緊張していたんですけどそれを一瞬忘れるくらいの重さでした」と振り返りつつ「シュワルツェネッガーさんから頂きたかったんですけど、僕はダニー・デヴィートさんからで…。でもシュワルツェネッガーさんと握手できたのでよかった」と笑いをさそった。

 授賞式会場の雰囲気について、エフェクトアーティスト兼コンポジターを務めた野島達司氏が「山崎さんの英語のスピーチを会場の皆さんが温かく見守ってくれていて、いい場所だなと思った(笑)」と言うと、山崎監督も苦笑しつつ「めちゃくちゃ温かかったですね。僕の非常に拙い英語のスピーチを“頑張れ!”って見守ってくれている空気が心地よくて」と会場の雰囲気に感謝。

「アカデミー賞の視覚効果賞という部門は“聖域”だった」とハリウッド外からの受賞は難しいとされ続けていた部門であることを語り「その門戸を開放してくれるんだ、とハリウッドの懐の深さを感じました」と感嘆した山崎監督。

 受賞の要因について聞かれると「完全にゴジラのおかげですね。アメリカの人たちがいかにゴジラが好きか、想像以上でした。ゴジラのVFXだからあの場所に立てたと思わないといけない」と“世界のゴジラ”にも感謝。

 この日は、山崎監督らにサプライズで、本作でヒロインを演じた浜辺美波も駆けつけ一同を祝福。

 監督に花束を渡して祝福した波辺は持ってみたオスカーに「わ、重い!」とびっくり、授賞式は日本で見守っていたといい「選ばれたときはビックリして。皆さんの喜んでいる表情と、監督の素晴らしいスピーチに…」と言及し、監督は「本当にやめて」と、またしても苦笑していた。

 この日の登壇者は山崎貴(監督・脚本・VFX)、渋谷紀世子(VFXディレクター)、髙橋正紀(3DCGディレクター)、野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)、浜辺美波(キャスト)。

渋谷紀世子(VFXディレクター)

 

髙橋正紀(3DCGディレクター)

 

野島達司(エフェクトアーティスト/コンポジター)

「ハリウッドにフロムジャパンの力を見せつける」『ゴジラ-1.0』異例の全米公開 日本では『シン・ゴジラ』対比265%の超ヒット

2023.11.03 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』の初日舞台挨拶が3日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波らキャストと山崎貴監督が登壇。主演の神木と山崎監督が北米公開に向けて意気込みを語った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 作品鑑賞後の観客の大喝采に感激しきりの一同。山崎監督は「子どものころからゴジラが好きで、50年来の夢が叶った」と感慨深げに語りつつ初日を迎えた感想を聞かれ「長いこと“ゴジラを撮りたい人”で来たのが、もう“ゴジラを撮った人”になっちゃってさみしくなってしまった。嫁に出しちゃった気分。もう1本くらい撮らせてほしい」とアピールし観客も賛同の大拍手。

 公開までほとんどの情報が伏せられていたため、取材にも苦労したと振り返るキャストたちも、この日は鑑賞後の観客に向け撮影の苦労話や裏話を次々と披露。

 佐々木蔵之介が「本当にゴジラの音がすごい。あれは球場を貸切って十数カ所から音を流して、それを録音したと聞いた。だから響きがめちゃくちゃいいんです。今CMで“グア~”って言ってるあれ、こうやって撮ったんだぞと自慢してます」と明かすと、浜辺美波も「今までのゴジラは手がこう(下)で、『シン・ゴジラ』(2016)はゴッドだから手が上に向いていて、今回は横を向いてるんだと聞いて、ちょっと誇らしげに“らしいよ”って自慢してます」と言い、山崎監督が「今回は神と獣の中間だから」と解説。

 全国522館で封切られ、公開初日15時時点で、興行収入は『シン・ゴジラ』(興行収入82.5億円)の265%を記録する大ヒットスタート。北米でも、邦画実写では異例の数となる1500館以上での公開が決定しており、日本だけでなく海外でも注目度急上昇ランキングで1位を獲得。山崎監督と神木は来週の北米プレミアに参加するとのことで、山崎監督は「大分、ハリウッドに荒らされてますからね、ゴジラ。フロムジャパンの力を見せつけてきますよ」と意気込みつつ「アメリカの人たちの反応が楽しみ。本家ですから堂々と行ってこようと思います」。神木も「日本の文化やゴジラがどういう存在なのか、どう見えているのか肌で感じるのが楽しみ」と期待を寄せつつ、監督から「全部英語であいさつを」と言われると「できないできない(笑)」と苦笑していた。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

 

 

トークイベントで言い合いを始めた山崎貴と庵野秀明に会場爆笑「『ゴジラ‐1.0』はツッコミどころが満載」「うるさいよ!」

2023.10.27 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ‐1.0』(11月3日公開)記念上映会イベントの最終回が27日、都内にて行われ、同作の山崎貴監督と、『シン・ゴジラ』(2016年)の庵野秀明監督が登壇。2人のゴジラ監督が気心知れた爆笑トークを繰り広げた。

『ゴジラ‐1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会と題し、山崎監督が自ら厳選した「ゴジラ」過去作を上映。各作品にゆかりのある人物とのトークショーを実施する特別企画。

 最終回となるこの日は『シン・ゴジラ』の脚本・編集・総監督をつとめた庵野秀明監督がMCとして登壇。山崎監督が所属する映像制作プロダクション・白組の“三茶チーム”は庵野監督の『シン・ゴジラ』に参加しており、山崎監督は「『シン・ゴジラ』の試写会に行ったときに、白組がいい仕事をして誇らしかったと庵野さんに言ったら“ま、鍛えましたから”って(笑)。現場にも見に行ったことがあったんですが、みんなボロボロになっていてかわいそうになっちゃってデパ地下で全員分のケーキを買ってあげた」と明かしつつ「でも最後のチェックが全部終わったところで、庵野さんが“本当にありがとうございました”って言ったら、みんなキュンとなっちゃって、本当はいい人かも…って(笑)」。

 すると庵野監督が「あのときの合言葉は“山崎が泣いて悔しがるようなヤツを作れ”だった」と明かし、山崎監督も苦笑。

 山崎監督が「『シン・ゴジラ』の後、ペンペン草も生えないところにゴジラ映画なんてバカ野郎も作らない」と自虐を言うと庵野監督は「本当によくやったよね」と感心しつつ『ゴジラ‐1.0』の感想として「いろいろね、ツッコミどころは満載なんだけど…」とぶっちゃけ、思わず山崎監督も「うるさいよ!(笑)」。すると庵野監督は「…それを全部置いておいて、面白い」。

『シン・ゴジラ』は時間や予算も考慮しながら制作したと庵野監督。山崎監督が「割と素直に聞くんですね」と驚くと「聞いてないイメージが…。あるドキュメンタリーのせいで」とぼやき、会場も大笑い。山崎監督が「そういう人がたまに“ありがとうございます”って言うと、いい人!ってなるんですよね」と言うと、2人は「どちらのほうが怖いか」で言い合いに。さらに庵野監督は「なんで(肩書に)VFXなの? やっぱり洋画好きなんだ? 僕は“特撮”だから。そこが完全に…」と2人の間に線を引き、観客も大笑い。

 2人の言い合いはヒートアップ。『ゴジラ‐1.0』の現場を見学したという庵野監督から「なんでこっち側からばかり撮ってるのかなと思った。そんなに素材使わないでしょ」と指摘された山崎監督が「そんなこと言われたくないですよ、あれだけ素材を撮って…」と『シン・ゴジラ』でスマホを何台も使用して撮影した庵野監督に反論。すると庵野監督は「ウチはiPhoneで素材がいっぱいになっただけ。大きいカメラで撮ったのはそっちのほうが多いと思う」と言い返し、日本を代表する監督2人のもめ合いに会場も大爆笑。

 この日は『シン・ゴジラ』のモノクロ版となる『シン・ゴジラ:オルソ』も初上映。このモノクロ版企画を提案した庵野監督は「『ゴジラ‐1.0』もやれば二重にもうかるよ」とアドバイス。山崎監督が「舞台が昭和なので似合いますよね」と乗り気になると、庵野監督が「そっちのほうがモノクロのシンクロ率が高いよね」と言い、山崎監督は「庵野秀明から“シンクロ率”って聞くと、何かいいですね」とニヤリ。

 山崎監督が「(『ゴジラ‐1.0』で)軍艦を作っていたときは、庵野さんくやしがるんじゃないかなって思っていた」とほくそ笑むと、庵野監督は「その辺は、ぬるいなって…」と言い、山崎監督をまたまた苦笑させていたが「今までに培った技術が集約されていて素晴らしい。山崎くんの集大成」と太鼓判。庵野監督の下で『シン・ゴジラ』に携わったスタッフが『ゴジラ‐1.0』に参加したとのことで、庵野監督は「ちゃんとバトンを渡しましたね」とゴジラ映画の継承を喜んでいた。

神木隆之介「唯一見える絶望、それがゴジラ」浜辺美波は笑顔で「やっと会えた!」

2023.10.18 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』のワールドプレミアイベントが18日、新宿歌舞伎町・ゴジラロードにて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波ら豪華キャストと山崎貴監督が登壇。ゴジラづくしのイベントで歌舞伎町を沸かせた。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 ゴジラロードに敷かれたのは今作のゴジラと同サイズである50.1mのレッドカーペット。巨大ゴジラヘッドに見守られたレッドカーペットに、主演・神木は「どこを見てもゴジラづくし」と感激。

 ゴジラの旗を手に盛り上がる観客にゲストたちも大喜び。安藤サクラは「新しいゴジラへの皆さんの期待を感じます」と目を輝かせたが、青木崇高は「ゴジラヘッドもそうですけど、ゴジラの旗を振ってるなんて正気の沙汰とは思えない。史上最強のゴジラですからね」と、本作のゴジラの脅威をアピール。

 神木も完成作に「ひと言では言い表せない。ああ、これが絶望と言うんだと思った。絶望って目に見えないものですけど、唯一見える絶望、それがゴジラ」と圧倒された様子。一方、ヒロイン役の浜辺は「本当にいる、やっと会えたと思いました」と目を輝かせ、2人のギャップに会場も大笑い。

 佐々木蔵之介は「不覚にも涙を流して最後、立てなかった。それくらいの絶望と、でも希望も見せていただいた。このときに、世界に向けて破戒の恐ろしさを発信する作品」と胸を張り、吉岡秀隆も「山崎監督の集大成と言っても過言ではない」。

 安藤サクラは「見ながら絶叫していました」と絶叫上映を提案。山田裕貴は「このゴジラは体感するゴジラ。本当にそこに存在するんじゃないかというゴジラになっています」とキャスト陣もかつてないゴジラ映画の誕生に興奮しきり。

 初お披露目となる巨大ゴジラトラックも登場し、一同大喜びだった。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

『ゴジラ-1.0』は11月3日より公開。

新垣結衣「胸がいっぱいです」子どもたちが感謝の手紙で明かした新垣の“先生”エピソードに会場も感動

2022.07.22 Vol.web original

 

 映画『ゴーストブック おばけずかん』の初日舞台挨拶が22日、都内にて行われキャストの城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣と山崎貴監督が登壇。新垣が子どもたちからサプライズに手紙に「胸がいっぱい」と感激していた。

『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』の山崎貴監督が、子供たちに人気の児童書「おばけずかん」の世界を、圧倒的なVFXで映像化。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちの大冒険を描く。

 公開初日を迎え目を輝かせる若手陣に、新垣や神木、山崎監督も温かいまなざし。子どもたちに“ずかんの試練”を与える店主を演じた神木は「撮影する順番もバラバラだし、成長する姿を演じるのは難しいと思ったんですが、映画を見たとき、皆が役を通してちゃんと冒険してちゃんと試練を乗り越えたから、本当に成長した姿を感じられた」と成長ぶりに感激し「“ずかんの試練”、見事達成です!」と太鼓判を押した。

 さらにサプライズで新垣から“試練達成”の表彰状を授与された子どもたちは驚きながらも大感激。すると今度は、クランクアップのときに新垣から一人ひとり手紙をもらったという子どもたちから新垣へ、感謝の手紙が読み上げられた。

 吉村文香はときおり涙ぐみながら「セリフが飛んだとき“大丈夫、ちゃんと覚えてるから”とそばで支えてくれた。新垣さんは私にとって初めての先輩」、サニーマックレンドンは「新垣さんのように誰からも愛される存在になりたいです」、柴崎楓雅は「撮影中、役名ではなく本名の“楓雅”と呼んでくれたのも内心ウキウキでした」と笑いを誘い、最後に城桧吏が「またご一緒することがあれば、僕のくだらないギャグに笑ってもらいたいです」と、本当の先生のように慕っていた新垣との思い出と感謝をつづった手紙を読み上げた。

 子どもたちの思いのこもった手紙に新垣も「皆さんの貴重な人生の一瞬に、私も入れてもらえて本当に幸せだったなと改めて感じました」と感謝し、締めの挨拶では「ちょっと…胸がいっぱいです」と言葉を詰まらせつつ「今年の夏を彩る映画になれば」とアピールしていた。

 映画『ゴーストブック おばけずかん』は公開中。

神木隆之介の優しさに新垣結衣が感激「みんなは嫌がるのに神木さんは進んで…」

2022.06.27 Vol.web original

 映画『ゴーストブック おばけずかん』完成披露試写会が27日、都内にて行われ、キャストの城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣と山崎貴監督が登壇。若手キャストたちの真面目さに刺激を受けたという神木が子役時代を振り返った。

『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』の山崎貴監督が、子供たちたに人気の児童書「おばけずかん」の世界を、圧倒的なVFXで映像化。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちの大冒険を描く。

 500人以上の中からオーディションで選ばれ“運命の子どもたち”を演じる城桧吏(じょう かいり)、柴崎楓雅(しばざき ふうが)、サニーマックレンドン、吉村文香(よしむら あやか)の4人は、司会から促され4人でトークを回すことに。緊張からか、ときおりギクシャクしながらも、先生役の新垣から「いい感じ!いけてる!」と声援をもらいつつ、撮影の思い出話を披露するなどして奮闘した。

 古本屋の謎の店主を演じた神木隆之介は、そんな4人の姿に、懐かしそうなまなざし。司会から「オレもこういうときがあった…という表情ですね」と言われると神木は「よく分かりましたね」と驚きつつ「今年29歳なんですけど、子供のころってもっとやりたいことにまっすぐに全力でぶつかっていたなと、改めてまっすぐな気持ちって大事なんだなと、皆から教えてもらいました」。

 そんな神木に主人公を演じた城も「神木さんと話せて幸せでした」と尊敬をあらわにし、神木もくすぐったそうな笑顔。神木は「冒険する側でしたからね。まさか試練を与える側になるとは。時が経ったなと実感しました」と感慨深げ。

 この日は、劇中に登場するTシャツを実際に着こんできた神木。山崎監督が「(新垣が演じる)先生が劇中で作るんですけど、みんなが嫌がるというTシャツです」と説明すると、新垣が「みんなは嫌がるのに、神木さんは進んで着てくれる。うれしい」と感激。神木は「僕だけ劇中で着ていなかったので」と謙遜していた。

 映画『ゴーストブック おばけずかん』は7月22日より公開。

佐藤健、山田孝之ら“ドラクエ好き俳優”が選んだのはビアンカとフローラどっち?

2019.07.16 Vol.Web Original

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』完成報告会見が16日、都内にて行われ、声の出演を果たした佐藤健ら豪華キャスト、スタッフが登場した。

 累計出荷・ダウンロード販売本数7800万本超えの国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの中でもファンの多い「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」を原案にした、同シリーズ初の3DCGアニメーション映画。総監督・脚本はVFXの第一人者・山崎貴。

 この日は、声を務めた佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシと、原作・監修の堀井雄二氏、音楽を手掛けたすぎやまこういち氏、山崎貴総監督、八木竜一監督、花房真監督が登壇した。

 堀井氏は「『Ⅴ』が一番思い入れのある作品なので映画になってうれしい」、「ドラクエ」テーマ曲で知られる音楽担当のすぎやま氏は「ドラゴンクエストが映画になるのはこれが初めて。一オーディエンスとして、とても楽しみ」と、ゲームの作り手たちも期待を寄せた。

「2人の監督を中心によくやりきってくれた」と山崎総監督が語ると、八木竜一監督は「4年かかりました。4年間の間に数限りないレベルアップを繰り返しようやく完成しました」、花房真監督も「本当に大変なクエストでした」と“大冒険”を振り返った。

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