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2年ぶり復帰の山本真弘が判定負け。40歳の水町は勝って引退発表【K-1福岡】

2020.11.03 Vol.Web Original

SATORU成合が3R終了間際にダウンを奪い勝利

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1九州初上陸~」(11月3日、福岡・福岡国際センター)で2年ぶりの試合に臨んだ山本真弘(N.F.T.T.)が判定でSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)に敗れ、5連敗を喫した。

 山本は2011年には「IT’S SHOWTIME」の世界-61kg王者となるなど国内外で多くのタイトルを獲得。フェザー級で世界最強といわれた時期もあったが、2014年にKrush復帰以降はなかなか結果が出ず、2016年に加藤港に勝利後、4連続KO負けを喫していた。

 山本は序盤、成合の強打をかわしながらパンチを当て、距離を開けて成合のパンチを封じるが、2R途中から成合の前進を止めきれず、成合の右ストレートを被弾してしまう。

初メーンで山本にKO勝ちの里見「一発で倒せたのは自信になった」【Krush.95】

2018.11.22 Vol.Web Original

「メーンに立たせてもらったのはすごい経験になった」
「Krush.95」(11月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が22日、都内で開催された。

 メーンでレジェンドともいうべき存在の山本真弘をKOで破った里見柚己は「課題もいっぱいあるので満足はしていない(山本選手は)戦ってみてやはりやりづらかった。動きも独特。技も見切られて焦ってしまった。蹴りで散らしていく作戦だったが、蹴りもよけられてしまったので、セコンドとは2Rからはパンチから蹴りにつなげようという話になった。結果的には倒せたという感じなので、まだまだだと思っている」などと試合を振り返った。

 ただ「山本選手は一発で倒されるイメージはなかったので、そこで一発で倒せたのは自信になった」とも話した。

 10周年記念大会という節目の大会で初めてのメーンを務めたことについては「若い選手でメーンに立っている選手はまだ少ないと思うので、そこで立たせてもらったのはすごい経験になった。自信につながった。今後は下の世代にも負けないしベテランの世代も倒していって、自分が一番になりたい」と話した。

20歳の里見柚己がレジェンド山本真弘に2RKO勝ち【Krush.95】

2018.11.22 Vol.Web Original

20歳の里見が山本超え果たす
 Krushの10周年記念大会となる「Krush.95」(11月21日、東京・後楽園ホール)のメーンとセミファイナルで世代交代マッチともいえる試合がマッチメイクされた。

 メインで行われた山本真弘vs里見柚己戦は里見が2R1分59秒、KOで山本を破り、世代交代を大きくアピールした。

 山本は現在35歳。Krushでは旗揚げ戦でセミファイナルに出場し、2009年に行われた「Krushライト級グランプリ2009」も制している。そしてIT’S SHOWTIME世界-61kg級王座をはじめ多くのベルトを腰に巻く、日本のキック界を牽引してきたレジェンドだ。

 一方の里見は現在20歳。昨年、KHAOSで頭角を現し、一気にトップ戦線に食い込む、今後の活躍が期待される次世代ファイターだ。

10周年大会に山本真弘が参戦。15歳下の里見柚己と対戦【11・21 Krush】

2018.10.10 Vol.Web Original

山本は2008年11月の第1回大会にも出場
「Krush.95」(11月21日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが10月10日、発表された。

 Krushは2008年11月に第1回大会を開催しており、今大会は10周年の記念大会となる。

 その第1回大会に出場した山本真弘が参戦。20歳の新鋭・里見柚己と対戦する。

 山本は国内で多くのタイトルを獲得。旗揚げの翌年に行われた「Krushライト級GP2009」を制し、2012年には「IT’S SHOWTIME 世界-61kg級」王者に就くなど輝かしい実績を誇る。

 今大会の出場については宮田充K-1プロデューサーが早くから出場を打診。8月のKrush名古屋大会で敗れたことから出場が危ぶまれたが山本は「ケガをしていても出たいと思っていた」と出場に向けての強い意思を見せ、今回の出場となった。

卜部弘嵩が復活のKO勝利【9・18 K-1】

2017.09.19 Vol.Web Original

弘嵩が復活宣言。そして「早く大雅くんとやらせてください」
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイトに出場した、前K-1スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩が山本真弘に2R2分51秒、KO勝ちし長いトンネルから脱出した。

 互いに輝かしい実績がありながら、このところ芳しい成績があげられていない2人のいわばサバイバルマッチの様相を呈していたこの試合。

 ともに持ち前のスピードを生かした展開から、1R終了間際に山本の放った右フックに卜部がカウンターで右ストレートを合わせダウンを奪う。2Rにはかさにかかって攻め込む卜部が右ストレートの連打で1回目のダウンを奪うと、今度はコーナーに詰めヒザの連打で2度目のダウン、さらに立ち上がってきた山本に打ち合いから右フックを決め、このラウンド3度目のダウンを奪い、KO勝ちした。

 卜部は試合後、リング上で「いろいろありましたけど、無事復活しました。これからも期待してください」と復活を宣言。会見では「僕の中で負けを認めてない自分がいるので、早く大雅くんとやらせてくださいって感じです」と大雅との対戦をアピールした。

9・18K-1 卜部弘嵩と山本真弘が“復活”かけ3年ぶりに対戦

2017.07.25 Vol.695

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の追加対戦カードが24日発表された。

 前K-1スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩と山本真弘が約3年ぶりに対戦する。3年前の対戦は当時のKrush-60kg王者・大月晴明への挑戦者を決める戦いの中のひとつとして行われ、弘嵩が判定勝ちを収めている。

 会見では弘嵩は「7月のKrushでも結果が出せなくて、すぐに試合がしたくて、それを伝えたらこうして試合が決まりました。試合が決まったからにはしっかり仕上げてリングに立ちたい。2014年に対戦した時も今も、山本選手に対する気持ちは変わらず、一つの時代を作ってきた男だと思います。同じく僕も時代を引っ張ってきた時があるので、もう一度ここで復活して、必ずまた自分の時代に戻したいと思います」、山本は「僕も6月に中国で試合をして負けてしまって、すぐにでも試合したくて練習を続けていました。僕は去年からフリーになったのですが、色んな人たちが協力してサポートしてくれています。9月の試合に勝って、その人たちと一緒に笑いたい。最高に仕上げるので期待してください。あの時(前回対戦時)とは僕も卜部選手も違うと思うので、あの時とは違った試合になると思います」などと話した。

 弘嵩は先日の「Krush.77」でジェン・ジュンフェンに敗れ、現在2連敗中。山本も同じく2連敗中でともに“復活”をかけた戦いとなる。

 弘嵩は「山本選手は今のKrushのチャンピオン(安保璃紅)とダウンの応酬の末に負けていますが、この試合で今の自分が日本国内でどのくらいのレベルなのか分かるんじゃないかと思います。(危機感はある?)う~ん…僕は自信を持ってリングに上がりますよ。決して弱くなっているわけじゃないし、間違いなく強くなっているので。それなのに結果が出ていないというか歯車が合っていないというか…表現しづらいですけど。歯車が合えば間違いなく世界最強を証明できると思います」、山本は「誰が相手でも試合をするつもりだったので、二つ返事でOKしました。その相手が卜部選手だったということです。今回は自分の復活を期しているので絶対に負けられません。危機感はデビューした頃からずっと持っていました。今回だから特別に…というのはないです」などと話した。

 この日は同じスーパー・フェザー級の「島野浩太朗vs皇治」、トーナメントのリザーブファイトとして「牧平圭太vsKENJI」が行われることも合わせて発表された。

2・18「Krush.73」塚越が逆転勝利で-67kg王座防衛

2017.02.19 Vol.684

 立ち技格闘技「Krush.73」(2月18日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「Krush -67kgタイトルマッチ」で王者・塚越仁志がモハン・ドラゴンを3R2分54秒、KOで破り初防衛を果たした。

 塚越は昨年10月の「Krush.70」で時の王者・渡部太基と後楽園ホールを揺らすほどの激闘を繰り広げた末に初めて王座に就いた。今回は戦前「渡部戦のようにはならない」と話していたのだが、今回も渡部戦に引けを取らない激闘となった。

「ベルトを取ってK-1のリングに上がりたい」と公言するドラゴンに対し、塚越は「“まずはKrush”みたいな考え方は好きじゃない」と口にするなど、ある意味イデオロギー対決という側面もあったこの試合。ドラゴンは1Rのゴングと同時にダッシュし飛びヒザを狙うなど、いきなりスイッチオン。予想外の攻撃にも足を使って冷静に距離を取る塚越だったが、ドラゴンは大振りの左右のフックをブン回しとにかく前へ。距離を取ろうとする塚越だったが、ドラゴンの圧力はすさまじい。左右のフックを大きく空振りしたところに右ヒザを狙った塚越だったが、そこに右フックを合わせられダウンを取られる。

 立ち上がったところにまたも助走をつけての飛びヒザを狙うドラゴン。塚越は最後までペースをつかむことができず1Rを終える。

 2Rもとにかく左右のパンチを振り回すドラゴンに後がない塚越も応戦。塚越はカウンターの左フックを炸裂させぐらつかせ、左右のフックの連打からのヒザ蹴りでドラゴンを追い込むがタフなドラゴンはなかなか倒れない。塚越の攻撃の合間を狙って、またもパンチを振り回す。しかし2Rは塚越がパンチで何度もドラゴンをぐらつかせるなど試合は徐々に塚越のペースに。

 3Rに入っても大振りのパンチと突進を続けるドラゴンだったが、さすがにガス欠気味。塚越はドラゴンの空振り後にパンチ、ヒザ蹴りを合わせ着実にダメージを与えると、ラウンド中盤に右から左のフックでついにダウンを奪う。フラフラになりながらも立ち上がったドラゴンに今度は右ハイキック一閃。再びダウンを奪う。しかし執念で立ち上がるドラゴン。この時点で残り10秒。塚越は渾身の左フックを叩き込み、3つ目のダウンを奪い、KOで試合を終わらせた。

 試合後、塚越は「私事ですが、去年結婚し、3日前に子供が生まれました。父親としてしっかり仕事ができたと思います」と挨拶した。

12・18「Krush.71」山本真弘、ー60kg王座決定トーナメントで新章の幕が開く!

2016.11.08 Vol.677

「Krush.71」12月18日(日)後楽園ホーに出場する山本真弘選手のインタビューを公開。

4・24K-1 大雅が-60kgトーナメント制す 弘嵩はまさかの連敗

2016.04.25 Vol.665

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた-60kg日本代表決定トーナメントの決勝で卜部功也と大雅が対戦。3Rを戦い大雅が3-0の判定で勝利を収め、優勝を飾った。大雅は9月19日に行われる世界最強決定トーナメントに出場する。
 功也は1回戦で戦前、舌戦を繰り広げた皇治と対戦。3R判定で勝利を収めたものの、バッティングで左目尻をはらすなど、ダメージを負った。準決勝では島野浩太朗を徹底的なローキックで追い詰め、2R51秒KOで沈め決勝に勝ち上がってきた。
 一方の大雅は1回戦で難敵の山本真弘を左ボディーからの飛びヒザで右こめかみを打ち抜き、1R1分47秒でKO勝ち。準決勝も闘士を1R54秒、左フック一発で沈め、2連続KO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に上がってきた。
 決勝は大雅が出入りの激しい攻撃と回転の早いパンチで功也を翻弄。功也もミドルキック、ヒザ蹴りなどで反撃するものの、その打ち終わりに大雅が仕掛けるなど、試合を優位に進め、判定をものにした。
 この日は3王者がスーパーファイトに臨んだが、-60kg王者の卜部弘嵩がパウロ・テバウに3R判定で敗れる波乱があった。弘嵩は2月大会でヨハネス・ウルフに判定負けを喫し、今回は志願の出場だったが、まさかの連敗。9月の世界トーナメントに暗雲が漂った。
 大晦日の「RIZIN」以来の試合となる武尊は元タイ国プロムエタイ協会スーパーフライ級王者・ヨーセンチャイ・ソー.ソーピットと対戦。1Rこそヨーセンチャイの右ストレートをもらい、ラウンド終了時に目を気にする素振りを見せたものの、2R以降は左のボディーフックを中心に追い込み、3Rには秘密兵器のバックハンドブローでダウンを奪うと続けざまに2つのダウンを奪って、3R48秒、KO勝ちを収めた。

4・24「K-1」山本真弘インタビュー トーナメント優勝で輝きを取り戻すことができるか!?

2016.03.21 Vol.662

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」のトーナメントに出場する山本真弘のインタビューを公開。

――今回は日本代表決定トーナメントへの出場となりました。真弘選手は戦績が約70戦、過去に何度もトーナメントで優勝経験があります。オファーを受けた時、少し出場を悩むことはなかったですか?
「いや、即決でOKしました。去年は成績が良くなかったし、自分が負けた選手たちもトーナメントに出ると思ったんで、これはいい巻き返しのチャンスになるな、と。昔の自分だったらごねていたと思うんですけど、去年は悔しい想いをしたんで、今年はこのトーナメントから巻き返します」

――真弘選手自身、昨年は思うような結果が残せなかった一年だと思います。
「僕はそれって周期的なものだと思っているんで、もうちょっとあきらめてましたね。今年は何やってもダメだなって(苦笑)」

――過去を振り返っても、結果を出せない時期が定期的にやってくるのですか?
「はい。僕も10年以上プロでやってきて、そういう時期ってあるんですよ。それでその時期を抜けたら、また上昇気流に乗れるっていう。やっぱり良い時もあれば悪い時がありますからね。こういう時期だからこそ冷静に自分を見つめ直して、自分に何が足りないかを把握しないといけないです」

――例えば結果にはなっていなくても、自分が成長しているという手応えはあるのですか?
「去年から手応えはあるんですよ、ただそれが噛み合ってないだけで。去年は試合が終わって、試合を振り返って、原因を探って…の繰り返しだったんで、それをいい形で今年につなげたいと思います」

――何かきっかけがあれば不調から脱出できると思いますか?
「そう思います。一つ歯車が狂えば悪くなるし、上手くハマればいい方向に進む。感覚的な問題なんですけどね。それで言うと今年はすごくいい感じというか、気持ちが充実しています。去年にはなかった感覚ですし、いい状態で過ごせてますね」

――真弘選手は戦績・実績では他のトーナメント出場選手をかなり上回っていると思いますが、そこまで自分が有利だという気持ちはないですか?
「ないですね。経験やコンディショニングの知識はあると思いますけど、みんな横一線で日本一を目指す形だと思います」

――対戦相手の大雅選手はトーナメント出場選手最年少の19歳です。10代の選手と戦うことをどう感じていますか?
「本当に相手は若いですよね(笑)。僕も19歳の時にデビューしたんで、その時代と比べるとどんどん進化していると思います。でもプロでやっていればそういう相手と試合することもあるし、自分が若い頃はそうやってベテランの選手とやってきたわけですからね」

――見ている方は若い大雅選手×ベテランの真弘選手という見方で、勢いのある大雅選手に期待する人も多いと思います。
「試合はやってみないと分からないですよ。もらえば倒されるし、当てれば倒せる。とにかく周りのことは気にしないですし、今は目の前の試合に勝つことに集中しています」

――トーナメントには過去に負けている相手(闘士、レオナ・ぺタス、卜部功也)が多く出場していますが、その相手にリベンジしていきたいですか?
「それは思いますね。去年の借りをトーナメントで返していきます」

――同世代や同時期に活躍していた選手たちで引退する選手も増えています。真弘選手は健在をアピールしたいですか?
「それを見せなきゃいけないと思いますね。10代・20代の若い選手がたくさんいる中で、30代の選手がポツンといたら面白いし。自分が知っている世代の選手たちがどんどん引退している寂しさもあるんで、そういう状況を変えたいです」

――大雅選手に期待するファンもいる一方、かつて国内最強の名を欲しいままにしていた真弘選手の姿を見たいファンも多いと思います。
「そういう人たちに自分の強い姿を見せたいという気持ちはあります。去年はそれが葛藤というか悪い方向に出て噛み合わなかったところがあるので」

――2016年は一味違う山本真弘を見せられそうですか?
「う~ん、あまりそういうことを気にしないという一皮むけた気がします。いい意味で我が道を行きます!」

4・24「K-1」大雅インタビュー 闘争心と爆発力で-60kg日本トーナメントを制す!

2016.03.21 Vol.662

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」のトーナメントに出場する大雅のインタビューを公開。

――今回のトーナメント出場が決まった時の心境を聞かせてください。
「自分としては出るつもりでいたんですけど、2月のKrushの試合(vs平塚大士)で負けたら(出場が)なくなると思っていたんで、トーナメントを見据えて絶対に負けられない気持ちで試合に挑みました。結果的に倒して勝つことができて、トーナメント出場が正式に決まってよかったです」

――昨年11月から-60kgに階級を上げて、不安もあったと思いますが、-60kgで試合を重ねて手応えは感じていますか?
「-55kgでやっていた時は-60kgの選手はデカいと思っていたけど、自分も-60kgでやるようになってからは相手のデカさは感じなくなったし、練習でも自分自身のパワーを感じるようになったし、手応えもあります」

――-60kgで2試合戦って、-60kg仕様の身体になってきましたか?
「はい。パワーもスピードも上がっているし、テクニックも上がっていると思います」

――減量苦もなく、-60kgはベストウエイトですか?
「今のところはそうですね。自分としても-60kgが一番動きやすいですね。2月の試合はアップの時からスピードが乗っていて、本当に調子が良かったです」

――トーナメント1回戦ではベテランの真弘選手と対戦することになりました。どんな印象を持っていますか?
「まぁ、普通に倒さなきゃいけない相手だと思います。1Rで終わらせたいですね、トーナメントなんで」

――真弘選手は長年-60kgのトップファイターとして活躍してきた選手ですが、過去の実績は関係ないですか?
「そうですね。こないだも負けていたし(※昨年12月のKrushで真弘は闘士にKO負け)」

――トーナメントの出場メンバーでマークしている選手は誰ですか?
「やっぱり(卜部)功也選手です。今は頭一つ抜けていると思うんで。でも自分もそれで終わるつもりはないし、自分のほうが強いというところを見せたいです」

――-60kgで戦っていくうえで自分の武器や持ち味はどこだと思いますか?
「闘争心と爆発力は誰にも負けないと思うんで、そこを見てほしいですね」

――昨年4月の-55kg初代王座決定トーナメントでは、あと一歩のところでベルトを獲れませんでした。今年は-60kgで日本・世界トーナメントで優勝することがモチベーションですか?
「はい。去年優勝できなくて本当に……本当に悔しい想いをしたんで、今年は絶対に獲ります」

――-55kgのベルトを獲れなかった時はどんな心境だったのですか?
「もう俺は終わっちゃったのかなと思いました(苦笑)。でも自分にはこれ(格闘技)しかないと思ったんで、やるしかないですね」

――大雅選手は現在19歳。トーナメント出場選手中最年少ですが、格闘技にかける想いや覚悟は他の選手に負けないですか?
「プロになった以上、年齢は関係ないし、トーナメントを獲って優勝するという気持ちは誰にも負けないです」

――過酷なワンデートーナメントに向けて、どんな準備をしようと思っていますか?
「トーナメントに出る誰よりも練習しないといけないと思うし、楽に勝てるトーナメントではないと思うんで、身体を張って頑張ります」

――トーナメントが終わった時、見ている人たちに「大雅は強い!」と思わせたいですか?
「僕は-60kgでは通用しないと思われているかもしれないけど、それは嫌なんで、しっかり結果で見せます」

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