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髙田延彦が待機児童問題に「ゼロにできないならゼロにするなんて言わないで!」

2018.09.11 Vol.Web Original

「今現在、子供を預けられなくて困っている親がたくさんいる」
 RIZINの髙田延彦統括本部長と元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏が政治、社会、スポーツなどさまざまな話題をとことん議論する番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)。9月10日の放送では自民党総裁選が告示されたことから、安倍首相の政策と発言を振り返った。

 モニターにいくつかの政策が並べられる中、髙田氏が最も疑問を呈したのが「待機児童問題」。首相は2013年に「2017年度までに40万人分の保育の受け皿を確保して『待機児童ゼロ』を目指す」という目標を掲げたものの、達成できず2017年には「『待機児童ゼロ』『介護離職ゼロ』。その大きな目標に向かって保育、介護の受け皿整備を加速する」と新たなスローガンを掲げ直した。同じく2017年には「2020年度までに3〜5歳まで、すべての子供たちの幼稚園や保育園の費用を無償化する」という目標も立てた。

 これに対し髙田氏は「2017年度末に待機児童ゼロと言っていたはずが、それが2020年にずれ込んだ。これについて首相は、“今度こそ終止符を打つ”と答えた。今度こそっていっても、今現在、子供を預けられなくて、仕事を辞めざるを得ない人やどうしようかと迷っている親がたくさんいる。そんな親たちは現在進行形でその問題に向き合っているにもかかわらず、今度こそって…。とっくに待機児童ゼロを達成していなければいけない現在のはずなのに、先延ばしになっている」と当事者たちの声を代弁した。

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