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ファン待望『愛の不時着』展に潜入!ドラマ完全再現の神現場で泣き、笑う…

2021.01.28 Vol.Web Original

 コロナ禍で世界的に大流行したNetflixオリジナル韓国ドラマ『愛の不時着』。12月から日本語吹き替え版が追加されたことで再び注目されており、ネットでは「2周目はさらに楽しめた」などの声も上がっている。そんななか、ファン待望といった形で『愛の不時着』展が東京・原宿で開催されている。日本初開催となった本展を現在3周目を鑑賞中の「不時チャクラー」なライターがイベントに突撃。ファン目線でその見どころをリポートする。

笑いあり涙ありのドラマを完全再現

『愛の不時着』では、韓国の財閥令嬢セリと北朝鮮の堅物の将校ジョンヒョクの運命的な出会いと再会が繰り返されていく。本イベントでは、2人が出会い、再会するまでの軌跡を疑似体験できる。笑いあり、涙ありのドラマ同様、コメディシーンを思い出せば思わず笑いがこみ上げ、シリアスシーンを思い出せば思わず涙ぐんでしまう、臨場感あふれるイベントとなっている。

 

 展覧会はドラマの時系列通りに導線が設定されており、20時間近くに及ぶドラマの全ぼうを、ここでまた振り返ることができる。2人が出会ったあのシーン、パラグライダーが”不時着”する現場も完全再現されている。

 会場には、セリが着ていたつなぎを模した服装で、聖地巡礼を行うファンも。撮影現場で実際にセリが身につけていた「セリズチョイス」のつなぎも展示されている。

 撮影現場で使われた小道具も、多く展示されている。ジョンヒョクが常日頃着ていた「セリの刺繍入り軍服」にはじまり、ドラマを見ていたファンなら誰でも気づくものから、よく見ていた人でないとわからないような細かい小道具まで多く飾られている。このあたりは不時着好きの友人と訪れても、語りがいがある部分だ。

 ドラマのチャプターを追いながら使われた小道具も見ることができるので、原宿で今もう一度、ドラマを見直しているような気持ちになる。

 セリたちが多くの時間を過ごした「ジョンヒョクの部屋」も完全再現されているのも、ファン的には大きな見どころだ。特別に中に入らせてもらうと、ジョンヒョクがセリのために手作りした韓国の麺料理「ククス」や、ジョンヒョクの人となりが現れているという彼の本棚まで、撮影現場を忠実に再現されている。ちなみにドラマ内でケンカ中のセリが勝手に作った「38度線」も再現されており、この細かさがファン心をくすぐる。

 ちなみに置いてある本は実際に実在する本だそうだ。ハングルが読めるなら、実際の本を調べてみると、ジョンヒョクの好みが分かるのかもしれない。

 南と北の衣食住文化の違いを確認しながら、2人の愛が育まれる名シーンを振り返ることができるエリアも。本ドラマでは、北朝鮮と韓国の文化の違いも大きな見どころとなっている。こうして比較してみると、2国には大きな文化の違い、生活の違いがあるわけだが、その違いを超越して愛を育んでいく2人の名シーンを思いおこすと、思わず涙ぐんでしまいそうになる。

 壁展示ではジョンヒョクが口にする、感動的な愛のセリフも振り返ることができる。展示を見ながら、実際のシーンをドラマでも確認し、二重にキュンを味わうのもいい。展示会ならではの楽しみ方である。

 展示会は、2人が再会するスイスで幕を閉じる。ジョンヒョクが弾くピアノの音色を聞きながら、まるで自分自身がスイスにトリップしたかのような臨場感を味わうことができる。ドラマ内でもクライマックスにさしかかった名シーンであり、2人が交わす言葉を思い出すだけで目頭が熱くなってくる。これぞ不時着。何度でも私たちを泣かせにかかってくるのである。

 ちなみに少々耳が忙しくなるのだが、音声ガイドをつけての展覧も非常におすすめだ。会場には2種類の音声ガイドが用意されており、不時着ファンを公言している笑福亭鶴瓶と、齋藤飛鳥(乃木坂46)が音声ガイドを担当している。2人の熱の入ったガイドとともに展示を満喫しながら、胸熱くなるシーンではドラマを確認しつつ、身も心も不時着の世界に入り込む。まだ日本語吹き替え版を見ていないという人も、本イベントで不時着欲を上げてから2周目鑑賞に入るのもおすすめだ。

「不時着展」限定グッズも見逃せない

 2人の出会いと再会、数々の名シーンに思いを馳せたあとは、グッズ販売のコーナーへ。課金欲をくすぐるランダム販売のアクリルスタンドやクリアファイルから、普段使いしやすいマスクやマスクケースなど。新型コロナ対策として、グッズを手に取る形でなく、用紙に必要数を記入する形になっている。クレーンゲーム機も用意されており、ランダム封入の缶バッチやスマホグリップもゲットできる。ランダム封入……ファン的には危ない沼である。

 

安全・安心して楽しめる“不時着

 もちろん展示エリアも入場人数は制限されているが、その分人が少なく快適に展示物を見ることが可能だ。アルコール消毒と検温も徹底されているので、安心して展示を楽しもう。

 原宿での展示は2月27日までとなっている。東京都での緊急事態宣言発令中は、10~20時(最終入場19時30分)までの営業となる。

 チケットは現在、ローソンチケットで販売中。

(撮影・取材と文/ミクニシオリ)

「愛の不時着」展 音声ガイドは鶴瓶&齋藤飛鳥!「大役すぎて断ろうかと」「ひっそりしっかりハマってた」

2020.12.28 Vol.web original

 大ヒットドラマ「愛の不時着」の展示会「愛の不時着」展の音声ガイドナビゲーターに、笑福亭鶴瓶と齋藤飛鳥(乃木坂46)が就任。鶴瓶は「たくさんのファンがいる作品なので、正直大役すぎて荷が重かったです。本当はお断りしようかと思っていたのですが、今こうしてナビゲートの収録が終わったときにやってよかったなと思いました」と振り返りつつ、3回も見たという作品に音声ガイドという形で携わった喜びをあらわに。「かねてより『愛の不時着』ファンを公言していたことがきっかけで、リ・ジョンヒョク役を演じたヒョンビンさんから直筆の手紙をいただいたり、ユン・セリ役を務めたソン・イェジンさんのオンラインファンミーティングに電話出演させてもらったことなど“すべて縁”のおかげです」と就任に喜びのコメント。

 一方の齊藤も、音声ガイドのオファーに驚いたと振り返り「私の周りのメンバーやスタッフさんの中には『愛の不時着』ファンを公言する人が多かったのですが、私はどちらかというと、ひっそりしっかりハマっているタイプだったので、そんな私を見つけてくださり、お声がけいただいたことにとてもうれしく感じています」と感激のコメント。普段ドラマを見るときはどうしても撮影の裏側を意識してしまうという齊藤だが、本作には「自分でも驚くくらい魅力されました」と、ハマっている様子を明かし「今回の音声ナビゲートの収録の際に改めて作品にまつわる写真を見て、もう一回『愛の不時着』を見たくなりました。『愛の不時着』展も、この作品と同じ様に何度訪れてもさまざまな発見があり、いろいろな考察が自分の中で出来ると思うのでぜひ皆さんならではの楽しみ方を見つけて」とアピールした。

「愛の不時着」展は2021年1月8日から東京を皮切りに全国4カ所で開催。音声ガイドの利用料は500円。チケットは一般1800円。専用サイトより要申し込み。

開催直前「愛の不時着」展が気になる!

2020.12.28 Vol.web original

 大ヒットドラマ「愛の不時着」の世界観を体感できる展示会「愛の不時着」展がいよいよ1月8日から東京を皮切りに全国4カ所でスタート。
 音声ガイドナビゲーターには、「愛の不時着」の大ファンと公言する笑福亭鶴瓶と、乃木坂46の1期生としてグループを牽引する齋藤飛鳥が就任。開催に向けますます盛り上がる「愛の不時着」ワールド、その魅力と「愛の不時着」展の見どころ最新情報を紹介!

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