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豊島区内の小学校でSDGsの出前授業「解決方法を考える」環境問題がテーマ 

2023.07.15 Vol.Web Original


 豊島区は10日、SDGs(持続可能な開発目標)を達成するためのアイデアを考えるためのヒントとなる講座として展開する「出前
授業」を豊島区立豊成小学校で行った。講座には同校の4~6年生197名が参加し、社会が抱えている問題を知るとともに、問題を解決する方法について考え、意見を交換した。

 講師は環境問題に取り組む社会業家の中西武氏が務めた。テーマは『環境問題を考えよう/解決方法を話し合おう』。

 東京で今年最初の猛暑日となったこの日、中西氏は「環境問題って何だろう?」とスタート。

「温暖化って何が問題なんだろうって考えた方がいいと思うんだよね。気温が上がったら暑いけど、気温が上がって喜ぶ動物や植物だっているよね?」と問いかけると、児童たちは「植物や動物たちが居られる場所が少なくなる」「今いるところに住めなくなってしまう」「今の食物連鎖が崩れてしまう」。さらに「10年に1度とか、100年に一度とか言うよね?」と西日本での大雨の被害などを示すと、「1週間に一度ぐらいになっている気がする!」と元気なレスポンスだ。

2021年高校生SDGsコンテストのグランプリチームが提案したSDGsな性教育とは? 【寺尾聖一郎の「SDGsなライフシフト」】

2021.10.12 Vol.Web Original

 このコラムでは、国内外のSDGsの最新情報を元に、17のSDGsのカテゴリーから毎回、教育、ライフスタイル、アート、スポーツ、ビジネスなどから“日本一わかりやすいSDGsの紹介”を目指して連載しています。

 
 こんにちは、緊急事態宣言も解除され、街には人が少しずつ戻ってきている中、これから年末にかけて人とのリアルな接点は戻りつつあります。

 今回は、『日経SDGsフォーラム』(2021年9月13~18日)の最終日に行われた『高校生SDGsコンテスト』で、最優秀グランプリを受賞した三田国際学園高等学校3年生のチームメイト3人を取材しました。

 このコンテストは日本経済新聞社が主催で、「SDGsで考える『変えたい』こと」をテーマに、全国の高校生がアイデアや解決策を持ち時間7分で発表し競います。審査委員は村上芽氏(日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト)、藍澤淑雄氏(拓殖大学 国際学部教授・国際学科長)、源由理子氏(明治大学 副学長)です。

 

 身近にある「変えたい」と感じる課題を軸に考えたアイデアを、書類選考を通過した10校の高校生チームが披露し、審査員団で最優秀賞を決定します。高校生ならではの視点で、未来への課題を考えたプレゼンテーション。どのチームからも「これからの世界のありたき」姿を描いた提案が幅広いジャンルで発表されました。

https://channel.nikkei.co.jp/202109sdgs_contest/

 

性教育の在り方についての提言

 最優秀賞は三田国際学園高等学校の「SEX EDUCATION  WITH US」という日本における性教育の在り方についての提言でした。SDGsの「4:質の高い教育」「5:ジェンダー平等を実現しよう」を軸に提案します。

 きっかけは、提案メンバーの中澤璃々子さん、寺尾洋輝さん、近棟晴太さんの3人が共に感じている性に関する知識の格差からスタートしました。彼らは今年6月に開催された第3回世界環境学生サミットで準グランプリ、「サスティナブルアイデアコンテスト」でも特別奨励賞をW受賞している注目のチームで、現在#withusとう名で活動しています。

https://www.wes-summit.com/about

https://qulii.jp/event/16348/

 

 

Lets’ talk about SEX!

 この言葉を日本で話すことは、3人にはとても抵抗あるテーマであったと言います。「日本語でセックスというとすごく抵抗を感じていて、恥ずかしい、いやらしい、タブーという固定概念が先行し、クローズドな印象を感じていました」(中澤さん)。それにより正しい情報を得られないまま、大人になっていくと、さまざまな問題やトラブルに遭遇することになると危惧していました。

 

 

「知る」必要のある知識

  例えば、「アフターピル」。日本では避妊するためのピルは処方が必要であり、学生にとっては入手するハードルが高く、お金と勇気が共に必要になります。性暴力に関する実態も、コロナ禍において、大人だけでなく児童への性的虐待などが増加傾向にあることを心配しています。また望まない妊娠は年間61万人、人工妊娠中絶が16万件*に及んでいて、その実態を何とかしたいという思いからチーム内の議論は始まったそうです。
*日本における予定外妊娠の医療経済的評価 大須賀穣, 秋山紗弥子, 村田達教, 木戸口結子より。

 

小学校の時の「女子だけの授業」に違和感

 中澤さんは小学生の時に女子だけ集められて生理についての授業では、生理ナプキンについての説明だけで、生理のメカニズムには触れなかったことに違和感が生じたと言います。また、ニュージーランドに留学した近棟晴太さんは、生徒たちがフランクに性について会話をしていて、日本の学生との違いに違和感を得たそうです。寺尾洋輝さんは高校で初めて学んだ性教育は教科書の読み上げが主で、実践的ではなかったと感じています。調べていくと、日本の教育制度が世界基準(ユネスコの「国際セクシャリティー教育ガイダンス」)にも大幅に後れを取っていることがわかり、誰にも相談できない若者が大勢いるという現実を知り、もっと性に関する事前事後の対応が必要であると感じたと言います。

GENERATIONSの中務裕太がダンス部の特別顧問就任!N高に初の運動部

2020.08.14 Vol.Web Original

 通信制高校の学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(N高)が、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSが所属するLDHが運営する総合エンターテインメントスクール「EXPG STUDIO BY LDH」とタッグを組んで同校初となる運動部「N高等学校ダンス部」を10月にスタートすることになり、14日、オンライン記者会見を開いた。

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