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伊藤沙莉「常に大きな軸となっていければ」2024年前期朝ドラ『虎に翼』クランクイン

2023.09.29 Vol.Web Original

 

 2024年度前期の連続テレビ小説『虎に翼』が9月28日に茨城県つくばみらい市のオープンセットでクランクインした。

 撮影は伊藤沙莉が演じる主人公の猪爪寅子と、寅子とともに「法」 を学ぶ仲間たちとのシーンを中心に行われた。

 伊藤は「スタッフさんやキャストの皆さんがいい雰囲気の現場にしてくださっていて、ありがたい」としたうえで、 「1年間同じ役を演じるということも、あまりない経験です。長期間の撮影になるので、いろんなことがあると思いますが、常に大きな軸となっていければいいなと思っています。皆さんも自分自身も楽しくいられるように心がけたいです」と、意気込んでいる。

 『虎に翼』は、昭和の初めに日本初の女性弁護士のひとりとなった主人公が、激動する時代に翻ろうされ、全てを失いながらも、学んだ法律を頼りに生きていく姿を描く。

1975年のドラマ「俺たちの旅」のDVD化に主演の中村雅俊「今に通じるものが絶対にある」

2023.08.23 Vol.Web Original

 1970年代、昭和のテレビドラマにおいてカリスマ的な人気を誇った「俺たちの旅」がこの夏、「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」として復活した。

 同作は中村雅俊が主演を務めた青春ドラマ。若者たちの友情や人を愛すること、そして生きる事とは、といったテーマを中村演じるカースケを中心とした青春群像劇として描き、当時の若者たちに大きな影響を与えた作品だ。

 同作が8月16日に「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」として発売され、23日に創刊記念記者会見が都内で開催された。

 会見には中村、同級生のオメダ役の田中健、オメダの妹・真弓役の岡田奈々が出席した。

 中村が「健ちゃんや奈々ちゃんとは別々に会うことはあるんですが3人で会うのは本当に久しぶりなんで、これぞ『俺たちの旅』だなと思いますよね」と言えば、田中は「奈々ちゃんとお会いしたかった。あの時、いくつでしたか? 16歳? めちゃくちゃかわいかった。本当の妹みたいだった」と当時を振り返る。岡田は「調べましたら、9年ぶり。健さんとは(2003年のスペシャル版)『三十年目の運命』以来なんですよね。一緒のドラマに出ていてもお会いする機会がなかったりでご無沙汰してます(笑)」と返した。

ドラマ「俺たちの旅」主演で主題歌を歌った中村雅俊「1カ所だけ小椋佳さんの歌通りに歌ってないところがある」

2023.08.23 Vol.Web Original

 俳優で歌手の中村雅俊が8月23日、1975年に主演したドラマ「俺たちの旅」の撮影秘話とその同名の主題歌にまつわるエピソードを明かした。

 中村はこの日、同作の「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」創刊記念記者発表会に共演した田中健、岡田奈々とともに出席した。

 同作は1975年から76年にかけて放送され、若者たちの友情や人を愛すること、そして生きる事とは、といったテーマを中村演じるカースケを中心とした青春群像劇として描き、当時の若者たちに大きな影響を与えた作品。

 ドラマは中村の歌う主題歌「俺たちの旅」の印象的なイントロからスタートし、そのオープニングでカースケ、その友人のオメダ(田中)、グズ六(秋野太作)の3人が公園を歩きながらそのまま噴水に入り歩き出すシーンが有名なのだが、田中が「噴水は監督がいきなり“あそこに入らない?”って感じだった」と明かすと中村は「今だから言えますが、多分、撮影許可を取っていなかったと思う。昔、新宿コマ劇場の前に噴水があった。俺ら3人は隠れていて、監督が“キューが出たら飛び込め”と。キューが出て、俺が先頭だったんですが、噴水の中はヘドロがひどかった。あの映像を見れば分かるんですが、俺、踏み込んだ途端に腰くらいまでずぼっとはまっちゃったんです。噴水の中を通り抜けて上がって、カッコよくやるつもりだったがずぼっとすべってしまいまして。ハプニングだったんですが監督はあのまま使って、俺の中では思い出深いシーン」などと振り返った。

関ジャニ 安田章大「熱量を感じに来て」最新舞台『閃光ばなし』東京でスタート

2022.10.08 Vol.Web Original

 関ジャニ∞の安田章大が主演する最新舞台『閃光ばなし』の東京公演が8日、池袋の東京建物 Brillia HALLで開幕した。

 初日公演の前に、安田、黒木華、片桐仁、そして佐藤B作の主要キャストが取材に対応した。

 京都公演が大成功の内に幕をおろし、東京公演が開幕。安田は「こんなご時世ですから京都(公演)が無事終えられたことが奇跡だねとみんなで話していました」としたうえで、「エンターテイメントって日本ではまだまだ第1と言えないような環境下にあります。やっぱりそこは自分たちがすごく大事にしていきたいという思いを込めてステージに立っています。第一第二というところで、エンターテイメントって大事だよねって言われるようなものづくりにできたらいいな」と続けた。

 物語の舞台は昭和38年の東京、葛飾区の青砥。巨大な用水路に分断されているこのエリアの住人たちが「橋がかからない」問題に悩まされている中、小さな自転車屋を営む佐竹(安田)は、妹の政子(黒木)とエンジンをつけた改造自転車で、渡し船の代わりの商売を始めると大繁盛。それを元手に、バイクタクシー会社を始めるが……。

 

関ジャニ安田章大、最新主演舞台で黒木華と兄妹「面白く暴れられるんじゃないかな」福原充則との昭和三部作完結

2022.06.18 Vol.Web Original


 関ジャニ∞・安田章大の最新主演舞台『閃光ばなし』が9月から上演されることが決まった。劇作家で演出家の福原充則と安田がタッグを組む舞台の第3弾にして、昭和三部作の完結となる作品だ。


 物語の舞台は、終戦から18年が経った高度成長時代の東京、葛飾区の青砥。巨大な用水路に分断されているこのエリアの住人たちは「橋がかからない」問題に悩まされていた。用水路を渡るために住民は毎日大きく迂回しなければならず、それを解決する橋の工事が大幅に遅れていたからだ。そんな中、小さな自転車屋を営む佐竹(安田)は、妹の政子(黒木華)とエンジンをつけた改造自転車で、渡し船の代わりの商売を始めると大繁盛。それを元手に、バイクタクシー会社を始めるが……。

 安田は「昭和という、色がごちゃ混ぜの、欲にまみれた時代をまっすぐに生きる主人公を演じることで、何か皆さんの心に刺さるものがあるといいなと思います。僕自身、嘘で固められた時間と時代をただやり過ごすより、「こいつ、痛いな」 と思われてもいいから馬鹿正直に生きたい、ただの人、動物のようにありたいと願っていますから」と、コメント。

 黒木とは初共演。

「黒木華さんには、静かな燃える闘志を感じます。一瞬で火をつけることもできれば、消すこともでき る、赤い炎を灯すこともできれば、青い炎を灯すこともできる。そんな彼女となら、芝居の中で面白く暴れられるんじゃないかなとワクワクしています

 一方、黒木は「ビジュアル撮影でお会いした安田さんは、なんでもどんと来いといった印象で、(まだ台本はありませんが)この兄妹の関係がどんなふうに描かれるとしても、信頼を持って演じられそうな気がします」とコメント。また「昭和っぽい」と言われることが多いといい、「昭和とは?と苦手意識もありますが、稽古を通じて、単に懐古するというだけではなく、今、その時代の物語をやる大きな理由を見つけ、大事に演じていきたいと思っています」と意気込んでいる。

 福原は安田と「世の中にはびこる理不尽な出来事への立ち向かい方—。そんなテーマを堅苦しくなく、いかにエンタテインメントにするか。そして、ちゃんとお客さんに向き合いつつも、正面からではなく、突っ走る僕らの背中を見せて、後からついてきてもらえるような作品にしたいねって話をした」という。 

「安田君はフィクションに自分の本音を盛り込める人。今回もまだ隠している彼の本音、新しい顔を、役を通じて見せて もらえるはずです。また、黒木さん演じる妹役には、僕が初めて舞台上の彼女を観た時に感じた、噴火するような激しい印象を込めました。ちょっと複雑な兄妹の関係から、相手をどう尊重するか、もっと広くいえば人類愛を描くところにまで行きつけたらいいなと思っています」とコメントをよせている。
 
 他出演に、片桐仁、桑原裕子、安藤 聖、小林けんいち、みのすけ、 佐藤B作ら。

 京都・ロームシアター京都で、9月26日~10月2日。東京・東京建物Brillia HALLで10月8~30日。

 

川越で宅配温泉サービス「ハイタツミゼット」スタート!昭和のミゼットがお届け

2020.05.29 Vol.web Original

 昭和レトロな雰囲気で人気の温泉銭湯玉川温泉(埼玉県比企郡と きがわ町)では、ノスタルジックな三輪自動車ダイハツ・ミゼットでの温泉宅配サービスを6月1日からスタートする。サービス内容は、玉川温泉の温泉(20リットル)とオリジナルグッズをご自宅までお届けするサービス「ハイタツミゼット」を期間限定・エリア限定で実施される。

 玉川温泉 支配人の新井氏は「緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ予断を許さない状況が続くなか、玉川温泉敷地内にある源泉スタンドでは源泉お持ち帰りの需要が増え、ご自宅で玉川温泉を楽しむ方も増えてきております。そこで、玉川温泉の「昭和レトロ」の代名詞であるミゼットで温泉をご自宅までお届けするサービスを提供することにしました」とコメント。

 また配達で使用するミゼットについて「一昨年よりミゼットマニアでもある川越・アイダボディの會田和弘さんと、ミゼット界で有名な岡田一男さんのご協力のもと、完全レストアを行い、走行可能になった初期型バーハンドルミゼットです。かつて大村崑 さんがCMしていた車体と同じ年式であることに加えて「急坂運搬作業車」のプレートが表している通り、 急坂を走行できるように変速機が追加装備された特別車です」とミゼットへのこだわりを語った新井氏。

 コロナ禍が続く今だからこそ、自宅で宅配温泉を利用して癒しのひとときを過ごしてみては。

ピンク・レディー15年ぶり楽曲は異例のコラボ「一緒のレコーディングはこれが最後かも、と…」

2019.12.01 Vol.web original

『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』完成披露舞台挨拶が1日、有楽町よみうりホールにて行われ、人気ボカロPナユタン星人が手掛けるテーマ曲「メテオ」を歌うピンク・レディーの未唯mieと増田惠子が登壇。ピンク・レディーとしては15年ぶりとなった同曲のレコーディングなどを振り返った。

 高校生時代に「スター誕生」の予選オーディションを行ったという、よみうりホールのステージに立ち感激する未唯mieと増田。「どうして今回ピンク・レディーにオファーを頂いたのか気になる」と言う未唯mieに、製作総指揮・原案・脚本を務めたレベルファイブ代表取締役社長・日野晃博氏は「ピンク・レディーは僕にとってレジェンド。ナユタン星人さんから、ピンク・レディーさんにお願いしたいと聞いたときは冗談かと思ったが、何度聞いても他のアーティストの名前が出てこない。“たぶんOKは出ないよ”と言ってオファーを出させていただいた」。増田も「おそらくこれまで自分たちの映画以外で主題歌を歌ったことはなかった」と異例のコラボを喜んだ。

初代プレステとセガサターンがプラモ化【BEST HIT CHRONICLE】

2019.10.01 Vol.web Oliginal

 東京・東京ビッグサイトで9月28、29日で「第59回 全日本模型ホビーショー」が開催され、ガンプラをはじめとする数多くのキャラクタープラモデルや超合金、フィギュアなどが多数発表された。

令和で「昭和」を終わらせるためのカギは?【鈴木寛の「2020年への篤行録」第68回】

2019.05.13 Vol.718

 令和への改元は八ヶ岳で迎えました。東大教養学部の学藝饗宴ゼミの学生たちとの合宿。落ち着いた環境と、澄み切った空気が心身をリフレッシュし、学生たちと、藝術と学術を駆使して、新たな未来を提示する、ワークショップを行いました。

 一方、東京都内の連休中は、さながら“今年2度目のお正月”といったムードでしたが、お祭り気分にいつまでも浸れる余裕はありません。平成の30年間、昭和型の社会システムをアップデートしきれないまま迎えた新時代です。

 平成の初めと終盤の世界の時価総額ランキングが話題になりました。平成元年当時、世界の上位50社のうち日本企業は32社も入っていましたが、時が経ち、上位はGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アマゾン)をはじめとする米国勢が占め、中国勢が対抗馬に浮上。日本勢はトヨタ自動車が41位にランクインするのがやっとの「凋落」ぶりでした。

 デジタルエコノミーへの移行に日本企業が乗り遅れ、一方で、経済至上主義を超える新たな価値観の提示もはかばかしくない現実は、凡百の専門家に言い尽くされた通りです。今は、その理由を突き詰め、変えていくことの方が重要です。

 近年の政治報道で「岩盤規制」という言葉が注目されています。既得権者が既存のルールを固守し、新規参入による健全な競争やイノベーションの創出を阻害する有様を言い表しています。タクシー業界の影響力が強く、ウーバー等のライドシェアが先進国で唯一実現しないことがよく引き合いに出されます。

 ただ、「岩盤規制」は、国や経済界の視点で語られますが、消費者、生活者、就業者一人一人の「変わりたくない」マインドも意外に“岩盤化”しているのではないでしょうか。

 世界的にキャッシュレスが普及する中で、いまだ現金主義が幅を利かせています。若い人はスマホのキャッシュレスアプリを使っているという反論はあるでしょうが、その彼らも留学や海外勤務に後ろ向きでグローバル対応に不安を残します。

 このマインドの背景には、社会人になってからの学び直しの不足があると思います。新たな真理、概念、知識、手法を学べば、それらを使って世の中を変えてみたくなるはず。働き方改革で生まれる自由時間を学びの時間にしましょう。昭和期の成功体験に基づいた“岩盤マインド”を令和の早い時期に、どこまで払拭できるか。「新 学問のススメ」の成否に日本の命運がかかっています。

(東大・慶応大教授)

【インタビュー】なべおさみが教える人生を娯楽にする方法「必要以上に後ろを振り返るな」

2019.04.28 Vol.Web Original

 山田洋次監督の喜劇「吹けば飛ぶよな男だが」で主演を務めるなど、昭和から平成をコメディアン・俳優として駆け抜けてきたなべおさみが、『昭和疾風録~興行と芸能~』(イースト・プレス)を上梓した。力道山、美空ひばり、水の江滝子、片岡千恵蔵など、錚々たる大スターの興行を展開した昭和の大物興行師・古池慶輔氏の生き様を通じて、 興行と芸能の醍醐味に迫った本作は、“故きを温ねて新しきを知る”だけにとどまらない示唆に富んだ一冊となっている。

 娯楽が少なかった時代、人々はどのようにエンターテインメントと接していたのか。興行とは何か、そして人生を楽しむ方法とは――。生き字引であるなべさんに話を聞いた。

【平成昭和物語 半世紀前の秋葉原を想う ~松波無線~】秋葉原は家電の街ではなくインドアホビーの街 時代時代によって、何度でもよみがえる

2018.12.08 Vol.Web Original

 変わりゆく東京の景色。同じ場所で、今昔を見続けた人にしか分からない、その街の移ろいがあるのであれば、訊いてみたい。

「秋葉原と言えば、“家電の街”というイメージがあるかもしれませんが、そうではない。秋葉原は今も昔も“インドアホビーの街”なのです」

 松波無線がラオックスに吸収合併された際、ラオックスの常務取締役を務めた松波道廣さんは、秋葉原を知るエキスパートの一人だ。現在は、NPO法人「秋葉原観光推進協会」理事として秋葉原の未来を見据える松波さんに、秋葉原の変移を伺った――。

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