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本屋のフェス「二子玉川 本屋博」ヘッドライナー 個性派書店を生み出す2人の「本屋の未来」会議

2020.02.11 Vol.727

 二子玉川ライズ ガレリアで1月31日〜2月1日の2日間、本屋の魅力と可能性を発信するフェス「二子玉川 本屋博」が初開催され、31日に週替わりで1冊の本を販売する森岡督行(森岡書店)と歌舞伎町ブックセンターやBUNDAN COFFEE&BEERなどのプロデュースを手がける編集者の草彅洋平(BAKERU)のトークイベント「本を人が選ぶ場所は本屋だけ?」が行われた。

 冒頭で「本屋を経営したい人がいると全力で止めるんですけど」と草彅。“本プラス何か”がテーマのイベントによく登壇する森岡はこれまでに出たアイデアとして「恵比寿・POSTの中島(祐介)さんは『本だけでいいんじゃないですかね』。荻窪・6次元のナカムラクニオさんは本屋プラス神社。本屋の一角に神社を設けて本の神様をまつり、大晦日には火を焚いてその年に買った本をくべる。『夢の本屋ガイド』という本では、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEの花田(菜々子)さんの本屋プラス発電所」などを述べた。「基本、何か燃やしていく感じなんですかね」という草彅に、森岡は「新刊本の38%くらいは(売れずに)燃やされているという現実がある。燃やすのであれば火力発電すればいいんじゃないか」と出版業界の現状を補足。

Dream Aya『海辺のカフカ』にハマり流血!文学少女だった過去語る

2020.01.31 Vol.Web Original

 女性ダンス&ボーカルグループ・Dreamの元メンバーでアーティストのDream Ayaが31日、本屋の魅力と可能性を発信するフェス『二子玉川 本屋博』に登場。イベントに協賛するカスタマイズ家具ブランド・ユアニチャーの和田直希社長と「本とクリエイティブとわたし」をテーマにトークした。

 普段から「居酒屋で飲む時は毎回追い出されるまでいる」という飲み友達で、お互いにクリエイティブディレクターの肩書きで活動する共通項もある2人。本とクリエイティブのつながりについて話し始めたところ、和田社長から「僕は15歳の頃に家から失踪していまして」と衝撃発言が飛び出し、Ayaは思わず「失踪……」と絶句。和田社長は「失踪して路上暮らしをせざるを得なくなった時に、お金もないし、本を読むしかなかった。大阪の阪急・梅田駅にある紀伊國屋書店で、朝から晩まで本を読み続けていました」と、ユニークな読書体験のルーツを明かした。

個性あふれる本屋が全国から大集合!二子玉川 本屋博が今日から開催

2020.01.31 Vol.Web original

本屋の魅力と可能性を発信するフェス「二子玉川 本屋博」が1月31日と2月1日、東京・二子玉川ライズ ガレリアで開催される。個性あふれる本屋との出会いに、わくわくする時間を過ごせそう。

“本と人との出会いを生む”をテーマに開かれる「本屋博」は、今回が初開催。全国から選りすぐりの40の本屋が一堂に会し、本屋の新しい楽しみ方や魅力を紹介する。お店のコンセプトや品ぞろえなど、店主のこだわりは十人十色。本の移動販売を行うブックトラックや、猫本だらけの本屋、自称“出会い系本屋”など、一風変わったお店がずらり。“本を読むだけではない本屋”との出会いに、いつもと違った発見ができるはず。

期間中は、さまざまなイベントも同時開催される。書店ブース横の特設ステージでは、本にまつわるトークイベントや音楽ライブなどが行われるほか、フードトラックも出店。スタンプラリーに参加すれば、出店店舗で使えるクーポン券もゲットできる。それぞれの本屋さんを巡って、あなただけのお気に入りを見つけてみて。

又吉直樹、本屋好きも書店員の言葉に「ちょっと傷つきます」

2020.01.27 Vol.Web original

お笑い芸人の又吉直樹が27日、都内で本屋の魅力を発信するフェス「二子玉川 本屋博」のPRイベントに出席。無類の本屋好きとしてその魅力を存分に語ったほか、書店員とのエピソードも明かした。

芥川賞作家でもあり、幼い頃からの書店好きとして知られる又吉。今月末に日本全国の個性豊かな本屋を集めたイベント「二子玉川 本屋博」が開催されるのを前に、トークショーに出席。本屋への想いや魅力、書き手としての本屋の見方などを語った。

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