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ダークホースの黒田斗真が壬生狼ら優勝候補を次々破りトーナメント制覇【K-1】

2021.05.30 Vol.Web Original

バンタム級日本最強決定トーナメント

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)で行われた「バンタム級日本最強決定トーナメント」で黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)が決勝で壬生狼一輝(力道場静岡)を破り優勝を飾った。

 黒田は1回戦では事前の予想で魔裟斗氏が優勝候補に挙げた池田幸司(ReBORN経堂)、準決勝で優勝候補の松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を撃破し決勝へ駆け上がった。

 戦前、黒田の優勝を予想する声はほぼなく、まさにダークホースではあったが、トーナメント3試合中2試合でKO勝ちする圧倒的な内容を見せた。

Krush王者の壬生狼「明日のテーマは王道」、優勝候補の松本「生き様を見せる」【K-1】

2021.05.29 Vol.Web Original

バンタム級トーナメント参加の8選手が丁々発止のやり取りを展開

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)の前日計量が5月29日、東京都内で開催された。「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場する8選手はすべて規定体重をクリアした。

 トーナメントには当初、橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が参加予定だったのだが、橋本が感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため24日に欠場が発表され、萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が代打出場することとなった。

 計量後に行われた会見ではカード発表会見でも一時不穏な空気が流れた松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)がやり合うところにSNSで鵜澤とやり合っていた野田蒼(月心会チーム侍)が参戦し、司会が「それくらいにしましょう」と制止する一幕もあった。

ジムの先輩・小澤海斗が爽やかイメージの松本日向の意外な一面を暴露「スイッチが入るとオラオラになる」【K-1】

2021.05.04 Vol.Web Original

「バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)に出場する松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が所属ジムで公開練習を行った。

 松本は「バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場し、1回戦で鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。

 この日はジムの先輩である小澤海斗を相手に3分1Rのミット打ちを行った。

 練習後の会見には小澤も参加。松本は小澤について「初めて会ったのは海斗さんの両国大会(2019年6月)の試合前。怖くて声を掛けられなかった。めっちゃ喋りたかったのに(笑)。喋れるようになったのは(2020年)3月の試合の前の11月くらい。それから面倒を見てもらえるようになった。言っちゃいけないと思って我慢していたけど海斗さんはめっちゃ優しい。実戦練習ではボコボコにされて、強くしてもらった」などと語ると「立てるね。日向は持ち上げるのがうまい(笑)」と返す小澤。

 小澤は松本の選手としてのイメージを「スパーをやっていて、一番やりにくい。攻撃が来て、返そうと思ったらもういない。めっちゃ早い。フットワークが軽い」と語る。これは松本に言わせると「止まったらやられると海斗さんとの練習で学んだ」からとのこと。そして小澤については「海斗さんはパンチがすごくうまい印象だったが、蹴りが強い。初めてインローが効いた。1週間くらい足が動かなかった。三日月蹴りでも息が止まりかけたことがある」と続けた。

武尊の檄にトーナメント出場の橋本実生「今回、結果を出さないと終わりだと思っている」【K-1】

2021.05.03 Vol.Web Original

公開練習で武尊とマススパー

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)に出場する橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が5月3日、所属ジムで公開練習を行った。

 橋本は「バンタム級日本最強決定トーナメントに出場し、1回戦で大村修輝(POWER OF DREAM)と対戦する。

 この日はジムの先輩である武尊とのマススパーリングを行った。当初は2分1Rの予定だったが、ややおとなしめの内容に武尊が「もっと上げたほうがいいんじゃないの」と橋本に発破をかけ、もう1R追加するという一幕も。

 橋本は今回のトーナメントについては「3試合することについて、スタミナとか体の面は心配していない。1回戦の相手はデビュー戦で何も分からないので、1回戦に集中している」と話す。

 橋本のプロ戦績は7戦4勝(1KO)3敗。これまでを振り返り「3~4戦目くらいまでは自分のファイトスタイルとか戦い方が分かっていなくて、何が正解か試行錯誤しながら試合をしていた。サウスポーですが、右利きなのでオーソドックスに変えようかと思った時もあるくらい。でも今はなにも迷いがないので、今回はそれを見せられるかと思う」と話す。

壬生狼一輝ら8選手が参加の「バンタム級日本最強決定トーナメント」開催【5・23 K-1】

2021.04.17 Vol.Web Original

「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催

 K-1が4月17日、東京都内で「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区体育館)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見の冒頭、中村拓己プロデューサーが今大会は「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催することを発表。その3つとは「原点回帰」「ワンデートーナメントの復活」「未来のスターの青田買い」。

「原点回帰」については「K’FESTA.4で武尊選手とレオナ・ぺタス選手が素晴らしい試合を繰り広げてくれた。武尊選手は2014年の旗揚げからエースとしてK-1を引っ張ってきた王者。レオナ選手はKrushから実績を積み上げて、最強の挑戦者として武尊選手に挑んだ。あの2人がK-1の歴史に残るような素晴らしい試合を見せてくれて、我々としてはいい意味で旗揚げからやってきたことが一つの形になったと思うし、ひと区切りがついたのではないかと思っている。そういう意味で次の大田区大会は新たなスタートになると思う。新生K-1の旗揚げ戦の気持ちを思い出して、またここから新しいK-1を作っていくんだという気持ちを持って、この大会をやっていく。そういう気持ちで原点回帰というコンセプトを挙げさせてもらった」と説明。

「ワンデートーナメントの復活」については「これがK-1の醍醐味。最もK-1の色が出るもの。昨年はコロナの影響でできない状況が続いていたが、今大会では原点回帰のコンセプトのもと8人参加のトーナメントを1年2か月ぶりに開催する」。

壬生狼一輝が松本日向との激闘制し吉岡ビギンへの挑戦アピール【Krush.121】

2021.01.24 Vol.Web Original

3連勝でバンタム級王座に照準

「Krush.121」(1月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級の一戦で松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と壬生狼一輝(力道場静岡)が対戦し、壬生狼が2-0の判定勝ちを収め、無敗対決を制し、同級王者・吉岡ビギンへの挑戦をアピールした。

 壬生狼は昨年8月に復活した「Krush-EX 2020 vol.1」でK-1ジャパングループの大会に初参戦。大会4日前に急きょ参戦が決まったものの、メインで勝利を収めると、11月のK-1福岡大会へ出場のチャンスをつかむ。ここで元Krushバンタム級王者・晃貴と対戦し、激闘の末、2-1の判定勝ちを収める番狂わせを起こし、一気にバンタム級戦線の台風の目となった。

なりきり大仁田厚の壬生狼一輝「電流爆破に比べたら松本なんか楽勝じゃあ!」【Krush.121】

2021.01.22 Vol.Web Original

大仁田+光GENJIで会見ジャック

「Krush.121」(1月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月22日、東京都内で行われた。

 セミファイナルで行われるバンタム級戦で対戦する松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と壬生狼一輝(力道場静岡)はともに1回目の計量で規定体重をクリアした。

 その後に行われた会見に壬生狼はジャニーズのアイドルグループ「光GENJI」を思わせるコスチュームで登場。そして「皆さんこんにちは、しゃかりきコロンブス、やる気、元気、かずき! どうも、壬生狼一輝です。まず始めに愛鷹パイセン、結婚おめでとうございます。僕も愛鷹パイセンのように、ご当地アイドル、ROSARIO+CROSSのさきちゃんと付き合えるように頑張ります。あっ! 俺、アイドルじゃけ恋愛禁止やった」と光GENJIになり切って挨拶。そして一転、カード発表会見で見せた大仁田厚キャラに変身すると「おい!おい! 松本。明日は俺と松本でしかできない殴り合いをお前らに見せてやるよ」とアピールした。

K-1甲子園とK-1カレッジの応援サポーターにPopteen専属モデルの古田愛理が就任

2020.06.23 Vol.Web Original

甲子園PR大使に近藤魁成、初のカレッジPR大使は松本日向

 K-1実行委員会が6月23日、オンラインで会見を開き「K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~」と「K-1カレッジ2020~大学生日本一決定トーナメント~」の応援サポーターとPR大使を発表した。

 両大会の応援サポーターにはPopteen専属モデルで、今年2月にAbemaTVオリジナルドラマ『僕だけが17歳の世界で』で女優デビューを果たした古田愛理が就任した。

 古田は「私自身、K-1ジムに通っていて、同世代の選手の熱い姿を見られるのがすごくうれしく思います。これから応援サポーターとしてたくさん盛り上げていきたい」と挨拶した。

 K-1甲子園のPR大使には2017、2018年と-65kgを2連覇した近藤魁成、K-1カレッジのPR大使には2018年に-55kgで優勝した松本日向が就任した。

 近藤は「去年に引き続き、応援サポーターになれてうれしい。関西と関東の戦いの違いを今年も期待している」

 松本は「K-1カレッジ初めてのPR大使に選んでもらえてすごくうれしい。この大会にかける選手の熱い思いをしっかりみんなに伝えられるように、盛り上げられるように頑張る」などとそれぞれ挨拶した。

 今年の甲子園とカレッジは8月2日に東京・新宿FACEで開催。ともに-55kg、-60kg、-65kgの3階級でワンデイトーナメントが行われ、甲子園では-70kg、+70kg、女子の-45kg、-50kg、-55kgの3階級、カレッジでは-70kg、+70kgでワンマッチも開催される。

 この日は第1弾の出場選手も発表。

 甲子園では-55kgに「Krush.113」(6月28日)でプロデビューを控える玉川らいと、-60kgにはK-1アマチュア全日本大会の優勝者で「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」にも出場した薮崎陸、-65kgには昨年の優勝者である大庭龍華、「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」でブレイクし今年4月の「KHAOS.10」でプロデビューを果たした古宮晴が出場する。
 
 これらの出場選手を見た近藤は「65kgの大庭選手が2連覇がかかっている。今まで2連覇したのは僕だけだが、それに続いて大庭選手も2連覇するのではないかと思っている」、松本は「60kgの薮崎選手は代理戦争で木村組で出場してテクニックのあるうまい選手だと思った。65kgの古宮晴選手はデビュー戦は60kgで試合をしていたと思うが、65kgでどう戦うのか楽しみ。期待できると思う」などとそれぞれ期待をかけた。

 またK-1公式YouTubeチャンネルでは24日からK-1甲子園の過去の名勝負を集めた動画も配信される。

 なお一昨年、昨年とK-1甲子園を冠協賛したガスワンが今年はK-1カレッジも冠協賛することとなった。

「格闘代理戦争」卒業生の松本日向と橋本実生がともにプロ初のKO勝ち【3・28 Krush.112】

2020.03.29 Vol.Web Original

松本が橋本に2連続判定勝ち

 2019年にAbema TVで放送された格闘リアリティー番組「格闘代理戦争 4 th season」で活躍した松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)でともにKO勝ちを収めた。

 2人は昨年9月の「KHAOS.9」で行われた「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」でプロデビュー。松本がK-1選抜、橋本が格闘代理戦争の大将としてメインで対戦し、延長の末、判定で松本が勝利を挙げた。そして2人は12月のK-1名古屋大会の本戦で再戦を行い、ここでも延長の末、松本が判定勝ちで対橋本2連勝を果たした。

 そして互いに今大会でプロ3戦目を戦うこととなったのだが、当初、橋本の試合はプレリミナリーファイトに組まれるなど、この2試合で2人の立場は残酷なまでに対照的なものとなった。

松本日向「自分が持っている力や技、全てを使ってアピールしていきたい」

2020.03.24 Vol.728

格闘家イケメンファイル Vol.108

 2019年にAbema TVで放送された格闘リアリティー番組「格闘代理戦争 4 th season」で注目を集め、同年秋のプロデビュー後は2戦2勝の松本日向。その名のとおりあたたかい太陽が照らしこむような笑顔を試合中にものぞかせながら、タフな展開を全力疾走でものにする姿がファンを魅了し人気急上昇中だ。2020年3月28日(土)に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.112」では、松本がK-1カレッジ王者となった2018年にK-1甲子園王者に輝いた多久田和馬と、プロデビュー後、無敗同士の対決となる。

近藤魁成が復帰戦でベテランの山際和希と対戦。格闘代理戦争出身の松本は多久田と無敗対決【3・28 Krush】

2020.02.05 Vol.Web Original

近藤「2019年は伸び伸びと戦っていなかった」

「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が2月5日、都内で開催された。

 2017年と2018年のK-1甲子園-65kg王者で、昨年は木村“フィリップ”ミノルの持つKrushウェルター級の王座にも挑戦した近藤魁成が出場。前Bigbangウェルター級王者の山際和希と対戦する。

 近藤は昨年11月のK-1横浜大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオーと対戦。2RKO負けを喫し、そこからの復帰戦となる。

 近藤は「2019年は今思えば伸び伸びと戦っていなかったと思う。2020年は自分らしく生き生きと戦って、この試合も勝ちたい」と話した。この「伸び伸びと戦っていなかった」ということについては「高校生のうちにベルトを取らなければ」という目標を掲げていたことからのこと。

「ずっとリングの上でも言っていたので、ちょっとプレッシャーを感じすぎていたかなと思う。動きも硬い試合が多かった。(ピケオー戦も)自分が思っていたより焦っていた。映像で見たら全然イメージしていた動きができていなかった」などと振り返った。

 その一方でピケオーについては「通用すると思ったところはあまり言いたくない。足りない部分がまだまだあったので、(すぐに)勝てるとは思わないが、これから先は絶対にリベンジできると思った」と手ごたえはしっかりとつかんでいるよう。

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