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広瀬アリス「吐きそうです、今…」『M:I』最新作大ヒット舞台挨拶で声優陣からのうれしい言葉に狼狽

2023.08.09 Vol.web original

 

 公開中の映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の大ヒット記念舞台挨拶が9日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務めた森川智之、広瀬アリス、津田健次郎、園崎未恵が登壇。広瀬があこがれの声優陣との登壇に大感激した。

 トム・クルーズ演じるスパイ、イーサン・ハントが究極のミッションに挑む人気アクションシリーズ最新作。

 前作からの続投となったホワイト・ウィドウ役の広瀬アリスは冒頭「今日はこのお三方の声を聞いていたいので、質問にはあまり答えたくないので…」とあいさつ。

 普段から声優へのリスペクトを語る広瀬は「前回よりかはできたかな」と手ごたえを語りつつ「やっぱり声優の皆さんって本当に素晴らしいなと思いました」と声優陣に感服。

 イーサン・ハントの声を担当する森川が「コロナ禍だったから収録が別々だったんですよね。次は同じ空気感でセリフを言い合えたら」と声をかけると、広瀬は「全身震えてそう(笑)。できれば私は皆さんが終わった後に…」と恐縮しきり。すると森川が「終わりましたって言って、広瀬さんが1人でブースに入っているときに入っていきます(笑)」と冗談めかして言うと、広瀬は「怖い(笑)!セリフを噛みまくりますから」と大慌て。

 さらに、劇中で、ホワイト・ウィドウになりすます場面があるグレース役の園崎未恵が「(作品を見て)広瀬さん、私に芝居を寄せてくださっている?と思ってスタッフに聞いたら、そういうお話をされていましたよと聞いてめちゃくちゃうれしかったです!」と広瀬の役作りに感嘆。園崎からの絶賛に広瀬は「ありがとうございます。吐きそうです、今。喜びが爆発して…」と恐縮し、会場の笑いをさそった。

 この日は、広瀬がセレクトした劇中の名台詞を森川らが生再演。目の前で披露される生アテレコに目を輝かせていた。

 

UTA、父・本木雅弘からの助言「自分が納得する道を」戸田奈津子も「映画界の大谷翔平」と太鼓判

2022.07.03 Vol.web original

 

 公開中の映画『トップガン マーヴェリック』主演トム・クルーズの誕生日イベントが3日、都内にて行われ、映画字幕翻訳家・戸田奈津子、日本語吹き替え版声優の森川智之が登壇。サプライズゲストとして登壇し、英語で感想を伝えたモデルのUTAに、戸田が海外での活躍を期待した。

 1986年公開の映画『トップガン』から36年ぶりとなる続編。前作に続き、トムが演じる伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロットたちが大空を舞台に熱きドラマを繰り広げるスカイアクション。

 戸田とトムの7月3日のバースデーを祝うケーキとともに登場したUTA。本作について「80年代に公開されたオリジナルを知らずに本作を見たのですが、アクションを期待して見に行ったら想像以上の人間ドラマにぐいぐい引き込まれました。マーヴェリックのキャラクターと重なるトムの行動力が、映画全体のリアリティーを生んでいると思いました」と熱く感想を語り、トムに届くようにと英語でもメッセージ。

 そんなUTAから、字幕翻訳で心がけていることはと聞かれた戸田は「英語の分かる人が見るとどんなに縮めているか分かると思うけど、字数がぎりぎりに限られているのでね。たまに直訳していると思っている人もいるけど直訳したら画面中が字になっちゃう(笑)。お芝居なので、その人の気持ちが一番伝わるように、感情にうったえられる日本語を心がけています」。

 森川から「グースの息子のルースターのように、UTAくんもエンタメの世界に飛び込むにあたって、ご家族からアドバイスがあったの?」と聞かれると、UTAは「正直まだ役者の経験はないので同じ舞台に立っているという意識はないんですけど、父(本木雅弘)からはよく“自分の納得する道を選んでほしい”と言われています。まだまだ失敗や不安が多いんですけど、自分の納得とは、迷いながらも自分で答えを出していくことかなと思っています」と話した。

 そんなUTAに戸田は「すごいポテンシャルだと思う。このスタイルでしょ、このお顔でしょ。英語もできて。映画界の大谷(翔平)くんになりますよ」と太鼓判を押していた。

『トップガン マーヴェリック』は公開中。

戸田奈津子 トム・クルーズ通訳引退を語る「メールしたらびっくりされた」

2022.07.03 Vol.web original

 

 公開中の映画『トップガン マーヴェリック』主演トム・クルーズの誕生日イベントが3日、都内にて行われ、トムと親交の厚い映画字幕翻訳家・戸田奈津子や、日本語吹き替え版声優の森川智之、サプライズゲストとしてモデルのUTAが登壇。長年、トムの来日時に通訳を務めてきた戸田がトムの通訳“引退”を当人に告げた思いを語った。

 この日、7月3日はトムの60歳の誕生日。しかも戸田も同じ7月3日生まれで、86歳を迎えるということで、戸田はトムから届いたエルメスのスカーフを身に着けて登場。戸田は「毎年この日にトムから花束が届くんですけど、今年はエルメスのスカーフも入っていて」と、ちょうどこの日に着るつもりでいたという黒のワンピースに合わせたかのようなスカーフに「トムは千里眼じゃないかと思う(笑)」と笑顔。カードに記されたメッセージのサイン“TC”について「トムの周りの人間は話をするとき“トム・クルーズ”と言うと聞き耳を立てられるので、暗号めいて“TC”と言っているんです」と明かし、森川も「さすがイーサン・ハント(笑)」。

 今年5月に、約4年ぶりの来日を果たしたトムの横に、長年通訳を務めてきた戸田の姿が無かったことも話題に上っていたが、戸田は「(通訳を務めて)30年といったら長い。トムはやることすべてに200%出す人。もし、年もあってパッと通訳できず100%に少しでも欠けたら、トムに申し訳ないと思って決意して、トムにメールしたらかなりビックリされましたけど。状況を話したら、分かった、と。そういうことで今回、降りることにいたしました」と自ら勇退を決めたことを明かした。

 森川や、司会の映画パーソナリティー伊藤さとりから、トムがいかに戸田を尊重していたかというエピソードが語られると、戸田は「なんであんなに私に優しくしてくださるのか分からない(笑)。特別なことは何もしてない。トムは良い人だから誰だって何かしてあげたいという気にさせるでしょ。私もその一人というだけなんです」とはにかんだ。

 さらに戸田は、日本公開から1カ月を前に、興行収入70億円を突破するという記録的なヒットを喜び「コロナで何度も延期になって、ネットで配信しろってすごい圧力があったわけ。でもトムはこの作品は映画館じゃないとだめだと頑固に戦ってね。結果的に世界的にこんなに大ヒットして。トムが映画館を救ったと言っていいと思う」とトムの情熱をたたえた。

武田真治「オビ=ワン・ケノービの名前は“黒帯”から来ている!」と力説

2022.05.04 Vol.web original

 

「スター・ウォーズの日」イベントが4日、都内にて行われ、シリーズの日本版吹き替え声優・森川智之と浪川大輔、スペシャルゲストの武田真治が登壇。コスプレしたファンとともに3年ぶりのリアルイベントを楽しんだ。

 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)から20年近くユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービの日本版声優を務めてきた森川智之は、シリーズ最新作となる、配信ドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』について「『1』のときはユアンもまだ若かりし“パダワン”でしたけど、本作は『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』から10年後の物語。ユアンと同じに僕も年を重ねてきたんだな、と思いながら、キャリアで重ねたものを生かそうと思いました」と収録を振り返った。過去シリーズで、ヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーの日本版声優を務めた浪川大輔も「あれ以来、ダークサイドにおちる役が非常に多くなりました(笑)」と偉大な代表作に感謝。

 そんな森川は「以前にL.A.で買ったんですが今はもう売ってないらしい」というレアな私物のライトセイバーを持参。「(日本に戻るとき)機内に持ち込んだんですが、箱に入れてセキュリティーに通したところ案の定、止められまして。これは何だと聞かれたので“ライトセイバーだ。オレはジェダイだ!”と言ったら“OK”って(笑)」というエピソードを披露。

 『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンという武田真治は「『オビ=ワン・ケノービ』も日本語吹き替えで見せていただきます!」と2人へのリスペクトを語りつつ「どうして“オビ=ワン・ケノービ”という名前なのか知ってます? トリビアなんですけど。ジョージ・ルーカスさんが、一番強いキャラクターの名前を…と“黒帯”からつけたそうです」と力説。森川と浪川も「オビ、くろおび…クロオビ…ケノービ…」と感心していたが、司会は苦笑しつつ「所説あると言われてますので(笑)」とフォローし会場の笑いをさそった。

 この日は、シリーズの劇中の名台詞“May the Force be with you.”(フォースと共にあらんことを。)にちなんで5月4日(May the 4th)に制定された「スター・ウォーズの日」。最後に全員で“5月4日5時4分”の瞬間を迎え、大いに盛り上がっていた。

 ディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)オリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』は5月27日より配信。

満島ひかり“初代”黒柳徹子との違いは「私の方がムチが強くなっているかも」

2022.01.06 Vol.web original

 

 日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』のイベントが6日、都内にて行われ、満島ひかりら日本語版キャストと、構成を担当した樋口真嗣監督が登壇。初代ペネロープ役の黒柳徹子からのサプライズメッセージに、満島ひかりが感激した。

 1965年にイギリスで放送が開始され(日本では1996年)た名作テレビシリーズ「サンダーバード」。発見された音源をもとに当時の技術を再現して製作した新作3本から構成された劇場版。

 本作の中心人物・国際救助隊員ペネロープの声を務めた満島ひかりは『サンダーバード』について「とんねるずさんと清水アキラさんのものまねで知りました」と明かし「その後(『トットてれび』で)黒柳徹子さんの役をするときに資料として見たんですが、すごく面白いなと思いました」と、黒柳が初代声優をつとめたペネロープ役のオファーに感激。満島が「最初は黒柳さんのまねをした方がいいのかなと思ったのですが、(日本語版の)監督からも言われ、自分なりのペネロープを演じました。ちょっと私のほうがムチが強くなっているかもしれません(笑)」と言うと、ペネロープの執事パーカー役の井上和彦がすかさず「気持ちよかったです、お嬢さま」と言い添え、会場の笑いをさそった。

 トレイシー一家スコット役の森川智之、バージル役の日野聡も、大先輩から受け継いだ役どころに感激しきり。日本語版の構成を担当した映画監督・樋口真嗣は「声優の歴史をたどる意味でも面白い作品」と胸を張った。

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