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元NJKFフライ級王者の松谷桐が初参戦。3つのダウンを奪って大差の判定勝ちも反省【Krush.129】

2021.09.25 Vol.Web Original

「Krush.129」(9月24日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で元NJKFフライ級王者の松谷桐(ALONZA ABLAZE)がK-1ジャパングループに初参戦し、バンタム級戦で豊田優輝(B.W)に3-0で判定勝ちを収めた。

 松谷は2017年10月にプロデビューし、無敗のままわずか6戦目でNJKFフライ級王座を獲得。他団体で16戦14勝(7KO)2敗の戦績を残した。今年7月に卜部功也が昨年オープンしたジム「ALONZA」に移籍し、プロ選手第1号となった。

 対する豊田は「K-1カレッジ2019」の-60kg王者。ここまでの戦績は6戦2勝3敗1分だが、5月に行われたK-1の「バンタム級日本最強決定トーナメント」ではリザーブファイトに出場し、大石和希に勝利している。戦績は2勝3敗1分。

 松谷は1Rから左ミドル、左ハイ、左ボディーストレート、右フックなど多彩でスピード満点の攻撃を繰り出していく。2Rには豊田がバックブローを繰り出したところにショートの左フックを合わせダウンを奪う。そして豊田が反撃に出て、右ローを出したところに右フックをカウンターで合わせ2度目のダウンを奪う。

ジムの先輩・小澤海斗が爽やかイメージの松本日向の意外な一面を暴露「スイッチが入るとオラオラになる」【K-1】

2021.05.04 Vol.Web Original

「バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)に出場する松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が所属ジムで公開練習を行った。

 松本は「バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場し、1回戦で鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。

 この日はジムの先輩である小澤海斗を相手に3分1Rのミット打ちを行った。

 練習後の会見には小澤も参加。松本は小澤について「初めて会ったのは海斗さんの両国大会(2019年6月)の試合前。怖くて声を掛けられなかった。めっちゃ喋りたかったのに(笑)。喋れるようになったのは(2020年)3月の試合の前の11月くらい。それから面倒を見てもらえるようになった。言っちゃいけないと思って我慢していたけど海斗さんはめっちゃ優しい。実戦練習ではボコボコにされて、強くしてもらった」などと語ると「立てるね。日向は持ち上げるのがうまい(笑)」と返す小澤。

 小澤は松本の選手としてのイメージを「スパーをやっていて、一番やりにくい。攻撃が来て、返そうと思ったらもういない。めっちゃ早い。フットワークが軽い」と語る。これは松本に言わせると「止まったらやられると海斗さんとの練習で学んだ」からとのこと。そして小澤については「海斗さんはパンチがすごくうまい印象だったが、蹴りが強い。初めてインローが効いた。1週間くらい足が動かなかった。三日月蹴りでも息が止まりかけたことがある」と続けた。

武尊がバンタム級トーナメント出場の8人に「自分のために戦えばいい」とメッセージ【K-1】

2021.05.03 Vol.Web Original

橋本実生の公開練習でマススパーリング

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が5月3日、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)に出場する橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と所属ジムで公開練習を行った。

 当初はマススパーリングを2分1R行う予定だったのだが、橋本のややおとなしめの内容に武尊が「もっと上げたほうがいいんじゃないの」と発破をかけ、急きょもう1R追加することとなった。

 その後に行われた会見には武尊も参加し「気を使って全然攻撃を出してこなかったんで(笑)。2R目も全然いいところを出していなかった。もっとできる子なんで(笑)」とまずは橋本を気遣った。

 武尊は今回のトーナメントにあたり橋本にはまだ特別なアドバイスは送っていないものの「試合は日々の練習の積み重ね」としたうえでトーナメントについても「一つ一つの試合をワンマッチだと思ってやるしかない」「マークされていても、結局戦うのは3人。勝ち上がってくる選手だけに集中するのが一番。会見とかでもいろいろ言われると思うが、1回戦もワンマッチ、勝って準決勝に上がってもワンマッチ、決勝に上がってもワンマッチをやるという感覚でやらないと足元をすくわれる。次の相手が決まっていない状態で、どっちが勝つかを考えるより、目の前の試合に集中するのがトーナメントに勝つコツかと思う」「普段から練習している時に話していることの積み重ね。ビッグマッチだからといって違うことをするわけではない。普段からの積み重ねができていればいいこと。あとは持っているか持っていないかということは出てくると思う。K-1だからこそ輝く選手もいる。実生にとっては持っているか持っていないかを見せる舞台でもある」とこれまで3度のトーナメントを制してきた経験からのアドバイスを送った。

武尊の檄にトーナメント出場の橋本実生「今回、結果を出さないと終わりだと思っている」【K-1】

2021.05.03 Vol.Web Original

公開練習で武尊とマススパー

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)に出場する橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が5月3日、所属ジムで公開練習を行った。

 橋本は「バンタム級日本最強決定トーナメントに出場し、1回戦で大村修輝(POWER OF DREAM)と対戦する。

 この日はジムの先輩である武尊とのマススパーリングを行った。当初は2分1Rの予定だったが、ややおとなしめの内容に武尊が「もっと上げたほうがいいんじゃないの」と橋本に発破をかけ、もう1R追加するという一幕も。

 橋本は今回のトーナメントについては「3試合することについて、スタミナとか体の面は心配していない。1回戦の相手はデビュー戦で何も分からないので、1回戦に集中している」と話す。

 橋本のプロ戦績は7戦4勝(1KO)3敗。これまでを振り返り「3~4戦目くらいまでは自分のファイトスタイルとか戦い方が分かっていなくて、何が正解か試行錯誤しながら試合をしていた。サウスポーですが、右利きなのでオーソドックスに変えようかと思った時もあるくらい。でも今はなにも迷いがないので、今回はそれを見せられるかと思う」と話す。

壬生狼一輝ら8選手が参加の「バンタム級日本最強決定トーナメント」開催【5・23 K-1】

2021.04.17 Vol.Web Original

「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催

 K-1が4月17日、東京都内で「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区体育館)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見の冒頭、中村拓己プロデューサーが今大会は「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催することを発表。その3つとは「原点回帰」「ワンデートーナメントの復活」「未来のスターの青田買い」。

「原点回帰」については「K’FESTA.4で武尊選手とレオナ・ぺタス選手が素晴らしい試合を繰り広げてくれた。武尊選手は2014年の旗揚げからエースとしてK-1を引っ張ってきた王者。レオナ選手はKrushから実績を積み上げて、最強の挑戦者として武尊選手に挑んだ。あの2人がK-1の歴史に残るような素晴らしい試合を見せてくれて、我々としてはいい意味で旗揚げからやってきたことが一つの形になったと思うし、ひと区切りがついたのではないかと思っている。そういう意味で次の大田区大会は新たなスタートになると思う。新生K-1の旗揚げ戦の気持ちを思い出して、またここから新しいK-1を作っていくんだという気持ちを持って、この大会をやっていく。そういう気持ちで原点回帰というコンセプトを挙げさせてもらった」と説明。

「ワンデートーナメントの復活」については「これがK-1の醍醐味。最もK-1の色が出るもの。昨年はコロナの影響でできない状況が続いていたが、今大会では原点回帰のコンセプトのもと8人参加のトーナメントを1年2か月ぶりに開催する」。

吉岡ビギンが決勝で橋本実生を延長の末破りバンタム級王座獲得【Krush】

2020.12.20 Vol.Web Original

本命といわれるなかできっちり優勝

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」で吉岡ビギン(team ALL-WIN)が決勝で橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を延長にもつれ込む激闘の末、判定で破り、第6代王座に就いた。

 吉岡は今回のトーナメントの本命といわれながら、10月に行われた1回戦では池田幸司を相手に2-1の判定勝ち。そして前日計量では1回目の計量で0.7kgオーバー。2時間後に行われた再計量ではジャストで無事にクリアし、パフォーマンスには大きな影響はない範囲ではあったが周囲をひやひやさせた。

Krush Evangelistの石川直生氏「バンタム級王座決定トーナメントは4選手全員が優勝候補」【Krush.120】

2020.12.18 Vol.Web Original

優勝候補の吉岡ビギンが1回目の計量で0.7kgオーバー

「Krush.120」(12月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月18日、都内で開催された。

 今大会で準決勝と決勝が行われる「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」に出場する4選手のうち吉岡ビギン(team ALL-WIN)は1回目の計量で53.7kgと0.7kgオーバーしたものの、規定の2時間後に行われた2度目の計量は53.0kgでパス。当初の予定通りの4選手で王座が争われることとなった。

 なお計量後に行われた会見は吉岡は欠席し、3人で行われた。

バンタム級王座決定トーナメントは萩原、橋本、吉岡、黒田が準決勝進出【Krush.118】

2020.10.18 Vol.Web Original

最年長・萩原が峯に判定勝ち

「Krush.118」(10月17日、東京・後楽園ホール)で「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われた。

 今回のトーナメントは前王者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)が階級アップのため今年7月に王座を返上したことを受け行われるもの。

 1回戦第1試合は萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)と峯大樹(若獅子会館)が対戦した。

 最年長となる萩原は昨年1月に敗れはしたものの晃貴と王座決定戦で戦うなど、参加8選手の中では実績も一番。今回はベルト奪取へ並々ならぬ決意を秘めてのトーナメント参戦となる。

 1R、萩原は右ローで牽制。峯はそのローに右ストレートを合わせるなどともに探り合う。終盤、離れ際に峯が右フックを当てるが萩原は足を使って連打を許さず。2Rも萩原は右ロー、右ミドルで峯を前に出さない。しかし中盤、峯は踏み込んでの左ボディーブローを何度か当てていく。それでも萩原は右ローでプレッシャーをかけていく。3Rは峯がパンチで前に出ると萩原も応じ打ち合いに。しかし距離が詰まってしまい、両者にホールディングの注意が入る。打ち合いの中で萩原の左フックがクリーンヒット。終盤の打ち合いの中でも萩原は的確に有効打を放っていく。ともに決定打を放つことができず試合は判定となったが、ジャッジ3者とも30-29で萩原を支持した。

バンタム級王座決定トーナメント開催。トーナメントを制するのは実力か?執念か?それとも運なのか?【Krush.118】

2020.09.03 Vol.Web Original

12月大会で準決勝と決勝を開催

「Krush.118」(10月17日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が9月3日行われ「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の開催が発表された。

 同王座は前王者の佐々木旬樹が階級アップを理由に7月に王座を返上していた。

 トーナメントは8選手が参加し、今大会で1回戦4試合を行い、12月19日の後楽園大会で4選手によるワンデイトーナメントで準決勝と決勝を行う。

 この日は組み合わせも発表され、1回戦は(1)萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)vs峯大樹(若獅子会館)、(2)藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、(3)吉岡ビギン(team ALL-WIN)vs池田幸司(ReBORN経堂)、(4)多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)vs黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)。準決勝は1と2の勝者、3と4の勝者で行われる。

「格闘代理戦争」卒業生の松本日向と橋本実生がともにプロ初のKO勝ち【3・28 Krush.112】

2020.03.29 Vol.Web Original

松本が橋本に2連続判定勝ち

 2019年にAbema TVで放送された格闘リアリティー番組「格闘代理戦争 4 th season」で活躍した松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)でともにKO勝ちを収めた。

 2人は昨年9月の「KHAOS.9」で行われた「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」でプロデビュー。松本がK-1選抜、橋本が格闘代理戦争の大将としてメインで対戦し、延長の末、判定で松本が勝利を挙げた。そして2人は12月のK-1名古屋大会の本戦で再戦を行い、ここでも延長の末、松本が判定勝ちで対橋本2連勝を果たした。

 そして互いに今大会でプロ3戦目を戦うこととなったのだが、当初、橋本の試合はプレリミナリーファイトに組まれるなど、この2試合で2人の立場は残酷なまでに対照的なものとなった。

松本日向が“武尊二世”橋本実生に延長戦の末2-1で勝利【9・27 K-1 KHAOS】

2019.09.28 Vol.Web Original

格闘代理戦争チームが4勝3敗

「K-1 KHAOS NIGHT.9」(9月27日、東京・新宿フェイス)で行われた「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」で格闘代理戦争チームが4勝3敗で勝ち越した。

 KHAOSは旗揚げ戦から「当日に対戦相手が決まる」「賞金総取り戦」といった斬新なテーマで大会を開催してきた。今回は今年4月からAbemaTVで放送された「格闘代理戦争 4th season」に出場した選手たちのデビュー戦。対するK-1選抜の松本日向もこの日がデビュー戦で出場14選手中8人がデビュー戦という異例の大会となった。

 しかし会場は超満員。これまでのKHAOS史上最多の観客を集めた。

 対抗戦は先鋒戦から代理戦争チームが3連勝。その後、K-1選抜が2連勝したものの、第6試合の副将戦で榊原達也が勝利を収め、代理戦争チームが対抗戦を制した。

 メインで行われたK-1選抜の松本日向と代理戦争チームの橋本実生の一戦は、「格闘代理戦争」で幻のカードといわれた対戦。

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