SearchSearch

武田光司が1Rのアクシデントを乗り越え萩原京平に執念の判定勝ち。萩原は「限界なのかと思う」【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)のセミファイナルで武田光司(BRAVE)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦した。試合は1Rのローブローのアクシデントを乗り越え、武田が勝利を収めた。

 前戦までライト級で戦っていた武田は今回がフェザー級に階級を落としての初戦。その前戦は昨年11月の「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」。トフィック・ムサエフに敗れて以来の再起戦となる。萩原は昨年9月に牛久絢太郎に敗れて以来の再起戦。萩原はこの試合の前に4カ月間のアメリカ合宿を行い、必勝を期しての一戦だった。

 1R、武田はサウスポー、萩原はオーソドックスの構え。パンチで圧をかける萩原。武田もパンチを返す。打撃の攻防から武田は組み付きケージに押し込む。武田がヒザを放ったタイミングで、ケージを背負った萩原もヒザを打ち込むとローブローとなり一時中断。武田は悶絶。なんとか立ち上がった武田だが、イスに座ってなおもインターバル。そして立ち上がり自らに気合を入れると、武田が萩原を押し込んだ状態から再開。その際に萩原にイエローカードが出される。武田は押し込み、バックを取る。バックからヒザを打ち込む武田。萩原は正対に成功。萩原は再びバックを取るがゴング。

中村K太郎の突き飛ばしフェイントにサトシは指ハートポーズでニヤリ【RIZIN】

2024.03.22 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前日計量が3月22日、大阪市内で開催された。

 メインイベントで対戦するRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)は70.85kg、中村K太郎(UNITED GYM TOKYO)は70.80kgで規定体重をクリアした。

 カード発表会見でのフォトセッションでフェイストゥフェイスの際にお約束でサトシの胸を突いた中村、この日は計量後のフェイストゥフェイスで胸を突くフェイントを見せるファンサービス。これにサトシは指ハートポーズで返してニヤリ。

 マイクを握った中村は「頑張りまーす」と一言。サトシは「みんな、久しぶり。大阪では久しぶりの試合なので、明日はみんなにいい試合を見せたい。応援よろしくお願いします」と語った。

4カ月間アメリカ修行の萩原京平が「武田戦は苦手克服の証明になるし、ステップアップのいい実験台」【RIZIN】

2024.03.21 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前々日インタビューが3月21日、大阪市内で行われた。

 セミファイナルでは武田光司(BRAVE)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦する。武田は昨年11月の「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」でトフィック・ムサエフに敗れて以来の再起戦。ライト級からフェザー級に階級を落としての参戦となる。萩原は昨年9月に牛久絢太郎に敗れて以来の再起戦。

 萩原はこの試合の前に4カ月間のアメリカ合宿を行ってきたのだが、今回のテーマとして「成長したところを見せるというのと、アメリカで約4カ月練習して、前回と違うところを見せたいというのもあるし、苦手なところを克服できたというところを見せたい」などと語った。その内容は「レスリング力もそうだし、MMAレスリングや壁レスをしっかりやってきた。そういうところが変わった実感がある。そこが一番成長。フィジカルも日本でやっていなかった強度の練習をやってきた。アーチュレッタ選手とフィジカルも一緒にやった。これだけやればアーチュレッタ選手も試合でスタミナが続くよなと納得のトレーニングだった。フィジカルも上がっている」と語った。

2・24佐賀でケラモフが再起戦。3・23神戸ではRENAvsシン・ユリら3試合が決定【RIZIN】

2024.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のリング上で、すでに開催が発表されていた初の佐賀大会「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の第1弾カードと「RIZIN.46」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の開催と第1弾カードが発表された。

 佐賀大会ではライト級のルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)vs 堀江圭功 (ALLIANCE)、フェザー級のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 摩嶋一整(毛利道場)の2試合が決定。堀江は「地元九州で強敵のグスタボ選手と戦えることをうれしく思います。本気の自分でしっかり向かい合って、戦ってしっかり勝つ姿を見せたいと思いますので、特に九州の人はぜひ会場に見に来てください」、対するグスタボは「元気ですかー! また日本に来れてうれしく思います。今日ここで試合ができなかったことを残念に思っていますが、次の大会の2月には完全に自分のコンディションを整えていい試合を見せたいと思います。素晴らしいケンカのような試合、ショーを見せたいと思っています」とそれぞれアピールした。

ムサエフにKO負けの武田光司が「“よくやったよ武田”と武田に言ってやりたい」。「ライト級は終わり」とフェザー級へ階級変更へ【RIZIN】

2023.11.05 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)のセミファイナルでトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が武田光司(BRAVE)と対戦し、3RにKO勝ちを収めた。

 1R、サウスポーの武田、ムサエフはオーソドックスの構え。武田の左ローにムサエフがカウンターで右ストレート。武田が組みに行くがムサエフは許さず。武田は右ジャブから入りに行くがここもムサエフは入れさせない。圧をかけるムサエフ。武田が組みに行くが、ムサエフはプッシュ。武田はフェイントから組みつき二本差すが、ムサエフが突き放す。武田は回ってチャンスをうかがうが、なかなか踏み込めない。ムサエフが右インロー、右ミドル。ムサエフがじりじりと距離を詰める。ムサエフが右ストレートをヒット。武田が組みつくが、ムサエフは離れる。ムサエフは詰めて右ミドル、そしてワンツー。

 2R、センターを取るのはムサエフ。ムサエフは右インロー。武田は動いてすきをうかがうが、ムサエフはすきを見せない。ムサエフは右ストレート、右インロー。武田が左インロー。ムサエフがパンチを合わせ、なおも連打。そしてムサエフが上でグラウンドの展開に。ムサエフはハーフ。武田は下から組みつき、ガードに入れようとするが、ムサエフの左足はガードを越える。残り2分。ムサエフはコツコツとパンチ。武田が口から出血。武田がガードに入れる。武田は下からクロスガードで防御に徹する。ムサエフはボディーにこつこつとパンチ。体をずらす武田だが、ムサエフはついていく。

武田光司「勝ちが欲しい。内容にはこだわらない」、ムサエフ「責任感を持って何があっても勝つ」【RIZIN】

2023.11.02 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)の前々日インタビューがアゼルバイジャンで開催された。

 セミファイナルに出場する武田光司(BRAVE)が「勝ちが欲しい。内容にはこだわらない」と勝利への飽くなきこだわりを見せた。武田は2019年に行われた「RIZINライト級GP」覇者のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する。

 武田は「覚悟は決まっているんで、やるだけ。異国の地のアゼルバイジャンでの戦いでアウェイということもあるが、レスリングではたくさん経験してきたので、そこに変な感じもしない。時差も感じていない。いつも通り」と好仕上がりをうかがわせた。

 ムサエフについては「トップファイター。ベルトはかかっていないが自分は挑戦者側。自分の持っているものを全部出すだけ。いい結果になると思っている。ムサエフ選手からしたら“そんな試合はさせない。自分の試合をして終わらせる”と思っていると思う。そこは試合になってフタを開けたらどうなるか分からないが、僕は僕の持っているものを全部出そうと思っている。ムサエフ選手の印象というより、武田光司がどういう試合展開ができるかというプランで行きたい」、試合展開については「日本のファンの方々が思っているようなゲームプランになるのかなと思う。それしか言えない」と語った。

先鋒の武田光司「チームに勢い付けるために何が何でも勝ちに行く。そういうポジション」【RIZIN.40】

2022.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」の先鋒戦で武田光司(BRAVE)とガジ・ラバダノフ(ロシア/Abdulmanap Nurmagomedov MMA School)が対戦する。

 武田は「チームで戦う団体戦は気合も入る。後ろの方々、先輩方に最高のバトンを渡せるようにと気合が入る」と先鋒戦に気合が入る。

 同階級の王者であるホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)とチームメイトであることについては「今はチームメイトの先輩と思っているので、一緒に勝ってRIZINという団体を世界のトップ団体に見せつけることができたらと思っている。同じ階級のチャンピオンがチームにいることは何とも思わない」などと語る。

Bellatorとの対抗戦で武田光司が“ハビブ・ヌルマゴメドフの刺客”と対戦【RIZIN.40】

2022.11.11 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月11日、都内で開催された。

 今大会で行われる「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」の最後のカードとしてライト級の武田光司(BRAVE)vs ガジ・ラバダノフ(ロシア/MAMISHEV TEAM)の一戦が発表された。

 ラバダノフは“ハビブ・ヌルマゴメドフの刺客”ともいえるファイター。2013年にプロデビュー後、さまざまな団体でキャリアを重ね、2020年2月にGFCライト級王座を獲得。その後、GFCがヌルマゴメドフに買収されEagle FCになったことで自動的にEagle FC王者となった。同王座は初防衛戦で敗れ手放したものの、2021年からBellatorに移籍し、ダニエル・キャリー、ジェイ・ジェイ・ウィルソン、ボビー・キングを相手に3連勝し、現在Bellatorライト級ランキング10位につけている強豪だ。今回の試合にはヌルマゴメドフもセコンドとして、そしてBellator軍のキャプテンとして来日するという。

 武田は今年4月の「RIZIN.35」でスパイク・カーライルに一本負けを喫すると海外に武者修行に出て、ハワイのユナイテッドMMAで元ONEライト級王者のクリスチャン・リーらとトレーニング。再起戦となった7月のジョニー・ケース戦ではジャーマンを連発し、下馬評を覆す復活の判定勝ち。10月のザック・ゼイン戦では1Rで一本勝ちを収め、改めてその実力を見せつけた。

ジョニー・ケースと武田光司がシビアなサバイバルマッチ【RIZIN.37】

2022.07.14 Vol.Web Original

「RIZIN.37」(7月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが7月14日、発表された。

 72.0kg契約でジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)と武田光司(BRAVE)が対戦する。

 ケースは2014~2017年にUFCで4勝2敗の戦績を残した後にExtreme Beatdown、PFLを経て2018年大晦日にRIZINに初参戦。矢地祐介、北岡悟を破り、一気にRIZINライト級戦線の中心選手となると2019年に行われたライト級グランプリに出場。1回戦で現ライト級王者であるホベルト・サトシ・ソウザに1RKO勝ちを収めたが、準決勝で優勝したトフィック・ムサエフにTKO負け。その試合を最後にRIZINを離れ、2020年からPFLのライト級トーナメントに参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でトーナメントが延期に。その後、諸事情があり結局PFLで試合をすることはなく、プロボクシングで3試合を行い3連続KO勝ち。そして今年4月の「RIZIN.35」で復帰を果たし、サトシの持つ王座に挑戦したものの腕ひしぎ三角固めで敗れ、今回は再起戦となる。

 対する武田は2018年10月に北岡を破りDEEPライト級王座を獲得すると2019年4月にRIZIN初参戦。初戦こそダミアン・ブラウンに敗れるも、以降、修斗世界ライト級王者の川名雄生、パンクラス・ライト級王者・久米鷹介との団体の威信をかけた戦いに連勝し、実質日本一に。サトシとの対戦を見据えるも次戦で矢地に敗れ、一歩後退。昨年大晦日に“ブラックパンサー”ベイノアに一本勝ちし再起を果たすが、今年4月にはベラトールからの刺客スパイク・カーライルに一本負け。その後、海外修行を敢行し、今回はその成果を披露する試合となる。

悲願の大晦日参戦のベイノア 某音楽番組からのオファーもなく「しっかり格闘技に専念できております」【RIZIN.33】

2021.12.09 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が12月9日、都内で開催された。

 11月の沖縄大会で逆転KO勝ちでMMA初勝利を挙げたRISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が悲願の大晦日出場を果たし、武田光司(BRAVE)と対戦する。

 ベイノアは今年6月の登場ドーム大会でRIZIN初出場を果たすも元DEEP王者・弥益ドミネーター聡志に1-2の判定負け。捲土重来を期して臨んだ沖縄大会ではロクク・ダリと対戦し、序盤は押し込まれ分が悪い展開となったが3Rに右のカウンター一発で逆転KO勝ちを収め、今回の出場にこぎつけた。

 対する現DEEPライト級王者の武田は昨年、修斗王者の川名雄生、パンクラス王者の久米鷹介を破り、国内のライト級を制圧するも9月のさいたま大会で矢地祐介に0-3の判定負けを喫し、今回が再起戦となる。

 会見でベイノアは「押忍。板橋区成増から来ましたブラックパンサーベイノアです。念願だった大晦日に出場することができ非常にうれしく思います。極真、RISE、成増を背負っ必ずこの大晦日の舞台で輝きたいと思います。絶対に大晦日に出たいと誰よりも言ってきて、自分の今年の一番の目標でした。もし他のバラエティーとか某音楽番組から仮にオファーがあっても断ってRIZINに出るという意気込みでやってきました。ありがたいことに今年の下半期、なにもお話をいただいていないので、しっかり格闘技に専念できております。万全の状態でさいたまスーパーアリーナで試合ができると思っております。さいたまスーパーアリーナは板橋区成増からみてもほとんど地元のようなもの。光司さんと最高の一番熱い試合を思っています」と持ちネタである「他の番組からオファーがあっても断る」を交えながら挨拶した。

 武田は「前回の9月に矢地選手と試合をして負けてしまったんですが、こうやって呼んでいただいて光栄に思うし、大晦日に呼んでくれるということはそれなりに評価をしてくれているということなので、その評価以上の期待以上の試合をしたいなと思っています。ベイノア選手はお笑いの仕事もされていると聞いて、正直、お笑いはあまり面白くなかったんですけど、試合については面白い試合をされている選手。ベイノア選手と面白い試合をして会場を盛り上げたい」と軽くジャブ。

 そしてベイノアが試合について「自分はやはり前回と同じく、空手の一撃を見せたいと思っています。対戦が決まって光司さんの試合映像などを見たが、この階級で日本トップだと思うし、レスリング技術がすごく、何より気持ちが強い。自分は打撃、光司さんはレスリング。気持ちの勝負になった時にそこでは負けないつもりで行きたい」と語れば武田は「(ベイノアの)印象は打撃、空手の一撃。なにしろ一撃がすごく強いという印象。気持ちも強くてガンガン前に出てくる。ある意味、僕とかみ合うと思っている」と好試合を予感させた。

 ベイノアに「光司さんはいつか“黒さは強さ”と言っていた。そこでは自分は負けるつもりはない」とふられた武田だったが、これについては「“黒さは強さ”は僕個人の問題なんで、そこは関係ないかなと思います」とさらりとかわした。

国内ライト級王者対決の武田光司、久米鷹介ともに「タフな試合」を予想【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

ムサエフの首を狙う国内トップクラスの4選手が参戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日行われた。

 現在、RIZINのライト級は王座こそ制定されてはいないものの、2019年に行われたトーナメントの優勝者トフィック・ムサエフがトップに君臨。今大会ではそのムサエフの首を狙うべく、ライト級の国内トップクラスの4選手が参戦する。

 その中で注目を集めるのがDEEPライト級王者・武田光司(BRAVE)とライト級キング・オブ・パンクラシスト・久米鷹介(ALIVE)の国内2団体の王者同士の一戦。

 久米はこの日のインタビューでは「準備はしっかりしてきた。後は当日に自分が最高のパフォーマンスができるように意識を作っている。すごく楽しみ」と好調な仕上がりをアピール。

 武田については「しっかりと勝ってきている強い選手。実際にレスリングの実績があるし、試合を見ても強い選手だと思う。タフな試合になることは覚悟している。トータルで上回れるようにしたい」とし、武田がRIZINのリングで修斗王者の川名雄生に判定勝ちを収めた試合については「ああいった競り合いの中で修斗王者に勝てるのは地力のある強い選手だと思っている」と話した。

Copyrighted Image