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窪塚愛流の不思議行動に主演女優と監督が仰天「食中毒になりでもしたら」

2023.01.24 Vol.web original

 

 映画『少女は卒業しない』舞台挨拶付き特別上映会が24日、都内にて行われ、主演・河合優実らキャスト陣と中川駿監督が登壇。河合が彼氏役を演じた窪塚愛流の撮影中の行動に驚いたエピソードを明かした。

 直木賞作家・朝井リョウの同名連作短編小説の映画化。廃校が決まり、校舎の取り壊しを目前に控えたとある地方高校を舞台に4人の少女たちの卒業式までの2日間を描く。

 それぞれ恋の相手役と撮影を振り返った一同。主人公・まなみを演じた河合が、彼氏・駿を演じた窪塚愛流との調理室でのシーンで「調理室が2人の大事な場所になりました」と振り返ると、窪塚が「僕がまなみに驚かされたシーンで、お弁当の具材を落としてしまったんですね。それはたぶん本編では公開されてないんですけど、落とした瞬間に、僕と駿が融合した瞬間だと思うんですけど、無意識に食べちゃったんですよね。その瞬間、現場も温かくなったので、映画にはなってないんですけど、いい意味で心に残ってます」と振り返ったが、その行動を目の当りにした河合は「インゲンが落ちて。食べた瞬間に、すごっ!と思いました」と素で驚いたことをを明かし、中川監督も「河合さんのその素のリアクションもありましたし、カットかかった瞬間のスタッフの青ざめようといいますか。これでもし食中毒になんかになった日にはどうしようとヒヤヒヤしました」と苦笑。

 中川監督が「そのシーンが本編に使われているかどうか」とはぐらかすと窪塚も「お楽しみに(笑)」と観客の笑いをさそった。

 撮影ですっかり仲良くなった様子の若手俳優陣。女子高生にあこがれられる教師を演じた藤原季節が、生徒役の中井友望から「お父さん5人くらいの安心感があった」と言われ苦笑する一幕も。

 映画にちなみ「卒業できないこと、したいこと」を聞かれた一同。河合は「(俳優をしていても)お客さんとして映画を楽しみ続けたい」。小宮山莉渚が「私は今高校2年生なんですが、定期テストがあって。1週間前になって取り組むのがやめられない」と反省すると窪塚も「僕も昔から三日坊主が治らない。でもこの380名ほどの方々の前で自分の恥を口にしたので、もう後回しにしないよう頑張ります」と意気込んだが「先日、祖母から日記帳をもらったんですけど1日しか書いてない」と苦笑していた。

 この日の登壇者は河合優実、小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望、窪塚愛流、佐藤緋美、宇佐卓真、藤原季節、中川駿監督。

 映画『少女は卒業しない』は2月23日より公開。

板尾創路 お笑い界の“上下関係”に「すごい年上の後輩にどう接したらいいかと」

2022.06.12 Vol.web original

 

 開催中の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」特別賞受賞作『上下関係』のトークイベントが12日、都内にて行われ、キャストの河合優実、板尾創路と柿本ケンサク監督、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoが登壇。映画の撮影秘話やタイトルにちなんだトークで盛り上がった。

 同作は、ニュースサービス「LINE NEWS」の動画プロジェクト「VISION」で配信され史上最速1000万回再生を記録し話題を呼んだ、窪塚洋介主演の縦型映像作品。

 イベントでは、配信された連続ドラマを長編映画として編集した特別版を上映。ヒロイン役の河合は縦型ならではの魅力を語りつつ「田舎から上京してきてマンションの住人たちと関わろうとしていくヒロインの姿が、窪塚さんや板尾さんなど、まわりがみんな大先輩という私自身の状況と重なっていました」と豪華な顔ぶれとの共演を振り返った。

「縦型ということで、初めはどういう映像になるのかなと思っていた」という板尾は「スマホで見る映像はプライベートのものが多いせいか、脳が、日常のリアルなものとしてとらえている感じがする。ワンショットの独白シーンも、自分に語り掛けられている気がした。すごくリアリティーがあって、怖かったですね」と、スマホ向けの縦型を生かしたスリリングな演出に感嘆。

 そんな板尾は、MCのLiLiCoから、タイトルにちなみ“上下関係”について聞かれると「僕らお笑いの世界では、1日でも1時間でも早く入ると先輩。年下の先輩もいっぱいいたけど、逆にすごく年上の後輩もいて。どう接したらと思いましたけど、普段は敬って、現場では上から目線と、自然と使い分けていました」と振り返り「今思うと、変な上下関係の世界にいたなと改めて思います。でもそういう中で、面白いもんが生まれるんでしょうね」。

 実は以前に“夫婦役”で共演したことがあるという板尾とLiLiCo。「写真での共演でしたけど。しかも、私と板尾さんから生まれたのが、川平慈英さんという…」とLiLiCoが明かすと、次にまた縦型映画でやってみたい役はと聞かれた板尾も「いちばんやりたいのは、もう一度LiLiCoさんの旦那役」。LiLiCoが「やっぱり私たちの子どもは川平さんですよね」とうなずくと、板尾は「柿本監督はさきほど、ショートフィルムは突飛な演出ができるとおっしゃっていましたから、ぜひ柿本監督に撮っていただきましょう」と話を進め柿本監督を苦笑させた。

 この日は、現在、海外で仕事中という主演・窪塚からのビデオメッセージも届いた。窪塚も「デンマークから皆さんに、お祝いの思いを吹き飛ばしております!」と特別賞受賞を喜んでいた。

『SSFF & ASIA 2022』20日まで都内各会場にて開催中。オンライン会場は6月30日までオープン中。

話題の縦型ドラマ『上下関係』がSSFF & ASIA 2022特別賞受賞! 河合優実、板尾創路登壇の上映イベント開催決定

2022.06.01 Vol.web original

 

 窪塚洋介が19年ぶりに主演を務めた“縦型”ドラマ『上下関係』が国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」特別賞を受賞した。

 同作は、ニュースサービス「LINE NEWS」の動画プロジェクト「VISION」で配信され、話題を呼んだ縦型映像作品。縦型を生かした構図で緊張感を高める演出を実現し、1話10分(全10話)に濃縮されたテンポの速い展開と没入感で、視聴者に新しい縦型映像体験を提供した点が評価された。

 主演・窪塚洋介をはじめ、河合優実、大島優子、降谷建志、田中麗奈、でんでん、板尾創路ら豪華俳優陣が出演。監督は映像作家、写真家の柿本ケンサク。

 受賞を記念し『SSFF & ASIA 2022』(6月7日開幕)開催期間中の6月12日に『上下関係』フルバージョン特別上映イベントの開催が決定。イベント当日は、柿本ケンサク監督とキャストの河合優実、板尾創路が登壇するトークイベントも実施する予定。チケットは本日6月1日から予約受付開始(参加無料)。詳細はイベントページにて。

 スマホの世界から飛び出した新感覚の縦型ドラマを大画面で豪華ゲストとともに楽しんでみては。

【イベントページ】 https://shortshorts.org/2022/event/line/

 

倍賞千恵子、磯村勇斗も感激のコメント!カンヌ国際映画祭で『PLAN 75』“特別賞”受賞

2022.05.29 Vol.web original

 第75回カンヌ国際映画祭授賞式が現地時間28日に行われ、「ある視点」部門に出品した倍賞千恵子主演映画『PLAN 75』がカメラドール スペシャル・メンション(特別賞)を受賞した。

 超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自らの生死を選択できる制度〈プラン75〉が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。

 受賞が発表されると早川監督はやや緊張の面持ちで登壇しながらも、自身にとって長編初監督作となった本作の受賞に「すべての映画監督に最初に撮る一本目の映画があります。誰にとっても最初の一本目というのは思入れが深く、特別なものだと思うのですが、私にとっての特別で大切な一本目の映画をカンヌに呼んでいただき、評価してくださって本当にありがとうございます。『PLAN 75』という映画は今を生きる私たちに必要な映画であると言ってくれた方がいました。その言葉が心に深く響いています」とスピーチした。

 同作の受賞にキャスト陣からも祝福のコメントが届いた。

倍賞は「この作品で“生きるということ”を優しく、力強く撮影していた日々が、昨日のことのように熱くよみがえってきました。サァーこれからもどんどん映画作ってくださいね」と早川監督にさらなる期待。

 現地のレッドカーペットや公式上映にも参加した磯村勇斗は祝福とともに「受賞を聞いて、心が喜びで波打っています。監督に現場で寄り添っていただいた日々が恋しいです。改めて『PLAN 75』に参加させて頂けたことを光栄に思います。早く日本の皆様にも届けたいです」。

 河合優実は「『PLAN 75』がひとりひとりの心に何かを届け、それが今回このような形で残ることを、私も大変うれしく思います。これからも、早川監督のように心を尽くしてものづくりをされている方に光が当たる世界であることを願っています」と感激のコメントを寄せた。

 20日(現地時間)に行われた公式上映でも、5分以上にわたるスタンディングオベーションを受けていた。

 なお、是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』は最優秀男優賞(ソン・ガンホ)とエキュメニカル審査員賞を受賞。またパク・チャヌク監督最新作『DECISION TO LEAVE』(英題)が自身初の監督賞を受賞。最高賞となるパルムドールはリューベン・オストルンド監督、ウディ・ハレルソン出演の『Triangle of Sadness』(原題)が受賞した。

『PLAN 75』は6月17日より公開。

映画『PLAN 75』キャスト登壇付き 凱旋上映試写会イベントに読者5組10名をご招待

2022.05.14 Vol.web original

 倍賞千恵子主演、第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門選出。超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度〈プラン 75〉が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。

 監督・是枝裕和が初めて総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を新たに構築、キャストを一新した、早川千絵監督のオリジナル脚本による、自身初の長編映画となる。

 主人公・ミチを演じるのは、9年ぶりの単独主演作となる倍賞千恵子。失職をきっかけに社会での居場所さえも失いかけながらも“自ら生死を選択できる”世界で、自ら立ち続けようとする主人公の生き様を演じきる。〈プラン 75〉に携わる側には磯村勇斗、河合優実。、他にたかお鷹やステファニー・アリアン、大方斐紗子ら。

 映画『PLAN 75』は6月17日はより、新宿ピカデリーほかにて公開。

STORY:少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満 75 歳から生死の選択権を与える制度〈プラン 75〉が国会で可決・施行された。さまざまな物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる。夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチは 78 歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は〈プラン 75〉の申請を検討し始める。一方、市役所の〈プラン 75〉の申請窓口で働くヒロム、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく。また、フィリピンから単身来日した介護職のマリアは幼い娘の手術費用を稼ぐため、より高給の〈プラン 75〉関連施設に転職。利用者の遺品処理など、複雑な思いを抱えて作業に臨む日々を送る。果たして〈プラン 75〉に翻弄される人々が行く着く先で見出した答えとは―。

“高齢者の自死制度”描く倍賞千恵子主演作『PLAN 75』がカンヌ「ある視点」部門に正式出品決定

2022.04.14 Vol.web original

 倍賞千恵子が主演を務める映画『PLAN 75』(6月17日公開)が、5月17(現地時間)より開催される第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品されることが決定。早川千絵監督とキャストが喜びのコメントを発表した。

 超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度〈プラン75〉が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。是枝裕和監督が初めて総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を新たに構築、キャストを一新した、早川千絵監督のオリジナル脚本による、自身初の長編映画。

 今回、第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門への正式出品が決定。日本人監督作品が「ある視点」部門に出品されたのは、2017年の黒沢清監督作『散歩する侵略者』以来、5年ぶり。日本人女性監督としては、河瀨直美監督以来、2人目となる。

 主人公・ミチを演じる倍賞千恵子は「早川監督、おめでとう。粘り強く頑張った甲斐がありましたね。私も『PLAN 75』に出演できた事をうれしく思っています。この映画を通して“どう生きるか?”を考えるきっかけになればと願っています」と祝福と喜びのコメント。共演の磯村勇斗は「『PLAN 75』が国境を越え多くの方に届けられることがうれしいです」、河合優実は「早川千絵監督と倍賞千恵子さんをはじめ、この映画に力を尽くしたすべての人が残そうとしたものが画面に誠実に映っていること、そしてこの映画が観る人の心と映画の世界に新しい扉を開くような作品になってゆくことを強く願っています」。

 早川千絵監督は「喜ばしい知らせを受け、この映画にあらゆる形で関わってくださった一人一人の顔が浮かびました。感謝の気持ちとともに、多くの方に見ていただける幸運をかみしめています」と感激のコメントを寄せた。

 他にも、日本映画では是枝裕和監督初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』がコンペティション部門に選出され、正式出品が決定している。

田中圭「自信作どころじゃない」主演作で「自分以外の全部をほめてもらった」

2022.04.02 Vol.web original

 

 映画『女子高生に殺されたい』公開記念舞台挨拶が2日、都内にて行われ、主演・田中圭をはじめキャスト陣と城定秀夫監督が登壇。田中は「日本映画として確実に傑作」と胸を張った。

『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの鬼才・古屋兎丸による禁断の漫画を映画化。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ、前代未聞の“自分”殺害計画を描く。

 公開初日に友人と見に行ったという田中は「友人なので僕のことはほめないんですけど、自分以外の全部をほめてくれた」と話し、自身が演じた東山について「簡単な言葉で言うと変態なんですけど、応援したくなったと言われてうれしかった」と相好を崩した。

 司会から自信作かと問われると、田中は「自信作どころじゃないですよ!」と声を張り上げ「何を見せられているんだろうと思う方も中にはいると思うけど、日本映画として確実に傑作。“最近、何か面白い映画あった?”と聞かれたときに『女子高生に殺されたい』と言えばアイツ、センスいいなと思われますよ」と請け負った。

田中圭“女子高生”に囲まれ「このままじゃ芝居ができない」大島優子は「仲間」

2022.03.23 Vol.web original

 映画『女子高生に殺されたい』完成披露試写会が23日、都内にて行われ、主演・田中圭と共演の大島優子ら豪華キャスト陣、城定秀夫監督が登壇。禁断の映画化に、主演・田中が「日本のチームで世界と戦いたい」という大きな願望を明かした。

『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの鬼才・古屋兎丸による禁断の漫画を映画化。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ、前代未聞の“自分”殺害計画を描く。

 主人公・東山春人を演じる田中圭は、役作りについて聞かれると「僕もみんなに殺されたいと思いながら芝居をしようと思ったんですけどなかなか難しくて…」と苦笑。

 女子高生役を演じた南沙良は「漫画で読んだときより、田中さんが演じたことで先生の狂気さが増してとても素敵だなと思いました」と笑いをこらえながら振り返った。

 田中の元恋人を演じた大島優子は「5~6度共演させていただいているんですが、現場で最初に話しかけてきたときにいつもの田中圭だな、と。ポケットに手を入れて“大島~”って」と田中の物まねを披露。それを見た田中が「ひどい(笑)。改善したいと思います」と反省しつつ「大島さんが現場に来てくれてほっとしました。というのも、キャストのほとんどが若くてキラキラしてるじゃないですか…」。するとすかさず大島が「おい!」とツッコミを入れ、田中はタジタジになりつつ「キラキラしてないとは言ってない。とにかくこの子たちの目がキラキラしているので罪悪感を感じてしまい、このままじゃ芝居できないぞと、自分も毎日走ってキラキラしようと思っていたところに、大島さんが来たので“仲間キター!”と思ってうれしかった」と、大島への親近感と信頼感をあらわに。大島は「ありがとうございます」と田中に返しつつ「キラキラしよ」とつぶやき、会場の笑いをさそった。

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