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海人が激闘制しペットモラコットにリベンジ。「世界最強を目指して、これからは絶対に1回も負けない」【SB】

2024.04.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「SB世界スーパーウェルター級タイトルマッチ(70.0kg契約)」で王者・海人(TEAM F.O.D)が元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合はフルラウンドの死闘を繰り広げた末、海人が2-0の判定で勝利を収めた。

 2人は2月に行われた前回大会でノンタイトル戦で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、ペットモラコットが判定勝ち。今回は海人の持つ王座をかけてのダイレクトリマッチで前回は3Rだったが今回は5Rで行われた。

 1R、オーソドックスの構えの海人とサウスポーのペットモラコット。ペットモラコットはいきなり左ハイ。海人も右ミドル、右ロー。海人は左ジャブから右ストレート。ペットモラコットの左ミドルがローブローとなり一時中断。再開後、海人は前蹴り。海人が圧をかけるとペットモラコットは下がりながら左ミドル。ヒジを飛ばす海人。ペットモラコットの左ハイにすぐに右インローを返す。ペットモラコットの左ミドルをキャッチしてヒジを狙う。海人は左フック、右ミドルのコンビネーション。海人はサウスポーにスイッチして圧をかける。海人は左ミドルをキャッチしてヒジ。ペットモラコットの左ミドルに右フックを合わせる海人。ジャッジ3者とも10-10。

リベンジ誓う海人が「覚悟は決まっている。必ず勝つ」。ペットモラコットは「判定まではやらない。倒す」【SB】

2024.04.12 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月12日、都内で行われた。

 メインイベントの「SB世界スーパーウェルター級タイトルマッチ(70.0kg契約)」で初防衛戦に臨む海人(TEAM F.O.D)は69.7kg、挑戦者の元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)は70.0kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 2人は2月に行われた前回大会でノンタイトル戦で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、ペットモラコットが判定勝ちを収めている。今回は海人の持つ王座をかけてのダイレクトリマッチ。前回は3Rだったが今回は5Rで行われる。

 計量後に行われた会見で海人は「前回負けているので、借りを返して絶対にリベンジする。必ず勝つ。前回、負けていた場面ではしっかり勝ちしいくし、勝っていたところはもっと圧倒的に勝てるように仕上げてきた。どのラウンドも僕だけの印象を残して、相手に何もさせないで、最後は倒し切りたい」と勝利を誓った。

初のリベンジマッチの海人「いつものようなワクワク感はない。負けたら終わり。すべてを出して勝ちたい」と決意の出陣【SB】

2024.04.09 Vol.Web Original

2月に敗れたペットモラコットとダイレクトリマッチで対戦

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われる「SB世界スーパーウェルター級タイトルマッチ(70.0kg契約)」で初防衛戦に臨む海人(TEAM F.O.D)が4月9日、合同取材を行った。

 海人は2月に行われた前回大会で元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫し、今回は自らの持つ王座をかけてのダイレクトリマッチとなる。

 取材で海人は「いつもの試合のようにワクワク感はない。負けたら終わりと思っている」などと試合を4日後に控えた心境を明かした。

 パーマをかけた髪形で登場した海人は「特に理由は。ちょっと前からしたかった髪形にしたという感じ(笑)。アフロみたいな髪形にしたくて。アフロにしたらちょっと強くなれるんじゃないかと思っていたので、そういう意味はちょっとある(笑)。印象的にアフロのほうが野性味があるんじゃないかと思って、この髪形にしました(笑)」とまずは笑顔。

 海人は2017年に当時、SBのエースとして君臨していた鈴木博昭との“新旧エース対決”とうたわれた一戦に勝利し、絶対的エースと呼ばれる存在になって以降、チャド・コリンズ、ティジャニ・ベズタティといった海外の強豪相手に敗れたことはあったのだが、リベンジマッチはなかなか実現していない。今回については2か月後にリベンジマッチが組まれるというこれまでにない展開になっている。

海人の再起戦はまたもムエタイの強豪? SB協会の緒形健一代表が「ペットモラコット選手と遜色のないくらいの選手」【SB】

2024.02.11 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が2月11日、都内で行われた。

 前夜の試合ではメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)と元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)が対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、ペットモラコットが2-0の判定で勝利を収めた。

 会見にはペットモラコットが登壇し「昨日の試合はすごくうれしくワクワクしていた。勝利できて大変うれしく思う。(海人は)とても強い選手。ボディーブローと三日月蹴りは結構聞いた。日本一の選手だと思う」などと振り返った。

 勝負を分けた首相撲については「首相撲は練習するときから対策していた。首相撲じゃないと、海人選手はスピードは速いので、どんどん来る。自分がどんどん前に行かないと負けるかもしれないと思ったので」と海人を研究したうえでの戦法であったことを明かした。

 延長ラウンドはややガス欠気味だったように映ったのだが「結構疲れた。延長になるとは思わなかったので、延長ラウンドは疲れた」と苦笑い。そして「もちろんSBの試合に出たいと思う」とSBへの継続参戦にも興味を見せ、海人との再戦については「もちろん海人選手と、あるいは誰とでも大丈夫。シーザー会長とタイのペッティンディー会長次第です」と語った。

海人が元ONE王者に延長の末、判定負け。試合後は無言で会場を後に【SB】

2024.02.10 Vol.Web Original

 SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がシュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで痛恨の敗戦を喫した。

 海人はこの日、元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦。試合は延長にもつれ込む接戦となったが、延長ラウンドは2人がペットモラコットを支持し、海人は0-2の判定で敗れた。

 海人は昨年8月にオランダで開催された「GLORY 87」でティジャニ・ベスタティの持つGLORY王座に挑戦するも判定負け。再起戦となった11月の「SHOOT BOXING 2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」ではマサロ・グランダーを、緊急参戦となった12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」ではジェームズ・コンデをともに1RKOで下し完全復活。今年はベスタティとの再戦実現に向け「とにかく強豪との対戦を」と熱望。そのスタートとなる一戦だった。

海人が「ヒジで来たらヒジ、蹴りで来たら蹴り、パンチで来たらパンチ」と相手の土俵に乗ったうえでの勝利を約束【SB】

2024.02.09 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月9日、都内で開催された。

 メインイベントで戦うSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)は69.8kg、元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)は70.0kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 海人は昨年8月にオランダで開催された「GLORY 87」でティジャニ・ベスタティの持つGLORY王座に挑戦するも判定負け。再起戦となった11月の「SHOOT BOXING 2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」ではマサロ・グランダーを、緊急参戦となった12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」ではジェームズ・コンデをともに1RKOで下し完全復活を果たした。

 2024年は再びベスタティにたどり着くために「とにかく強豪との対戦を」と熱望する海人。ペットモラコットはルンピニースタジアムでミニフライ級とスーパーフェザー級の2階級を制覇し、2018年から参戦したONE Championshipではジョルジオ・ペトロシアンと2度対戦。2020年にポンシリ・PK センチャイムエタイジムを破りフェザー級ムエタイ世界王座を獲得すると3度防衛に成功するなど、実績と実力については申し分のない相手。

石井館長が「“強い選手とやりたい”と言っているので」と−70kgトーナメントへの海人の出場を熱望【K-1】

2024.02.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が2月8日、都内で開催された。

 会見では−70kg世界最強決定トーナメントである「K-1 WORLD MAX 2024」に出場する16選手のうち12選手が発表された。前スーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心海チーム侍)の参戦はすでに発表されており、この日は11選手を新たに発表。ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)とジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)を除く9選手が初来日という、まさに未知なる強豪の集まりとなった。

 会見にはカルロス菊田K-1プロデューサー、宮田充Krushプロデューサー、そしてK-1の創始者で先日、アドバイザーに就任した正道会館の石井和義館長が登壇した。

 12人中日本人は和島一人とあって、残る4枠が誰になるかに焦点が集まるのだが、そのうち1枠については宮田氏がタイ人ファイターであることを明言。残る3枠について、石井氏がシュートボクシング(SB)の絶対王者であるSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)の出場を猛プッシュした。

 海人は「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)で元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦する。

海人が前ONEムエタイ世界王者のペットモラコットと対戦。ヒジありルールに「それでも勝つのがシュートボクサー」【SB】

2023.12.22 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の第1弾対戦カード発表会見が12月22日、都内で開催された。

 SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が前ONEフェザー級ムエタイ世界王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦する。

 海人は今年8月にオランダで開催された「GLORY 87」でティジャニ・ベスタティの持つGLORY王座に挑戦するも判定負け。再起戦となった11月の「SHOOT BOXING 2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」ではマサロ・グランダーを、緊急参戦となった12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」ではジェームズ・コンデをともに1RKOで下し完全復活を果たした。

 ペットモラコットはルンピニースタジアムでミニフライ級とスーパーフェザー級の2階級を制覇。2018年から参戦したONE Championshipではジョルジオ・ペトロシアンと2度対戦。2020年にポンシリ・PK センチャイムエタイジムを破りフェザー級ムエタイ世界王座を獲得すると3度防衛に成功するも昨年9月にタワンチャイ・PKセンチャイムエタイジムに破れ、王座から陥落した。

海人が1RKO勝ちで「こんなレベルじゃ僕には絶対に勝てない」とベスタティへのリベンジをアピール【RISE】

2023.12.17 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)で行われたRISEとGLORYの対抗戦でRISEミドル級、シュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級王者の海人(日本/TEAM F.O.D)がISKAヨーロッパライトミドル級王者のジェームズ・コンデ(フランス/SBC sarcelles)と対戦した。試合は1Rで海人が3つのダウンを奪って圧巻のKO勝ち。試合後マイクで海人は今年8月に挑戦し、判定で敗れたGLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベスタティへのリベンジをアピールした。

 1R、オーソドックスの海人にサウスポーのコンデ。ともに前手で距離を探りながら海人は右ハイ、右ミドル。そしてパンチの連打で追い詰める。ボディーを効かせるとヒザ、三日月蹴りダウンを奪う。立ち上がったコンデに海人はパンチの連打。コーナーに追い詰めるとガードを固めたままのコンデに左右のボディーを連打し2度目のダウンを奪う。コンデはここも立ち上がるが、海人はなおもパンチの連打。コンデはガードを固めたままコーナーでずるずると崩れ落ち、海人のKO勝ちとなった。

海人が「自分にふさわしいのはベスタティ選手だけ」と圧勝宣言もコンデは「私との対戦のほうがより辛く大変な戦いになる」【RISE】

2023.12.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)の前日計量が12月15日、都内で開催された。

 RISEとGLORYの対抗戦で対戦するRISEミドル級、シュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級王者の海人(日本/TEAM F.O.D)は71.4kg、ISKAヨーロッパライトミドル級王者のジェームズ・コンデ(フランス/SBC sarcelles)は72.0kgでともに規定体重をクリアした。

 海人は今年8月にGLORYで世界ライト級王者ティジャニ・ベスタティに挑戦するも判定で敗れ王座奪取に失敗。11月にSBのリングで行われた再起戦ではマサロ・グランダーを1RKOで破り、試合後のマイクでGLORYとの対抗戦への出場をアピールした。このアピールが実り、元Enfusion王者のモハメド・ジャラヤ(モロッコ/‘T Oude Westen Gym)との対戦が決まったのだが、ジャラヤが諸事情により入国が不可能となり、11日に対戦相手がコンデに急きょ変更となった。コンデは9月に行われた「GLORY88」でジョナサン・マエゾに判定勝ちを収め、プロ戦績を10戦10勝(5KO)としたGLORY期待の新星だ。

海人がマサロ・グランダーに1RKO勝ちも「満足してない。無傷なので」と12・16RISEのGLORYとの対抗戦出場をアピール【SB】

2023.11.15 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合でSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がKing of Kings -65kg級王者のマサロ・グランダー(オランダ/Mike’s Gym)に1RでKO勝ちを収めた。

 海人は8月にオランダで行われた「GLORY世界ライト級タイトルマッチ」でティジャニ・ベスタティに敗れ、今回が再起戦。グランダーは日本では2015年に新生K-1に参戦し、いきなり野杁正明に飛びヒザ蹴りでドクターストップ勝ち。その後、木村“フィリップ”ミノル、平本蓮、ゲーオ・ウィラサクレック、城戸康裕といったトップ戦線の選手たちと拳を交えた。現在はGLORYを主戦場としている。

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