SearchSearch

ラマダン・淫行処罰条例<KEY WORDで見るニュース 2016.6.24〜7.8>

2016.07.09 Vol.670

ラマダン
 イスラム教徒の義務のひとつ「断食(サウム)」をする、ヒジュラ暦の第9月のこと。今年は6月6日〜7月5日に行われた。ラマダンはイスラム教で最も神聖な月とされ、その期間中に積んだ功徳は他の月よりも高い価値を持つとされる。中でも、イスラム教を創始した預言者ムハンマドが初めて神の啓示を受けたと伝えられるラマダンの最後の10日間は特に重要視される。ISなど過激派は、異教徒など「敵」へのジハード(聖戦)は「絶対善」と確信しており、ラマダン中のテロを奨励している。

淫行処罰条例
 長野県議会は1日、18歳未満の子供に対する威迫などによる大人の性行為を処罰する「子どもを性被害から守るための条例」を賛成多数で可決、成立させた。同県はこれまで47都道府県で唯一、淫行処罰規定がある青少年健全育成条例を持たなかったが、インターネットの普及や大人のモラル低下を受けて性被害に遭う子供が増えている事情を看過できなくなり、ようやく条例制定に至った。

Copyrighted Image