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渡慶次幸平がKOで待望のRIZIN初勝利。「積み重ねて行く強さというのを世の中の人たちに見てもらいたい」【RIZIN TRIGGER】

2022.02.23 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 2nd」(2月23日、静岡・エコパアリーナ)でラウェイの世界王者・渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)がハリー・スタローン(関谷柔術アカデミー)に2RKOで勝利を収め、RIZIN初勝利を飾った。

 渡慶次はパンクラスを主戦場に総合格闘家として活躍も、2017年からは世界一危険な立ち技格闘技といわれるラウェイに参戦。2018年12月にはミャンマー・ヤンゴンのテンピュースタジアムで行われたチャンピオンシップの決勝戦でトゥン・ミン・ラットにKO勝ちを収め、2018年世界王者に輝いている。新型コロナウイルスの影響でラウェイの試合がなかなか組まれず、KNOCK OUTを主戦場にキックボクシングの試合に出場。昨年7月にはラウェイに復帰し2連勝。RIZINには11月の沖縄大会で初参戦を果たしたものの大原樹里の前に1RでTKO負けを喫した。

 渡慶次は11月の試合後に「大原君の戦い方が自分の理想とする戦い方だった」とすぐに大原の所属するKIBAマーシャルアーツクラブに出稽古に出向くようになり、そのスタイルを早く自分のものにするためにパンクラスイズムで北岡悟に総合的なアドバイスをもらうという環境の中でこの日の試合を迎えていた。

渡慶次幸平が「人の顔を踏んでみんなが喜んでくれるんですよ」と踏みつけ予告【RIZIN TRIGGER】

2022.02.21 Vol.Web Original

ハリー・スタローンと対戦。「当たり前に勝つ」と怪気炎

「RIZIN TRIGGER 2nd」(2月23日、静岡・エコパアリーナ)の前々日インタビューが2月21日に行われた。

 RIZIN初勝利を目指すラウェイの世界王者・渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が「当たり前に勝つ」と怪気炎を上げた。

 渡慶次は昨年11月に沖縄で行われた「RIZIN.32」で初参戦を果たすも大原樹里にTKO負け。今回はそれ以来の参戦でDEEPを主戦場とするハリー・スタローン(ブラジル/関谷柔術アカデミー)と対戦する。

 この日のインタビューで渡慶次は「試合は当たり前に勝つし、僕が勝つ試合は絶対にすごいことになると思う」とド派手な勝利を約束。

 それでいながら「(相手は)打撃より組み技が好きなんだろうなと思う。僕は何をされたら負けるのか考えた時に、タックルからの打撃とか、パワーでタイミングよくカウンターをもらうと倒れちゃうと思う。しっかりそこは丁寧に横着せず、きっちり打撃で仕留めに行きながら、相手が油断したら一本取っちゃおうかなと思っています」と慎重な分析も。

 昨年、大原に敗れてから北岡悟率いるパンクラスイズムと大原の所属するKIBAマーシャルアーツクラブで練習を重ね、腕を磨いてきた。昨年11月からの成長については「総合力だと思う。組み、打撃、極め、つなぎの部分が段違いに上がっていると思う。MMAファイターとしてRIZINに出るべき選手になったんじゃないかなと思う」と自信を見せた。

ラウェイ王者・渡慶次幸平が進化「今回はラウェイMMA」パンチをもらわずに倒す【RIZIN】

2022.02.14 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 2nd」でハリー・スタローンと対戦

「RIZIN TRIGGER 2nd」(2月23日、静岡・エコパアリーナ)に出場するラウェイの世界王者・渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が2月14日、公開練習を行った。

 渡慶次は昨年11月に沖縄で行われた「RIZIN.32」で初参戦を果たすも大原樹里にTKO負け。今回はそれ以来の参戦でDEEPを主戦場とするハリー・スタローン(ブラジル/関谷柔術アカデミー)と対戦する。

 この日は1分間のシャドーを行ったのだが、サッカーボールキック、パウンド、踏みつけと、こういった公開練習ではなかなか見られない動きを見せた。

 練習後の会見ではこのシャドーについて「パンクラスイズムで北岡さんと、KIBA(マーシャルアーツクラブ)で大原君に習っているんですが、そのなかで、僕の一番強い形を探していった結果こうなった」と説明。渡慶次は前回の敗戦後、大原が所属するKIBAマーシャルアーツクラブに出稽古に行っている。

自叙伝『狂戦士』刊行の渡慶次幸平。「勝てば本が売れる。売り上げは子供たちのために寄付する」【RIZIN TRIGGER】

2022.02.02 Vol.Web Original

 RIZINの通常のナンバーシリーズ、配信をメインとした「RIZIN LANDMARK」に続く、第3のシリーズ「RIZIN TRIGGER」の第2弾大会「RIZIN TRIGGER 2nd」(2月23日、静岡・エコパアリーナ)の第2弾カード発表会見が2月2日、都内で開催された。

 ラウェイの世界王者・渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が2度目のRIZIN出場を果たし、ハリー・スタローン(関谷柔術アカデミー)と対戦する。

 渡慶次はパンクラスを主戦場に総合格闘家として活躍も、2017年からは世界一危険な立ち技格闘技といわれるラウェイに参戦。2018年12月にはミャンマー・ヤンゴンのテンピュースタジアムで行われたチャンピオンシップの決勝戦でトゥン・ミン・ラットにKO勝ちを収め、2018年世界王者に輝いている。新型コロナウイルスの影響でラウェイの試合がなかなか組まれず、現在はKNOCK OUTを主戦場としキックボクシングの試合に出場。RIZINには11月の沖縄大会で初参戦を果たしたものの大原樹里の前に1RでTKO負けを喫している。

 この「RIZIN TRIGGER」は「選手たちの再生・原点回帰の場」「新しい選手たちの発掘・育成」、「地域活性化」というテーマを掲げており、渡慶次にとっては再生に向けての格好の舞台となる。

松倉信太郎が渡慶次の猛攻にヒヤリもKO勝ちで改めて優勝宣言【KNOCK OUT】

2021.03.14 Vol.Web Original

松倉と田村聖がスーパーミドル級王座決定トーナメント決勝進出

 3月からブランドが「REBELS」と統合された「KNOCK OUT」の第1弾大会となる「KNOCK OUT ~The REBORN~」(3月13日、東京・後楽園ホール)で「KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、田村聖(拳心館)と松倉信太郎(TRY HARD GYM)が勝利を収め、5月22日に行われる決勝に駒を進めた。

 KNOCK OUTの宮田充プロデューサーに直談判してこの階級を誕生させた松倉は準決勝の第2試合で渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)と対戦。前日会見でも優勝宣言を放った松倉だったが、渡慶次の豪腕にヒヤリとさせられた。

 1R序盤から渡慶次がプレッシャーをかけ前に出る。松倉は右インロー、左ローで渡慶次を止めに行くが、渡慶次はじりじりとプレッシャーをかけ、ロープに詰めるとパンチの連打。左フックをまともに食らった松倉は腰を落とすがロープにもたれ、ダウンは回避。チャンスとみた渡慶次がパンチのラッシュを浴びせるが、やや確実性に欠け、仕留められず。

大本命の松倉信太郎が「誰が勝つべきなのかは大半の人が分かっている」【KNOCK OUT】

2021.03.12 Vol.Web Original

KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメントがスタート

 3月からREBELSとブランドが統合された「KNOCK OUT」の第1弾大会となる「KNOCK OUT ~The REBORN~」(3月13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月12日、東京都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会から「KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級」の王座決定トーナメントを開催。吉野友規(スタージス新宿)vs田村聖(拳心館)と松倉信太郎(TRY HARD GYM)vs渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)の準決勝2試合が行われる。

 この階級は松倉がKNOCK OUTの宮田充プロデューサーに直談判して誕生させたという経緯がある。松倉は「いよいよ明日からトーナメントが始まる。もうひと階級でトーナメントがあって、タイトルマッチもある。その中で誰が生き残るか。ミドル級のチャンピオンになるだけでなく、K-1だったら武尊選手、RISEでいったら天心選手、KNOCK OUTのチャンピオンといったら――、というような選手になっていかないといけないと思っている。ベルトを見てもKNOCK OUTが力を入れているのも分かる。そこは選手が応えなければいけないと思っている」などと意気込みを語った。

渡慶次幸平がダウンを取られ判定負けで2連敗【REBELS.68】

2020.12.06 Vol.Web Original

11月大会から連続参戦

「REBELS.68」(12月6日、東京・後楽園ホール)でラウェイ王者の渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が11月大会に続き連続参戦。71.5kg契約で津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)と対戦したが、0-3の判定で敗れ2連敗を喫した。

 渡慶次は新型コロナウイルスの影響などでラウェイの試合が組まれないことから、今年9月にキックボクシングルールに初挑戦。初戦は釼田昌弘にTKO勝ちを収めたものの、11月の小原俊之戦ではヒジで顔面を切られ、TKO負け。今回は捲土重来を期しての参戦だった。

 11月にカットした傷跡がまだ残るためか渡慶次は1Rからキックを主体に試合を組み立てる。津崎も蹴りで対抗もラウンド中盤には右ストレートが渡慶次の顔面を襲う場面も。

王者・老沼の「強さ見せる」に心直は「REBELSにも大番狂わせは必要」【REBELS.68】

2020.12.05 Vol.Web Original

心直の「判定で勝ちたい」に老沼「じゃあ倒して勝つということで」

 REBELSの今年最後の大会となる「REBELS.68」「REBELS.69」(12月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が12月5日、都内で開催された。当日は昼夜で2大会が行われ、「REBELS.68」は11時30分オープニングファイトスタート、「REBELS.69」は18時オープニングファイトスタートとなる。なお「REBELS.68」は女子の一部の試合を除き、ヒジありのREDルール、「REBELS.69」は全戦ヒジなしのBLACKルールで行われる。

 計量は全選手が1回で規定体重をクリアした。

 昼の部のメインでは52.0kg契約で、REBELS-RED スーパーフライ級王者の老沼隆斗(STRUGGLE)と心直(REON Fighting Sports Gym)が対戦する。

 心直はREBELS初参戦なのだが、かつて老沼にKO勝ちした泰史(伊原道場)に前戦で判定勝ちするなど、今後のスーパーフライ級戦線のキーマンともいえる存在。

 計量後に行われた会見で心直は「明日は老沼選手のおかげでメインでできることをうれしく思う。チャンピオンの胸を借りるつもりでREBELSでいい試合をして次につなげたい」、老沼は「調子もすごくいい。明日は初のREBELSでのメインイベント。心直選手は“胸を借りるつもりで”と言っているが、お互いに倒しに行く試合にできれば。僕もガンガン行こうと思っている」とそれぞれ語った。

 試合展開については心直が「判定で勝ちたいです(笑)。老沼選手は1R目からガンガン来ると思っている。スタミナもある選手なので、3R目も疲れて首相撲で逃げるということはないと思う。ずっと殴り合いや蹴り合いの距離でやらされると思うので、倒して勝つのは本当に無理だと思います。判定で勝ちたいです(笑)」と老沼のスタミナと殺傷能力を警戒。これに老沼は「じゃあ僕は倒して勝つということで」と返した。

ミャンマーラウェイ世界王者・渡慶次幸平が無念のドクターストップ負け【REBELS.67】

2020.11.09 Vol.Web Original

小原のヒジで2カ所から出血

「REBELS.67」(11月8日、東京・後楽園ホール)で第5回Air KBZミャンマーラウェイ75kg級世界王者の渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)がキックボクシングでのプロ2戦目に臨み、小原俊之(キング・ムエ)と対戦。2RにカットによるドクターストップでTKO負けを喫した。

 渡慶次は前日会見で自らが出演するドキュメンタリー映画を告知。この日、勝って大々的にPRしたいところだったが無念の敗戦となった。

 試合は1R、ともにローキックでの探り合いからスタート。小原は左ミドル、左フックを打ち込んでいくと渡慶次も左フックで反撃。渡慶次はパンチからローにつなげるが当たりは浅い。小原は左ローを連打し渡慶次を追い込んでいくが、終盤、渡慶次は飛び込んでの右アッパーから左右のフックにつなげ小原をコーナーに追い込む。小原がここをしのぐと渡慶次はパンチの連打で追い掛けるが、小原はその攻防の中で、渡慶次の左ミドルをキャッチして左の縦ヒジ一閃。これで渡慶次が頭部から出血してしまう。

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