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KOボーナス20万円を逃した漁鬼。ベストバウト賞の5万円獲得に終わるが「勉強がてらガールズバーに」【KNOCK OUT】

2024.02.26 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの2024年の第1弾大会となる「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が2月26日、都内で開催された。

 ベストバウト賞を受賞したTENKAICHIウェルター級王者・漁鬼(SHINE沖縄)が賞金5万円の使い道について「勉強がてらガールズバーに行ってみたい」と語った。

 漁鬼は元Krushウェルター級王者の渡部太基(TEAM TEPPEN)と対戦し、互いに一歩も引かない激闘を展開。3Rにダウンを奪い判定勝ちを収めた。

 漁鬼は「メインイベントが中止になって。それでも来てくれるお客さんがたくさんいたので、お客さんに満足してもらうためにも一番派手な試合をして目立とうと思ってリングに上がったので、その結果としてベストバウト賞をもらって素直にうれしい」と笑顔を見せた。

 試合については「今回は相手を倒すためにカウンターを狙っていた。練習でもカウンターを狙っていたら、気づいて突っ込んでこない選手も多いが、渡部選手はそれでも前に出てくる。気持ちの強い、いい選手だと思った」と振り返り、終盤の打ち合いについては「渡部選手がラスト1年というところで、渡部選手の格闘技人生の中でも記憶に残る試合にしてあげたいという思いがあった。渡部選手が来るなら思い切り打ち合おうと思って試合をしていた。体の作りとか見たら、この一戦にめちゃくちゃかけているのが伝わった。その中でも自分も絶対に負けないという思いもあった」などと語った。

漁鬼が渡部太基からダウンを奪ったうえでの判定勝ちでトーナメント出場をアピール【KNOCK OUT】

2024.02.26 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール )でKNOCKOUT参戦2戦目のTENKAICHIウェルター級王者・漁鬼(SHINE沖縄)が元Krushウェルター級王者の渡部太基(TEAM TEPPEN)から激闘の末、判定勝ちを収めた。

 漁鬼は沖縄在住のファイターで、これまでTENKAICHIウェルター級とBEASTウェルター級の2本のベルトを獲得。KNOCK OUTには2022年7月に初参戦し、元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴と延長にもつれ込む激戦を展開した末にKO負けを喫している。

 渡部は昨年3月にスアレック・ルークカムイに敗れて以来の試合で「ラスト1年と決めて」の復帰だった。

良太郎がヒザ蹴り地獄で渡部太基を返り討ち。初代BLACKウェルター級王座を獲得【KNOCK OUT】

2022.09.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.5」(9月23日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定戦」で良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)が2-0の判定で渡部太基(TEPPEN GYM)を破り初代王者となった。良太郎は元REBELS-REDライト級王者で、今回はそれ以来の王座獲得となった。

 2人は7月に対戦し、大激闘の末、良太郎が判定勝ちを収めた。しかしその後、SNSでの渡部の「良太郎選手をぶっ飛ばしたくて仕方ないのですが、どうしたらいいですか?」の発言に良太郎が「その喧嘩買いますよ ルールも階級も また合わせてあげるので」などと応じると、渡部が「口だけじゃなく本当に喧嘩してくれんなら是非」などと挑発。カード発表後も渡部は「喧嘩出来ねーなら強がんないで最初からスポーツしましょって言えよな やるよ俺は」などと挑発。8月24日に改めて両者揃っての会見が行われたのだが、ここでも渡部は「試合前は“ばちばち”だの“ケンカ”だの“同じ匂いがする”とかそんなこと言っておいて、結局、組んでヒザこすりつけてきただけ」などと挑発。これに良太郎は「負け犬の遠吠えなんて、どうでもいいです」とばっさりと斬って捨てていた。

初代王座をかけて対戦。渡部太基の「組んでヒザこすりつけてきただけ」に良太郎は「負け犬の遠吠え」とばっさり【KNOCK OUT】

2022.08.25 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.5」(9月23日、東京・後楽園ホール)の会見が8月24日、都内で開催され「初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定戦」で対戦する良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)と渡部太基(TEPPEN GYM)が静かに舌戦を展開した。

 2人は7月大会で対戦し、大激闘の末、良太郎が判定勝ちを収めた。

 しかしその後、SNSでの渡部の「良太郎選手をぶっ飛ばしたくて仕方ないのですが、どうしたらいいですか?」の発言に良太郎が「その喧嘩買いますよ ルールも階級も また合わせてあげるので」などと応じると、渡部が「口だけじゃなく本当に喧嘩してくれんなら是非」などと挑発。カード発表後も渡部はなおも「喧嘩出来ねーなら強がんないで最初からスポーツしましょって言えよな やるよ俺は」などと挑発を続けていた。

良太郎があわやKO負けのピンチから大激闘の末、渡部太基に判定勝ち。渡部は連勝ストップ【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで第4代Krushウェルター級、元WPMF日本ウェルター級王者の渡部太基(TEAM TEPPEN)と元REBELS-REDライト級王者の良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)が対戦し、大激闘の末、良太郎が判定勝ちを収めた。

 渡部は昨年11月に約2年4カ月の沈黙を破りKNOCK OUTのリングで復帰するとここまで松山翔、杉原新也相手に2連勝だったが、連勝がストップした。良太郎は昨年2月に橋本悟に勝利して以来、久しぶりの試合で2連勝となった。

 1R、渡部はジャブから左ロー、左ミドルを連発。ワンツーから左ストレート、そしてヒザをボディーに打ち込んでいく。受けの時間が続いた良太郎はミドルをキャッチして、得意の首相撲からのヒザを狙うが渡部は許さず。しかし首相撲で渡部をこかすなど翻弄。良太郎は右フック、右ミドルで反撃も、ラウンド終了間際、渡部はコーナーに良太郎を詰めパンチの連打。良太郎は何度もぐらつくが立ち続け、ラウンド終了のゴング。

日本のウェルター級の第一人者・渡部太基が2年4か月ぶりの復帰戦でKNOCK OUT初参戦【KNOCK OUT】

2021.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2021 vol.6」(11月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が10月11日、都内で開催された。

 第4代Krushウェルター級、元WPMF日本ウェルター級王者の渡部太基(TEAM TEPPEN)がKNOCK OUTに初参戦を果たすことが発表された。

 渡部はプロキャリア50戦を誇るウェルター級の第一人者。近年はRISEを主戦場に戦い、2019年にはRIZINに参戦。Hidekiに敗れ、引退をにおわす発言をしていたが、今回はそれ以来、約2年4カ月ぶりのリング復帰となった。

 渡部は「やり切っていないというか、辞めようかなと思った時期もあったが、時間が経つにつれて悔しさと“もう一発やってやろう”という思いが強くなったので、今回、久しぶりに試合をしようと思った。復帰戦という形になるが、自分自身が一番楽しみ」と今回の復帰について語った。

 復帰の場がKNOCK OUTになったことについては「正直、どこでやりたいとかはあまり思っていなかった。宮田さんからお話をいただいたというのもあるし、僕が初めてベルトを巻かせてもらったWPMFトーナメントの決勝が、山口代表のREBELSのリング。2回目が宮田さんのKrush。そして3度目が山口さんと宮田さんが組んで始まったKNOCKOUTという意味で、ここでも形を残せればいいなと思って参戦を決めました」と山口元気代表と宮田充プロデューサーとの縁を上げた。渡部については宮田氏が今年2月の「REBELS~The FINAL」へ公開で参戦を呼びかけた5選手のうちの1人だったのだが「たまたま会見の動画を見ていて、まさか自分の名前が呼ばれるとは思わなくて。“俺かよ?”とびっくりしたが、素直にうれしかった。そこから意識しだしたというのもありますし。出られるなら出たかったが準備期間が足りなかったので」と遠因となったことも明かした。

宮田プロデューサーが不可思、皇治ら5選手にREBELSファイナル大会への参戦を公開で呼びかけ【REBELS】

2020.12.19 Vol.Web Original

来年2月28日に「REBELS~The FINAL」を開催

「REBELS」と「KNOCK OUT」を運営する株式会社Def Fellowが12月18日、都内で会見を開き、2021年3月からこの2つのブランドを「KNOCK OUT」の1ブランドに統一することを発表した。

 来年2月28日の東京・後楽園ホール大会を「REBELS~The FINAL」として開催。3月13日の後楽園ホール大会を新生KNOCK OUTの第1弾大会として「KNOCK OUT~The REBORN~」の名称で開催する。

 この日はDef Fellowの山口元気代表と2イベントのプロデューサーを務める宮田充氏が登壇し、ブランド統一の経緯と今後の展望について語ったのだが、2月のREBELSのファイナル大会について、宮田氏は「過去10年のREBELSの歴史の中で現在は他団体やイベントで活躍中のファイターにこの場で参戦を呼びかけさせていただきたい」として梅野源治(PHOENIX)、水落洋祐(エイワスポーツジム)、不可思(クロスポイント吉祥寺)、渡部太基(TEPPEN GYM)、皇治(TEAM ONE)の5選手の名前を上げ、公開で参戦を呼びかけた。

塚越仁志引退セレモニー「充実した現役生活でした」【3・30 Krush】

2019.03.31 Vol.web

 3月30日に開催された「Krush.99」で、塚越仁志(第5代Krushウェルター級王者/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の引退セレモニーが行われた。

 塚越は2009年デビュー、2016年に渡部太基を破り第5代Krushウェルター級王者に。2度の防衛を果たすも、昨年8月木村”フィリップ"ミノルに破れ王座陥落。引退を表明した。

久保優太がK-1初代ウェルター級王座獲得【9・18 K-1】

2017.09.19 Vol.Web Original

ゴング前、木村は久保に一礼
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われた「初代ウェルター級王座決定トーナメント」で久保優太が優勝。初めてK-1のベルトを巻いた。

 久保は1回戦でかつて同じジムで練習をともにし、兄弟のような付き合いをしていた木村“フィリップ”ミノルと対戦。このトーナメントで最大の注目カードは、前日の会見で木村が久保に対して惜別とも取れるコメントを発したことから、より注目度がアップしたなかでの対戦となった。

 試合前のレフェリーによるルールチェック時、木村は久保とグローブを合わせると一礼。2人は初めてコーナーを分かち、試合が始まった。

 久保の左ミドル、木村のフックと互いの得意技が交錯する。1R終盤、久保のミドルをキャッチした木村が右フック。久保の動きが一瞬止まる。しかしすぐに左ミドルで形勢を立て直す久保。2Rに入ると久保の左ミドルがさえわたる。木村が距離を詰めパンチを放つと巧みに体を寄せ連打は許さない。

木村ミノルが前日会見で久保優太に「F××K OFF!」【9・18 K-1】

2017.09.17 Vol.Web Original

木村「彼と彼のトレーナーに地獄を見せます」
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の前日計量が17日、都内のホテルで行われ、出場選手全員がクリアした。

 続いて会見が行われ、「初代ウェルター級王座決定トーナメント」に出場する8選手が勢ぞろいした。

 カード発表から同門対決が話題となってきた久保優太と木村“フィリップ”ミノルはこの日も好対照な姿を見せる。

 最初の挨拶では木村は「横に僕が思う世界最強の男がいるので、いい練習ができた。僕は相手が強ければ強いほど燃えるのですごく楽しみ。この1年、誰よりも苦しい思いと嫌な思いをしてきたと思うので、明日は何があっても最後までリングをどくつもりはない。何があってもずっとリングに立っています」と久保へのリスペクトを見せる。しかし久保の「このトーナメントは僕の格闘技人生の集大成。最近結果が出せていないので、僕が一番強かった時代に教えてもらっていた矢口トレーナーに“もう一度、世界チャンピオンにしてください”と懇願して練習してきた」という話を聞くと「今回、お互いに1個のジムを離れて、もう一度そのトレーナーさんに教えてもらうというのは、僕の中では敵が増える感じ。それを聞いて今、正直、彼に気持ちはない。殺そうと思います。俺は一匹狼で新しい家族を背負ってここまで来ました。彼がそういうことをするなら完膚なきまでに、彼と彼のトレーナーに地獄を見せます。FUCK OFF!」と一気に豹変した。

「Krush.77」一夜明け会見 卜部弘嵩「本当に悔しい。試合ですべてを取り返したい」

2017.07.17 Vol.694

「Krush.77」(7月16日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が17日、都内で開催され「日本vs中国・6対6全面対抗戦」に出場した12選手が登壇した。

 選手に先駆け中国のグゥオ・チェンドン氏、チャイニーズ・ファイティング・プロモーション代表の岩熊宏幸氏、そしてkrushの宮田充氏が会見に臨んだ。

 チェンドン氏は「昨日は初めての試みとしてネットでライブ配信を行ったが、そのヒット数が70万ビュー。これは中国の他の格闘技イベントの約10倍。これからも再放送などでもっと伸びると思う。試合はエキサイティングな試合の連続でイベント的にも試合的にも大成功だったと思う。日本は格闘技において一流の国で日本の選手は強いという印象を持った。イベント的にも学ぶところは多かった」

 岩熊氏は「ネットのライブ配信は多分100万ビューはすぐにいくと思う。これは有料制なので、これは新たなビジネスモデルになるのではないか。今回はジェン・ジュンフェンのように新しい選手を発掘できた大会だった。中国国内では試合はもとより、日中リングアナ対決やラウンドガールが好評だった。今後もこういうコラボが続けていければ。試合自体は日本からみたら2勝4敗だったが、その2勝は非常に価値のあるものだったと思う」

 宮田氏は「ここ数年で中国の格闘技が伸びていると実感している。そんななかで中国人ファイターを単に日本人選手の相手ではなく、中国人選手が主役になるような大会ができないかという思いから企画したのが今回の対抗戦。それがファンの皆さんに熱い試合を見せることができて、こうやって笑顔で一夜明け会見をできたことはうれしく思う。これを始まりに今後いろいろな展開が考えられると思う。これからもより楽しんでいただけるようなイベント作り、マッチメイクを岩熊さん、グゥオさんと一緒に考えていければと思っている。これを始まりにしていきたい」などとそれぞれ話した。

 またチェンドン氏は野杁正明、卜部弘嵩、卜部功也、ゲーオ・ウィラサクレックらの名を上げ「来年1月末から2月の中国で春節を祝う時期にぜひKrushのトップ選手を中国のリングに招聘したい」と話した。
 
 今回2勝4敗に終わったことについて宮田氏は「最後、2勝3敗の状況で卜部弘嵩選手には勝ってほしいな、という思いは正直あった。もちろん日本人選手は勝つことを大前提に戦っていたので勝ってほしいなと思っていたが…。2勝4敗はちょっと残念ですが、それよりイベントが成功したことのほうが良かったかな、と思う。例えば、昨日の試合に出ていない選手の中にも“俺が出れば勝ち越せたのに”といった思いが多分あるはず。そうやって続いていくことのほうが大事。2勝4敗というのは、逆に勝ち越すよりも意味があったのかなと思う」と話した。

 続いて中国チームの6選手が登壇。里見柚己に勝利し、試合後に武尊戦をアピールしたワン・ジュングァンは「昨日の試合は自分の理想とするファイトスタイルではなかった。少し反省点が残った」と語った。メーンで卜部弘嵩を破ったジェン・ジュンフェンは「卜部選手はとても強い選手だった。自分は勝つことができたので、今回こういういい試合をできたことを皆さんに感謝したい」と話した。
 敗れたユン・チーとドン・ザーチーはやや言葉少なだったが、6人ともKrush、K-1への再びの参戦と中国で日本人選手と戦いたいという希望を口にした。

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