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豊島区制90周年ファイナル企画「ダイバーシティ」をテーマに猪狩ともか、鈴木おさむらがトークショーを開催

2023.03.31 Vol.Web Original

 豊島区が3月27日、池袋のサンシャインシティで区制90周年ファイナル企画となるスペシャルトークイベント「ひとりひとりがダイバーシティ~お互いを知ることからはじめよう~」を開催した。

 2022年に区制施行90周年を迎えた豊島区は同年を100周年に向けた「としま新時代」のスタートとなる1年と位置づけさまざまな事業やイベントを開催してきた。この日のイベントはそのファイナルとなるもの。「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定されている豊島区を象徴するような「ダイバーシティ&インクルージョン」をテーマとしたイベントとなった。

 MCを務めるのはYouTuber、タレントで経営者の顔も持つ難聴うさぎさん。難聴さんは生まれつき耳が聞こえず、補聴器と読唇術でコミュニケーションを取る日常を送るも、自身を知ってもらいたいという思いから、SNSで発信を始め、同じような境遇の人々に勇気と希望を届けるべく、活動の幅を広げている。

 トークショーは2部構成で行われ、第1部では作家の岸田奈美さんと作家で広告プランナーの浅生鴨さんが登壇。

 岸田さんは「母は下半身まひで車いす、弟は生まれつきダウン症で知的障害、祖母が認知症始まっちゃって、父は心筋梗塞で私が中学生の時に亡くなってしまった」という環境の中、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』等といった家族との出来事を描いたエッセイを発表。『家族だから――』は5月にドラマ化の予定となっている。

 浅生さんはNHK職員時代からパラスポーツの普及活動に携わり、障害者スポーツであるブラインドマラソンとブラインドアルペンスキーにかける競技者の情熱とそれに手を貸すサポート選手である伴走者の葛藤を描いた小説『伴走者』といった作品を発表している。

 第一部のテーマは、「“障害がない”とはどういうことか」。浅生さんは「ものを考える時に“何かがない”ということを考えると、その本質が分かる」と語ったうえで、障害とは以前は人に付属されていると考えられていたが、人ではなく社会の側がその人の行動を制限しているのではないか。それで“障害がない”ということはどういうことかをいろいろなケースで考えたい」などとこのテーマの意味を説明。

鈴木おさむや仮面女子メンバー猪狩ともかが登場!D&Iを考えるスペシャルトークイベントが27日開催

2023.03.17 Vol.Web original

 豊島区制90周年ファイナル企画スペシャルトークイベント「ひとりひとりがダイバーシティ~お互いを知ることからはじめよう~」が3月27日、サンシャインシティ噴水広場にて開催される。

「誰もが主役のまちづくり」を目指す豊島区が90周年から100周年に向けて、障害を取り巻く環境から見えてくる「ダイバーシティ&インクルージョン」をテーマに企画。

 イベントは二部構成で行われ、司会にYouTuberでタレントの難聴うさぎ氏、ゲストに『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の著者である作家・岸田奈美氏、元NHK職員で現在は作家・広告プランナーの浅生鴨氏、放送作家の鈴木おさむ氏、アイドルグループ「仮面女子」のメンバー猪狩ともか氏が登場する。

 第一部では、岸田氏と浅生氏の作家二人が「”障害がない”とはどういうことか」をテーマに、障害は人間側ではなく、社会の側に帰属しているということや、物の見方を少し変えて考えてみると見えてくるダイバーシティーのヒントを探る。

 第二部では、エンターテインメント界で活躍する猪狩氏と鈴木氏が「もっと知ってほしい もっと聞いてほしい」をテーマにトーク。わからないからどうしよう、わからないから動けないではなく、まずは知ることから始める。“知るってどうする?聞くってどうやって?”といった疑問を二人がリアルな視点で届ける。

「ひとりひとりがダイバーシティ~お互いを知ることからはじめよう~」は同所にて、27日14〜16時。入場無料、観覧自由。

 詳しくはこちら https://www.city.toshima.lg.jp/395/2302131605.html

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