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現役復帰発表の男子マラソンの大迫傑がエール「花粉に勝って、練習に勝って、試合に勝って」

2022.02.10 Vol.Web Original

 

 現役復帰を発表した男子マラソンの大迫傑が10日、都内で行われた「Dyson 花粉対策セミナー」にゲスト出演した。自身も花粉症に悩まされてきた多くのアスリートのひとりだとし、「花粉症になってしまうと、夜寝つきが悪い。寝つきが悪いと体のリカバリーができない。これはスポーツ選手に限ったことではなく、一般の方にも言えること」だとした。

「走っている時は血流が良くなって鼻が詰まらないし、目もそんなにかゆくもならないんですけど、帰ってきて、夜ですよね。寝るになると鼻がつまって息もできない、目もかゆくて開けられないような状況になってしまいます」と、大迫。アスリートにとって睡眠は一番大事。それを阻害されるので困っていました」と学生時代もずっと花粉に悩まされてきたことを打ち明けた。

 現在も花粉を持ち込まないように気を付けているほか、空気清浄機を使用しているという。自宅ではDysonの空気清浄機を使用しているそうで。「妻に、フィルターの交換が1年に1度ぐらいでいいみたいだよと伝えたら、大分喜んでましたね」と笑った。
 
 イベントの最後には、花粉の季節も頑張るランナーたちにメッセージも。 

「ランナーにとって大事なことはトレーニング。結果を出すためには、1にも100にもトレーニングが大事。それを継続するために(必要なの)はと考えると睡眠なんですよね。睡眠をとるためには、栄養と花粉やウイルスを体に入れないとか体調の管理なんです」とし、「これからの時期、花粉に勝って、練習に勝って、試合に勝てるように頑張ってほしい」とエールを送った。

【東京五輪】男子マラソン、ラストレースの大迫傑が6位入賞! 優勝はキプチョゲ

2021.08.08 Vol.Web Original

 東京五輪の最終日の8日、札幌で男子マラソンが行われ、大迫傑が6位入賞を果たした。大迫は今大会限りで現役引退を表明しておりラストレース。ゴールした大迫は「100点満点の頑張りができた」と胸を張った。

 先頭集団で走り30キロを超えたところでキプチョゲが前に出て集団から遅れ8位に、6位まで戻したが、2位集団の背中を遠くに見て走り、最後は軽く手を振ってゴールした。

 ゴール後のインタビューでは、「まっすぐ進んできた部分があった」と競技生活を振り返り、「競技以外でもまっすぐに進んでいきたい」と大迫。また、「次の世代の人が頑張ればメダル争いにからめると思う。次は後輩たちの番だと思います」。

 さらに「しっかり次の世代につながるようにまだまだ陸上界に関わっていきたいと思うので、引き続きまっすぐ」と話した。

 優勝はケニアのエリウド・キプチョゲ。前回のリオデジャネイロ五輪に続き連覇となった。

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