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プロボクシング2戦目の石井慧が予告通りの判定決着も痛恨のドロー。試合後にボクシング“引退”を示唆【3150FIGHT】

2023.01.07 Vol.Web Original

 格闘家でプロボクサーのサトシ・イシイ(ミツキ)こと石井慧が「3150FIGHT vol.4」(1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)でプロ2戦目に臨み、ハン・チャンス(韓国)と対戦した。カード発表会見での予告通り、しっかり4R戦ったものの決め手に欠き1-0のドロー。試合後にボクシング“引退”を示唆した。

 イシイは昨年12月に行われたカード発表会見でファウンダーを務める亀田興毅氏に発破をかけられる形ではあったが、この試合を皮切りに2023年中に5試合行い、全判定勝ちでA級昇格、そして2024年1発目の大会での日本ヘビー級王座挑戦を目標に掲げていた。

 1R、サウスポーのイシイは前に出るハンにいきなり左フックをヒット。ハンもパンチを返すがイシイはガードを固め押し込んでいく。距離が詰まるとイシイはクリンチ。左右のフックを振り回すハンだが、イシイはガードを固め圧をかけコーナーに押し込みパンチを返す。ハンが右ストレートもイシイはバックステップ。

 2R、ハンは右フックを強振もイシイはクリーンヒットは許さない。ハンの右アッパー、左フックはバックステップでかわす。圧をかけるハンに石井は左ボディーストレート。ハンの圧を足を使ってかわすイシイ。ハンの右フックにイシイは左のショートストレート。ハンは左右のフックを振り回すがイシイはガード。

石井慧が6戦6勝6判定勝ちで2024年1月での日本ヘビー級王座挑戦目指す【3150FIGHT】

2022.12.15 Vol.Web Original

 格闘家でプロボクサーの石井慧が12月15日、2024年1月でのプロボクシング日本ヘビー級王座獲得への意欲を見せた。

 石井はクロアチアでライセンスを獲得しサトシ・イシイのリングネームで今年8月に行われた「3150FIGHT vol.3」(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でプロボクサーとしてデビュー。高山秀峰を相手に判定勝ちを収めた。この日は「3150FIGHT vol.4」(2023年1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)の全カード発表会見に出席し、プロ2戦目で韓国のハン・チャンスと対戦することが発表された。

 会見ではまず「好きなバナナは食べ物です。バナナだけに滑ってしまいましたが…。まずこのような機会を与えてくださった亀田ファウンダー、そしてJBCの皆さん本当にありがとうございます」と挨拶。試合については「次の試合では成長した姿を見せて勝てるように頑張っていきたい。そして少しでも日本のヘビー級ボクシングを盛り上げられるように頑張ります。たっぷり12分戦いたいと思います。ギャラ泥棒にならないように12分しっかり戦います」などとらしい表現で意欲を見せた。

サトシ・イシイこと石井慧がプロボクシングデビュー戦で2-0の判定勝ちも「全然ダメ」と反省【3150FIGHT】

2022.08.15 Vol.Web Original

 亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.3」(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で北京五輪柔道金メダリストの石井慧がサトシ・イシイ(クロアチア)のリングネームでプロボクシングデビュー戦に臨み、高山秀峰(スパイダー根本)に2-0の判定勝ちを収めた。

 1R序盤、高山が手数を出していくとイシイは右フック。イシイがプレッシャーをかけるが高山はパンチをまとめ足を使い回避。イシイは体を寄せてボディー打ち。イシイがなおもプレッシャーをかけ左のボディーブローを放ったところで高山が右フックをヒット。イシイがぐらついたところで高山が連打もイシイはガードを固めしのぐ。

 2R、高山が左右のフックを連打するとイシイも前に出て左フックをヒット。イシイは前に出て左フックも単発。しかしプレッシャーは強烈。高山は下がりながらパンチをヒット。イシイはロープに詰めてアッパー、ボディーと小刻みなパンチ。しかしなかなか手数が出ない。

 3R、イシイは体を寄せて小刻みなパンチで手数を増やす。高山も押し返し右アッパー。イシイはいい右フックを当てるも畳み掛けるには至らず。それでもプレッシャーをかけて高山を削っていく。高山は足を使い逃れるが追ったイシイはなおも詰めてパンチも高山は体を振ってクリーンヒットは許さず。

プロボクシングデビュー戦のサトシ・イシイこと石井慧「勝利をクロアチアに持ち帰る」【3150FIGHT】

2022.08.13 Vol.Web Original

4回戦で高山秀峰と対戦

 亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.3」(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日会見が8月12日、大阪市内で行われた。

 今大会ではサトシ・イシイのリングネームで北京五輪柔道金メダリスト・石井慧(クロアチア)が高山秀峰(スパイダー根本)を相手にボクシングデビュー戦を行う。

 イシイはクロアチアのボクシングコミッションからプロボクサーのライセンスを取得。今回の参戦となった。

 イシイは「クロアチアから来ました石井慧です。この場を借りて、このような機会を与えてくださった亀田プロモーションの皆様、JBCの皆様、本当にありがとうございます。クロアチアのボクサーとして勝利をクロアチアに持って帰れるように明日は頑張りたい」とクロアチアを背負っての戦いであることを強調した。

 対する高山は「プロボクシング人生2戦目が大変なことになってしまった。フェイスオフも記者会見も人生で初めての経験。サトシ・イシイ選手はどんな選手か昨日から想像していたが、ホテルのエレベーターでばったり会ってしまい、とても真摯な方だった。私はヘビー級の4回戦として、ボクシングの魅力を伝えて、皆さんにボクシングって最高の競技だなということをリングで伝えたいと思っている」とやや緊張気味に挨拶した。

最軽量のサッタリが無差別級トーナメント優勝。そして中村プロデューサーに6・19東京ドーム大会への出場を公開直訴【K-1】

2022.04.04 Vol.Web Original

決勝で谷川に3RKO勝ち

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「K-1無差別級トーナメント」でKrushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)が決勝で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を破り優勝を果たした。前日計量でサッタリは出場8選手の中で最軽量の85.20kgだった。

 サッタリは1回戦でK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1R1分28秒でKOで下すと、準決勝では優勝候補の京太郎(チーム未完)を2-0の判定で破り決勝に進出。谷川は1回戦でANIMAL☆KOJIに3-0の判定勝ち。準決勝は石井慧(チーム・クロコップ)と対戦予定だったのだが、石井が1回戦の実方宏介戦で肋骨骨折のケガを負った疑いがありドクターストップとなったため、リザーブファイトで勝った加藤久輝(West A / ALIVE)と対戦。加藤に先制のダウンを許したものの、右ハイキックで逆転KO勝ちを収め、決勝に進出した。

4月3日に代々木競技場第一体育館で「K’FESTA.5」開催。無差別級トーナメントに石井慧、京太郎らが出場【K-1】

2022.02.10 Vol.Web Original

イランに帰国中のクルーザー級王者カリミアンは参戦見送り

 K-1が2月9日、都内で会見を開き、次回大会となる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」を4月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催することを発表した。また合わせて第1弾の対戦カードも発表した。

 K-1の年間最大の大会となる「K’FESTA」は昨年は1月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で3月に延期。結果的に2018年の第1回から毎年3月に開催されてきたのだが、今年は2月に東京体育館大会が早々に発表されていたため、その開催日時に注目が集まっていた。前日の2日にはRISEが那須川天心のRISEラストマッチとなる「RISE ELDORADO 2022」を同所で行うことから“興行戦争”の側面もある2日間となる。

 今大会では「無差別級」のトーナメントが開催される。出場選手と対戦カードは1回戦(1)ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE)vs 谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、1回戦(2)石井慧(チーム・クロコップ)vs 実方宏介(真樹ジムAICHI)、1回戦(3)京太郎(チーム未完)vs 坂本英則(修実館)、1回戦(4)K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)vs マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)。リザーブマッチで加藤久輝(West A/ALIVE)と愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。準決勝は(1)と(2)の勝者、(3)と(4)の勝者で行われ、その勝者が決勝で対戦する。

 なお現K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアンは現在イランに帰国中で、試合の準備が間に合わないためトーナメント参戦は見送られた。また2月の東京体育館大会で行われる予定だった京太郎vs坂本戦がトーナメント開催に伴い今大会にスライドされた。

石井慧がRUIに判定勝ちでK-1 2連勝も「20kg差もあるのに倒せないのは僕の何かが悪い」と反省【K-1】

2021.12.05 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたスーパー・ヘビー級のスーパーファイトで石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)とRUI(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)が対戦し、石井が3-0の判定勝ちでK-1で2連勝を飾った。

 試合は前日計量で約20kg重かった石井がプレッシャーをかけて前に出て左フックにストレート、そして左ローを中心に攻め込んでいく。RUIは下がりながらも前蹴り、そしてヒザ蹴りを石井のボディーに打ち込んでいく。2Rにはそのヒザ蹴りで石井がガードを下げる場面もあったが、石井はプレッシャーを弱めることなく前に出続け、3Rには左フックでRUIをぐらつかせる。最後までアグレッシブに前に出続け主導権を渡さなかった石井がジャッジ3者とも30-29という小差の判定をものにした。

RUIが約20kg差の石井慧との「倒し合い」に臨む決意【K-1】

2021.12.03 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が12月3日、大阪市内で開催された。

 9月の横浜大会でK-1初参戦を果たした石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)がスーパー・ヘビー級のスーパーファイトでRUI(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦する。

 石井は前戦ではK-1ジャパングループのクルーザー級のトップ戦線で活躍する愛鷹亮と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めている。

 対するRUIは2019年に行われた初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントで決勝に残るなどベルトへあと一歩のところまで上り詰めたが最近は3連敗と精彩を欠いており、今回は復活をかけての大一番となる。

 石井は「明日はKO勝ち目指して頑張りたい。リラックスして、明日が楽しみです。(RUIには)特にないですが、お互いに頑張りましょうと、そういう感じですかね」と淡々。

 計量では石井が110.65kg、RUIが89.9kgと実に約20kgの体重差での戦いとなるのだが、RUIは計量で向かい合って「やっぱりデカいなと思いました。オファーをいただいた時は体重を上げて挑戦しようと思っていました。でも増やしたら増やしたで全く自分の動きができない。練習に支障も出るようになった。そんな中で、応援している方と食事の改善をしました。アレルギー検査もして、好きだけど実は体に合わなかったものだったりを知ることができて、今日体が出来上がった。実際に調べてみないと分からないことばかりで。それでも体重差は約20kgあるが昔のK-1はそれでもばちばち倒し合いをしていた。明日はそんな重量級らしいK-1を石井選手と体現したい。石井選手となら体現できると思っている」などと20kg差を越えての倒し合いに臨む決意を見せた。

石井慧が連続参戦でRUIと対戦。「前回の試合よりも20%成長した姿を」【大阪K-1】

2021.10.28 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第3弾カード発表会見が10月28日、都内で開催された。

 9月の横浜大会でK-1初参戦を果たし、愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定勝ちを収めた石井慧(チーム・クロコップ)の連続参戦が発表された。スーパー・ヘビー級のスーパーファイトでRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦する。

 石井は愛鷹戦では延長にもつれ込む接戦となったが、延長戦でも手数を落とさず、競り勝った。試合後に継続参戦を訴え、早くも次の試合が決まった。

 対するRUIは2019年に行われた「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」ではK-Jeeと優勝を争うなど、K-1ジャパングループのクルーザー級のトップ戦線で戦っていたが、現在はANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、サッタリ・ウィラサクレックに3連敗と大きく後退。今回は起死回生の一発を狙う。

 石井は練習拠点をクロアチアに置いていることから、この日の会見は欠席。ビデオメッセージで「次は地元の大阪ということで気合が入っていますし、楽しみにしています。次の試合、オールインワンで、そしてすべてを注ぎ込んで勝ちたいと思います。前回の試合よりも20%成長した姿を見せられると思います。頑張ります。応援よろしくお願いします。大阪で会いましょう」とコメントを寄せた。

K-1初参戦の石井慧が判定勝ちで初陣飾り大阪大会出場をアピール【K-1】

2021.09.21 Vol.Web Original

 北京オリンピック柔道男子100kg超級の金メダリストで総合格闘家の石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)が「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)で初めて立ち技ルールでの試合に臨み、愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に延長の末、判定勝ちを収めた。

 石井は2008年の北京五輪後、プロ格闘家に転向。日本では「Dynamite!!」「DREAM」「IGF」「RIZIN」などメジャーイベントで活躍。現在は「HEAT」の総合ルールヘビー級王座に就いている。海外でも「Bellator」などさまざまな団体に上がり、現在は「PFL」などで活躍している。また練習拠点をクロアチアに置き、ミルコ・クロコップのチームに所属している。

 愛鷹は現在3連敗中ではあるが、2019年には当時、クルーザー級王者だったシナ・カリミアンにKO勝ちするなど、クルーザー級のトップ戦線で戦ってきた選手。今回はスーパー・ヘビー級での試合とあり肉体的なハンディは否めないが、ここまでの失点を取り返す大きなチャンスとなる試合だった。

北京五輪柔道金メダリスト石井慧がK-1参戦。愛鷹亮が迎撃【9・20 K-1】

2021.08.04 Vol.Web Original

石井サイドからのコンタクトで参戦が実現

 北京オリンピック柔道男子100kg超級の金メダリストで総合格闘家の石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)のK-1参戦が8月4日、発表された。

 K-1はこの日、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見を開催。ここで石井の参戦と注目の対戦相手が愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)となることが発表された。

 石井は2008年の北京五輪後、プロ格闘家に転向。日本では「Dynamite!!」「DREAM」「IGF」「RIZIN」などメジャーイベントで活躍。現在は「HEAT」の総合ルールヘビー級王座に就いている。海外でも「Bellator」などさまざまな団体に上がり、現在は「PFL」などで活躍。

 また練習拠点をクロアチアに置き、ミルコ・クロコップのチームに所属。クロアチア国籍も取得している。

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