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猿丸ジュンジが安芸柊斗にTKO勝ちで有終の美「5年後、10年後、自分の弟子を連れて戦いにくる」【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で前世界ストロー級王者の猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)がKO勝ち後のマイクで引退を発表した。

 この日、猿丸は安芸柊斗(MMAZジム)と対戦。猿丸は昨年9月に新井丈を相手に初防衛戦に臨み、1RでKO負けし王座陥落。今回は試合前に「今回が最後」と公言した中での試合だった。

 対戦相手の安芸の父・安芸佳孝とは2008年9月に新人王トーナメント2回戦で対戦し猿丸が1RでTKO勝ちを収めている。

“ゾンビ”藤井伸樹が王者・石井逸人との激闘制しついに修斗のベルトを奪取。試合後「疲れるなあ…」と思わずぽろり【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で王者・石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)に藤井伸樹(同級4位/ALLIANCE)が挑戦し、2-1の判定で藤井が勝利を収め、第12代王者となった。石井は初防衛に失敗した。

 石井は2020年に行われた「インフィニティリーグ2020バンタム級」で優勝し、当時の環太平洋王者だった安藤達也に挑戦するも一本負け。その後、安藤が世界王座獲得に専念するため王座を返上。今年1月に小野島恒太と藤井の間で王座決定戦が行われ、小野島が王座に就いた。石井は3月に石橋佳太を破り再起を果たすと、5月に小野島に挑戦。判定勝ちを収め悲願の王座を獲得した。

 対する藤井は5月に齋藤翼を破り再起を果たし、今回の挑戦にこぎつけた。

全7カード発表。石井vs藤井の環太平洋チャンピオンシップ。清水清隆ファイナルマッチは山内渉に決定【11・27修斗】

2022.10.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)の全7カードが10月19日、発表された。

 まずは9月19日の後楽園ホール大会で発表された第11代環太平洋バンタム級王者・石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)が挑戦者に藤井伸樹(同級4位/ALLIANCE)を迎え、初防衛戦を行う。“最も戦いたくない男”と言われる“ゾンビ”藤井を相手に王者として迎え撃つ石井はどう戦うのか? 藤井が悲願の王座奪取となるか? 最激戦区といわれるバンタム級で最も熱い戦いがチャンピオンシップで実現する。

石井逸人が判定で小野島恒太を破り環太平洋王座獲得。世界王者・安藤達也へのリベンジをアピール【修斗】

2022.05.23 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で挑戦者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が王者・小野島恒太(Combat Workout Diamonds)に判定勝ちを収め王座を獲得した。小野島は初防衛戦だった。

 2人は2020年に行われた「インフィニティリーグ」で対戦し、その時はドローに終わっている。リーグ戦はコロナの影響で2021年春まで続き、石井が勝ち点の合計で上回り優勝。9月に環太平洋王者の安藤達也に挑戦するも一本負けを喫し、王座奪取はならず。今年3月に石橋佳大を相手に再起戦に臨み、2Rで一本勝ちを収め、今回、2度目の挑戦にこぎつけた。

 安藤は石井に勝利後、世界王座奪取に専念するため王座を返上。その王座決定戦が小野島と藤井伸樹の間で行われ、小野島が判定勝ちを収めアマから修斗一筋、プロ13年目の38歳にして初のベルトを獲得した。

環太平洋王者・安藤達也が初防衛に成功し「俺は帰ってきたぞ!」【修斗】

2021.09.21 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6」(9月20日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で王者・安藤達也(フリー)が石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)を破り初防衛に成功した。

 安藤は昨年8月に田丸匠との王座決定戦を制し、王座獲得。しかし11月には修斗初参戦となる大塚隆史にノンタイトル戦で1RでTKO負けを喫し、今回が再起戦。石井はインフィニティリーグを制し、今回の挑戦権を獲得した。

 1R、安藤はいきなり仕掛けグラウンドで上を取るがすぐに石井が巧みに体勢を入れ替えバックを取ると左腕を首に回す。ここなんとかしのいだ安藤は石井を背負ったまま立ち上がる。石井は背中にしっかりと乗り、バックからパンチを落とし、首を狙う。安藤は背負ったままの石井の頭をケージにぶつける破天荒な手段で脱出を図る。安藤は石井の左腕をしっかり抱え防御。石井は着地するが、バックに回ったまま。安藤が正対するが石井はケージに押し込みテイクダウンを狙う。ここで小手投げの体勢になった安藤が逆にバックをキープ。バックからパンチを放ち首を狙っていく。石井はバックを逃れ、安藤の足にタックルも安藤はヒジを落としていく。

インフィニティリーグは石井逸人が勝ち点7でトップに立つ【修斗】

2021.01.31 Vol.Web Original

ここまでトップのよしずみに1R一本勝ち

 プロフェッショナル修斗の2021年第1弾大会「PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦」(1月31日、東京・ニューピアホール)が昼夜2部制で開催された。

 昼の第1部では「インフィニティリーグ2020バンタム級」2試合が行われ、勝ち点3の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)がこの日まで勝ち点4でトップだったよしずみ(勝ち点4/HAGANE GYM)に1Rで腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを収め、勝ち点4をプラスし勝ち点7としトップに立った。

 石井は打撃での探り合いからじりじりとプレッシャーをかけていく。緊張感のある距離感で試合は進むと、残り1分を切ったところで石井のパンチによしずみがカウンターを合わせるが、石井はかわすと高速タックルでテイクダウンに成功。素早くポジションをサイドに移し、そこから一気に左腕を取ると腕十字に移行。すぐによしずみがタップして、石井が一本勝ちを収めた。

安藤達也が田丸匠を破り悲願の王座獲得「やっとベルトを巻くことができた」【8・1 修斗】

2020.08.02 Vol.Web Original

“怪物”が“天才”をKO

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.5」(8月1日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」で安藤達也(フリー)が田丸匠(NASCER DO SOL)を破り、悲願の王座を獲得した。

 修斗バンタム級は世界王者の佐藤将光がONEに参戦中で防衛戦が行えないことから、岡田遼と倉本一真との間で暫定王者決定戦が行われ、岡田が勝利。これに伴い、環太平洋王者だった岡田が同王座を返上したため、今回の王座決定戦が行われることとなった。

 安藤はプロデビュー2年目で「ROAD TO UFC JAPAN」に抜擢されるなど、将来を期待された逸材。修斗参戦後も着実に勝ち星を重ねたが、減量苦、所屬ジムからの離脱と苦難の時期が続く。しかし2018年の再始動後は着実に勝利を重ね、昨年9月には当時王者だった岡田の持つ環太平洋王座に挑戦。ドローで王座奪取こそならなかったが、改めてその高いポテンシャルを見せつけた。

 田丸は2015年の新人王MVPを皮切りに2016年にはMIP(最も活躍、成長した選手)に選出。後にONEと修斗のストロー級2冠王となる猿田洋祐に勝利するなど修斗の次代を担う存在と目されていたが、こちらも交通事故、減量苦と苦難が続き、2019年からバンタム級に階級アップ。以降3連勝を飾り、初の王座戦にたどり着いた。

“天才”青井人が復活!2年8カ月ぶりの勝利をKOで飾る【2・16 修斗】

2020.02.16 Vol.Web Original

高橋遼伍戦から3連敗と低迷

「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.2」(2月16日、東京・ニューピアホール)のメインで行われたフェザー級戦で青井人と久保村ヨシTERUが対戦し、青井が1RKOで復活勝利を挙げた。

 青井はデビューから1分けを挟み6連勝(VTJでの1勝を含む)で将来の修斗を背負う逸材と目されていた。しかし2017年10月に高橋遼伍に敗れ、その時に高橋の強烈なローキックで左足を骨折。ケガからの復帰後も連敗が続き、現在3連敗と低迷していた。

 対する久保村は現在4連勝中と好対照な2人による対戦となった。

 試合は1R開始早々に久保村がタックルを仕掛けるが青井は足をつかまれたものの、難なく脱出。その後は青井がローキックの連打から左右のフックで攻勢に出る。青井はカウンターの左フックで久保村をダウンさせるとパンチとヒザでラッシュをかけ、この一連の攻撃で久保村は左目の上をカット。ドクターチェックが入るも試合は再開。

世界王者・佐藤将光がバンタム級トーナメント開催をアピール【7・15 修斗】

2019.07.16 Vol.Web Original

一瞬ヒヤリも韓国のファンに1RKO勝ち
 修斗世界バンタム級世界王者の佐藤将光が7月15日、修斗でのバンタム級トーナメントの開催を訴えた。

 佐藤はこの日、プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(東京・後楽園ホール)のセミファイナルで韓国のファン・チャン・ファンと対戦。1R4分23秒、KO勝ちを収めた。

 1R開始早々にファンが右ローから右フック、左フックとヒット。これで佐藤がダウン。ファンが一気に飛び掛かるが、佐藤は組み止めると逆にテイクダウンを決め上を取るとダメージを回復。

 半身で固めたファンにパンチをコツコツと放って削っていく。そしてマウントからサイドにポジションを移行すると、ファンの左腕を足で殺してパンチの連打。しのぐファンだったが、佐藤は一度体を離した後、大きいパウンドからまたもグラウンドでサイドポジションを奪う。ここでもファンの両腕を殺してパンチの連打。驚異的な粘りを見せ脱出したファンだったが、ケージを背に座り込んだファンに佐藤がパンチの連打を放ったところでレフェリーが試合を止めた。

新人王MVPの平良が判定ながらも完勝で「本物」をアピール【6・8 修斗】

2019.06.09 Vol.Web Original

「本物か偽物かはこの試合で分かる」
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.27 Supported by ONE Championship」(6月8日、東京・新宿FACE)で2018年の新人王の表彰式が行われた。

 この日はMVPの平良達郎(ストロー級新人王)と敢闘賞の須貝 THE YAMANBA(フェザー級新人王)が出場したが明暗を分けた。

 平良はフライ級戦で関口祐冬と対戦。1Rからトリッキーなステップから繰り出す関口の打撃をかわすとタックルから難なくテイクダウンに成功。グラウンドで関口を完全にコントロール。2Rも関口の水面蹴りを見切るとすぐにタックルからテイクダウンに成功。肩固め、パウンド、ヒジの連打と一方的に攻め込み、一本こそ取れなかったものの、ジャッジ2人が20-18、1人が20-17と平良を支持。「本物か偽物かはこの試合で分かる」と臨んだ一戦でMVPの実力をいかんなく発揮した。

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