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笠原友希が鮮やかな左ハイキックで韓国人王者に逆転KO勝ちも「まだまだ」と反省の弁【SB】

2024.02.11 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がK-COMBATライト級王者のソン・ジェミン(韓国)が対戦した。試合は笠原が2Rに左ハイキックでKO勝ちを収めた。

 1R、ともにサウスポー。ジェミンは右ジャブ、左ロー。笠原も左ロー。笠原の左ローにジェミンが左ストレートを合わせると、笠原がスリップダウン。笠原も右ジャブから左ロー。ジェミンは素早い出入りから左ロー。笠原の入り際にジェミンが左フックを巻き込むようにカウンターで合わせてダウンを奪う。なおも前に出るジェミン。ジェミンの右ジャブがヒット。笠原は左ハイを空振りもそのままの勢いで右バックブローをヒット。

山田彪太朗が得意のパンチでのKOを予告「明日は僕の攻撃に耐えられるのか楽しみ」【SB】

2024.02.09 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月9日、都内で開催された。

 セミファイナルで対戦するSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)は58.5kg、ペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ)は58.4kgでともに規定体重をクリアした。

 山田は昨年4月に川上叶を破り王座を獲得すると、6月、11月とムエタイファイター相手に連勝。今回は3戦連続でのムエタイの強豪との対戦となる。ペットシートーンはタイの「True4U」の54kgトーナメント優勝した実績を持つ実力者。

 山田は計量後の会見で「2024年一発目で自分がどんなパフォーマンスを出せるのか自分自身とても楽しみ。期待していてください」と挨拶。

 ペットシートーンが「僕は右ミドルを使っていく。右ミドルをかわされたらヒザもうまく使いたい。たくさんの武器を持っているので、それぞれうまく使っていきたい」などと右ミドルを筆頭に自らの多彩な攻撃に自信を見せると山田は「もともと背が高いのは分かっていた。向かい合ってみて改めて身長差があるなという印象。懐に入るのは難しいと思うが、自分の戦い方は変わらず前に出てパンチを当てるだけ。映像を見ても右ミドルを多用してくるとは思っていたので、右ミドルの返しといった対策はしてきた。でもミドルに限らず何を打たれても自分はパンチで返すと決めている」と自らのパンチに自信を見せる。

SB王者の笠原友希がRISEの大雅、K-1のレオナ・ペタスらとの年内対戦実現をアピール【SB】

2024.01.15 Vol.Web Original

韓国の二刀流ファイター、ソン・ジェミンと対戦

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が1月15日、都内で開催された。

 SB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がK-COMBATライト級王者のソン・ジェミン(韓国/TEAM ACE)と対戦する。ジェミンは散打出身で韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」でMMAの実績もある立ち技とMMAの二刀流ファイター。立ち技は20戦18勝2敗、MMAでは4戦3勝(1KO)1敗の戦績を持つ。

 笠原は昨年はムエタイの強豪タイ人2人と初の欧州ファイターを相手に3連勝。笠原は「前回がヨーロッパ系の選手で今回は韓国の選手。また違うスタイルの選手を迎えられてすごく楽しみにしています。パネルを見るとめちゃめちゃイケメンなので、それに負けず、強さでも負けず、絶対に勝ちます」と手ぐすねを引きつつも「映像を何個か見たが、正直言うと僕の相手ではないという感じ。まだまだ強い選手がいると思うので、そういう選手とやりたかった。そうはいっても侮れない相手だと思うので、しっかり自分自身を強くしていって、自分との戦いだと思うので、自分と戦って勝とうと思う」と勝利を確信。

TKO勝ちの笠原友希が大晦日のRIZINでの梅野源治戦をアピール【SB】

2023.11.15 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がMKFライト級王者のスナイ・ミフター(マケドニア/Mike’s Gym)にTKO勝ちを収めた。試合後にはかねてから口にしていた梅野源治戦をアピールした。

 笠原は2021年12月に手塚翔太を破りSB日本スーパーフェザー級王座を獲得し2階級制覇を成し遂げると2022年には「THE MATCH 2022」でKrush王者の中島千博にも勝利を収めた。9月にはRISEの常陸飛雄馬にKO負けを喫したものの、以降4連勝と安定した強さを見せている。

 ミフターはパワフルな強打を武器に近距離での打ち合いを得意とするMike’s Gym期待のアグレッシブファイター。笠原にとってはプロ30戦目にして初めての欧州系ファイターとの対戦だった。

笠原弘希がSBの4階級制覇と65kgの日本最強トーナメントの開催をアピール。弟の友希は他団体の王者との対戦に意欲【SB】

2023.09.24 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)のSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)が9月23日、SBの4階級制覇と他団体の選手を交えての最強トーナメントの開催をアピールした。

 笠原はこの日、「SHOOT BOXING 2023 act.4」(東京・後楽園ホール)のメインイベントで2度目のオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチに臨んだ。

 笠原はこれまでフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級とSB史上初の3階級制覇を達成。新たな刺激を求めて、4月大会ではSBで初導入されたOFGマッチにも挑戦。ムエタイの強豪ランボー・モー・ラッタナバンディュトと対戦し、判定決着とはなったものの通常のグローブマッチとは一味違う戦いっぷりを見せた。

 この日の対戦相手のネイサン・ドライデン(イギリス)はSBのレジェンドであるアンディ・サワーからの刺客でISKAとCPFFの英国タイトルを保持する実力者。

笠原友希が「僕に憧れて子供が付いてくるような選手になりたい」と少年に麦わら帽子をプレゼント【SB】

2023.02.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2023年シリーズ開幕戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)が聖域統一スーパーライト級王者のTAaaaCHAN(PCK連闘会)と対戦し、判定で勝利を収めた。

 友希は昨年6月には「THE MATCH 2022」でKrushスーパー・フェザー級王者の中島千博にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、改めて兄・弘希とともに次期エース候補ということを印象付けたのだが、9月にはSBのリングでRISEの常陸飛雄馬に2RKO負け。捲土重来を期して臨んだ12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」でRISEの石月祐作から2度ののダウンを奪った上での判定勝ちを収め再起を果たしている。

 TAaaaCHANは所属ジムの取材興行である「聖域」を主戦場とするファイターで、過去にはINNOVATIONフェザー級、聖域統一ライト級王座も保持。昨年11月にはKNOCK OUTに参戦し、KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹と対戦し判定負けを喫したものの、荒々しいファイトでバズーカを追い込む場面もあった。

笠原三兄弟が悲喜こもごも。弘希はロンペットに最低限の判定勝ち、友希は常陸にKO負けで連勝ストップ、直希はプロ初KO勝ち【SB】

2022.09.18 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第4戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.4」(9月17日、東京・後楽園ホール)でSBの時代を背負う存在と目される笠原三兄弟が揃って出場し、三者三様の結果となった。

 セミファイナルでは兄のSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)がロンペット・Y’ZDGYM(タイ/Y’ZD豊見城)と対戦し3-0の判定で勝利を収めた。

 弘希は昨年末から重森陽太、西岡蓮太、バズーカ巧樹といった強豪を撃破。7月にはRIZIN初登場で石月祐作に判定勝ちを収め、現在9連勝。ロンペットは弘希が「戦いたい相手」と名を挙げる元RISEライト級王者で国内敵なしの原口健飛に前戦で1RKOで敗れており、今回はなんとしてもKO勝ちしたいところだった。

 試合は1R、弘希がじりじりプレッシャーをかけてロンペットにロープを背負わせ右ロー、左ジャブ、左ボディー。ロンペットは重い左ハイで反撃。弘希がプレッシャーをかけてロープ、コーナーに詰める展開となるが、ロンペットはそこから重い左ハイで反撃。弘希も得意のボディーを打ち込むがロンペットはロープ伝いに逃げて決定打は許さない。

那須川天心の弟・龍心がデビュー戦。兄が破った笠原友希の弟・直希と対戦【RISE ELDORADO】

2022.03.04 Vol.Web Original

ファンイベントで発表

 RISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~」(4月2日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)を前に「RISE ELDORADO 2022 ファンイベント」が3月3日、東京・新宿FACEで行われた。

 那須川天心の弟の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が今大会の第1試合でプロデビュー戦に臨むことが発表された。対戦相手は笠原直希(シーザージム)。

 龍心は昨年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」のオープニングファイトでアマチュアルールで試合を行い、判定勝ちを収めている。

 笠原はシュートボクシング(SB)で活躍する笠原兄弟の三男で龍心と同じ15歳。今年2月に行われたSBの後楽園大会ではSBセミプロルールで試合を行い、延長で判定勝ちを収めている。笠原も今回がプロデビュー戦となる。

 龍心は「この大きな舞台でプロデビューできるというのはチャンスなので、チャンスを生かしていい勝ち方をして次も大きな大会に出たいと思っています」、笠原は「龍心選手は天心選手の弟ということで、知名度もあって、しっかり実力もある選手なので今回は自分の名を広げられるチャンスだと思っています」とそれぞれ挨拶。

MISAKIが3度目の正直でついにSB王座を獲得【シュートボクシング】

2021.12.27 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の年内最終大会となる「SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival」が12月26日、東京・後楽園ホールで開催された。

 今大会は全7試合中、タイトルマッチと王座決定戦が5試合ラインアップされたのだが、これは「今まで他団体の選手との試合ばかり組んできたので、しばらくシュートボクサー対決がなく、今回はキックボクシングとは違う“SB”というものを見せたいと思ってこのカードを組みました」(日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長)という理由から。タイトルが絡んだ試合ではSBの王者やランカーたちがSBルールでしのぎを削った。

 第1試合では新設された「SB日本女子アトム級王座」をかけてMISAKI(TEAM FOREST)と田渕涼香(拳聖塾)が対戦した。

笠原兄弟がムエタイの強豪にそろってKO勝ち。村田聖明は力也を1Rで壮絶KO【シュートボクシング】

2021.09.05 Vol.Web Original

シュートボクサーがムエタイ戦士を迎撃

 シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第4戦「SHOOT BOXING 2021 act.4」(9月4日、東京・後楽園ホール)で次代のエース候補である笠原弘希と笠原友希(ともにシーザージム)の笠原兄弟が揃ってムエタイの強豪にKO勝ちを収めた。

 この日は「シュートボクシングvsムエタイ」と銘打たれ、メインの海人と合わせシュートボクサーがムエタイ戦士を迎え撃った。

 セミファイナルでは弘希がパランラックFELLOWGYM(タイ/FELLOWGYM)と対戦。1R序盤、弘希は右ロー、左ジャブ、パランラックは前蹴りでともに様子を見る。パランラックが左ミドル、左ボディーを繰り出していくと笠原は左ジャブをガードの隙間から打ち込み、左ボディー。最後は笠原が一気に踏み込んで左右のフック。そして左ボディーを打ち込むとパランラックは表情がゆがみ、体をくの字にして倒れ掛かったところに追撃の左フック。パランラックが悶絶してダウンすると手応えばっちりの笠原は10カウントを聞くことなくセカンドロープに上り雄叫びを上げた。

 この勝利で弘希は昨年2月から5連勝(3KO)となった。

次代のエース候補・笠原友希がDEEP☆KICK王者・宮崎就斗からダウンを奪って判定勝ち【4・10 SB】

2021.04.11 Vol.Web Original

SB王者とDEEP☆KICK王者が対戦

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2021 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでSB日本フェザー級王者の笠原友希(シーザージム)とDEEP☆KICK 57.5kg王者の宮崎就斗(TARGET)による王者同士の一戦が行われた。

 笠原は昨年11月に行われた「SB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦」で手塚翔太をKOで破り第5代王者に輝くと、今年2月にはREBELSのトップファイターである栗秋祥梧に判定勝ち。SB次代のエース候補として着々と実績を重ねている。

 対する宮崎はRISEのランキングでは上位に名を連ねる実力者。RISE、REBELSで何度かタイトルに挑むもチャンスをものにできずにいたが、昨年ついにDEEP☆KICK 57.5kg王座を獲得した。

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