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小さな神秘!「コケ」を探して東へ西へ『コケ見っけ!日本全国もふもふコケめぐり』【読者プレゼント】

2021.11.23 Vol.747

 岡山コケの会および日本蘚苔(せんたい)類学会会員で、コケ愛好家の藤井久子さん。幼い頃より自然をこよなく愛し、やがてコケに魅了されて現在に至る著者の最新刊『コケ見っけ!日本全国もふもふコケめぐり』(家の光協会)では、コケを求めて各地を旅する「コケめぐり」のおすすめスポットを紹介。街、苔庭、山や渓谷、海外まで旅の準備やコケのつくり、季節ごとの変化のほか、その場所ならではのコケエピソードにほっこり。発売を記念して同書を3名にプレゼント。(係名:「コケめぐり」)

チームラボプラネッツに新エリア 昼と夜で表情や香りが変わる庭園作品

2021.07.02 Vol.Web Original

 チームラボ プラネッツ(東京・豊洲)に2日、新エリア「Garden Area」がグランドオープンする。新エリアにはラン、そして苔を使った大型庭園作品2つが登場。これまでの水に入るミュージアムに、花と一体化する庭園が加わり、より魅力的なスポットとなって、より多くの注目を集めそうだ。

「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」は、天井から日の光が差し込む鏡張りの空間に、赤や白、黄色の本物のラン1万3000株が咲きみだれている作品。ランは吊るされて空中に浮かんで咲いていて、人が近づくとゆっくりと浮き上がり、いなくなると降りてくる。そんな様子が壁や床の鏡に映しだされて、さながら無限に広がる温室のようだ。

 

浮かんで咲くラン。その一株ひと株が美しい!

 ランの中にいると自分の周囲のランは浮き上がって自分の周りにスーペースができて、ランのドームのなかに立ったり、座ったりしている状態になる。ゆっくり歩きだすとそれがトンネルや通路のようになって、ランに導かれるような感覚も味わえる。また、他の人との距離が近づいて、自分と他の人の空間がつながってひとつになっていくのも楽しい。

 作品の中に身を置いても、すこし離れて他の鑑賞者の動きでラン浮き上がったり下がったりする様子や、それが鏡の床に映るっているのを見るのでも時間を忘れて楽しめる。

 チームラボはこれまでさまざまなミュージアムや展覧会で新しいアート体験の機会を提供し続けているが、花はシグネチャーともいえるモチーフ。「Floating Flower Garden」はそれを本物の花を使ってみたようにも感じる。

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