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車椅子バスケ天皇杯 日本一の集合写真【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2023.02.08 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

車いすバスケットボール日本代表が新体制を発表。「ジャパン・スタイル」磨きパリへ

2021.10.29 Vol.Web original

 車いすバスケットボール日本代表の新強化体制発表会見が28日、オンラインで行われ、男子代表の京谷和幸ヘッドコーチ(HC)と女子代表の岩野博ヘッドコーチ(HC)が出席。2024年のパリパラリンピックに向けた強化方針や目標を語った。

 東京パラリンピックで男子は自己最高となる銀メダルを獲得。車いすバスケットボール界にとって、初のパラリンピックメダル獲得を果たした。3大会ぶりの出場となった女子も6位に入賞し、強豪国相手に善戦を繰り広げた。

京谷・岩野体制でパリへ始動

 2024年のパリパラリンピックに向けた新体制で、男子は指揮官に京谷和幸氏を再任。女子は新たに岩野博氏を迎え入れた。新任となる岩野HCは、男子車いすバスケットボールでバルセロナ、アトランタ、シドニーと3大会連続のパラリンピック出場経験を持つ。その後、オーストラリアのチームにプロ移籍し、2008年に現役を引退。2010年からは社会人女子チーム「カクテル」のコーチに就任し、チームを7度優勝に導いた。選任の理由について小林順一技術委員長は「女子の指導はトップクラス。選手としての活躍や国内外での指導歴も踏まえ、パリに向けて最も適任な人。メダル獲得に向け、最大限支援していきたい」と期待を寄せた。

車いすバスケ日本代表12名が決定!最高の布陣で東京パラへ

2021.06.17 Vol.Web original

 車いすバスケットボールの東京パラリンピック日本代表内定選手の発表が17日行われ、内定選手12名が発表された。

 男子日本代表は、岩井孝義 (持ち点1.0)、川原凜(1.5)、豊島英(2.0)、藤澤潔(2.0)、鳥海連志(2.5)、赤石竜我(2.5)、古澤拓也(3.0)、香西宏昭(3.5)、秋田啓(3.5)、宮島徹也(4.0)、髙柗義伸(4.0)、藤本怜央(4.5)の12名。主将には、豊島英が選ばれた。

 女子日本代表は、財満いずみ(1.0)、北間優衣(1.0)、萩野真世(1.5) 、安尾笑(2.0)、柳本あまね(2.5)、平井美喜(2.5)、小田島理恵(2.5)、清水千浪(3.0)、土田真由美(4.0)、藤井郁美(4.0)、網本麻里(4.5)、北田千尋(4.5)の12名。主将には、藤井郁美、網本麻里が選ばれた。

車いすバスケ、パラ本番会場で特別強化試合。1年半ぶりプレー披露

2021.05.09 Vol.Web original

 車いすバスケットボール男女強化指定選手による「特別強化試合」が9日、東京2020パラリンピックの本番会場である有明アリーナで行われた。国内外の大会延期や中止でパラリンピックまで試合数が限られるなか、選手らにとって貴重な実戦の機会となった。

 大会は無観客で開催。選手がイベント以外で同アリーナを使用するのは今回が初めて。今年1月には同様の強化試合が武蔵野の森総合スポーツプラザで予定されていたが、感染拡大を考慮し、中止となった。今回は選手、スタッフ、メディアを含む、入場者全員がPCR検査を実施の上、開催。アリーナに観客の声援はなかったが、試合の模様はライブ配信で伝えられた。

 

車いすバスケ男子代表、合宿は「勝ち切る力」を養う時間

2020.10.08 Vol.Web original

 車いすバスケットボール男子日本代表の京谷和幸ヘッドコーチと豊島英キャプテンが8日、記者会見に出席し、コロナ禍での合宿開催や東京大会に向けての思いを語った。

 今年7月から合宿を再開した車いすバスケットボール男子日本代表。現在感染予防策として、手指やタイヤの消毒、検温などの対策を講じながら、9月からは試合の感覚を取り戻すことを目的に、選手同士の接触が伴うゲーム形式のトレーニングも取り入れているという。

 「選手は事前にPCR検査を受けから合宿に臨みます。自分やチームメートを守るという意味で、信頼し合って合宿ができている状態」と豊島。「以前のような強度や環境でプレーができるようになってきた。いい準備になっていると思う」と手応えを語った。

車いすバスケ、日本選手1名がパラ出場資格満たさず。キャプテン藤井「言葉が見つかりません」

2020.09.15 Vol.Web original

 日本車いすバスケットボール連盟(JWBF)は15日、報道関係者向けにリモート説明会を開き、同競技が東京パラリンピックから除外される可能性がある問題や、その要因となったクラス分けの結果について、現在の状況を報告。対象選手のうち女子選手1名がパラリンピックへの出場資格の要件を満たさなかったことを明らかにした。

車いすバスケのパラリンピック除外問題の経緯

 車いすバスケットボールのクラス分けを巡っては、今年1月、国際パラリンピック委員会(IPC)が国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)のクラス分けがIPCの定める基準を順守していないとして、同競技を東京パラリンピックの実施競技から除外する可能性があると発表。IPCは障害の軽い4.0と4.5のクラスについて、IWBFの定める基準を問題視しており、5月29日までに東京パラリンピックに出場する可能性のある同クラスのすべての選手を再評価するよう求めた。

 発表を受け、IWBFのメーレンス会長は「あらゆる手段を講じる」と談話を発表し、基準に適応する考えを表明。今年2月にはJWBFが対象となった選手14名の医学的な書類や検査結果をIWBFに提出し、先月18日、対象選手14名すべての結果を受け取った。その結果、13名が出場資格を満たし、女子選手1名が出場資格を満たさないと判定を受けたことがわかった。

 出場資格を満たさない理由としてJWBFは、これまでのIWBFのクラス分け規程では選手として参加資格が認められているものの、該当の選手がIPCクラス分け規程および国際基準に定められている10種類の出場要件を満たす障がいのうち、車いすバスケットボールで採用されている7種類の障がいには該当しないと判定されたためと説明。結果について選手と協議した結果、今回の判定を受け入れることにしたと発表した。また、具体的な内容は選手の個人情報となるため公表は差し控えるとした。

【TOKYO 2020 COUNTDOWN】根木慎志“車いすバスケのレジェンドが3600校に出向くわけ”

2020.02.18 Vol.727

 いよいよ今年開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会。世界が東京を目指す中、いまアスリート、スタッフ、大会運営に関わる人は何を思うのか。第1回は、35年間、教育現場などでパラリンピックの価値を伝えるシドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表の根木慎志さんに話を聞いた。

車いすバスケ除外の可能性?

2020.02.06 Vol.727

 国際パラリンピック委員会(IPC)は1月31日、国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)のクラス分けがIPCの定める基準を順守していないとして、同競技を東京パラリンピックの実施競技から除外する可能性があると発表した。5月29日までの改善を求めている。一方、IWBFのメーレンス会長は「あらゆる手段を講じる」などと談話を発表し、基準に適応する考えを示した。IPCは障害の軽い4.0と4.5のクラスについて、IWBFの定める基準を問題視している。

せっかくなら楽しみたい、パラリンピック! 初心者でも楽しめるの?検証リポート

2019.09.19 Vol.722

 いよいよ1年後に迫ってきた東京2020オリンピック・パラリンピック。オリンピックはもちろん、せっかくならパラリンピックも見て、世界的なスポーツの祭典を楽しみたいところ。いやいや、でも、ルールが難しいんじゃ?初めてでも楽しめる? そんなふうに思う読者も多いはず。今回はビギナーでもパラリンピック競技を楽しめるのか検証すべく、パラスポーツ初心者の女子たちが、車いすバスケの国際大会に行ってみた!

アジア最強・イランが初の頂点に!車いすバスケ国際大会が閉幕 〜三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019〜

2019.09.02 Vol.Web original

 イランが総合力で優勝を掴み取った。武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された車いすバスケットボールの国際大会「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」の大会4日目が1日行われ、オーストラリア対イランの決勝戦で、イランが58−84で勝利。アジア王者が大会初優勝を飾った。

 この日のイランは得点力が爆発した。試合直後、13番モルテザ・アベディが得点を決めると、勢いに乗ったイランのオフェンス力が炸裂。14番モルテザ・エブラヒミや、7番オミドゥ・ハディアズハールら、障害の比較的軽いハイポインターらを中心に、第1ピリオドからダブルスコア以上の差をつけ大きくリードした。

車いすバスケの国際大会が8月開幕!世界のトップチームが東京に集結

2019.07.22 Vol.Web original

車いすバスケットボールの国際大会「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」が8月に開催されるのを前に、22日、都内で記者会見が行われ、日本代表チームの及川晋平ヘッドコーチや、選手の香西宏昭、秋田啓らが出席した。

東京パラリンピックのリハーサル

「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」は、2017年に東京パラリンピックに向けた3ヶ年計画の国際大会としてスタート。日本代表の強化と競技役員やボランティアの育成を目的とする。昨年は約12,900名を動員するなど、車いすバスケの中でも国内随一の人気を誇る大会だ。3年目の集大成となる今年は、大会期間を昨年までの3日間から4日間に増やしたほか、来年に向けて客席の一部有料化に踏み切るなど、本番を想定した環境で開かれる。

参加は、4ヶ国の総当たり戦。日本は世界選手権3位のオーストラリア、同4位イラン、さらには、6月のアジアドリームカップで接戦を繰り広げた韓国を迎え討つ。東京パラリンピックの本番会場になる調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、世界トップレベルのプレーが繰り広げられる。

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