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ドラマ顔負けの判決も!? ドラマで描かれる韓国社会の「嘘とホント」を赤裸々トーク

2018.08.28 Vol.Web original

 韓国ドラマ『魔女の法廷』DVDリリース記念特別試写会が27日、都内にて行われ、日本人初のK-POPアイドルとして活躍したタレントの藤原倫己、NHK「テレビでハングル講座」でも知られる韓国語講師・阪堂千津子氏、司会の韓流ナビゲーター田代親世が登壇した。

 同作はKBS演技大賞4冠を獲得し韓国でも話題を呼んだ法廷ラブコメディー。韓国の検察内にある女性・児童被害対策部を舞台に、セクハラ問題やリベンジポルノなど、性犯罪を中心に社会問題を扱ったドラマとしても注目を集めた作品。

 韓国の社会情勢にも詳しい阪堂氏は「描写が忠実である一方でドロドロしすぎず、性犯罪を通して韓国社会に切り込んでいこうというのが上手い。非常によくできたドラマだと思います」と太鼓判。さらに「実際に起きた事件がモデルになっていて、有名な性犯罪はほとんど網羅している。韓国では先日、性犯罪で告発された元知事が無罪になりまして、その理由というのが、ひと言でいうと“被害者らしくないから”。つまり、こんな女性が(性犯罪の)被害には遭わないだろう、というわけです。そういうドラマのようなことが現実に起きているんです」と、韓国の仰天判決エピソードを紹介。これには会場からも驚きの声がもれていた。

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