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2022年夏の『ミス・サイゴン』キャスト決定! 市村正親、高畑充希、昆夏美、海宝直人ら 

2021.07.23 Vol.Web Original


 2022年の7・8月に帝国劇場で行われるミュージカル『ミス・サイゴン』の日本初演30周年記念公演のキャストが決定した。

 1992年の日本初演以来、『ミス・サイゴン』に出演し続けた「ミスター・サイゴン」の市村正親は6年ぶりにエンジニアを演じる。

 市村は「日本初演30周年とは、信じられません」としたえで、 「この作品で、ミュージカル俳優としての立場を確立することができました。30年間上演し、出演できたことも奇跡ですが、僕もよく頑張った(笑) 。今回が僕にとって、『ミス・サイゴン』の集大成になることでしょう。 コロナと戦い始めて2年近くの月日が流れましたが、それに負けず、来年、念願かなって上演することができる」とコメント。

  エンジニア役は、市村に加え、『レ・ミゼラブル』や『ラ・マンチャの男』でも活躍する駒田一、新たに伊礼彼方、東山義久も演じる。 

 ヒロインのキムを演じるのは、高畑充希と昆夏美、屋比久知奈。

 高畑は「私自身、この1年、この普通じゃない世界に対して感じたり考えたりしたことが多くて。きっと公演までの1年も、新しい想いが増えるような気がしています。その濃密な2年間を大切に抱えて、来年、帝国劇場に立てたらな、と思います。エンタメは、やっぱりワクワクをくれます。来年がとても楽しみです」 

 昆も「この作品の持つパワーと我々の想いが合わさった非常に熱い舞台になると思います。日本初演30周年記念ということで、今やるべくしてやるタイミングだと思いますので是非ご 期待ください」とコメントを寄せている。 

 屋比久は「ふつふつと溜めていた作品への想い、願い、祈り、全てをキムの人生にのせて、精一杯キムを 生きます!!! 」と意気込んでいる。

 キムと愛し合うアメリカ兵のクリスは、小野田龍之介、海宝直人、 チョ・サンウンが演じる。 

 

以下に、市村、高畑、昆、屋比久のコメント全文

『魍魎の匣』が初ミュージカル化! 主演の小西遼生「喜びを感じています」

2021.07.13 Vol.Web Original

 

 京極夏彦の伝奇小説『魍魎の匣』のミュージカル化、11月上演される。同作はコミック化、アニメ化、映画化、さらには舞台化もされた人気作品だが、ミュージカルは初めて。

 主人公の京極堂こと中禅寺秋彦を演じるのは小西遼生。

 小西は「この複雑怪奇な物語に音楽をのせて、一からまた新たなるミュージカル作品を創れる喜びを感じています」としたうえで、「慎重すぎるほどに慎重で、事件解決には腰が重い中禅寺が、個性豊かな他の登場人物と、この度の事件と、どのように関わりを持っていくのか、、脚本と音楽が手元に届くのを心待ちにしたいと思います」と、コメントしている。

 正義感ゆえ暴走しがちな刑事・木場修太郎を演じる吉田雄、探偵の榎木津礼二郎を北村諒、関口巽を神澤直也が演じる。他出演に、熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、駒田一ら。

 上演台本、作詞、演出を担当する板垣恭一は、「見どころは大きく3つ。1つ目はスピード感。長大なストーリーを素早く展開させるノンストップ・ミュージカルを目指します。2つ目は原作世界観の再現。映像で投写されるのは、ひたすら「文字」です。聞きなれない言葉、難しい漢字をビジュアル化して、小説のページをめくっているかのような観劇体験を目指します。3つ目はキャストの妙。主演の小西遼生氏、元劇団員の駒田一氏を中心とする豪華な外部出演者と、劇団員が混ざり合って演技の火花を散らします」。さらに、「見たことのないようなミュージカルを作り出すのが目標です。劇場でお待ちしておりますので、どうぞご期待ください」と話している。

 2021年11日10~15日、有楽町のオルタナティブシアターで。

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