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高畑充希、二度目の大河で“愛され”定子「調べるほど、プレッシャーが」24年の 『光る君へ』

2023.05.23 Vol.Web Original


 俳優の高畑充希が24年の大河ドラマ『光る君へ』に出演、藤原定子を演じる。23日、NHKが発表した。

 高畑が演じるのは、藤原道隆の長女で一条天皇に入内する定子。清少納言らが集うサロンを作り上げて、一条天皇の最愛の妃となるが、悲運に見舞われる。

 定子を演じることについて、高畑は「華やか、知的、愛され気質。藤原定子、という女性を調べれば調べるほど、プレッシャーが私の肩に重くのしかかってきています(笑)。でも、それと同時に、調べれば調べるほど、彼女に魅了されている自分も居ます。ドラマの中で長い期間彼女を演じさせていただけることで、私自身も明るい方向へと引き上げてもらえるような、そんな気がしています」

 また、「清少納言との密なやりとりもとても楽しみ」だという。清少納言を演じるのはファーストサマーウイカ。現在放送中のドラマ『unknown』(テレビ朝日系)で共演中で、「今から蜜に関係性を作っていけたら」とコメントしている。

 高畑は『軍師官兵衛』で大河ドラマの現場を経験している。「和気あいあいとした現場とは打って変わって、画面の中には重厚で緊張感のある空間が広がっていました。今回は煌びやかな平安、ということで、どんな空気の現場になるのだろうと、少し緊張していますが、友人でもある座長の吉高さんにしっかりついてゆきたいと思います」と話している。

高畑勲監督の初の大規模回顧展『高畑勲展』

2019.07.05 Vol.720

「高畑勲展ー日本のアニメーションに遺したもの」は、日本のアニメーションの草分けとしてさまざまな作品を世に送り出し、宮崎駿、鈴木敏夫とともにスタジオジブリを設立してからも世界が感動に震える作品の数々を送り出し、昨年82歳で惜しくもこの世を去った高畑勲さんの回顧展。高畑さんは絵を描かない監督として、初めての長編「太陽の王子 ホルスの大冒険」から、「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」「じゃりン子チエ」、「火垂るの墓」、そして「かぐや姫の物語」まで、作品ごとに表現方法を追求してきた。たくさんの歴史の残るアニーメーションをどのように作り上げたのか、演出というポイントに着目し、多数の未公開資料とともに紹介。クリエイターたちとの交流や、共同制作のプロセスを通じて、高畑さんの仕事の秘密が明らかになる。

 会期中には記念講演会も行われる。

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