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秋山準が竹下幸之介を退け「D王 GP」初出場初制覇【DDT】

2020.12.28 Vol.Web Original

来年2・14川崎で遠藤哲哉が保持するKO-D無差別級王座に挑戦

 DDTプロレスリング「D王 GRAND PRIX 2021 the FINAL!!」(12月27日、東京・後楽園ホール)のメインでDDTプロレス最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021」の優勝決定戦が行われ、元全日本プロレス社長の秋山準が“DDTの若きエース”竹下幸之介を破り、初出場にして初優勝を飾った。

 これにより秋山は来年2月14日に神奈川・カルッツかわさきで開催されるビッグマッチで、遠藤哲哉が持つKO-D無差別級王座に挑戦することが決まった。

 両者は11月3日の東京・大田区総合体育館大会で初の一騎打ちを行い、秋山が勝利しており、竹下にとっては雪辱戦となった。

 序盤、秋山は竹下が傷めている左腕にマトを絞って、場外で鉄柱やフェンスにぶつけるなど集中砲火。これを耐えた竹下はドラゴンスクリュー、低空ドロップキック、足4の字固めなどを繰り出して、秋山のヒザを攻め立てた。20分過ぎ、竹下は投げ捨てジャーマン、ラリアット連打、パワーボム、ザーヒー(ヒザ蹴り)で怒涛の攻撃。しかし、変型ジャーマンを狙いにいったところ、秋山がチキンウイング・アームロックで切り返す。さらに、秋山はヘッドシザースとの複合技に移行し、渾身の力で左腕を絞り上げると、これ以上は危険と判断したレフェリーが試合を止めて、秋山が勝利を飾った。

12・27後楽園で「D王 GP」優勝をかけて戦う竹下幸之介と秋山準が火花【DDT】

2020.12.16 Vol.Web Original

勝者は来年2月にKO-D無差別級王者の遠藤哲哉に挑戦

 DDTプロレスが12月15日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で記者会見を開き、27日に東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2021」の優勝決定戦で戦う竹下幸之介と秋山準が激しい火花を散らした。

 両者は11月3日の東京・大田区総合体育館大会で一騎打ちを行い、その際は秋山が勝利を収めており、約2カ月ぶりのリマッチとなる。優勝者は来年2月14日に神奈川・カルッツかわさきで開催される21年初のビッグマッチで、KO-D無差別級王者の遠藤哲哉に挑戦する。

 竹下は「20年はボクのなかで、いろんな葛藤、不安、そういういろんな気持ちが渦巻くなか、11・3大田区で秋山選手と戦って、自分本来のプロレスが分からなくなった一戦になった。この2カ月弱でリベンジの機会がきた。21年、DDTを本当の意味で先頭で引っ張っていくために秋山選手に勝って、20年に大きく飛躍した遠藤哲哉とタイトルマッチで対戦したい」と必勝宣言。

 秋山は「僕が決勝にいけたのは、実際自力だけではなく、『準烈』リーダーの大石(真翔)選手にも助けられて、ここまで来ました。自分のためだけじゃなく、彼のためにも、横にいる竹下選手に勝って優勝して、遠藤選手の前に立ちたい」と、こちらも優勝を口にした。

 続けて、秋山は「(DDTに)一人で来て、大石選手を始め、みんなが手助けしてくれて、ここまで来れた。チームの大切さが分かった。仲間の輪を、DDTですごく感じた1年」と振り返った。

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