EXILE TETSUYA「DANCEの道」第13回「12周年を迎えたEXILEはこれからも進化する!」

2013.09.15 Vol.DANCEの道
 日本時間2013年9月8日、この日は早朝から日本中が歓喜に沸く一日になりました。1964年(昭和39年)10月10日から24日まで行われた第18回夏季オリンピック、そして同年11月8日から12日まで行われた第2回夏季パラリンピック。この世界一のスポーツの祭典が56年もの時を越え、東京での2回目の開催が決定しました。アルゼンチンのブエノス・アイレスにてIOCジャック・ロゲ会長から"TOKYO 2020"と書かれたカードがめくられた瞬間の感動は一瞬にして歓喜を起こしてくれましたし、日本が笑顔になり、復興へ向けての力強い追い風になったようにも感じました。7年後、遠いようで近い未来に、世界中の人々に日本はこんなに元気になりましたとアピールできることを願いながら、自分も微力ですが何かお役に立てることを考えて行きたいと思っています。  自分も学生時代は水泳をやっていて、1992年のバルセロナオリンピックで岩崎恭子選手が14歳で金メダルを獲った瞬間を観た時、「僕もオリンピックに出てみたい!」なんて夢を見た時もありました。まぁ、夢で終わりましたが......(笑)。あの時、確実にスポーツの力で夢を持つことができたのは間違いありません。きっと"TOKYO 2020"のカードがめくられたその時にも、夢を持てた人はたくさんいたと思いますし、7年後の東京オリンピック・パラリンピックで活躍する選手たちを見て、夢を持つ子供たちも多いと思うので、今から本当に楽しみです。  さてそんな中、EXILEのツアーはラストを迎えようとしています。この連載が載るころには無事に最高のフィナーレを迎えているころだと思いますが、長いツアーの中でたくさんのことを勉強することができました。全国のファンの皆さんの温かい応援がパワーとなり、僕にまた新しい夢をいくつも持たせてくれて、未来への活力にもなりました。本当に感謝しかありません。やはりEXILEにとって一番重きを置くべき表現方法がライブだと改めて再確認することができたんです。それは先輩方が2001年からずっと主張してきた変わらないことで、ダンス&ボーカルグループという言葉を日本に根付かせました。  そして、EXILEは9月27日で12周年を迎えることができました。12年持続させる事は簡単ではありません。しかしEXILEはこれからも進化をやめるつもりはありません。遠いようで近い未来、EXILEもオリンピックやパラリンピックのように世界に誇れるグループ目指して頑張りたいと思います。  今回でHIROさんにとってはパフォーマーとしてラストのツアーになりました。いつもEXILE PRIDEを背中で、DANCEで魅せていただき、感謝です。DANCEをやっている自分から言わせていただくとHIROさんは世界で1番DANCER'S DREAMな生き方をしている方だと思います。  来年のPERFECT YEARはもちろん、HIROさんを筆頭に皆さんに喜んでいただくエンターテインメントを創造しますのでぜひ楽しみにしていてください(^O^)

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第08回「経験をアウトプット! それが僕のDANCEの道」

2013.08.15 Vol.DANCEの道
 いつもと変わらない朝、いつもと同じように起きて朝食を食べ、珈琲をポットに淹れて家を出る。毎日の朝のルーティンは変わらないのに、その日だけは胸がワクワクドキドキしている。なぜなら、あと数時間後には約5万人弱の人々の前で大好きなダンスができるからだ。  ついに始まった【EXILEライブツアー2013 EXILE PRIDE】。まずは大阪、そして東京が終わり、これからまた大阪に戻ります。ライブツアーがすべて終わった時にまた感想をここで書こうと思っていますが、やはりこの規模のステージに立てることは、自分の人生の中でも飛び抜けて幸せなことだなと感じています、先日メンバーのUSAさんと食事をさせていただいた時、「やっぱりあのステージは最高に楽しいね!!」と、しみじみおっしゃっていました(笑)。僕より何度も多くのステージに立っている先輩が心からその言葉を言っていたことがなんだかうれしくて......。これからのEXILE人生がさらに楽しみになりました!! そんなドームツアーはまだまだ始まったばかりなのでこれから観にきてくれるファンの皆様! 踊れる格好でいらして思いっきり楽しんで行ってくださいね(笑)。  さて、そんななか、実はライブ中にあることをしています、月刊EXILEでも紹介したことがありますが、ライブ中の自分の心拍数や消費カロリーを専用の機械を使って計測しています。これは、2011年から始めた活動に「EXILEパフォーマンス研究所」略して「E.P.I.」と言うものがあって、その一環として行っていることです。EXILEのパフォーマンスの向上、そして未来のパフォーマーがより素敵な表現ができるようにDANCEを多角面から研究して行こう!ということを目的とした活動です。このデータをもとにトレーナーさんと話し合いながら最高のパフォーマンスを目指しています。今回のライブの数値もかなりハードな数字をたたき出しています。そんなマニアックな事もしていますが(笑)、「E.P.I.」は今年、全国のEXPG(EXILEが所属するLDHがやっているダンスや歌、お芝居を教えるスクール)をまわって、今まで学んだことや自分が体験してきたことをカリキュラムにしてレッスンしようと思っています。どんなレッスンになるのか今から僕もワクワクしていますが、内容としてはEXILEメンバーが日々やっているコアパフォーマンストレーニングのアップやDANCE EARTHの稽古から取り入れているマット運動があったり、僕がライブ中に計測している心拍数を実際に計ってみたり。もちろんDANCEもしますが、みんなで振りを作って発表したりと、かなり盛りだくさんになっています。生徒さんはもちろんですが、僕も楽しんで学んでしまおうと思っています(笑)。  もともと僕もEXPGのインストラクターをしていて、ここで学んだことや思い出はたくさんあります。こういう機会にまたEXPGでレッスンできることが本当にうれしいです。ここから必ず未来のスターが誕生すると思っていますし、誕生させたいです。とはいえ、まだまだ僕も現役ですし負ける気はしませんが(笑)。  自分の経験を惜しげも無くアウトプットすることも僕の役目、僕のDANCEの道だと思います。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第12回「「DANCE」で気持ちを伝えたい」

2013.08.15 Vol.DANCEの道
 自分の想いを相手に伝えるのって難しいなぁと思うことってありませんか? うれしさ、怒り、悲しみ、楽しさ......。さまざまな感情を伝える言葉、ジェスチャー、表情、涙......。どれを持ってしても100%正確に自分の思っていることを伝えるのはなかなか難しいことです。  こんな話を聞いたことがあります。まだ言葉のない大昔、人類の感情の伝え方は、自分が思っている感情と似た形をした「石」を拾って相手に渡したそうです。受け取った相手はその「石」を見てその人の気持ちを感じることができたと聞きました。そんなシンプルな方法で意思疎通をしていた大昔の人は、発信する側も受け取る側もコミュニケーションの天才だなと思います。今、僕はお腹が空いているという「石」を誰かに渡したらかなり驚かれると思いますが(笑)。  最近になって発見したことがあります。それは僕が気持ちを伝える方法論に「DANCE」があるということです。これも言葉のない表現なので、すべてを伝えるにはかなり難しいですが、「DANCE」で会話ができたら楽しそうじゃないですか?(笑) たくさんの方々に「DANCE」で伝えられるように、これからチャレンジして行きたいと思っています。  今、メンバーのUSAさんと一緒にやらせていただいている『Eダンスアカデミー』という番組で、子供たちにダンスを教えているのですが、もうあの子たちと数カ月一緒にいるので、その時何を考えているのかがよく分かるようになってきました(笑)。長い収録で疲れてしまった子や緊張している子、まだ人前やカメラの前で踊ることに照れてしまう子、とさまざまですが、やはり楽しくなってきて夢中に踊った後の笑顔は格別にキラキラしています。  子供たちが思ったことをストレートに表現しているのを見ているといつも自分と照らし合わせてしまいます。もちろん大人に成長したからこそ「我慢」できるようにもなりましたが、逆に考え過ぎてしまい思ったように伝えきれなかったりと、いい所と悪い所があるなぁなんて発見もしています(笑)。  まぁそれも個性と言ってしまえばそうなんですが......自分としては「DANCE」だけは素直に感じていることをそのまま表現したいといつも心がけています。その楽曲の世界観や音楽、歌詞、声を感じてみんなと心を一つにして、EXILEの信念だったり価値観、歴史を伝えて行けたら良いなと思います。  9月からライブツアー「EXILE PRIDE」が再び始まります。7月までのライブとはまた少し内容をパワーアップさせて皆さんがキラキラした笑顔になれるエンターテインメントをお届けできるように集中したいと思っていますし、皆さんが「EXILE PRIDE」ってこういうことなんだ、と感じられるように、自分の役割である「DANCE」で伝えられるように一生懸命踊りたいと思っています。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第11回「THE SECOND from EXILEの”かなり熱々の夏”」

2013.07.15 Vol.DANCEの道
 先日、初めて伊勢市に行くことができました。自分としてはずっと行きたかった場所で、今年こそ絶対に行こうと心に決めていたんです。伊勢市にある伊勢神宮で式年遷宮(しきねんせんぐう)という20年に一度の行事が行われる年という事で、地元の方も含めてたくさんの観光客で盛り上がっていました。実際にお移りになられるのは10月なのですが、この機を逃すと次は20年後なので、この期間をぜひ経験してみたかったのです。  五十鈴川の上流に位置する伊勢神宮の土地は今までに感じたことのない心の落ち着きと、みなぎるパワーを同時に与えてくれる不思議な場所。ふと、こんな土地で踊ったらどんな感覚でDANCEができるんだろうとワクワクしました。いつかそんな機会を持てたらいいなと思います。  そんな風流な場所で暑い夏を涼しく過ごすのもいいですが、暑い夏をさらに熱く過ごすという方法もありますね(笑)。 今年のTHE SECOND from EXILEは14日に2枚目のNEWシングルをリリースするということで、かなり熱々の夏になっています!! THE SECONDはEXILEからKENCHI、KEIJI、NESMITH、SHOKICHIと自分からなる派生ユニット。メンバー全員がEXILEメンバーなのですが、表現方法はEXILEとはまた少し違う角度からのエンターテインメントです。まず、ボーカルのSHOKICHIとNESMITHは、歌はもちろんですが、EXILEではDANCE&ボーカルとして活躍していることもあり、歌いながら踊れます。歌って踊る2人の周りをさらに僕らパフォーマーの3人が固めてパワフルかつエネルギーに満ちあふれていくような、5人でエッジの効いたパフォーマンスを目指しています。世界観も規模観も壮大なEXILEではなかなかやりにくい事や表現しきれない事をSECONDではこれからも挑戦して行きたいと思っています。  シングルは2曲両A面で両方ドラマの主題歌という誠にありがたい1枚。『SURVIVORS』はフィーチャリングにDJ MAKIDAIというEXILE TRIBEとして新しい試みで、可能性を広げる1曲となりました。この曲のMVはSECONDが毎回取り入れている撮り方で、1曲を流してメンバー全員が何も決めずにその場のノリとインスピレーションでDANCEするフリーな撮り方をしています。振り付けやソロはもちろんあるのですが、この方法は一番SECONDらしさが出せるんです。僕はEXILEの中でもこの5人が1番付き合いが長いですし、特にKENCHIとKEIJIとは毎日夜な夜なクラブで踊っていたころからの言わば戦友。いい時も悪い時も一緒にいた仲間だからこそ何も言わず、その場の感覚で踊る。それが僕たち自身を表現する最良策なのです。  最近「本当に大事な事は言葉にならないんだ。それを伝えて、僕に教えてくれたモノこそDANCEなんだ」と感じます。ダンサーの僕にとっては言葉より大切な自分の想いを伝える方法論なのかもしれません。どんな場所でもどんなグループでもDANCEには変わりないし、伝えたい事はいつも「Love,Dream&Happiness」。その場所を与えてくれたEXILEに心から感謝しています。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第10回「静かなひとときに、機上で考えたこと。」

2013.06.15 Vol.DANCEの道
 今、見えている景色は飛行機の座席の二重になった小さな窓から見える雲の上の世界...。ちょうど夕方で太陽が沈みそうな神秘的な空の真ん中で、ツアーの本編最終地である福岡を目指しています。移動の時はだいたいメンバーみんなで動きますが、その過ごし方はさまざまです。寝ている人、本を読む人、食事をする人、仕事をしている人と、各々ですが、僕はこの雰囲気がなぜか好きです。明日には福岡ドームの満員のファンのみなさんの前でEXILE PRIDEを胸に全力パフォーマンスをしますが、その前の静かなひと時って感じがして心も身体もリラックスしています。  僕はステージに上がる時はそんなに緊張するタイプではなかったのですが、最近、なんでか緊張するようになってきました。ステージをこなすごとにだんだん慣れていき、緊張なんて無くなるものかと思っていたのですが、不思議なことです(笑)。今、この移動中のリラックスな状態でステージに上がれば、きっと心が付いてこないかもしれないし、緊張し過ぎな状態でステージに上がればきっと身体が硬くなってしまい100パーセントのパフォーマンスが発揮できないかも知れません。では、身体はリラックスしながら心が適度に緊張した状態を毎回ステージ前に保つことができれば、常に素晴らしい状態といえるのか...、これもまた未知数です。きっと正解なんて無いのかも知れません。その日の睡眠、起きた時間、食べた物、出会う人、話した言葉、見たもの、聞いたこと、天気や気温、湿度、アップの内容や練習量、身体の状態などで、さまざまなのだろうと思います。  しかし経験を重ねることで、自分の心と身体と会話をして一番いい状態に近づけることができるようになります。若いころにはその経験が無かったので、いい時と悪い時の差が激しかったと思うんです。今、立たせていただいているステージにはたくさんの人々の想いや願いが詰まっていることを感じるようになると、自然と責任感が湧いてきて、どんな状況でもBESTなパフォーマンスをしたいと集中します。これが大人になったということなのか!?(笑)と、最近はいい意味で真面目にDANCEに取り組んでいるなと思います。  ノリや勢いでいえば、10代や20代の若い時がやはりMAXですが、最近ある人からこんな言葉を聞きました。「若い」は形容詞ですが、「若い」の動詞はさて何でしょう? 実際の答えは分かりませんが、その人が言うには「湧く」だそうです。アイデアが湧いたり、力が湧くといった自分の中の何かが出て来るような状態。そう考えると経験や知識をつけて、自信が湧き、勇気が湧き10代や20代の時にはできない発想を湧かしてDANCEができると思うと人間どんどん若返ることができるのかも知れません(笑)。  僕のDANCEの道はこれからも続きますが、とりあえず福岡で一区切りするEXILE PRIDEはまた9月にパワーアップして帰ってきます。その時は今以上にできることをたくさん湧かして、最高のDANCEをしたいと思っていますのでぜひ楽しみにしていてください!

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第05回「DANCEが生命の正体そのものなんだ」

2013.05.15 Vol.DANCEの道
 寒い冬が続いていますが、皆さん風邪など引いていませんか? めちゃくちゃ寒がりな僕ですが、実は2月18日で32歳になりました...32って...(笑)。自分が10代のころには32歳はおじさんに感じていたのですが、いざなってみるとあのころとそんなに変わった気はしてませんし、なんだか最近はこれから歳を重ねていくのが楽しみになっています。  僕がDANCEを始めたのは19歳の今ごろ。僕の人生の13年という月日をDANCEと共に過ごしてきて、今、改めて感じる事がたくさんあります。それは、やはり公演中の『DANCE EARTH〜生命の鼓動〜』に出演させてもらっていることがとても大きいです。劇中の僕が演じるサルタの台詞に、「DANCEが生命の正体そのものなんだ」という台詞があります。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、そう思う事や感じる事って実際あるなぁ〜と思います。昔はバイトしながらレッスンに通っていたのが、いつの間にかDANCEでお金を稼ぐようになり、いつの間にかDANCEだけで食べていけていて、食べることが生きる事と思えば生命の正体と言っても大袈裟ではないような気がします。今、一緒に出演しているダンサーの方たちを見ているとさらにそれを感じます。明日踊れなくなっても悔いが無いくらい、今日のステージで生きたいと言っていた人や、毎朝必ず1番に来て、最高のパフォーマンスをするために入念なアップをしている人、この舞台が終わったらフランスで行われるDANCEの世界大会で日本代表として戦う人、他にもそれぞれ人生をかけて踊っている皆さんのパワーがこの舞台をより素晴らしく素敵なステージに誘ってくれています。  そして今回は個人的に初めてのチャレンジをたくさんさせていただいています、これだけ大きな規模でしっかり「主演」というもの初ですし、今回初めて「歌」にもチャレンジできました! かなり練習しました、正直(笑)。でも歌という表現も本当に気持がいいものです。そしてパフォーマーとしてなんといっても「ロンダートからのバク宙」!! 今まで一度もやった事が無かったのですが、稽古初日の演出の岸谷五朗さんの「TETSUYAやってみるか?」から毎日特訓が始まり、毎朝岸谷さんやキャストの方に補助してもらいながらバク宙、バク宙、バク宙(笑)。「余裕でできるようになったら演出に入れよう」と言われて、完全に火がつきました。途中スランプに落ち込み上手く回れなくなった時があったのですが、すかさず岸谷さんが「TETSUYA見てろ」と、なんと僕のためにロンダートバク宙をしてくれたんです! そこにいた全員がびっくりしました、でもそのおかげでスランプを抜け出すことができ、本番でも失敗せずやり続けられています。  表現をして人に伝えるということは本当に難しいですが、だからこそやり甲斐があるし「生きてる」と感じます。公演もあとわずかですが、こんな愛の溢れた現場に携われた事が幸せです。最後まで気を抜かず、全力でパフォーマンスして、一人でも多くの方たちに「DANCEという、言葉にならない何か」を伝えていければと思っています。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第09回「笑顔になれるDANCEを踊ろう」

2013.05.15 Vol.DANCEの道
 先日、サッカー日本代表が5大会連続ワールドカップ出場を決め、日本中が熱狂しました。その日、僕は直接会場には行けませんでしたが、とある場所でかなりの大人数でその試合を画面の前で見守っていました、多少苦戦を強いられましたが最後に本田選手がPKを見事にど真ん中に決めてくれた瞬間の盛り上がりは最高に心震える瞬間でした。やはりスポーツの持つ力はエンターテインメントとはまた違い、日の丸を背負った選手たちへのファンの皆さんの願いや、祈りは強烈なパワーを持っています。2014年ワールドカップブラジル大会で日本代表の皆さんが優勝する事を祈ってこれからも応援し続けたいと思います。  さてスポーツとエンターテインメントの違いを話しましたが、実はこの間フィギュアスケートのSHOWを観に行かせて頂きました。初めて生で観たフィギュアスケートの美しさに釘付けになってしまいましたし、いつもオリンピックなどの大会はテレビで観ていたのですが、世界レベルの表現や技を生で観ると鳥肌が止まらないですね! あの美しい氷の上で舞う皆さんが、その日は競技者としてでは無く、エンターテイナーとしてSHOWをしていていつもと違う表情だったり、笑顔で楽しんでいる姿に僕も心踊って笑顔になりました。これはスポーツがエンターテインメントになった瞬間でしたし、僕がいつも言わせて頂いているダンスがスポーツに!と言うモノの、順序は違えど同じ事なんじゃないかな?なんて勝手に感じていました(笑)。  2020年オリンピック・パラリンピック招致決定まで100日前を切り、スポーツへの関心がこれからどんどん強くなると思いますし、もし東京でまたサッカーやフィギュアスケートなど、いろんな競技を見ることが出来たらいいなと心から思います。  DANCEを真剣にいろいろな角度から考えるようになり、そのおかげでさまざまなエンターテインメントやスポーツを見るようになりました、今観るモノだったり経験する事を自分のパフォーマンスにどんどん取り入れて進化させて行く事がエンターテイナーダンサーとしてもアスリートダンサーとしても成長につながっていくと信じています。全てをかけて何かに打ち込んでいる姿って本当に素敵ですね、僕もたくさん頂いた感動をパワーに誰かの祈りであるような人でありたいと思いました、そんな事を感じた今日このごろ、、、まずは今月末までありますツアーを無事に、そして観にきて頂ける皆さんが笑顔になれるDANCEを踊ろっと。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第07回「僕のEXILE PRIDE」

2013.03.15 Vol.DANCEの道
 ダンスが楽しくて楽しくて仕方ない事に、あらためて気づかされている今日このごろ。毎日これでもかっていうくらい汗をかいては、Tシャツを着替えてまた汗をかく...。一体、1日に何回着替えるのっ!(笑) そしてよく食べて、よく寝る、最近はそんなルーティンを習慣にしていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?  EXILEは、いよいよ始まる【EXILEライブツアー2013EXILE PRIDE】に向けてリハーサルの真っ最中。4月16日から大阪の京セラドームを皮切りに全国のEXILEファミリーに会いに行きます。  今回のライブ、またヤバいんです(笑)。先日、実際のセットを建てて本番さながらのリハーサルをしてきたのですが、皆さんが会場に入ってきた時のリアクションが今からすごく楽しみです(笑)。  今回のテーマでもある【EXILE PRIDE】は、これから未来のEXILEにとって、大切なキーワードになります。先日発表されましたが、この2013年でHIROさんはパフォーマーとしての一区切りをつけ、2014年からは新たな可能性の創造をするため、プロデューサーという立場から、EXILE TRIBE全体を総指揮して頂くことになります。発表の時はびっくりされた方も多いかと思いますが、HIROさんは何があってもEXILEですし、いつも僕らの近くにいて、みんなで今までと変わらず皆さんへ向けてワクワクするようなエンターテインメントをお届けしていきます。なので来年からのEXILEエンターテインメントをぜひ楽しみにしていてほしいのです。が!まずはターニングポイントとなるツアーを成功させるべく、オールメンバー、オールスタッフ、気合みなぎっています!  ところで、皆さんにとっての"PRIDE"って何ですか? なかなかすぐに答えるのは難しいですが、EXILE PRIDEって僕にとっては、ファンの皆さんへの最高のおもてなしにつながること。そのすべてを指していると思っています。キレイゴトを言うつもりはありませんが、自分がやりたい事、好きな事に誇りを持って全力で一生懸命にやり、それが結果としてたくさんの方々に喜んでもらえる、こんなにも最高に幸せな人生はないんじゃないかって思っています!(笑)  だからこそ自分のできる表現方法に嘘をつかずまっすぐに向き合う事が僕にとってのEXILE  PRIDEなんじゃないかな...。なんて少しカッコつけた事を言ってしまいましたが、嘘は言ってませんよ(笑)。ライブ中での笑顔の交換が少しでも「日本を元気に」へつながっていくと信じていますし、今回のライブの演出やパフォーマンスなど、いたるところにその想いが散りばめられているので、見にきて頂ける皆さんに、あます所なく体感してほしいです。見て楽しく、聞いても楽しく、一緒に踊ってしまえばもっと楽しく、そんな会場全体が一つになる瞬間って、どの曲でどういうパフォーマンスをすればいいとかではなくて、その日その時だけに感じられる最高のご褒美です(笑)。DANCEやってて良かった! EXILEで良かった! それが僕のPRIDEです。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第06回「笑顔でDANCEができることに感謝したい」

2013.02.15 Vol.DANCEの道
 暖かい日差しが降り注いできて、春のおとずれを感じる今日このごろ、長い冬から目覚めるパワーをいろいろな所で発見することができます。  EXILEは4月からスタートするツアーのリハーサルが始まりました。全国のみなさんに早く会いたい!と、毎日踊りまくっています(笑)。今回のツアーも史上最高のエンターテイメント。みなさん、ぜひぜひEXILE PRIDEを体感しにきてください!  さて、そんな中、先日、「夢の課外授業」にメンバーのKENCHIと参加させていただきました。「夢の課外授業」は、いろいろな著名な方々が、小学校や中学校に行き、さまざまな分野で子供たちとふれあい、夢の持つ力を感じてもらうプロジェクトで、EXILEとしても今までにたくさんの子供たちと一緒に踊ってきました。福島県や岩手県などの被災地にも行かせていただき、昨年には横浜で行われた「夢の課外授業スペシャル」で、500人以上の中学生と『Rising Sun』を一緒に踊ることもできました。直接学校に行きレッスンをするのはもちろんですが、『Rising Sun』の教材DVDや教本も作らせていただいていたり、これからも長く深く関わらせていただきたいイベントです。  今回は、僕とKENCHIの地元でもある横須賀での「夢の課外授業スペシャル」ということで、横須賀市長井にあるソレイユの丘に行ってきました、ここはバーベキューができたり、馬がいたり、相模湾を一望できたり横須賀のみんなに愛される素敵な広場です。  この日は、かなり寒さは厳しかったのですが、清々しく大きな青空の下、池上中学校、大津中学校、武山中学校、大楠中学校の生徒さん、269人が約1カ月間『Rising Sun』を練習して、目の前で発表してくれました。それぞれ個性が出ていて見ごたえ抜群でした。男子だけの男くさく力強いダンスがあったり、振付だけではなく構成に凝っていたり、大きな声で歌いながら踊っていたところもありました。緊張して間違えてしまった子や、上手く踊れた子、そして先生方もノリノリで踊っていたり(笑)、とさまざまでしたが、大きな青空と大きな芝生の隙間でたくさんの笑顔を見られたことがうれしかったです。   僕の大好きなDANCEが人々を幸せにする瞬間は、いつ見て感じてもたまらなくうれしい時間です。発表が終わった後に、全員と一緒に踊ったり、記念撮影もする事ができ、僕らもいい思い出になりましたし、たくさんの元気をもらいました!  今回参加してくれた生徒のみなさんが、DANCEでもいいし、そうでなくても何でもいいので、夢や目標に向かってキラキラ輝いて行ってくれたら最高ですね。また一緒に踊りましょう!  横須賀という街でKENCHIと出会い、ともに夢を抱えて街を飛び出した僕が今、EXILEのパフォーマーとしてこのような形で横須賀に戻ってこられたことは、ずっと応援してくれている地元のみんながいてくれたからだと、改めて考えることができました。自分自身にとっても素敵な素敵な「夢の課外授業」となりました。今自分が笑顔でDANCEができていることを、たくさんの人々に感謝です......。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第04回「2013年、僕が行くDANCEの道。」

2012.12.15 Vol.DANCEの道
 みなさま、明けましておめでとうございます。この連載をみなさんにより楽しんで読んでいただけるように、心を込めてつとめさせていただきますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします!  EXILEは2013年、『EXILE PRIDE』というテーマを掲げ、春からドームツアーをやらせていただきます。また全国のみなさんと最高の笑顔で会えることを楽しみにしています。前回も書かせていただいたヨーロッパで学んだ事をたくさん取り入れて、更に高いパフォーマンスを目指したいと思っています。  そんな2013年にまず僕が取り掛かることは、2月1日から品川ステラボールにて始まる舞台『DANCE EARTH 〜命の鼓動〜』。主演・サルタ役で出演させていただきます。これはプロデューサーでもあるEXILEメンバーUSAさんのライフワークプロジェクトが 、新たに"グローバルダンスエンターテインメント"として、お芝居ともミュージカルともいえる新感覚な舞台になったものです。USAさんの独特なダンスは昔から見ているのですが、僕がいうのもなんですが、日々変化と進化を繰り返しています。世界中を旅していろんな場所の、いろんなリズムと出会って帰ってきたUSAさんのダンスは、EXILEメンバーにいつも刺激を届けてくれます。地球は僕らのダンスフロア。どんな場所にも踊りがあって、それぞれのリズムで、それぞれのダンスをしていて...。「人はなぜ踊るのか?」なんてことは考えもしなかった僕が、USAさんと出会って、今回の役と出会って、改めて考えています(笑)。そこに答えがあるのかないのかまだわかりませんが、この舞台を見終わった皆さんが「何だかよくわからないけど踊りたいな!」なんて感じてくれたらうれしいです。  そして今回は何といっても、俳優・岸谷五朗さんが演出として参加してくださいます。僕も大好きな舞台『地球ゴージャス』もやられていますし、本当に素敵な方です。すでに稽古も始まっているのですが、岸谷さんの稽古はまず発声から始まり、ストレッチ、アップ、そしてマット運動とかなり念入りに行っていきます。もちろんケガの防止が最優先のアップですが、今までやったことのない事や自分の得意な事、不得意な事をたくさん発見することが出来ています。今回のこの経験で自分のダンスやお芝居を超えた表現を見つける事を課題に頑張らせていただきます。  また、新しい試みとして客席の3分の2がバランスボールになっています。ただ座っているだけでもトレーニングになりますが、この舞台を観て体幹を鍛えたりストレッチしてみたり、はたまたみんなでバウンドして踊りだしてみたり(笑)。もちろん普通の客席もご用意していますがオールキャスト、オールスタッフ、たくさんのワクワクしてくる仕掛けを用意して皆さんをお待ちしていますのでぜひ楽しみにしていてください。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第03回「「ダンスをスポーツに」という軸」

2012.11.15 Vol.DANCEの道
 2012年もあと少し。振り返ってみると、念願だったダンスのテキストブックを作ることができたり、被災地をはじめたくさんの子供たちにレッスンをしたり、THE SECOND from EXILEが始動したりと、実りある1年だったと思います。   女子サッカーの澤穂希選手と対談できたのはうれしかったですね。前回のこのコラムで実現したわけですが、お話をするなかで、自分が持ち続けている「ダンスをスポーツに」という軸を再確認できただけでなく、さらにそこから広がりを感じることもできて、大きな収穫のあった対談でした。  そして、ヨーロッパに行ったことも大きかったです。僕は今、スポーツブランドのアディダスさんとさまざまなコラボをさせていただいていますが、そのアディダスさんの本拠地に行ってきました。1年ぐらい前から温めていた計画なので、ひとつの目標を達成できた気がしています。  本社に行きたいと思ったのは「ダンスをスポーツに」という想いから。コラボを進めていくなかで、アディダスさんも同じ考えを持っていることが分かったので、それだったら本拠地に飛び込んでそのテーマを根っこから学んでしまおうと思ったんです。  そんな気持ちで、アディダスさんの本社がある、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハに向かいました。ニュルンベルグの近郊にある町です。ニュルンベルグは、サッカー日本代表の清武選手が現在所属するサッカーチームのあるところとして知っている方も多いかもしれませんね。現地では本当にいろんなものを見せていただきました。これから世に出ていくであろう新商品はもちろん、世界のトップアスリートが新商品を試している様子。さらには、商品開発のためにさまざまなデータを取ってるところまで! 楽しかったです。僕は以前から、アディダスの「miCoach(マイコーチ)」というパーソナルトレーニングツールを使っていて、ステージパフォーマンス中のデータを取っては「意外とバラードの時に心拍数が上がってるんだな」なんて、一人悦に入ったりしていることもあるんですが(笑)、本社のシステムは本当にすごかった!  とはいえ、一番インスピレーションを受けたのは、アディダスで働く人たちの姿です。自転車やランで通勤する人を多く見かけたし、休み時間には敷地内のグラウンドでストレッチをしたりジョギングしたり、体を動かしているんです。エネルギッシュというか、体に気を使っている人が多いんですね。その姿に感化されて、僕もホテルから街までランニングしてしまいました。街を走るのって気持ちがいいんですよ。日本に帰ってきてからもそれを続けてみようと思ってやっています。  間もなく新しい年がやってきます。2013年も、グループでも個人ベースでもいろんなことにチャレンジして、僕の「DANCEの道」を突き詰めていきたいと思います。

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