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西京佑馬が現Bigbang王者の増井侑輝に2R58秒で完璧なKO勝ち。増井は担架で退場【Krush.136】

2022.05.01 Vol.Web Original

「Krush.136」(4月30日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と現Bigbangスーパー・ライト級王者の増井侑輝(真樹ジムAICHI)がライト級のワンマッチで対戦し、西京が2R58秒で完璧なKO勝ちを収めた。

 西京は昨年3月から階級をライト級へ上げ、K-1で篠原悠人、竜樹に連勝したものの、12月にゴンナパー・ウィラサクレックに敗れ、今回が再起戦。増井は今回がK-1ジャパングループ初参戦。Bigbangでは東本央輝や昇也にも勝利を収めている。

 1R、サウスポーの増井が開始から前に出て左ミドル、左インロー、左ストレートで攻め込んでいく。西京はそのうち終わりに右ロー、右ストレート、左フックを合わせていく。プレッシャーをかけるのは増井だが、西京もしっかり打ち返していく。

メインで山西練が4度のダウンを奪い大差の判定勝ち。セミはローブローで反則決着【Krush-EX】

2022.04.30 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループのキャリアの浅い選手やデビュー戦を迎える選手たちの研鑽の場であり、壬生狼一輝のような他団体からの選手の発掘の場でもある「Krush-EX 2022 vol.3」(4月29日、東京・GENスポーツパレス)のメインイベントで行われたバンタム級の一戦で山西練(POWER OF DREAM)が小島卓也(優弥道場)から4つのダウンを奪い、圧倒しての判定勝ちを収めた。

 山西は江川優生、佐々木洵樹らを擁するPOWER OF DREAMの新鋭。昨年6月のデビュー戦こそ敗れたものの、この勝利で2連勝となった。

 試合は1R、小島が右ロー、そして小気味のいい左ジャブで主導権を握るかと思われるも、山西はローから距離を詰めてパンチを放っていくと左ローから右のショートで先制のダウンを奪う。立ち上がった小島だったが、小島の左インローに山西が右フックを合わせてダウンを重ねる。

25歳の遅咲きデビュー戦で松本和樹が3つのダウンを奪って1RKO勝ち【Krush-EX】

2022.04.29 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループのキャリアの浅い選手やデビュー戦を迎える選手たちの研鑽の場であり、壬生狼一輝のような他団体で活躍する選手たちの発掘の場でもある「Krush-EX 2022 vol.3」(4月29日、東京・GENスポーツパレス)でこの日がデビュー戦となった松本和樹(T-GYM)が翁長正吾(WSRフェアテックス西川口)と対戦し、1Rに3つのダウンを奪って、今大会唯一のKO勝ちを収めた。

 松本は山梨県南アルプス市出身の25歳。22歳からキックボクシングを始め「格闘代理戦争4thシーズン」のトライアウトを受けたものの落選。その後、K-1アマチュアの東日本予選Aクラス60kg3位、全日本大会Aクラス65kg準優勝の成績を残し、今回のプロデビューにこぎつけた。昨今、10代でのプロデビューが多いK-1ジャパングループで25歳でデビューというのは遅咲きの苦労人。

 試合は打ち合いでロープを背にした松本が左フックでダウンを奪う。立ち上がった翁長に今度は右フックでダウンを追加。最後は残り10秒を切ったところで左ストレートを打ち抜き、計3つのダウンを奪って豪快なKO勝ちを収めた。

池田幸司が壬生狼一輝との接戦制しバンタム級王座を獲得。「K-1の初代バンタム級王者を目指す」とさらなる高みに照準【Krush.135】

2022.03.27 Vol.Web Original

「Krush.135」(3月26日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushバンタム級タイトルマッチ」で挑戦者の池田幸司(ReBORN 経堂)が王者・壬生狼一輝(力道場静岡)を2-0の判定で破り、第8代王者となった。

 壬生狼は昨年3月に吉岡ビギンを破り王座獲得も5月に行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」の決勝で黒田斗真にKO負け。12月のダイレクトリマッチでも判定負けと現在2連敗。王者ではありながら崖っぷちに立たされていた。対する池田もトーナメントに出場したものの1回戦で黒田にKO負け。しかしその後、2連勝で再起を果たし今回の王座挑戦にこぎつけていた。

野田蒼が松谷桐から3つのダウンを奪い判定勝ち。「地味なチャンピオンを倒してベルトを巻きたい」【Krush.135】

2022.03.27 Vol.Web Original

「Krush.135」(3月26日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級の一戦で松谷桐(ALONZA ABLAZE)と野田蒼(月心会チーム侍)が対戦し、野田が3つのダウンを奪い3-0の判定で勝利を収めた。

 松谷はプロ6戦目でNJKFフライ級王座を獲得するなど他団体で16戦14勝(7KO)2敗の戦績を残した後、昨年9月の「Krush.129」でK-1ジャパングループに初参戦。現在2連勝中ではあるのだが、ともに判定と松谷としてはまだまだ本領発揮には至っていない状況。

 対する野田は2018年に高校1年生ながらK-1アマチュア全日本大会Aクラストーナメント(一般)で優勝。2020年にはK-1甲子園でも優勝を果たした。ここまでのプロ戦績は8戦4勝3敗1分。K-1ジャパングループではこれまで6戦し2勝3敗1分と数字こそ出ていないが、対戦相手の顔触れは「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」優勝者の黒田斗真、元Krushバンタム級王者の晃貴、現Krushバンタム級王者の壬生狼一輝とそうそうたる顔ぶれが並ぶ。

初参戦の“流血のマドンナ”鈴木万李弥が真優との激闘制し判定勝ち【Krush.135】

2022.03.27 Vol.Web Original

「Krush.135」(3月26日、東京・後楽園ホール)でHEATを主戦場に活躍し“流血のマドンナ”の異名を持つ鈴木万李弥(志村道場)がK-1ジャパングループに初参戦し、真優(月心会チーム侍)と対戦。激しい打ち合いの末、3-0で判定勝ちを収めた。
 
 鈴木はキックボクシングと並行してMMAでも試合をしており、またこれまでは上の階級で試合をしていたのだが、今回は2カ月で11kgの減量を敢行し、K-1ジャパングループの女子フライ級戦線へ殴りこんできた。

 対する真優は女子フライ級ではトーナメントに参戦経験もある主力のファイター。前戦のK-1大阪大会では初参戦の☆SAHO☆と対戦。今回と同様“外敵”を迎え撃つ試合となり、激闘を繰り広げたものの、キャリアで勝る☆SAHO☆に判定負けを喫しており、今回は再起戦だった。

今回は“破壊狼”の壬生狼一輝「時は来た。それだけだ」、挑戦者の池田は「壊してKO決着」【Krush.135】

2022.03.25 Vol.Web Original

壬生狼はマオカラーのスーツで登場

「Krush.135」(3月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月25日、都内で開催された。

 メインで行われるKrushバンタム級タイトルマッチに出場する王者・壬生狼一輝(力道場静岡)は52.9kg、挑戦者の池田幸司(ReBORN 経堂)は53.0kgでともに1回で規定体重をクリアした。

 壬生狼は昨年3月に吉岡ビギンを破り王座獲得も5月に行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」の決勝で黒田斗真にKO負け。12月のダイレクトリマッチでも判定負けと現在2連敗。王者ではありながら崖っぷちに立たされている。

 対する池田もトーナメントに出場したものの1回戦で黒田にKO負け。しかしその後、2連勝で再起を果たし今回の王座挑戦にこぎつけた。

 今回の試合のテーマを「破壊」とした壬生狼は“邪狼”から“破壊狼”に転じ、計量後に行われた会見にはプロレスラーの故橋本真也さんを思い出させるマオカラーのスーツで登場した。

松倉信太郎が約5年ぶりにK-1電撃復帰。「K-1の世界チャンピオンになるために戻ってきた」【K-1】

2022.03.03 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第3弾カード発表会見が3月2日、都内で開催された。

 KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王者の松倉信太郎(team VASILEUS)が2017年2月以来のK-1ジャパングループへの復帰を果たし、ジュリオ・セザール・モリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/teamMori)と対戦する。

 松倉はK-1甲子園70kg日本一トーナメントで優勝。K-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねたが、2018年からRISEに参戦。2020年からはREBELSに戦場を移し、昨年3月にKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座を獲得していた。

 松倉は「またこうやってK-1の舞台に戻ってくることができて、心からうれしいなっていう気持ちと同時に、今の僕があるのは今まで所属していたジム、団体さんがあってのことで、本当にいろんな人の思いや気持ちを持って今日この場にいます。4月3日、K-1のリングに上がるんですけど、記念で戻ってきたわけでもないし、ただ試合をするために戻ってきたわけでもなくて、僕はK-1の世界チャンピオンになるために戻ってきました。年齢的にも30歳であまり時間もないので、しっかり一戦一戦アピールしていきたいなと思っています」と挨拶した。

 復帰の理由については「もちろんたくさんあるし、前回K-1に出てからすごい時間が経って、いろんなところでも戦わせてもらったし、いろんなことを経験してきて、それはひと言で言い表せるものではないです。ただ僕がK-1に戻りたいと思った。それが一番、そこだけというか、K-1の世界チャンピオンになりたい、その気持ちがとにかくありました」とK-1王座へのこだわりを繰り返し口にした。

武尊とのエキシを経て戴冠後初戦に臨む軍司が難敵・斗麗と対戦【K-1】

2022.03.03 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第3弾カード発表会見が3月2日、都内で開催された。

 2月に行われた東京体育館大会で武尊とスペシャルエキシビションマッチを行ったK-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)とスーパーファイトで対戦する。

 軍司は武尊とのエキシの後のマイクで「K’FESTA.5」への参戦をアピールしていた。

 斗麗は2020年に行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」にエントリーされたものの、右手首のキーンベック病を発症し無念の欠場。復帰後の2021年2月にトーナメントを勝ち抜き王座に就いていた新美貴士に挑戦するも、判定でプロ初黒星を喫した。しかし以降は5月のK-1で亀本勇翔、9月には佑典、12月には森坂陸を破り3連勝し通算戦績を10戦9勝(4KO)1敗としている。

トーナメント制覇で王座獲得の金子晃大「次は6月くらいに試合がしたい」【K-1】

2022.02.28 Vol.Web Original

「1試合1試合記憶に残るような王者になっていきたい」

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(2月27日、東京・東京体育館)の一夜明け会見が2月28日、都内で行われた。

「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝した金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が改めてK-1へのこだわりを見せた。

 金子は1回戦で黒田勇斗、準決勝で璃明武にKO勝ち。決勝ではプロデビュー後、唯一の黒星をつけられている玖村将史を破り王座を獲得した。

 会見では「どうも、金子です。昨日は強い日本人が4人そろってのトーナメントだったんですが、僕の優勝を信じてくれた人や期待してくれた人のためにしっかり優勝できて良かったなと思っています。取りあえず1試合目2試合目をしっかりKOで勝てたのは良かった」とトーナメントを振り返る。

 理想の王者像については「しっかりKOで倒して、例えば激闘じゃなくても1試合1試合記憶に残るような王者になっていきたい」と語った。

武尊が那須川天心にメッセージ「ケガだけはしないで。6月に東京ドームで待ってます」【K-1】

2022.02.28 Vol.Web Original

6月の那須川戦でも「K-1最高!」と叫ぶことを約束

 今年6月に那須川天心との世紀の一戦を控えるK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月28日、改めて6月のメガイベントで「K-1最高!」と叫ぶことを誓った。そして那須川には「6月に東京ドームで待ってます」とメッセージを贈った。

 武尊はこの日「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(2月27日、東京・東京体育館)の一夜明け会見に出席した。

 前日はK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とエキシビションマッチながら、昨年3月のレオナ・ペタス戦以来、約11か月ぶりにK-1のリングに上がった。

 武尊は「去年の3月以来、久しぶりにK-1のリングで戦えて、リングの感覚とか会場の雰囲気とかも久々に味わえたのもすごくよかった。軍司選手というこれからのK-1を代表する選手と拳を交えられたのは僕の中でもいい経験になったし、パワーをもらった」と前日のエキシビションマッチを振り返った。

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