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皇治「まずは適正体重で実力を証明して」から「シバターのおっさんとも決着をつけないとあかん」

2021.02.24 Vol.Web Original

5月の大阪大会で「同階級の選手とやって実力を見せたい」

 RIZIN参戦中の皇治が2月24日、5月のRIZIN大阪大会への出場を要望した。

 皇治は昨年大晦日に五味隆典とパンチのみの「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で対戦。その前後から炎上系YouTuberのシバターとのからみが続くなど、次戦が注目を集めていた。

 この日、皇治はREBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)の会見に出席。試合後に行われる記念セレモニーで旗揚げから昨年9月までREBELSのプロデューサーを務めた山口元気代表とスペシャルエキシビションマッチを行うことが発表された。

 会見の中で皇治は「今はRIZINのリングで結果を出せていないのが悔しい。去年は自分のファンをがっかりさせたのがショックだった。ごちゃごちゃぬかしている奴も多いので、そういう奴らを実力で黙らせてやろうと思っている。今年は5月にRIZINで復帰戦をやろうと思っている。RIZINに来てから同階級の選手とやっていないので、同階級なら俺は強いというところを見せたい。RIZINファンを喜ばせていないので、喜ばせたいしもちろん俺のファンも喜ばせたい」と通常のキックボクシングルールでの試合を行いたいと語った。そして「みんな俺とからみたがる。シバターのおっさんともあんなにごちゃごちゃ言うなら決着をつけないとあかんと思っている」とシバターとの対戦についても言及。ただ「何事も順番があるので、まずは適正体重で実力を証明して、そこからお祭りごとをやっていけたらいいなと思っている」とRIZIN参戦後は那須川天心、五味と対戦し、いまだに勝利がないことからまずはRIZIN初勝利を目指す。

山口元気代表の“黄金の左ミドル”が一夜限りの復活。皇治とスペシャルエキシビションで対戦【REBELS】

2021.02.24 Vol.Web Original

宮田プロデューサー「山口代表に主役になってもらいたいと思った」

 REBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)の会見が2月24日、東京都内で開催された。

 REBELSは今大会を持って「REBELS」というブランドを封印し、「KNOCK OUT」に統合されることから試合後に記念セレモニーが行われるのだが、その一つとして旗揚げから昨年9月までREBELSのプロデューサーを務めた山口元気代表が皇治(TEAM ONE)を相手にスペシャルエキシビションマッチを行うことが発表された。

 山口代表は18歳でプロデビューを果たし、MA日本キックボクシング連盟を主戦場に活躍し、MA日本フェザー級とフライ級の王座を獲得した。2001年にはクロスポイント吉祥寺を設立。後進の指導にあたり、2010年には「REBELS」を旗揚げ。昨年9月に元K-1プロデューサーの宮田充氏がREBELSのプロデューサーに就任するまでの約10年8カ月にわたりプロデューサーを務めていた。

 宮田氏は今回のセレモニーについて「オーソドックスな形であれば場内のビジョンで2010年1月からの11年の歴史を振り返る映像を流したり、縁のあるファイターたちに参加してもらってのセレモニーがいいのかと思ったが、観戦していただくみなさんにより楽しんでいただけるものはないかと考えた。その中で原点に立ち返って考えた結果、REBELSを封印する大会である以上、旗揚げから11年間、REBELSを主催してこられた山口元気代表に主役になってもらいたいと思い、最後は山口代表にファイターとしてリングに上がってもらうのがいいのではないかと思った」ということで山口代表にエキシビジョンマッチの出場を打診。山口代表は最初は固辞したものの、宮田氏の粘り強い交渉もあり、リングに上がる決意を固めた。

笠原友希がREBELSからの刺客・栗秋祥梧に判定勝ち【SB】

2021.02.08 Vol.Web Original

笠原兄弟がダブルメインで2連勝

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第1試合にSB日本フェザー級王者の笠原友希(シーザージム)が出場した。

 この日はSB vs REBELSの対抗戦が3試合組まれ、友希は元ムエタイ大和フェザー級、元PRINCE REVOLUTION58kg級&61kg級王者の栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 ダブルメインイベントの第2試合では兄・弘希がスアレック・ルークカムイに2RでTKO勝ちを収め、笠原兄弟がそろって勝利を収めた。

笠原弘希がKNOCK OUT王者の強敵スアレックを完璧KO【SB】

2021.02.08 Vol.Web Original

REBELSとの対抗戦はSBの2勝1敗

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントに出場した笠原弘希と友希(ともにシーザージム)の笠原兄弟がともにREBELSからの刺客を破り、好スタートを切った。

 SB日本スーパーフェザー級王者の兄・弘希はKNOCK OUT-RED 61.5kg、第4代REBELSーREDスーパーライト級の王者で、REBELS-REDライト級の暫定王者でもあるスアレック・ルークカムイ(タイ)とダブルメインイベントの第2試合で対戦し、2R2分18秒でTKO勝ちを収めた。今大会はSB vs REBELSの対抗戦が3試合組まれ、この勝利でSB勢が2勝1敗となった。

 前日会見でスアレックは弘希のことを「あまり強くない」と喝破。これに弘希は「言い返そうと思ったが、相手は普通に強い」と認める場面もあった。

笠原兄弟がスアレック、栗秋相手に試練のダブルメインイベント。トリの弘希は「結果を残して踏み台にしたい」【SB】

2021.02.06 Vol.Web Original

SBとREBELSが3vs3の対抗戦

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月6日、東京都内で開催され、全選手が1回で規定体重をパスした。

 今大会は笠原弘希と友希(ともにシーザージム)の笠原兄弟がダブルメインイベントを務め、それぞれスアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦。伏見和之(RIKI GYM)vs心直(REON Fighting Sports Gym)と合わせた3試合がSBとREBELSの対抗戦となる。

 計量後に行われた会見にはこの3試合に出場する6選手が出席した。

 会見の冒頭、シーザー武志日本シュートボクシング協会会長が「格闘家というのはどんなルールでも戦えるのが本当の格闘家なのではないかと思うが、今はそうもいかない時代の中、勇気のあるREBELSの3人の選手が来てくれた」とREBELS勢に感謝の言葉をかけた。そして明日試合をする全選手に「プロは勝った負けたよりお客さんがどれだけ喜んでくれるかが一番大事。それを肝に銘じていい試合をしてくれればうれしい。お客さんに“ああ、今日は来て良かった”と感動を与えられて、お客さんがその気持ちを実生活に持ち帰って、励みになるような試合があったらいいなと思っている。プロとして恥ずかしくないような試合をしてほしい」などと要望した。

ぱんちゃん璃奈が2月と3月の大会を無念の欠場【REBELS/KNOCK OUT】

2021.01.25 Vol.Web Original

「完治しなくても試合がしたい」と出場へ意欲も

「REBELS~The FINAL」(2月28日、東京・後楽園ホール)と「KNOCK OUT~The REBORN~」(3月13日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が1月24日、東京都内で開催された。

 昨年12月に「REBELS」と「KNOCK OUT」の2ブランドを運営する株式会社Def Fellowが両ブランドを「KNOCK OUT」の1ブランドに統合することを発表。2月はREBELSのファイナル大会、3月は新生KNOCK OUT第1弾大会として行われる。

 その12月の会見で2月大会への出場を希望していたREBELS-BLACKアトム級王者・ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が11月の試合で痛めた拳のケガの回復が遅れ、2月大会を欠場することが発表された。

 会見で宮田充プロデューサーは「2月28日か3月13日のいずれかに出場したいという本人の意思はもらっていたが、彼女自身のSNSでの投稿にもあるように、11月8日に試合をしてから2カ月半、負傷個所の回復に時間を擁している現状。本人は完治しなくても試合がしたいとの強い意思を示しているが、STRUGGLEの鈴木会長、主催者サイドとしてもここで焦って試合をすることで無理をしてほしくないとの考え。これからさらに飛躍してほしいので、ケガを直してベストコンディションで登場してもらうのがいいのではないかということで、鈴木会長と本人と話をした結果、2月大会、3月大会の出場は見合わせとなった」と欠場を報告。

 KNOCKOUTの次回大会は4月25日になるのだが、ここでの復帰を目指すことになるという。宮田氏は「ここまで9戦9勝。次が10戦目。チャンピオンとして節目となるので、それにふさわしい相手をリストアップしている」と語った。

皇治の来場予告に宮田プロデューサーは「ちょっと不安」【2.28 REBELS】

2021.01.25 Vol.Web Original

公開で呼びかけた5選手の参戦はなくなる

 REBELSが1月24日、東京都内で会見を開き「REBELS~The FINAL」(2月28日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。

 REBELSは今大会で「KNOCK OUT」にブランドが統合されることから「REBELS」としては最後の大会となる。

 ブランド統合を発表した昨年12月の会見で、宮田充プロデューサーがREBELSに縁のある梅野源治(PHOENIX)、水落洋祐(エイワスポーツジム)、不可思(クロスポイント吉祥寺)、渡部太基(TEPPEN GYM)、皇治(TEAM ONE)の5選手に今回のファイナル大会への参戦を公開で呼びかけたのだが、今回の参戦はなくなったことが報告された。

 しかし皇治については「宮ちゃんのために遊びに行く。とにかく遊びに行くから待っててや」と宮田氏のスマホにメッセージが来たとのこと。宮田氏は「うれしい半面、ちょっと不安もあるんですけども…。会場には来るとのことなので、何をしてもらうか…。何を考えているかも分からないが…」とやや困惑の表情。皇治の思惑やいかに。

新生KNOCK OUT第1弾大会で小笠原瑛作vs KING強介の王座決定戦。そして2階級で王座決定トーナメントを開催【3.13 KNOCK OUT】

2021.01.25 Vol.Web Original

安本晴翔と龍聖もワンマッチで出場

 新生KNOCK OUTの第1弾大会となる「KNOCK OUT~The REBORN~」(3月13日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が1月24日、東京都内で開催された。

 昨年12月に「REBELS」と「KNOCK OUT」の2ブランドを運営する株式会社Def Fellowが両ブランドを「KNOCK OUT」の1ブランドに統合することを発表。2月28日の「REBELS~The FINAL」を経て、ここから新生KNOCK OUTがスタートする。

 今大会では小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs KING強介(京都野口ジム/Team fight bull)の「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座決定戦」、KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級とKNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級の2つの王座決定トーナメントを開催。そして2020年MVPの安本晴翔(橋本道場)と優秀選手賞の龍聖(TRY HARD GYM)もそれぞれワンマッチで出場する豪華版となった。

「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座決定戦」はもともと瑛作vs裕典の兄弟対決が行われる予定だったが、裕典が階級アップとBLACKルールへの転向を理由に決勝を辞退。準決勝で裕典と延長にもつれ込む熱戦を繰り広げたKING強介が決勝に繰り上がった。

ファイナル大会で日菜太vs海人の日本人大物対決が実現【2.28 REBELS】

2021.01.24 Vol.Web Original

最後のREBELSで2つのタイトルマッチ

 REBELSが1月24日、東京都内で会見を開き「REBELS~The FINAL」(2月28日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。

 REBELSは今大会で「KNOCK OUT」にブランドが統合されることから「REBELS」としては最後の大会となる。

 この日は王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)にシュートボクシング(SB)のエースである海人(TEAM F.O.D)が挑戦するREBELS-BLACKスーパーウェルター級と、王者・老沼隆斗(STRUGGLE)に白幡裕星(橋本道場)が挑戦するREBELS-REDスーパーフライ級の2つのタイトルマッチを含む6試合が発表された。

 日菜太は現在34歳のK-1 WORLD MAXでも活躍したベテラン。70戦51勝(17KO)19敗の戦績を誇り、長くこの階級で日本のトップ戦線で活躍してきた。対する海人は「S-cup2018」優勝者。SB日本スーパーライト級王者としてSBのエースに君臨。23歳ながら44戦37勝(18KO)6敗1無効試合の戦績を誇る。

小笠原瑛作が2021年初戦で3つのダウンを奪い判定勝ち【REBELS】

2021.01.11 Vol.Web Original

初参戦の松岡宏宜に3-0

 REBELSの2021年の第1弾大会となる「REBELS ~New Year Festival~」(1月11日、東京・新宿FACE)のメインイベントで小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が松岡宏宜(闘神塾)を3-0の判定で破り、2021年の初戦を勝利で飾った。

 瑛作は1Rから左のキックでペースを握る。左ローが松岡の下腹部に当たり、ローブローで中断となったが、再開後も左ミドルで攻め込む。松岡はパンチからバックブローも瑛作は冷静にバックステップでかわす。

 瑛作は左ローで松岡にバランスを崩させるとラウンド終盤には瑛作の前蹴りで松岡がスリップダウン。

 2Rも瑛作の左ミドルが冴えわたる。しかし松岡も右ローで反撃。ここで瑛作の左ローがローブローになってしまい、またも中断。再開後、瑛作は左ミドルに左ストレートで攻め込む。押し込まれた松岡が起死回生のバックブローを狙うが、かわした瑛作がパンチの連打を浴びせ、最初のダウンを奪う。

 瑛作はなおも左ミドル。そして左ヒジ。松岡もヒジを狙うが、鼻血が吹き出しドクターチェックが入る。再開後も瑛作が左ミドルで松岡に攻め込んでいく。

2020年MVPに安本晴翔。ぱんちゃん璃奈は殊勲賞を受賞【REBELS/KNOCK OUT】

2021.01.11 Vol.Web Original

安本には賞金100万円

 REBELSの2021年の第1弾大会となる「REBELS ~New Year Festival~」(1月11日、東京・新宿FACE)で、昨年のKNOCK OUTとREBELSの全大会を対象とした「2020年・年間表彰式」が行われ、第3代 REBELS-RED フェザー級チャンピオンの安本晴翔(橋本道場)が最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

 安本は昨年は2月にはKNOCK OUT、9月と11月にはREBELSでタイ人選手を相手に3連勝。11月の「REBELS.67」ではスックワンキントーン認定ライト級王者BEN”侍”Y’ZD(Y’ZD GYM)にKO勝ちし、連勝記録を「8」に伸ばすなど、強豪相手の勝利とその内容が高く評価された。

 安本は「こんなとってもいい賞をもらえてとてもうれしい。今年はKNOCK OUTで強さを証明して、来年もMVPをいただけたらいいなと思っています。もっと強くなって大きな舞台に立てるように頑張ります」と挨拶した。

 今大会は「創世のタイガ&無法島PRESENTS」として行われ、『創世のタイガ』と『無法島』の作者である漫画家の森恒二氏および講談社と白泉社が協賛。年間表彰の賞金総額は300万円でMVPの安本には賞金100万円が贈られた。

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