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Bellatorからの刺客アーチュレッタが井上直樹を破りRIZIN王座に王手【RIZIN.42】

2023.05.06 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)のダブルメインイベント第1試合で井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)とBellatorからの参戦となるフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)が対戦し、3-0の判定でアーチュレッタが勝利を収めた。

 アーチュレッタは堀口恭司が返上したバンタム級王座をかけてダブルメインの第2試合で勝利を収めた朝倉海(トライフォース赤坂)と7月末に予定されている大会で対戦することとなった。

 1R、互いにオーソドックス。ジャブの差し合いからアーチュレッタがタックル。井上がつぶすと上になってグラウンドに。井上はハーフでパンチをこつこつ。そしてマウントに移行。背中を向けて立ち上がろうとしたアーチュレッタのバックを取ると井上は返して、スリーパーを狙う。アーチュレッタは落とそうとするが、井上は首に手をまわし、スリーパーを取りかける。なんとかしのいだアーチュレッタ。井上はなおもバックをキープし、首を狙うが、井上は足をロックできずスリーパーで捕獲することができない。すきをついて立ち上がったアーチュレッタ。スタンドの展開に戻るとアーチュレッタは前に出てパンチを当てると井上がバランスを崩す。

ブアカーオと安保瑠輝也が互いに譲らずドロー。解説の魔裟斗氏「戦友が目の前で倒れる姿は見たくなかった」【RIZIN.42】

2023.05.06 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)で「K-1 WORLD MAX世界トーナメント」を2004年と2006年に制したブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と元K-1 WORLG GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が対戦し、0-0のドローとなった。

 ブアカーオは昨年7月にカンボジアで開催された「WORLD FIGHT TOURNAMENT 2022」で3年ぶりの復帰戦に臨むとドミトリー・ヴァラッツに判定勝ち。10月にはタイで行われた「BKFC THAILAND 3」で素手ボクシングで試合を行いエルカン・バロルにKO勝ちを収めた。8月にはラジャダムナンスタジアムで三浦孝太と、10月には過去に4度対戦した佐藤嘉洋とエキシビションマッチを行い、三浦は3Rレフェリーストップ、佐藤は1RTKOで試合を終わらせている。

 安保は2019年にK-1 WORLD GPスーパーライト級王座を獲得。2021年には「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」で決勝に進出するも野杁正明に敗れ、2階級制覇はならず。その後、野杁へのリベンジの機会をうかがうも実現させることはできず、今年2月にK-1との契約を正式に解除した。そして「BreakingDown7」(2月19日)に出場し、無差別級スペシャルワンマッチ1分3Rでシリル・アビディと対戦すると、体重で30キロの体格差を克服し3RでKO勝ちを収めた。

YA-MANがMMAデビュー戦で予告通りの1RKO勝ち。三浦孝太は打撃をかいくぐり果敢にタックルも強烈な打撃に沈む【RIZIN.42】

2023.05.06 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)で元サッカー日本代表・三浦知良の次男・三浦孝太(BRAVE)とRISEの“キングオブストリート”YA-MAN(TARGET SHIBUYA)が対戦し、YA-MANが1RでKO勝ち収めた。

 試合はYA-MANの打撃をかいくぐり、三浦が果敢にタックルを仕掛けテイクダウンを狙うが、しのいだYA-MANが最後は予告通りパウンドで仕留めた。

 三浦は2021年大晦日にYUSHIを相手にTKO勝ちでデビューを果たす。2戦目は自らのケガ、そしてコロナ発症と2度流れる不運が続いたが、仕切り直しの昨年9月の大会でタイからの刺客を破り、プロ戦績を2戦2勝としていた。

山本アーセンが約4年ぶりの勝利。ベースのレスリングで伊藤裕樹を封じ込める【RIZIN.42】

2023.05.06 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)で約2年9カ月ぶりの戦線復帰を果たした山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)が伊藤裕樹(ネックス)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。ベースであるレスリングを全面に押し出した展開で伊藤を封じ込んだ。

 アーセンは2015年にMMAルールでのRIZIN参戦が電撃決定。いきなりヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーと対戦し、敗れはしたものの、美憂、山本“KID”徳郁といった山本家の非凡な血を感じさせた。しかしその後は強豪との戦いが続いたこともあり、思うような結果はあげられず。戦績は8戦3勝5敗。ケガもあり長期欠場を余儀なくされるなどここ数年は不遇な時代が続いていた。

 伊藤は昨年8月から開幕した「DEEPフライ級GP」で準決勝まで勝ち上がった強豪。RIZINではこれまで杉山廣平、中村優作、宮城友一に3連続TKO勝ちしていた。

城戸康裕が3R終了間際に不覚のダウン。判定負けでRIZINデビュー戦を飾れず【RIZIN.42】

2023.05.06 Vol.Web Original

 元K-1ファイターの城戸康裕(TEAM ONE)が「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の第1試合でRIZINデビューを果たし、木村“ケルベロス”颯太(NJKF心将塾)と対戦した。試合はプレッシャーをかける木村を城戸がさばいてカウンターを当てていく展開となったが、3R終了間際の打ち合いの中で城戸が不覚のダウンを喫し、0-3の判定で敗れた。

 城戸は昨年12月にK-1との契約が満了になったことを発表。K-1のリングは2021年9月の横浜大会が最後だった。昨年はホームリングであるBigbangで2戦2勝(1KO)。12月に40歳となったが、健在ぶりを発揮していた。今年2月には皇治が立ち上げた「NARIAGARI」で高橋幸光と対戦し、ドロー。4月13日にRIZIN参戦が発表された。

 木村は2021年11月にDEEP☆KICK -65kg王座を獲得。昨年2月にはRISEに初参戦し、オープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで格上の山口侑馬に判定勝ち。その後、通常のグローブマッチでRISEで1勝1敗の星を残し、12月にはDEEP☆KICK王座の防衛に成功。4月の大阪大会でRIZIN初参戦を果たすと進撃の祐基にKO勝ちを収めた。

城戸康裕が木村ケルベロスの予想外の挑発に戸惑うも「ケルベルライダー」に変身【RIZIN.42】

2023.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前日計量が5月5日、都内で行われた。

 RIZIN初参戦となる元K-1ファイターの城戸康裕(TEAM ONE)は規定体重の69.0kgジャスト、対戦相手の木村“ケルベロス”颯太(NJKF心将塾)は68.60kgでともに計量をクリアした。

 城戸は今回、急な出場決定で3週間で13kgという未知な減量に取り組んでいたのだが、そこは今回が81戦目のベテラン。きっちりと体重を作ってきた。

 減量中にはその状況を城戸がSNSにアップ。そこに木村が絡んだのだが、城戸は完全スルーという出来事があった。前々日インタビューで城戸は木村のケースを含めて、昨今の格闘技界でよくみられる試合前のSNS等での煽り合いについて「良くない」と一石を投じ、その中で計量時に木村が挑発してきた場合については「手を出して来たら切れる。オヤジにずっと“やられたらやり返せ”と教えられてきたから、やられたらやり返す」と警告していた。

三浦孝太が「自信がある。絶対に勝つ」と勝利宣言。YA-MANは「目が泳いでた。来てくれたら早期決着」とKO宣言【RIZIN.42】

2023.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前日計量が5月5日、都内で行われた。

 第9試合で対戦するRISEの“キングオブストリート”YA-MAN(TARGET SHIBUYA)と三浦孝太(BRAVE)がフェイストゥフェイスで火花を散らした。

 今大会ではMMAデビュー戦に臨むYA-MAN(TARGET SHIBUYA)は65.95kg、三浦は65.70kgでそれぞれ計量をクリアした。

 三浦は公開練習では「スタンドでもYA-MAN選手やみんなをびっくりさせてやろうと思っている」、前々日インタビューでは「試合が決まった時にめちゃめちゃビビったけど、今は全然ビビってない。みんな俺が負けると思ってるんで、世の中に対しても“見とけよ”って思っている」と徐々にコメントのトーンが上がってきているのだが、この日は「絶対勝ちます。全然、ビビってないんで。自信があるんで絶対に勝ちます」ときっぱり。勝利宣言を残して会場を後にした。

復活の朝倉海が「必ずKOして会場を爆発させる」、対する元谷友貴は「しっかり勝つ。押忍」【RIZIN.42】

2023.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前日計量が5月5日、都内で行われた。

 今大会では「朝倉海(トライフォース赤坂)vs 元谷友貴(フリー)」「井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)」のバンタム級戦2試合がダブルメインイベントという形で行われる。この2試合の勝者が堀口恭司が返上したバンタム級王座をかけて7月末に予定される大会で対戦する。

 ダブルメインの第2試合で対戦する朝倉は60.90kg、元谷は61.0kgで規定体重をクリアした。元谷は「明日はしっかり自分の動きをして、しっかり勝ちたいと思います。押忍」、朝倉は「明日は久しぶりに思いっ切り戦えるのでワクワクしています。必ずKOして会場を爆発させるので楽しみにしていてください」とそれぞれコメントした。

アーチュレッタが「深海の奥底まで引きずり込みたい」と独特の言い回しで井上直樹撃破に自信【RIZIN.42】

2023.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが5月4日、都内で開催された。

 Bellatorからの参戦となるフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)が「自分のスキルや経験を駆使して深海の奥底まで引きずり込みたい」と独特の言い回しで勝利への自信を口にした。

 アーチュレッタは井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)と対戦。今大会では朝倉海(トライフォース赤坂)vs 元谷友貴(フリー)の一戦も行われ、この2試合の勝者が堀口恭司が返上したバンタム級王座をかけて7月末に予定される大会で対戦する。

 アーチュレッタは昨年大晦日に行われた「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」に続いての日本での試合。対抗戦ではキム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)と対戦し、判定勝ちを収めている。

奇しくも両者の思惑が一致!? 井上直樹と元谷友貴が互いの勝利を予想【RIZIN.42】

2023.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが5月4日、都内で開催された。

 今大会ではダブルメインイベントで「朝倉海(トライフォース赤坂)vs 元谷友貴(フリー)」と「井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)」のバンタム級の2試合が行われる。この2試合の勝者が堀口恭司が返上したバンタム級王座をかけて7月末に予定される大会で対戦することとなっている。

 メインイベント第1試合に出場する井上はもう1試合の勝者について「やってみないと分からないと思いますけど、元谷選手が組みに行くのかと思いますし、海選手はカウンター合わせたり打撃で削っていくのかと思いますけど、元谷選手のほうがトータル的に技術もあると思うので、元谷選手が勝つのかなと思っています」と元谷と予想した。

 先にインタビューを行った元谷は井上の勝利を予想。勝者=次戦の対戦相手であることから、奇しくも両者の思惑が一致することとなった。

元谷友貴が朝倉海の「雑なところがある」という指摘に「雑なところは誰にでもある」【RIZIN.42】

2023.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが5月4日、都内で開催された。

 メインで朝倉海(トライフォース赤坂)と対戦する元谷友貴(フリー)が「雑なところは誰にでもある」と。

 今大会では井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)の一戦も行われ、この2試合の勝者が堀口恭司が返上したバンタム級王座をかけて7月末に予定される大会で対戦する。

 元谷は朝倉については「打撃の印象が強いですけど、寝技も組みも全部できる選手だと思っています」と評価。朝倉の打撃が一番の警戒点と思われるのだが「パンチもそうですし、全部警戒しています。見せているのは打撃だけで、寝技もできると思いますし、なんでもできると思うので、全部警戒していこうと思います」と全局面で警戒。試合展開については「本当にわからないですけど、アグレッシブな激しい試合をしたいと思います」と語った。

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