SearchSearch

サトシがジョニー・ケースにリベンジ果たし「日本のMMAを盛り上げていきたい。RIZINの力をもっと見せていきたい」【RIZIN.35】

2022.04.18 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、メインイベントのライト級タイトルマッチでは王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がジョニー・ケース(MMA LAB)を相手に2度目の防衛戦に臨み、サトシが1R3分32秒、アームバーで一本勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

 2人は2019年に行われたライト級グランプリの1回戦で対戦し、ケースがスタンドでのパンチで1R1分15秒でTKO勝ちを収めている。

 ケースはその後、GP準決勝で優勝したトフィック・ムサエフにTKO負け。その試合を最後にRIZINを離れ、2020年からPFLのライト級トーナメントに参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でトーナメントが延期に。その後、諸事情があり結局PFLで試合をすることはなく、プロボクシングで3試合を行い3連続KO勝ちの記録を残した。今回は約2年3カ月ぶりのRIZIN復帰だった。

“世界のTK”こと髙阪剛が引退試合で極真世界王者の上田にTKO勝ち。戦ってきた世界の強豪たちに「ありがとう」【RIZIN.35】

2022.04.18 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で日本の総合格闘技界を長く引っ張ってきた“世界のTK”こと髙阪剛(ALLIANCE)が引退試合で極真空手の世界王者・上田幹雄(BRAVE)と対戦し、1R2分5秒でTKO勝ちを収めた。

 髙阪は1998年にUFC初出場を果たすと日本人初のUFC定期参戦を実現。リングス時代にはエメリヤーエンコ・ヒョードルにTKO勝ちを収めるなど数々の強豪と対戦と対戦してきた。2006年に現役を引退し、後進の指導にあたっていたが、2015年のRIZIN旗揚げ戦の第1試合で現役復帰。対格差をものともせずジェームス・トンプソンにTKO勝ちを収めた。その後、RIZINでは2連敗を喫し、今回は2020年1月のHEATでサシャ・ミリンコヴィッチに敗れて以来の試合だった。

伊澤星花に敗れ王座陥落の浜崎朱加が早くもリベンジ見据える。GP開催なら年内にも3度目の対戦の可能性【RIZIN.35】

2022.04.17 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)が伊澤星花(フリー)を挑戦者に迎え2度目の防衛戦に臨んだが、0-3の判定で敗れ王座から陥落した。

 浜崎は昨年大晦日に伊澤と対戦し、2RでTKO負けを喫し、今回は防衛戦にしてリベンジマッチという状況だったが2連敗となった。

 試合後の会見で浜崎は「悔しいですね。連敗なんで」と悔しさをにじませた。敗因については「テイクダウン取られたのが一番かなというのと、ポジションもいいところを取られた時間がちょっと長かったかなという感じですね」と話した。

 もっとも「短期間ではあるんですけど対策して、練習の中でも成長した部分が見えたのでもう1回チャンスがあればやりたいなという気持ちはあります」とリベンジに向けて早くも前を向いた。

伊澤星花が浜崎朱加を破り王座獲得。そしてグランプリの開催をアピール【RIZIN.35】

2022.04.17 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、女子スーパーアトム級タイトルマッチで王者・浜崎朱加(AACC)に伊澤星花(フリー)が挑戦し、伊澤が3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。

 2人は昨年大晦日に対戦し伊澤が2RでTKO勝ちを収め、今回はダイレクトリマッチだった。

 浜崎は2018年大晦日に浅倉カンナを破り初代王者となるが、2019年大晦日にハム・ソヒに敗れ王座陥落。ハムの王座返上に伴い、2020年大晦日に山本美憂と王座決定戦を行い勝利を収め、第3代王者となる。昨年3月には浅倉を破り初防衛に成功していた。

 伊澤は2020年にプロデビューを果たすとプロ3戦目でDEEPJEWELSストロー級王座を獲得した新星。昨年大晦日にはプロ5戦目にして、それまで日本人には無敗の浜崎に土をつける大番狂わせを起こし、今回のタイトル挑戦となった。

牛久絢太郎が前王者・斎藤裕を返り討ち。そして「僕を信じてついてきてくれないですか」とファンに呼びかけ【RIZIN.35】

2022.04.17 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、フェザー級タイトルマッチで王者・牛久絢太郎(K-Clann)に前王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)が挑戦し、牛久が3-0の判定で勝利を収め初防衛に成功した。

 2人は昨年10月の「RIZIN.31」で王者・斎藤に牛久が挑戦する形でタイトル戦を行い、2Rに牛久の飛びヒザを顔面に食らった斎藤が出血が止まらずドクターストップによるTKO負けを喫し、王座から陥落した。その後、牛久は12月12日に神田コウヤを相手にDEEPフェザー級王座を防衛。斎藤は大晦日に朝倉未来と対戦し判定負け。互いに1戦挟んでの再戦だった。

 1R、序盤は斎藤がジャブとロー、牛久は右ロー、関節蹴りで様子をうかがう展開に。斎藤は右ストレートを放つが距離が遠くクリーンヒットとはならない。牛久がバックスピンキックも斎藤がこれをキャッチし組み付き、コーナーに押し込んでいく。しかし終了間際、牛久が足をかけて逆にテイクダウン。サイドポジションからパンチを放ったところでゴング。

クレベル・コイケと対戦決定の萩原京平が「俺、持ってる。革命起こします」【RIZIN LANDMARK】

2022.04.17 Vol.Web Original

 RIZINの有料ライブ配信を収益の柱に据えたイベント「RIZIN LANDMARK vol.3」(会場非公開)が5月5日に開催されることが4月17日、「RIZIN.35」のリング上で発表された。

 この日はクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs 萩原京平(SMOKER GYM)と三浦孝太(BRAVE)vs フェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM)の2試合が発表された。

 クレベルはこの日行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」牛久絢太郎(K-Clann)vs 斎藤裕(パラエストラ小岩)の次の挑戦者の第1候補なのだが、どちらが勝つにしても次のタイトル戦は「9月あたり」(RIZINの榊原信行CEO)ということでクレベルが「1試合挟みたい」と要望。これを受け、RIZIN側が萩原京平に対戦を打診すると萩原が二つ返事でOK。このカードが実現した。

 萩原は3月に行われた大阪大会で弥益ドミネーター聡志に一本負けしたばかり。今回のビッグチャンスに「前回負けちゃったのにこういうビッグチャンスが回ってくるのは、やっぱり俺“持ってる”と思うので、この試合に全てかけて全力でぶっ倒しにいきます。革命起こします」と勝利を誓った。

 クレベルは「5月5日、自分、萩原と戦うので、応援してください。絶対いい試合」と観客に挨拶。そして萩原に「チャンスね。チャンスもう一回」と呼び掛けた。

三浦孝太がプロ第2戦でブラジルのケンカ屋と対戦。相手は「サッカーボールキックで葬る」と挑発コメント【RIZIN LANDMARK】

2022.04.17 Vol.Web Original

 昨年大晦日の「RIZIN.33」でプロデビューした、元サッカー日本代表の三浦知良の次男、三浦孝太(BRAVE)が「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)でプロ第2戦に臨むことが4月17日、「RIZIN.35」のリング上で発表された。

 対戦相手は当初、デビュー戦で対戦予定だったものの新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国規制で来日ができなかったフェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM)となった。プロ戦績は13戦9勝4敗。幼少期から治安の悪いブラジルでケンカに明け暮れていたという触れ込みで打撃が得意である半面、9勝のうち4つが一本勝ちという寝ても立っても良しのトータルファイターだ。

 マソーニはRIZINを通じて「まさに夢が叶った気分です。日本で、そしてRIZINで戦えることを本当にうれしく思います。日本の格闘技ファンの前で思う存分暴れて、俺がサッカーボールキックで葬るので楽しみにしていてください!」とコメントした。

 三浦は「大晦日に続いてRIZINに出場できて感謝しています。大晦日で反響があっていろんな方が自分のこと応援してくださったので、そういった方が応援して良かったと思える試合を絶対するので、応援よろしくお願いします」と挨拶した。

浅倉カンナがSARAMIに判定勝ちで2連敗の崖っぷちから生還【RIZIN.35】

2022.04.17 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第6試合で行われた女子スーパー・アトム級の一戦で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と現修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMI(パンクラスイズム横浜)が対戦し、浅倉が3-0の判定で勝利を収めた。

 浅倉は2017年に行われた「女子スーパーアトム級トーナメント」で優勝を果たし、RIZIN女子の中心選手となり、2018年大晦日には浜崎朱加と初代RIZIN女子スーパーアトム級の王座をかけ対戦するも一本負け。その後、山本美憂にも敗れ、王座戦線から後退するも、2019年8月から4連勝を飾り、昨年3月の「RIZIN.27」では王者・浜崎朱加に再挑戦。あわやの場面を見せたが1-2で判定負けを喫し、またもや王座獲得はならず。再起戦となった10月の大島沙緒里戦でも1-2の判定で敗れ、現在2連敗。いつの間にか後がない状況に追い込まれていた。

 対するSARAMIはDEEP JEWELSを主戦場に戦い、2019年6月からはONE出場を目指し「ONE Warrior Series」に参戦。1勝1敗の戦績を残した。しかし新型コロナ禍などの影響でONE進出が困難な状況となったこともあり、2020年11月に修斗に初参戦。昨年11月に初代王者の黒部三奈を破り、王座を獲得した。

個性派グラップラー同士の一戦は初参戦の須藤拓真が渡部修斗に際どい判定勝ち【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第4試合で“極め”の強いグラップラー同士の注目の一戦が行われ、RIZIN初参戦の須藤拓真(X-TREME EBINA)が渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)に2-1の判定で勝利を収めた。

 須藤は2020年2月に「Fighting NEXUS vol.19」でプロデビューを果たすと、ここまで5戦5勝ですべてが足関節技による一本勝ち。今回、連続一本勝ちこそ途切れたが連勝を6に伸ばした。

 対する渡部は2020年8月にRIZIN初参戦を果たし、元UFCファイターの井上直樹に敗れたものの、「バンタム級ジャパンGP」の査定試合の意味合いもあった田丸匠との一戦で得意のマジカルチョーク(リアネイキッドチョーク)で一本勝ちを収め、GPに出場。1回戦で朝倉海に敗れたものの、昨年10月の「RIZIN LANDMARK vol.1」では内藤頌貴にダースチョークで一本勝ち。強敵相手の試合を含みながら4戦2勝2敗の星を残している。

金原正徳が摩嶋一整にTKO勝ち。「俺はもういいでしょ」と言いつつも「40歳まだまだ元気です」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第6試合で「RIZINフェザー級“裏”最強決定戦」とうたわれた元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と摩嶋一整(毛利道場)の一戦が行われ、金原が3R、TKOで勝利を収めた。

 金原は2020年にRIZINに初参戦を果たすもDEEP王者のビクター・ヘンリーにTKO負け。一時は引退をほのめかしたが、階級を上げ、昨年10月に芦田崇宏を相手に再起戦に臨み2RでTKO勝ちを収めた。

 対する摩嶋はここまでプロ戦績が17戦14勝3敗の国内フェザー級でトップクラスに位置するファイター。17勝のうち一本勝ちが12という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年8月に初参戦を果たし、ここまで2連敗と結果が出ていないが斎藤裕、クレベル・コイケという強豪相手のもの。

約2年8カ月ぶりの復帰戦でTKO勝ちの征矢貴「ファンのみなさんがいる限りは僕は不死身です」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で征矢貴(パラエストラ松戸)が約2年8カ月ぶりの復帰戦で中務修良(NO MAD)と対戦し2RTKOで勝利を収めた。

 征矢は修斗で2013年にバンタム級新人王とMVPを獲得するなど将来を嘱望されるも難病のクローン病を患い、2017年5月の試合を最後に戦線離脱。そこから2年ぶりとなる復帰戦で2019年6月にRIZINに初参戦を果たすと川原波輝を相手に1RKO勝ちで見事に復活。2戦目となった村元友太郎戦も2RでTKO勝ちを収めるなど、同じような難病に苦しむ全国の人たちに勇気と元気を与えるファイトを展開した。しかしその後、ケガとクローン病の再燃で再び戦線離脱を余儀なくされていた。

 中務は大阪発祥の金網総合格闘技「Wardog Cage Fight」でプロデビューを果たし、2019年には第2代WARDOGストロー級王座を獲得。2021年10月には「Wardog Cage Fight 34」でMagisaをリアネイキッドチョークで沈め、今年1月の「GLADIATOR 16」では蒔田伸吾をプアンドアウトしTKOを勝利を飾り、現在2連勝中のグラップラー。

Copyrighted Image