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SASUKEが世界王座獲得も「この試合では修斗のチャンピオンがなめられる」【修斗】

2021.07.26 Vol.Web Original

ともに一歩踏み込めず2-0の判定勝ち

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5」(7月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界フェザー級チャンピオン決定戦」でSASUKE(同級1位・環太平洋王者/マスタージャパン東京)と工藤諒司(同級7位/TRIBE TOKYO)が対戦し、SASUKEが2-0の判定で勝利を収め、第11代王者となった。

 同王座は現RIZINフェザー級王者の斎藤裕が今年3月に返上し空位となっていた。

 SASUKEは昨年9月に行われた環太平洋フェザー級チャンピオンシップで王者・仲山貴志を破り環太平洋王者となり、今年1月には内藤大尊を相手に初防衛を果たしている。2019年7月にケガから復帰して以降、6連勝中。

 工藤はONE進出を目指しトライアウトで3連勝するも、折からの新型コロナウイルスの影響で難しくなったことから昨年9月に修斗に復帰。ONEトライアウトの3試合も含め現在7連勝だ。

寺山遼冴が有井渚海にリベンジ果たし新世代トーナメント優勝【修斗】

2021.07.04 Vol.Web Original

過去に2回対戦し1敗1分け

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA 第2部」(7月4日、大阪・メルパルクホールOSAKA)で行われた「CKC2021 -54kgトーナメント(CAGE KICK CHAMPIONSHP2021 -54kgトーナメント)ー新世代王者決定戦ー」で寺山遼冴(TEAM TEPPEN)が決勝で有井渚海(及川道場)を延長の末、2-1の判定で破り優勝を果たした。

 寺山は有井とは過去2回戦い1敗1分け。昨年11月にプロ唯一の黒星をつけられており、今回はリベンジマッチとなる。

 試合は1Rから一進一退の攻防を展開。有井が右ハイ、前蹴りと蹴りを主体に攻め込めば、寺山はパンチのコンビネーションから左ストレートを当てていく。

 2R、有井がプレッシャーをかけ右ハイ、パンチの連打を放っていくが、寺山は準決勝同様、老かいな動きで距離を制し、左ボディー、飛び込んでの右フック、左ストレートと放っていく。

無敗の平良達郎が三角絞めで1R一本勝ち。「沖縄からでも王者になれると証明できて良かった」【修斗】

2021.07.04 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA 第2部」(7月4日、大阪・メルパルクホールOSAKA)のメインイベントで行われた「世界フライ級チャンピオンシップ」で挑戦者の平良達郎(Theパラエストラ沖縄)が王者・福田龍彌(MIBURO)を破り、第8代王者となった。

 福田は昨年7月に行われた暫定王者決定戦で前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組)を破り暫定王者となると、今年1月の正規王者・扇久保博正(パラエストラ松戸)の王座返上に伴い、正規王者に認定されていた。

 平良は2018年のプロデビュー以来8戦8勝。昨年11月には元パンクラスフライ級王者でランキング上位の清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A)に判定ながら圧勝すると、今年3月には福田と暫定王者の座を争った前田を1R1分1秒でスリーパーホールドで一本勝ちを収め、タイトル挑戦をアピールしていた。

環太平洋王者キャプテン☆アフリカがランク外のマックス・ザ・ボディにまさかの判定負け【修斗】

2021.07.04 Vol.Web Original

2Rに形勢逆転。マックスがフィジカルの強さで押し切る

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA 第1部」(7月4日、大阪・メルパルクホールOSAKA)のメインイベントで環太平洋ライト級王者のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)がマックス・ザ・ボディ(BRAVE)と対戦し、0-3の判定で敗れる波乱が起こった。

 キャプテンは昨年12月に田中有との「環太平洋ライト級チャンピオン決定戦」に勝利を収め王者となった後の初陣で痛い星を落とした。

 対するマックスは昨年9月に修斗初参戦。大尊伸光、西川大和といった強豪相手に2連敗を喫したが、今年3月に上原平を相手に初勝利を挙げたばかり。これまでランク外だったが今回の勝利でランクインは確実で、ライト級戦線に急浮上した。

 1R、キャプテンの飛びヒザをキャッチしたマックスだったが、キャプテンが逆に首投げでテイクダウンに成功すると袈裟固め。ここからこつこつパンチを放ちながら左腕をアームバーを狙うが、マックスはこのタイミングで立ち上がり組み付いて、ケージに押し込む。キャプテンは小手投げからグラウンドで上を取る。ハーフガードで押さえ込み、こつこつと削りながらサイドを取る。腕を取り切れないとみるとバックに回り、首を狙う。削られながらもマックスはしのぎ切る。

佐山聡率いる佐山道場がついに修斗参戦。平沼ヤマトが判定勝ち【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

トライアウトで3-0の判定勝ち

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)で修斗の創始者・佐山聡氏率いる「佐山道場」がついに修斗参戦を果たした。

 佐山氏は長く修斗とは距離を置いていたのだが今年3月の後楽園ホール大会に佐山氏の長男である佐山聖斗氏が来場し、佐山道場の選手たちがケージに入り、ファンに挨拶。5月大会から修斗に参戦することを発表した。

 今回参戦するのは全日本学生柔道選手権-60kg、-66kg級で代表に選出され、東京オリンピック日本代表の阿部一二三選手とも引き分けた経歴を持つ平沼ヤマト。プロ昇格をかけたトライアウトのフェザー級3分2Rに臨んだ。

 対するはアマ修斗のトップファイターである村山大介(マスタージャパン東京)。村山は2019年全日本選手権フェザー級準優勝、2020年中四国選手権準優勝と十分な実力を持ち、二度もプロ昇格を受けながら、いまだにアマチュア修斗に拘る異端児。村山も今回が初のトライアウト挑戦となる。

西川大和が元環太平洋王者の大尊破り、世界王者・川名雄生への挑戦をアピール【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

元環太平洋ライト級王者を破り破竹の5連勝

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)のメインで大尊伸光(野田ボディビル同好会)と西川大和(西川道場)が対戦し、西川が2Rに三角絞めで一本勝ちを収めた。

 西川は昨年5月に修斗初参戦を果たすとここまで破竹の4連勝。元環太平洋ライト級王者の大尊も試合と試合の間隔こそ空いたものの現在4連勝中。西川の前に大きな壁となって立ちふさがった。

 1R、大尊が右のカーフキックを放つと西川はスイッチを繰り返し追撃を許さない。西川はパンチの連打で走り大尊をケージに押し込むと組み付いて、グラウンドに引き込む。上になった大尊がパウンド、鉄槌を放つも西川も下からパンチ。そして下から首を抱え、大尊にヒジを打ち込んでいく。そしてパウンドを放とうとする大尊の手首を取って下から巧みにコントロールする。

元ZST暫定王者・坂巻魁斗が初参戦も加藤ケンジの豪腕の前に散る【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

加藤は1月に藤井に敗れてからの再起戦

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)でかつてZSTでフライ級暫定王者となった坂巻魁斗(パラエストラ柏)が修斗初参戦を果たした。

 坂巻は宮田和幸のBRAVEに所属しZST、DEEP、GRACHANなどさまざまな団体でキャリアを積んできたが、2019年12月のGRACHANでの一戦を最後にいったんキャリアをストップ。その後、パラエストラ柏に移籍し、新たな戦いの場を修斗に求めた。

 迎え撃つ加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)は修斗“黄金のバンタム”でしのぎを削ってきた強者。昨年はRIZINで山本アーセンにKO勝ちするなど一躍名を挙げた。しかし今年1月の藤井伸樹(ALLIANCE)との一戦では一進一退の攻防で会場を大いに盛り上げるも“ゾンビ”藤井のグラウンドコントロールの前に苦杯を舐め、今回は再起戦。層の厚い修斗のバンタム級で連敗は大きな痛手となるだけに、ここは必勝を期しての出陣となった。

内藤大尊が師匠・佐藤ルミナの宿敵・宇野薫にTKO勝ち【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

師匠と兄弟子のリベンジ誓い出陣

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)が2019年11月のドイツ王者マーカス・ヘルド戦での勝利以来、約1年6カ月ぶりに修斗に参戦した。

 対戦相手は宇野と二度に渡る歴史的な戦いを繰り広げた佐藤ルミナを師匠に持つ内藤太尊(roots)。内藤にとっては同門の土屋大喜がかつて宇野に敗れており、自らのキャリアアップはもちろん、師匠と兄弟子のリベンジを狙っての出陣でもあった。

 試合は1R開始早々に宇野が内藤のパンチをかいくぐタックルからテイクダウン。すぐにバックを取る。バックをキープしスリーパーを狙う宇野だが、内藤はその腕を持って防御。立ち上がろうとする内藤の動きに合わせ、宇野はバックをキープ。内藤を逃がさない。それでもパワーで振りほどいた内藤。猪木アリ状態でグラウンドに誘う宇野だったが、内藤は付き合わず、スタンドに。

佐山聡率いる佐山道場がついに修斗参戦。先兵は阿部一二三とも引き分けた男・平沼ヤマト【5・16 修斗】

2021.04.08 Vol.Web Original

アマチュア修斗に拘る異端児・村山大介と対戦

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが4月8日、発表された。

 3月16日の後楽園ホール大会に修斗の創始者・佐山聡の長男である佐山聖斗氏が来場し、佐山聡率いる佐山道場の選手たちがケージに入り、5月大会から修斗に参戦することを発表した。

 その佐山道場からの先兵として、全日本学生柔道選手権-60kg、-66kg級で代表に選出され、東京オリンピック日本代表の阿部一二三選手とも引き分けた経歴を持つ平沼ヤマトが登場することとなった。

 佐山道場は一般会員を募集せず、スカウトで選手を採用し、少数精鋭で選手を育成している。この平沼も柔道での輝かしいキャリアを捨て内弟子となり、佐山聡の直接指導を受け、打撃の技術も開花。総合格闘家としてのキャリアを踏み出す。

 その平沼と対戦するのはトップアマシューター・村山大介(マスタージャパン東京)。村山は2019年全日本選手権フェザー級準優勝、2020年中四国選手権準優勝と十分な実力を持ち、二度もプロ昇格を受けながら、いまだにアマチュア修斗に拘る異端児。今回が初のトライアウト挑戦となる。

“レジェンド”宇野薫が佐藤ルミナの愛弟子・内藤大尊と対戦【5・16 修斗】

2021.04.07 Vol.Web Original

1年6カ月ぶりの復帰戦

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.3」(東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが4月7日、発表された。

 今年で選手生活25周年を迎える“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)が2019年11月のドイツ王者・マーカス・ヘルド戦での勝利以来、約1年6カ月ぶりに聖地・後楽園ホールで戦線復帰を果たすこととなった。

 対戦相手は宇野薫と二度に渡る歴史的な戦いを繰り広げた佐藤ルミナを師匠に持つ内藤太尊(roots)。

 内藤は極真カラテ全米選手権を制したフルコンタクト空手仕込みの打撃を武器に、師匠譲りのアグレッシブなファイトスタイルを信条とする、駆け引きなしの真っ向勝負を挑む特攻スタイルのファイター。今年1月にはSASUKEの持つ環太平洋フェザー級王座に挑戦するも敗れ、今回は仕切り直しの一戦となる。

 またroots所属の内藤としては、同門の土屋大喜が2014年に佐藤ルミナの引退式が行われたプロ修斗25周年大会で宇野に敗れていることから、師匠と兄弟子が果たすことができなかった宇野からの勝利は大きな意味を持つものとなる。

 内藤が宇野越えを果たすのか? それとも宇野が土屋に続き返り討ちにするのか? 改めて修斗の歴史を感じさせる一戦となる。

修斗の創始者・佐山聡氏率いる佐山道場が5月大会に参戦【修斗】

2021.03.21 Vol.Web Original

25年の時を経て佐山聡と修斗が邂逅を果たす

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.2」(3月20日、東京・後楽園ホール)で、修斗の創始者・佐山聡氏率いる「佐山道場」の選手が5月16日の後楽園ホール大会に出場することが発表された。

 この日のメインイベントの前に会場のビジョンに修斗の理念を説く佐山氏の映像が流されると、佐山氏の長男・佐山聖斗氏を先頭に佐山道場の選手が現れ、ケージに入った。

 聖斗氏は「佐山道場代理人の佐山聖斗と申します。本日は坂本代表のご尽力により、この素晴らしい舞台に立たせていただき、誠にありがとうございます。5月に佐山道場はこの格闘技の聖地、修斗で試合をさせていただくことになりました。ぜひ応援よろしくお願いいたします。以上であります。ありがとうございます」と挨拶した。

 佐山道場は一般会員を募集せず、スカウトで選手を採用し、少数精鋭で選手を育成しており、大晦日にRIZINに参戦した中原太陽、佐山聖斗、和田良覚レフェリーを父に持つ和田武尊らが門下生として名を連ねている。

 挨拶の後、聖斗氏は修斗コミッションの佐藤信義コミッショナー、中村頼永USA修斗代表、日本修斗協会の佐藤ルミナ理事長、サステインの坂本一弘代表らと一枚の写真に収まった。

 佐山聡氏は初代タイガーマスクとして活躍後、シューティング(現:修斗)を創設。シューティングは1986年、アマチュアからスタート後「修斗」に名称を変更し1989年にプロ第一戦を開催した。聡氏は1996年に修斗を離れた後は記念大会等にも姿を現すこともなかったことから、聡氏と修斗の交流は25年ぶりとなる。

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