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第2回大会が千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催。メインは石井一成vs松田龍聖【RWS JAPAN】

2024.03.26 Vol.Web Original

 ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会「RWS JAPAN」が4月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される。

 前回大会では名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が日本人初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を成し遂げるなど大きな話題を集め、立ち技格闘技イベントでU-NEXT配信視聴率No.1を獲得した。

 前回は名高のタイトル戦の他は日本vsタイ対抗戦をテーマとしたマッチメイクだったが、今回のマッチメイクに関して、RWS JAPANと協力体制を取るBOMプロモーション・中川夏生代表は「今回は日本人vs世界に重点を置き、タイ人だけではなく世界で活躍するムエタイファイターを招聘することを念頭に置き、マッチメイクをさせていただきました。そして、最後は日本人同士のムエタイがどんなものなのかというものを見せてもらいたいと思います」とのことから、メインイベントは一成・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)vs松田龍聖(大原道場)となる。

 石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月からK-1にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真とのK-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWSではコンパヤック・ポーラクブン(タイ)を相手に衝撃の1回KO勝ちを収めた。

 対する18歳の松田は2021年8月8日にNJKFのリングでプロデビュー。ホーストカップを主戦場にし、2023年3月には滉大(及川道場)を破ってHOOST CUP日本スーパーフライ級王座を獲得。同年10月には、山田航暉(キング・ムエ)に勝利し、前戦となった12月のリティグライ・ゲーオサムリット戦では1RTKO勝ちを納め、現在11戦11勝の無敗を誇る。

 今回の対戦にあたり石井は「RWS JAPANに遂に参戦する時が来ました。日本でムエタイルールで試合するのはちょっと久しぶりなんですけど、日本のお客さんにムエタイルールの“石井一成”を久しぶりに見せられる時が来ました」と2023年5月のBOMでのワシンチャイ・ソムサックコーサン戦以来、約1年ぶりの日本でのムエタイルールでの試合が待ち遠しい様子。

 日本人対決に向けては「僕の頭の中では今回タイのランカーとか強豪と対戦することを想像していたのですが、日本人対決になりました。タイのタイトルを狙っている中で、こんなところでつまずくわけにはいきません。キックボクシングで強くて勢いのある松田選手ですけど、ムエタイルールが初めてということなので、ムエタイというものはどういうものかというのを教えてあげます」と格の差を見せたいとする。

 今後については「僕の原点に戻ってムエタイの強さを追求していき、タイのタイトルを狙っていきます。先日、K-1、RISEの大会を見て、このRWSのリングでK-1、RISEとの対抗戦とかできたら、話題にもなると思いました。ムエタイの選手ももっと脚光を浴びていいと思うし、面白い試合をする選手はめちゃくちゃいるので、ムエタイを一番にしていくためにも盛り上げていきたい」とした。

 対する松田は「初参戦にも関わらず、石井選手という強くて名前のある選手と試合を組んでいただき、ありがとうございます。ムエタイルールで試合するのは初めてなんですけど、相手の土俵で試合をして僕が勝てば誰にも文句を言われないと思うので、必ず倒して勝ちます」と必勝宣言。石井の印象については「結構ガツガツ前にくるファイター。そういうファイターは、僕もパンチを当てやすいので戦いやすい」と自信を見せた。

 初のムエタイルールについては「小学生の頃にタイでの試合経験はありますが、プロになってずっとキックの試合に出ていたのでムエタイの練習をする機会はありませんでした。今回試合が決まってムエタイの練習を始め、明後日からタイにムエタイ修行にいきます」とタイで石井対策に臨むという。

 石井戦をクリア後には「強い選手を片っ端から倒していきたいので、いずれは吉成選手とも絶対戦わなきゃいけないのかなと思います」と吉成名高とも対戦したいとした。

日本初の自転車トラックトーナメント「PIST6」で雨谷一樹が完全優勝で初代王者に輝く

2021.10.04 Vol.Web Original

地元・千葉からは原田と伊勢崎が決勝進出

 自転車のトラック競技「ケイリン」の国際基準のルールに基づいて行われる日本初の自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship」開幕戦の決勝が10月3日、千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで行われ、雨谷一樹(31歳・栃木=S2)が栄えある初代王者に輝いた。

 雨谷はこの日の6Rで行われた準決勝Cで1位となり決勝に進出。決勝のメンバーは1番・雨谷、2番・脇本勇希(22歳・福井=S2)、3番・原田亮太(25歳・千葉=A1)、4番・伊勢崎彰大(42歳・千葉=S1)、5番・久保光司(24歳・佐賀=A3)、6番・小佐野文秀(45歳・山梨=A1)。地元・千葉から原田と伊勢崎が決勝に上がった。

「PIST6 Championship」がついに開幕。第1レースで地元の中村浩士が快勝

2021.10.03 Vol.Web Original

 自転車のトラック競技「ケイリン」の国際基準のルールに基づいて行われる日本初の自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship」が10月2日、千葉・TIPSTAR DOME CHIBAでついに開幕した。

 1Rでは地元・千葉の中村浩士(43歳・千葉=S1)が勝利を収め、勝利者インタビューで「この会場で1着が獲れてうれしい」と勝利をかみしめた。

 レースは国際基準の250メートルの木製バンクで、6車立ての6周で行われる。

 勝ち上がりのシステムは開催1日前のタイムトライアル、1日目に行われる1次予選と2次予選の結果に応じてポイントが付与されその合計ポイントの上位18名が2日目に行われる準決勝に、下位18名が順位戦に進む。

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