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ZST 5・24「GTタッグ決勝」へ向け戸井田が”宇野越え”への思いを語る

2015.04.13 Vol.640

 総合格闘技「ZST.45」の一夜明け会見が13日、都内で開催され、前日行われた「第二代GT(グラップリング)タッグ王者決定トーナメント」準決勝で牧野仁史、太田裕之組を破り「ZST.46」(5月24日、東京・ディファ有明)で行われる決勝に進出した戸井田カツヤ、齊藤曜組が登壇した。対戦する宇野薫、植松直哉が欠席したため、会見は戸井田の独壇場となった。
 戸井田は「昨日は非常に厳しい試合でしたが勝利することができた。予定通りといえば予定通りの結果だったのではないかと思う。牧野選手、太田選手とも強くて自分もギリギリまで追い込まれましたが、パートナーの(齊藤)曜が非常にいい戦いを見せてくれた。次は自分の大先輩である宇野さんとやることができる。それに勝ってベルトを巻いて、(トーナメントに参戦した)本当の意味があると思うので、次が本番だと思って、練習して、もっといいパフォーマンスを見せられるようにしたい」と語る。
 ここで2人の間に座る上原譲代表を経由して齊藤にマイクが渡るが、やはり戸井田がマイクを奪い取り「“首を洗って待ってろ”って言ってます」と勝手に代弁。今回のトーナメントの会見で恒例となったパフォーマンスが展開される。
 また質疑応答で、戸井田は準決勝で対戦した牧野、太田について「予想通り防御力が高かった。特に極められる怖さはなかった。防御してカウンターを取るというスタイル。これまで2回対戦しているが非常にやりにくい相手。ただあのスタイルでは勝てない。もっと勝てるようなスタイルに変えていかないと、今回出場したどの選手とやっても厳しいと思う。肌を合わせて実力的には強いということは分かっているだけに、もったいない」と自らジムを持ち、指導者としての顔も持つ戸井田ならではの見方で試合を振り返ったうえで「ギロチンで仕留められなくて大変残念だ」と勝手に齊藤の言葉を代弁する。

「ZST.45」GTタッグ王者決定トーナメントに宇野薫参戦

2015.03.16 Vol.638

 総合格闘技「ZST」が4月12日に開催される「ZST.45」の対戦カードを16日、発表した。同大会では4チームによる「第二代GT(グラップリング)タッグ王者決定トーナメント」を開催。この日の会見には参戦する宇野薫、植松直哉組、戸井田カツヤ、齊藤曜組、牧野仁史、太田裕之組の3チームが登壇した。
 今年1月の修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦で敗れた宇野はここが復帰戦。「今年はグラップリング、柔術に挑戦したいと思っていた。出るからにはベルトがかかっているので優勝に向けて一戦一戦ベストの試合ができるように頑張りたい。(現在はパートナーの植松に師事していることから)植松さんと組んで出場できるのは夢のようなこと。息の合った試合をしたい」と語った。その植松も「(宇野と)組んで試合ができるのはうれしいし、光栄。この中では一番現役からは退いているんですが、まだまだやれるというところを見せたい」と語る。
 一方、なにやら不穏な動きを見せたのが戸井田組。戸井田は「そうそうたるメンバー。誰と戦っても面白くなる。自分もプロ選手は引退している身なんですけれども、いいところ見せちゃおうかなと思っています。できれば先輩の宇野さんがいますし、植松君には2回ほど負けているので、リベンジさせてもらおうと思っていますので、ぜひ宇野、植松組と1回戦でよろしくお願いします」と挨拶。そして「パートナーの齊藤は喋れないので」と「全員ギロチンで仕留めてやる。宇野さんの首は俺が獲った、と言ってます」と代弁したのだが、明らかに齊藤の口はそういうふうには動いてはいなかった…。しかし戸井田自身グラウンドテクニックに定評のある選手で、齊藤に至っては3月1日に行われた「D-NET GRAPPLING ALL JAPAN CUP」で佐々木憂流迦に勝って優勝しているだけに侮れない存在だ。
 迎え撃つ立場のZST勢は牧野が「戸井田さんみたいに面白いことは言えないんですがグラップリングではいろいろな借りを返したいと思っている。タッグだと足関が決まりそうなので期待してください」と話せば、太田も「10年ZSTでグラップリングを中心に10年戦ってきたという自負もありますので、ZSTのグラップリングが一番すごいんだということを見せたい」と語った。
 コメントひとつ取っても、3チームそれぞれに個性的。気になる組み合わせについては、戸井田が折に触れ宇野、植松組との対戦をアピールしたが、上原譲ZST代表によると「もう1つの参加チームが決まってから決めます」とのこと。
 どの組み合わせでも、妙味のある試合が展開されそうで、もう1チームと組み合わせの発表が待たれる、楽しみなトーナメントとなった。

2・22 ZST 内村洋次郎が約3年ぶりの参戦「初心に帰ってぶっとばす」

2015.01.21 Vol.634

 総合格闘技団体ZSTが21日、都内で会見を開き、2015年開幕戦『ZST.44』(2月22日、東京・ディファ有明)の追加対戦カードを発表。同大会で約3年ぶりにZST復帰を果たす内村洋次郎の相手はヒロキとなった。
 内村は2005年にZSTでプロデビューし、2011年までZSTを主戦場として戦ってきた。2007年には初代ウェルター級王座に輝くなど、初期のZSTを盛り上げた選手。
 ZSTの上原譲代表は「新しい世代の選手の中には内村選手の試合を見たことがない選手もいる。金原、内村選手の世代の選手の素晴らしさや凄さを今ZSTのリングに上がっている選手に伝えてほしい」とこのマッチメークの意味を話した。
 ヒロキはZSTのアマチュア大会からプロに勝ち上がってきた、まさに“今”のZSTを体現する選手。元ZSTウェルター級王者の山田哲也、修斗の2013年新人王の川名雄生を輩出するSHINWA MMA ACADEMYの新鋭だ。
 ヒロキは「(昨年6月の)横須賀大会以来の試合でこれだけのチャンスをいただいたので、必ずきっちり倒して勝ちたい」と挨拶。そして「ファンだったので、そういう選手と試合ができるのはうれしい。内村選手は打撃も強くてオールラウンドでなんでもできる選手だと思っているので、打撃だけではなくMMAで勝負したい」と話した。
 内村は「今回は原点回帰ということで初心に帰ってしっかりぶっとばしにいきたい。(ヒロキについては)知らなかった。でもSHINWAさんの選手なので油断はできない相手だと思う」としたうえで「今までは下の世代の選手からのオファーがあまりなかった。初めての試みだし面白そう。しっかり自分の強さを植え付けていこうかな、と思っています」と話した。
 上原代表はかつての内村について「芯がしっかりした、“強くなりたい、有名になりたい”という気持ちを持っている選手で、無茶なオファーの試合でもどんどん受けてくれた。負けることもあったけど、そういうところが今の内村選手の強さの原点だと思っている」と振り返り、「そういうところも今の選手には分かってもらいたい。(ZSTとしても)それは伝えるべきことだと思うので、今年から過去にZSTに出ていた選手にオファーをかけて、そういうものを若い選手に伝えていきたいと思っています」と会見冒頭に語った“伝えたい”という思いを強調した。

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