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「サステナブルな未来食」を日本から世界へ 早稲田大学で産官学連携コンソーシアム始動

2025.06.28Vol.web originalSDGs
  「サステナブルな未来食の普及に向けた産官学共創コンソーシアム(略称:未来食共創コンソ)」のキックオフシンポジウムが27日、都内にて行われ、産官学の参加者が持続可能な食の未来を語り合った。  今年4月に早稲田大学内に設立された「未来の食」をテーマとしたコンソーシアム。食を取り巻くグローバルな課題に対し、学術的な研究開発を強化し、その成果を社会実装していくことを目的とし、多角的な視点で産学官連携の活動に取り組むもの。  シンポジウムでは、開会挨拶に立った早稲田大学の田中愛治総長をはじめ、文部科学省、経済産業省、農林水産の担当官も参加し、未来を見据え食の課題と向き合うコンソーシアムに大いに期待。  基調講演では、東京農工大学の千葉一裕学長が「産学官連携によるフードビジネスイノベーション」をテーマに、予測される世界的な食料不足に向け、持続可能な食料供給の形を世界に先駆け日本が構築することの重要性を解説。 「日本の食料自給率は38%(2023年、カロリーベース)ですが、実は食料だけでなく飼料やヒヨコ、種子なども海外に依存している状況。農業大国は技術研究も進めており、日本は食を通じて海外の技術にお金を払っているようなもの」と日本の現状を紹介しつつ「これからは産業界も自然資本と人的資本を軸に据え、持続可能な形で食料を提供しないと成り立たなくなる。産官学が連携し、持続可能で競争力のある事業を、いち早く日本から世界へ発信するチャンスでもある」と語り「新たな食のレジリエンス・システム」を提唱した。  コンソーシアム会長を務める早稲田大学の朝日透教授は「食の専門分野以外の人を巻き込むことが重要だと分かったので、コンソーシアムを立ち上げた。ぜひ学生、研究者、企業の方など幅広く参加していただきたい」、副会長を務める島津製作所の岡崎直美氏も「過去の知見で今の課題を解決しようとするのではなく、明日のソリューションで明日の課題を解決するのが我々の目指すところかもしれない」とコンソーシアムから生まれる新たなアイデア創出に期待を寄せていた。 早稲田大学・田中愛治総長 基調講演・東京農工大学の千葉一裕学長 未来食共創コンソ会長・朝日透教授

日本の小学生がNY国連本部やグラウンド・ゼロ訪問体験を報告「大人がどんなに壁を作っても子ども同士が橋を」

2025.06.23Vol.web original国連を支える世界こども未来会議
「国連を支える世界子ども未来会議」のNY国連本部訪問報告会が22日、都内にて行われ、12人の子どもたちがNY訪問を通して感じたことや学んだことを語った。 「国連を支える世界子ども未来会議」は、世界の子どもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、ピースコミュニケーション財団が2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタート。2022年度からは国内各地でも開催。2023年に国連からタイトルの認定を受け、毎年、キッズアンバサダーの国連本部訪問を行っている。今年で3回目の実施。  今年3月に「第5回 国連を支える世界子ども未来会議」に参加した子どもたちの代表ら、マイナビキッズアンバサダーに任命された12名は、今年5月13日から5日間にわたりNYを訪問。  NY国連本部では「国連を支える世界子ども未来会議 プロジェクトイベント in NY 2025」と題し、キッズアンバサダーが国連本部グローバルコミュニケーション局アウトリーチ部ヴィンチェンツォ・プグリエーゼ氏と対面し、グテーレス国連事務総長のイラストや、同部長で、国連の大阪・関西万博責任者のマーヘル・ナセル氏宛ての親書、そして出発前のオリエンテーションでまとめた、気候変動や平和をテーマに持続可能な未来へのアイデアブックを提出。イベントでアイデアを英語で発表した。訪問期間中には、同プロジェクトを発足させたピースコミュニケーション財団と協力協定を結んだUNISに在籍する世界の子どもたちとのディスカッション交流や、メトロポリタン美術館、グラウンド・ゼロも見学した。

【SDGsピースコミュニケーション宣言】佐藤由紀・藤崎哲雄「子どもたちの未来の選択肢を広げるお手伝いをします!」

2025.06.23Vol.Web Originalピースコミュニケーション宣言
 ラジオで日本を元気にする『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』は、「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜午後9時30分からTOKYO FMで放送中。  番組では、日本から世界へ発信するコミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」を推進中で、毎回ゲストの皆さんがそれぞれの「SDGsピースコミュニケーション宣言」をしている。  2025年6月21日の放送には、野村ホールディングス株式会社の佐藤由紀さんと藤崎哲雄さんが登場!

「ミセスユニバースジャパン2025」ファイナリストの中山未央さんが品川区の森澤恭子区長を表敬訪問。さまざまな社会課題について意見交換

2025.06.18Vol.Web Original東京のニュース
 世界的なミセスコンテストである「ミセスユニバース」の日本代表を選考する日本大会「ミセスユニバースジャパン2025」のファイナリストである中山未央さんが6月18日、東京・品川区の品川区役所に森澤恭子区長を表敬訪問した。  同コンテストは美しさだけではなく、社会貢献への思いや行動力を重視し、これまでの人生経験を糧に新たな挑戦に臨む女性を応援するコンテスト。ルッキズムへの批判の高まりから多くのミスター・ミスコンテストが廃止・変更される中、同コンテストはwoman empowerment(ウーマンエンパワーメント)の強化、女性の社会的地位の向上をテーマに掲げ、2007年より行われている。  今回の日本大会は7月15日に開催。専業主婦、起業家、銀行員、市議会議員、カメラマン、教師といったさまざまなバックグラウンドを持つ43人がファイナリストとして選出されている。  中山さんは4年前、会社員のかたわら品川区内にピラティススタジオを開業。現在は、会社を辞め、スタジオの運営に加え、主に会社員女性に向けて「好きなこと」「やりたいこと」をパラレルキャリア(複業)として仕事にしていくためのサポートを行う事業も行っている。開業にあたっては西大井の創業支援センターを活用するなど品川区とは深いつながりがあることから今回の表敬訪問が実現した。  森澤区長は品川区初の女性区長で区内公立中学の制服・修学旅行の無償化など子育てサポートを中心に多くの政策を打ち出していることもあり、この日は中山さんと女性の社会進出における子育て、起業、個人と企業の関わり、個人と地域とのつながりといったさまざまな社会課題などについての意見交換を行った。その中では無意識に使ってしまっている「女性活躍」という言葉により、女性自らが女性の可能性を限定してしまっているケースがあることも再認識された。

THE RAMPAGEの浦川翔平がSDGsなクラフトビールで地元長崎を盛り上げ! 「好きなもので恩返しできるのは素敵」

2025.06.12Vol.Web OriginalSDGsニュース
 16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEでパフォーマーで、本サイトで連載企画「BUZZらないとイヤー!」を展開中の浦川翔平が自身が温めてきたアイデアを詰め込んで作ったクラフトビール「Cloud9(クラウドナイン)」が長崎市の長崎スタジアムシティにあるブルワリーレストラン「THE STADIUM BREWS NAGASAKI」で販売中だ。  THE RAMPAGEとして8年ぶりとなる長崎でのライブ「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025″PRIMAL SPIDER” ~巡らせる糸~」の長崎公演が行われた10日に発売され、初日は300杯が売れた。最大2万人を収容するPEACE STADIUMなどでイベントが行われていない状態での300杯は記録的だという。  発売日翌日の11日、浦川は、同所で地元テレビ局などの取材に対応。「Cloud9」について説明したほか、生まれ育った長崎への思い、さらには今後の可能性にも思いを馳せた。  長崎スタジアムシティで、「いつか作りたい」と言い続けていたオリジナルクラフトビールを完成させた感想を聞かれると、「普通にあり得ないことが起きている。長崎で過ごしていた少年・翔平に言ってあげたい!」と笑顔を見せ、「今の自分があるのは長崎があってのこと」と強調。長崎に何か恩返しをしたいと考えてきたとし「ずっと大好きなビールを作りたいなって話をしていたなかで、長崎スタジアムシティが出来て、すべてのタイミングがあって、(クラフトビールを作るのが)このタイミングになった。出会いに、すべてに感謝しています」と話した。  

小池百合子東京都知事「東京の多彩さ」サステナブルな視点で描く作品に感激『SSFF & ASIA 2025』授賞式

【SDGsピースコミュニケーション宣言】THE JET BOY BANGERZ・YUHI「いただいた物は全て残さず食べます!!」KOTA「スーパースマイルと心に響く歌を届けます!!」

国連ユニタールCIFALジャパン国際研修センター「国連を支える世界こども未来会議」と協定

2025.05.31Vol.Web OriginalSDGsニュース
「国連ユニタールCIFAL(シファール)ジャパン国際研修センター」(福島県いわき市)は5月31日、東日本国際大学にて、「国連を支える世界こども未来会議」を主催する一般財団法人ピースコミュニケーション財団と連携協力に関する基本合意書を締結した。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

墨田区、衣料品等のリユース及びリサイクルで4者協定締結 ブックオフなどの「R-LOOP」を活用、社会福祉法人も参加し新規雇用も創出

2025.05.29Vol.Web Original東京のニュース
 墨田区はリユース・小売業のブックオフコーポレーション株式会社、 繊維製品の循環リサイクルを行う株式会社BPLab 、社会福祉法人墨田さんさん会と「衣料品等のリユース及びリサイクルによる協定」を4者で締結、5月28日、墨田区役所で締結式を行った。循環型社会の実現を目指すもので、自治体が「R-LOOP」を活用した連携協定を結ぶのは23区で初、社会福祉法人を加えた4者での取組みは日本初となる。  ブックオフとBPLabが展開する不用品回収サービスを活用し、区民に「捨てない選択」を提案することで、廃棄物の減量と資源有効利用の促進を図る。  墨田区の山本亨区長は「『R-LOOP』によるリユース・リサイクルのシステム、墨田さんさん会さんという墨田区の地域の力が加わり、資源の廃棄を最小限にしつつ付加価値を高めることを目指す社会経済システム、サーキュラーエコノミーへの移行に向けて、本区にとっても大きな第一歩」とコメント。そして、「衣料品リサイクルという区民の皆さんにも分かりやすい身近な分野での連携。皆様と共に発信していくことで、区民の皆さまとも共有し、循環型社会の形成への道筋になる」、また「3者の皆様には本協定機に墨田区の持続可能な地域づくりに、それぞれの立場で力を発揮していただきたい」と期待を寄せた。  30日に、立川リサイクルストックヤード、すみだリサイクルセンター、喜楽里すみだ工房、墨田さんさんプラザの4カ所に「R-LOOP」回収ボックスを設置し回収をスタートする。回収できるものは、衣料品を始め、ファッション雑貨、生活用品、おもちゃで、分別されたのち、リユースできるものは再商品化して販売、リユースできないものは繊維リサイクルされて、資源となる。  回収ボックスからの不用品の回収や管理は、社会福祉法人墨田さんさん会が行う。これによって新たな雇用も創出する。  回収ボックスは4カ所からスタートするが、「ゆくゆくは墨田区のあらゆるところに設置させていただきたい」(ブックコーポレーション株式会社)とした。

東出昌大、山小屋生活で得た学び「自然や生きものをないがしろにしていいなんて思えない」

2025.05.27Vol.Web OriginalSDGsニュース
 俳優の東出昌大が、5月29日発売の「FRaU SDGs MOOK」最新号(講談社)に登場することが分かった。

【SDGsピースコミュニケーション宣言】 酒向正春「筋肉革命95で世界の高齢社会にイノベーションを起こします」

2025.05.26Vol.Web Originalピースコミュニケーション宣言
 ラジオで日本を元気にする『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』は、「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜午後9時30分からTOKYO FMで放送中。  番組では、日本から世界へ発信するコミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」を推進中で、毎回ゲストの皆さんがそれぞれの「SDGsピースコミュニケーション宣言」をしている。  2025年5月24日の放送には、脳リハビリテーション医の酒向正春さんが登場!

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