心のダメージ克服でがん寿命が延びる『がんでも長生き 心のメソッド』
2016.03.30Vol.663【TOKYO HEADLINEの本棚】
がん患者の心がV字回復するメソッドのすべてを初めて公開した『がんでも長生き 心のメソッド』が好評発売中。日本ではまだ珍しい精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)の医師である聖路加国際病院の保坂隆医師に、コピーライターであり、2014年にステージ4の乳がんを告知された今渕恵子氏が、自らの体験をもとに心のケアの必要性とそのメソッドをインタビュー。がん患者の7割の心をラクにする2つの基本、「がんは高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患のひとつにすぎない」「日本人の2人に1人はがんになる時代。でもがんで死ぬのは10人に3人」をはじめ、「肉体的な痛みは99.9%コントロールできる」「がんは第2の人生の始まり」など、目から鱗の事実をQ&A方式で分かりやすく解説。
セミカスタマイズ設計の遠近両用コンタクトレンズ【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】
2016.02.20Vol.661新製品
ジョンソン・エンド・ジョンソンが、新しい遠近両用コンタクトレンズを発売。そもそも老眼の原因って? 同社の西野さんに聞く。
「老眼は、加齢により目のピント合わせの力が低下する現象で誰にでも起こります。その原因は、水晶体の硬化。私たちが物を見る時、水晶体というカメラのレンズにあたる部分が、近くを見るときは厚く、遠くを見るときは薄くなり、目の奥の網膜にピントが合うように、光を屈折させています。それにより近くも遠くもよく見えているのですが、加齢によりこの水晶体が固くなり、屈折させる力が弱くなるため、近くが見えづらくなるのです。個人差はあれ、これは誰にでも起こりうることです」
これまで各社遠近両用のコンタクトレンズを販売しているが、今回発売された商品は、それまでのものとどこが違うのか。
「今回当社が発売したのが『ワンデー アキュビュー モイスト マルチフォーカル』です。このコンタクトレンズの一番の特徴は、業界初の瞳孔径に着目している点です。加齢により瞳孔が小さくなることが分かったため、年齢や屈折度数から瞳孔径を算出、それに対応可能な171種類のレンズを設計。瞳孔の大きさに合わせたレンズを装用することで、近くも遠くもクリアな視界を実現しました。まさに一人ひとりにぴったりのセミカスタマイズ・コンタクトレンズです。そのほかにも、レンズがうるおう保湿テクノロジーや紫外線のリスクを低減するUVカット技術で、快適なつけ心地を実感していただきたいと思います。頭痛や肩こりなどは老眼が原因の場合もありますので、物が見えづらいと感じたら、眼科医で検査をしてもらいましょう。老眼と診断されたら、ぜひこのコンタクトレンズを試してみてください。老眼鏡をかけるわずらわしさなしで、クリアな視界が楽しめます」