2020年以降の日本の活性化を目的に各界の有識者が意見交換を行う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が、都内で〈AIの今とこれから〉についてセッションを行った。
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品川区の小学生が「住み続けられる未来の品川区」をテーマに討論。最優秀賞は「助けてくださいカード」を提案したグループに
小学生がSDGsの観点から「住み続けられる未来の品川区」をテーマにディスカッションを行う『国連を支える世界こども未来会議 in SHINAGAWA』が10月15日、品川区役所で開催された。品川区の小学4~6年生約30名が参加し、持続可能な都市づくりのアイデアを出し合った。
『国連を支える世界こども未来会議』は、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートしたBEYOND2020NEXT FORUMから創出されたもの。世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場として毎年開催している。今年2月には国連本部より「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」とタイトル認定されている。
これまで東京都内はもちろん、沖縄、浜松市、大阪でも開催。今回の「in SHINAGAWA」は品川区とピースコミュニケーション財団の共同主催により行われた。
「国連を支える世界こども未来会議」が品川で初開催。森澤恭子品川区長、堀潤氏らが審査員
SDGsを軸に世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議」が10月15日に品川区で初めて開催される。
「国連を支える世界こども未来会議」は2019 年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートし、これまで東京都内はもちろん、沖縄、浜松市、大阪でも開催。2023年2月には国連本部より「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」とタイトル認定されている。
今回は品川区と一般財団法人ピースコミュニケーション財団が共同で主催し「国連を支える世界こども未来会議 in SHINAGAWA」として品川区の小学4~6年生を対象に、品川区議会議場と品川区役所の会議室で開催。SDGsの観点から「住み続けられる未来の品川区」をテーマにこどもたちがグループでディスカッションし、アイデアを発表。その中から最優秀賞を選出する。
審査員は一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事の一木広治氏、若林理紗氏(オウルズコンサルティンググループソーシャルPRスペシャリスト)、堀潤氏(ジャーナリスト)、朝日透氏(早稲田大学理工学術院教授)、森澤恭子氏(品川区長)、伊﨑みゆき氏(同区教育長)、渡辺ゆういち氏(同区議会議長)、あくつ広王氏(同区議会副議長)。
最優秀賞に選ばれたグループは、令和6年3月に東京都庁大会議場で開催される「第4回国連を支える世界こども未来会議」に品川区代表として出席する。
一木氏は今回のイベントにあたり「今年7月、こどもたちの提言を国連本部に毎年届けに行く申し入れをしてきました。未来を担うこどもたちの声を大人が聞かせてもらう場が国内で広がっていくことをうれしく思います」とコメントしている。同イベントの参加者募集は既に終了。当日は参加者の同伴のみの観覧となる。
練馬区立豊玉南小学校でSDGs授業「環境問題どうすればいい?」講師は社会起業家の中西武志氏
2015年に策定され、2030年を達成年限とする「持続可能な開発目標(SDGs)」。2023年はその中間年に当たるが、米ニューヨークの国連本部で9月18日に開催された「SDGサミット」では、SDGsの達成は “危機的状況にある” との宣言が採択された。そうした中、練馬区立豊玉南小学校にて9月13日、6年生の児童に向け「SDGsを達成するために」をテーマに出前授業が行われた。講師はカーボンフリーコンサルティング株式会社代表取締役で社会起業家の中西武志氏。
小学生が「住み続けられる未来の大阪」についてディスカッション
毎年9月末、国連総会と同時期に呼びかけられるSDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク。今年は9月15日から24日)に合わせ、小学生がSDGsの観点から「住み続けられる未来の大阪」をテーマにディスカッションを行う『国連を支える世界こども未来会議 in OSAKA』が24日、大阪にて開催。小学4年~6年生約40名が参加し、持続可能な都市づくりのアイデアを出し合った。
『国連を支える世界こども未来会議』は、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートしたBEYOND2020NEXT FOROMから創出され、世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場として毎年開催している。国内エリア展開の一つである大阪での開催は昨年に続き2回目。
冒頭、主催・一般財団法人ピースコミュニケーション財団 代表理事の一木広治氏は「私たちは今年、NYの国連本部に、世界の子どもたちから寄せられた平和実現のためのアイデアを届けると共に、毎年届けることを申し入れてきました。2025年に大阪で開催される大阪・関西万博でも、この会議を開催する予定です。未来の大阪について知恵を出し合っていろいろなアイデアを考えてみてください」とあいさつ。
審査員を務める中山泰秀氏(国連を支える世界こども未来会議国会議員サポーターズクラブ幹事、元防衛副大臣兼内閣府副大臣)は「子どもの時の、既成概念にとらわれないアイデアを大人になっても忘れないでほしい。誰からも邪魔されない皆さんの素直なアイデアをピースコミュニケーションのために生かしていただけたら」。
山形浩一氏(朝日放送グループホールディングス株式会社 取締役執行役員)も「皆さん、目がいいですね。真剣な目と柔らかい頭で出してくれるアイデアを楽しみにしてます」、和田由美氏(関西テレビ株式会社 経営戦略本部コーポレート局長)は「審査員ということで緊張していますが皆さんの発表を楽しみにしています」、久保田雅則氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科 特任講師)は「今の大阪もかなり住みやすい街だと思っていますが、この大阪をもっとより良い街にしていくアイデアを皆さんが教えてくれるとのことで大変楽しみにしています」、山口将志氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員)は「今日は皆さんにSDGsの観点からアイデアを出していただきますが、私も一緒に勉強させていただきたいと思っています」と、審査員一同も子どもたちの発想に期待を寄せた。
【SDGsピースコミュニケーション宣言】中村彰久「FIBAバスケットボールワールドカップ2023を通じて子ども達が大きな夢を抱くきっかけづくりをします。」
ラジオで日本を元気にする 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。
「JAPAN MOVE UP」では、日本から世界へ発信するコミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」を推進中!
毎回ゲストの皆さんに「SDGsピースコミュニケーション宣言」を聞いていきます。
【SDGsピースコミュニケーション宣言】川嶋あい「食べ物を大事にする!!」
ラジオで日本を元気にする 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
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メタバースで生まれた新しい仕事や職業は?「5年以内に訪れる」未来像も
「BEYOND 2020 NEXT FORUM −メタバースの可能性−」が7月24日、都内にて開催された。2部構成のうち後編についてレポートする。
仮想空間「メタバース」で日本はリードできる?黎明期の今を有識者が探る
「BEYOND 2020 NEXT FORUM −メタバースの可能性−」が7月24日、都内にて開催された。2部構成のうち前編についてレポートする。
地元の小学生が「未来の浜松市」をテーマに白熱ディスカッション〈国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU〉
世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU」が6日、静岡県浜松市で行われた。将来の浜松市の姿やそのために自分たちが明日から始められることなどについてアイデアを出し合うワークショップ型のイベントで、浜松市内の小学校4~6年生約20名が参加、SDGs(持続可能な開発目標)を達成する視点から「住み続けられる未来の浜松市」をテーマに熱くディスカッションした。
この日のイベントは認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの潮崎真惟子事務局長による世界を取り巻く現状やフェアトレードについての講義でスタート。 その後、潮崎事務局長はグループに入って子どもたちのディスカッションを見守った。
子どもたちは5つのグループに分かれて約4時間をかけてテーマについて考えた。普段は別々の小学校に通う子どもたち同士で1つのテーブルを囲んで話し合った。
最初は学校や企業でもチームワークづくりに活用されている『わたしたちのウェルビーイングカード』を使って「自分の幸せにとって大事なもの」を発表しながら自己紹介。カードにはウェルビーイング(その人らしくいきいきと生きるあり方や心地よい状態)を実現するため必要なことが記載されており、子どもたちは「熱中」「挑戦」「生命・自然」といった自分自身の幸せにつながる言葉が書かれたカードを選んで挨拶。「しあわせには『生命・自然』が必要です。人がいないと始まりません」「私のしあわせに必要なのは『熱中』です。なぜなら“推し”がいるからです」など、各テーブルで笑顔もこぼれ、盛り上がった。
自己紹介のあとは本題「住み続けられる未来の浜松市」について意見をぶつけ合った。
ずっと住み続けたい沖縄って? 沖縄の子どもたちがディスカッション アイデアまとめ提案 〈国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA〉
世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」が26日、沖縄・沖縄市の沖縄アリーナで開催された。会議には沖縄市内外の小学4~6年生の児童約30名が参加し、SDGs(持続可能な開発目標)を達成する視点を含めて、「住み続けられる未来の沖縄」について真剣に考えディスカッションし、これからの沖縄があるべき姿やそのために明日から始める行動などを提案した。
小学生たちは6つのグループに分かれ大人たちのサポートを受けながらテーマに取り組んだ。ワークショップは二部制でプレゼンテーションを含めて約3時間。最初に学校や企業でもチームワークづくりに活用されているという『わたしたちのウェルビーイングカード』を使って、自己紹介をしながら「自分の幸せにとって大事なもの」を発表してウォームアップ。全18種類あるカードにはウェルビーイング(その人らしくいきいきと生きるあり方や心地よい状態)を実現するため必要なことが記載されており、児童たちは「挑戦」「思いやり」「応援」「感謝」「自分らしくいること」など思い思いの自分の幸せにつながる言葉を選んでトーク。そのなかで「どんな時に思いやりが必要だと思うか」など問いかけられながらコミュニケーションを膨らませた。
ランダムにグループ分けされた子どもたち。心臓の動きを手のひらの上で感じることができる「心臓ピクニック」の体験で距離をぐっと縮まる
この日のテーマ「住み続けられる未来の沖縄」についても、同様にカードを使いながらアイデアをぶつけあった。いま自分たちが住んでいる沖縄が未来に向けてどう変化していったらいいのか、どんなふうになったらより住み続けたくなるのかを考えながらディスカッションした。「ごみ拾いをして環境をもっときれいにしていくべきだと思います。それによって沖縄に来る人が増えるはずだから」といった観光が重要な資源である沖縄ならでは自然に対する考え方や、「決まりを守ることが大切だと思います。沖縄は交通事故が少ない県。これを増やさないように続けていったほうがいい」など、沖縄の現状を踏まえた意見が活発に飛び交った。
最終的にはグループの答えとして1枚のカードを選んで意見をまとめて発表。「挑戦」「協調」、そして「生命・自然」を選んで、手分けして文字やイラストを盛り込んで発表用のパネルを作り、マイクをリレーしながら発表。なかなかカードを1つに絞り切れないなかで、6チーム中4チームが、自然や環境を守ることを選んで発表。ごみを拾った分量に合わせてレストランや水族館で使える割引券を発行するといったアイデアもあった。