「住み続けられる未来の沖縄」をテーマに小学生が議論。最優秀賞は日本で一番高い離婚率の解消に切り込んだグループが獲得
グループに分かれてワークショップ
会議の冒頭、財団の一木広治代表理事が「皆さんは未来を支えていくという任を担っています。ここで質問です。地球はいくつでしょう? 一つですね。この『国連を支える世界こども未来会議』は日本から世界に向けて、皆さんが知恵を出し合って自分たちの未来を、そして地球を元気にしていこうという試みです。SDGsというテーマもそうですね。沖縄での開催は今回が2回目となります。これから皆さんに話し合っていただいて、自分たちで考えたものをまとめて発表してもらいます。今日、選ばれた1組は来年の3月に東京で行われる『第5回国連を支える世界こども未来会議』に参加していただきます。そこには国内に住んでいる外国人の子どもたちも参加します。来年は大阪・関西万博でもこの会議を開催する予定となっています。今日選ばれたグループには万博にも参加してもらおうと思っていますので、みんな知恵を絞って頑張ってください」とこの会議の趣旨と来年以降の展開を説明した。
会議は2部制で行われ、第1部では「住み続けられる未来の沖縄」について考えるワークショップが行われた。ここではまず、このプロジェクトに協賛している日本電信電話株式会社が開発した「心臓ピクニック」と「わたしたちのウェルビーイングカード」を用いながらの自己紹介からスタート。