コク・香り・口溶け抜群!地中海生まれのプラントベースチーズ&バター「ビオライフ」発売

 動物性原料の環境への影響やコロナ禍による健康志向で活況を呈する「プラントベースフード(植物由来原料からなる食品)」市場。「プラントベース食品表示の明確化」について言及した河野太郎行革担当大臣の記者会見も話題となった。そうした中でプラントベースチーズの世界的ブランド「Violife(ビオライフ)」の日本参入が決定し、9月1日より東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城の1都6県でプラントベースチーズおよびプラントベースバターが発売される。オランダ・アップフィールド社とともに同ブランドの日本での販売を手がけるJ-オイルミルズがオンライン説明会で商品の魅力を語った。

9月1日より1都6県で発売されるプラントベースブランド「Violife」(写真右上の「Violife 植物生まれのクリーミィ」は実際の商品とパッケージデザインが異なります)

 4月1日より新たな企業理念体系を制定し、「Joy for Life -食で未来によろこびを- 」を掲げて企業活動を行う同社。プラントベース先進国・米国のプラントベースチーズの市場規模は2019年には約180億円に達し、日本は現在豆乳・大豆ベースの商品が多く市場規模は小さい段階だが、今回の参入で新たなプラントベースチーズの選択肢として市場を拡大させるのが狙い。日本でもヴィーガン・ベジタリアン志向の人の割合は年々増えているという。

「Violife」は、アップフィールド社の子会社であるギリシャ・アリビア社が2013年から展開するプラントベースチーズのリーディングブランド。乳原料・アレルギー原材料は不使用のヴィーガン対応で、ココナッツオイルを使用してチーズ独特の風味と食感を、植物由来の素材を発酵・抽出させることでチーズのようなコクと香りを再現した。50種類ほどの商品ラインアップの中からスライス2種類、シュレッド、クリーミィ、ビオバターの合計5種類を発売する。

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