「第1回高校生ecoアイデアコンテスト」で青森県立名久井農業高校の「塩類集積抑制システム」がグランプリ受賞

主催の産経新聞社の武藤伸樹 新プロジェクト本部本部長が挨拶

塩害で農業に適さない土地をキャピラリーバリアの技術を使って農地に改良

「第1回高校生ecoアイデアコンテスト」の本選が11月13日、都内で開催され、青森県立名久井農業高等学校環境システム科の「塩類集積抑制システム」がグランプリに選出された。

 同コンテストは1992年に創設された「地球環境大賞」とSDGsピースコミュニケーションプロジェクトの共催により行われたもので、全国の高校生から環境問題に関するアイデアを募集。予選を勝ち上がってきた7組がこの日の本選でプレゼンを行い、フジテレビの木幡美子CSR・SDGs推進部長ら5人の審査員によってグランプリら各賞が選ばれた。

 冒頭、主催の産経新聞社の武藤伸樹 新プロジェクト本部本部長が「フジサンケイグループでは環境問題が今ほど騒がれていない1992年から『地球環境大賞』を主催している。これまで約300の企業、学校、団体の環境に対する優秀な取り組みを表彰してきたのだが、もっと若い人たちにこの賞のことを知ってほしいし、若い人たちのアイデアを表彰したいという思いがあって今回、第1回を実施することとなった」などと今回、このコンテストを開催するに至った経緯を説明した。

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