劇団EXILEの小澤雄太と浜松市のコラボ新メニューが完成!「クロダイ」の利活用でSDGs目指す

フードプロジェクト「男THE飯×浜松パワーフード」の新メニューを紹介する劇団EXILEの小澤雄太(撮影・蔦野裕)

 小澤雄太が職人のまかない飯をコンセプトに展開しているプロデュース企画「男THE飯(おとこザめし)」と、浜松市の地元食材の可能性を追求する「浜松パワーフード学会」がタッグを組んだフードプロジェクト「男THE飯×浜松パワーフード」の新メニューが11月完成し、記念の試食会が1日、都内にて行われた。

 プロジェクトは浜松市とLDHグループがタッグを組み、2019年にスタートしたもの。初年度は「男THE飯×浜松パワーフード×浜松うなぎ大還暦」オリジナルメニューとして、浜名湖うなぎを使った丼のように見えるハンバーガー「浜松サンドン」、浜名湖うなぎを長いまま天ぷらにした豪華な天丼「浜松うなぎ天丼」を期間限定で販売。2020年度、2021年度には、新型コロナウイルスの影響も考慮し、小澤が提案した「浜松うなスタ丼」(2020年度)、「遠州チャンプ焼き」(2021年度)、「浜松激熱餃子」(2021年度)を作って楽しむキャンペーンを実施した。コラボは今回で4年目。

(撮影・蔦野裕)

 この日お披露目された新メニューは、クロダイに白ゴマとエシャレットを使ったごま唐揚げ「浜松クロダイ胡麻唐揚げ」と、浜松で採れたブルーベリーとさつまいもを使ったスイートポテト「ブルーベリースイートポテト」。

 浜名湖では現在、クロダイによる食害が問題となっており、県や地元漁協、浜松パワーフード学会が連携して、クロダイの適正な捕獲と利活用に取り組んでいる。こうした点に着目し、小澤が今回クロダイを使ったおいしいメニューを考案した。

 料理とのペアリングには、浜松の新しいブランド酒「Enshu(エンシュ)」が登場。Enshuは市内ふたつの酒蔵が醸造したもので、原料には浜松産の飯米を精米歩合90%に抑えた低精白の米を使用している。これまで浜松市内の提携店でした提供されていなかったが、今回市外で初のお披露目となった。

1 2 3>>>