「未来の仕事」をテーマでこどもたちがさまざまなアイデア。こどもたちの考える未来は「1年後」に古坂大魔王「これが僕らとこどもたちの違い」

国連国際学校、UNISのこどもたちは映像で参加(撮影・蔦野裕)

 冒頭では株式会社マイナビ 社長室 コーポレートコミュニケーション 統括部の柏木直之統括部長が「皆さんが大人になる10年後、20年後には今ある仕事はなくなっているかもしれません。気候変動や教育格差、またAIの進化など、現状の状況はかなり変化をしています。SDGsを通じながら学び、未来に必要とされる仕事を考えることは、まさに未来が見える世界を作る第一歩となるはずです。私たちマイナビはこれまで多くの若者の進路やキャリアを応援してきましたが、自分の未来を十分に描けないまま、仕事を選ぶ方々が多いのが現状です。だからこそ、今この瞬間に未来の仕事について考えることが、とても大切だと思っています。今回の発表では、皆さんが自由な発想で未来の仕事について考えていただき、私たち大人では思いつかないような“こんな仕事があったら面白い”“こんな仕事ってできるかな?”というようなワクワクするような素晴らしいアイデアが発表されることを楽しみにしています。 そんな皆さんが考えたワクワクするアイデアが未来の社会をもっと明るくする、豊かにすることだと思っています」などとテーマを説明。

 そして6つのグループが「正しい情報を入手する力を育てる仕事」「自動運転技術を使って移動販売を実現する職業」「AIと環境に優しい技術開発をするお仕事」「最新技術と問題をうまくマッチングする人が未来を支える」「オンライン病院×一家に一台あるAIロボット=HOSRO」「AIとロボットと協力しながら宇宙開発をする仕事」といった考えや課題を軸としたプレゼンを展開。いずれも現在の問題点を認識したうえで、将来の課題を設定。そこに向かってどういう職業が必要かという道筋が考慮された中身の濃いものだった。