堀潤、MIYAVIらも参加!「SDGs」における日本の取り組みに各界識者からさまざまな提言

写真左から:堀氏、笹谷秀光氏、所千晴氏、中山泰秀氏

 第2部ではファシリテーターとして堀氏、パネラーとして中山泰秀氏(防衛副大臣兼内閣府副大臣)、笹谷秀光氏(PwC Japanグループ 顧問)、所千晴氏(早稲田大学理工学術院教授)を迎え、「SDGsと人材育成」をテーマにセッション。


 笹谷氏は「SDGsの主流化がコロナを挟んで加速してきていると思う」と話し「これまでは産官学連携と言われてきたが、今後は金融やメディア、労働の分野も加え“産官学金言労”が連携して、SDGsに取り組むべきだと思う」。その一方で「SDGsでは自主性に重きを置いていますが、どんどんやる人とやらなくてもいいととらえる人とで差がついている」と懸念も示し、所教授も「さまざまなSDGsの取り組みがあるが、どれだけ奥深く理解されているか。例えば海洋プラスチックの問題にしてもだから全部やめようというのは短絡的だと感じる。専門的な知見を取り入れながら考える必要があるのでは」と話し、客観的な分析力をもってSDGsに取り組む人材育成が重要とした。