「未来の仕事」をテーマでこどもたちがさまざまなアイデア。こどもたちの考える未来は「1年後」に古坂大魔王「これが僕らとこどもたちの違い」

すべてのプログラムが終わり、エンディングでは元国際博覧会担当大臣の井上信治衆議院議員が「この万博はテーマが『いのち輝く未来社会のデザイン』です。未来社会を作っていくのは、私たち大人というよりも今日参加していただいた皆さんです。一人ひとりが命が大事なんだということ、そしてその人生をしっかり素晴らしいものにするように歩んでいただければありがたいなと思っています。私は初代の万博担当大臣に就任し、やっぱり1970年の万博を参考にしたいなと思い、その時に子供だった大阪の大人の方々に“皆さん、70年万博、どうでしたか?”という話を聞いたんですね。そうするとほとんどの大阪の大人の先輩の皆さんは“70年万博、本当に最高だった。何度も見に行った。楽しかった。大阪の誇りだった”そんな話を私にしていただいたんです。今から55年前ですからね。ですから、その時、子供だった大人が半世紀以上経って当時のことを思い出して、そしてそれを支えに人生を歩んできたということなんです。本当に素晴らしいなと思いました。今日参加していただいた皆さんは今回のこの万博の思い出、そしていろいろ学んだこと、そういったことをこれからの自分たちの人生に生かしていただきたいんです。そして、皆さんが大人になって、あと半世紀経って“やっぱりあの時の2025年の大阪・関西万博は最高だった。私はこのこども未来会議に出席したんだ。参加したんだ”そんなことを言っていただけたら、すごくありがたいなと思っています」とこどもたちにメッセージを贈った。
最後はピースコミュニケーション財団の一木広治代表理事が「4月から4カ月間、みんなでやってきたことが発表できて記念に残ったと思います。このプロジェクトは4年生から6年生まで参加できます。継続して活動していきますので4年生、5年生の人はまたチャンスがあります。そして、今日もいろいろな方からメッセージがありました。発表したグループ、そして一緒に活動した友達。この友達がみんなのこれからの人生のいい仲間になると思います。みんなで頑張って知恵を絞って、日本を元気に、そして世界につなげて地球を元気にしていきましょう」と締めくくった。