札幌の歴史と歩む、2つの名ホテルのSDGsな「おもてなし」

開業から91年! 北海道のホテル文化を象徴する札幌グランドホテル
1934年に北海道初の本格的洋式ホテルとして開業して以来、91年にわたり札幌の歴史とともに時を歩んできた札幌グランドホテル。
札幌駅から徒歩10分、人気の観光スポット・大通公園のそばという好立地にあり、観光からビジネス、外来利用まで、あらゆるタイプの滞在に最高のホスピタリティーで応えてくれる北海道を代表する大型シティホテルだ。
客室は全494室と充実のバリエーションを誇る。国内外のVIPを迎えるスーパースイートルームを擁する特別フロア「グランド・イン・グランド」でエグゼクティブな滞在を堪能したり、観光にもビジネスにも人気の「スタンダードフロア」各種で快適な滞在を楽しんだり。
ホテルの朝食ランキングで度々取り上げられる「ノーザンテラスダイナー」をはじめとする和洋中各種レストランに、北海道のご当地グルメ“ラーメンサラダ”発祥のビアレストラン「北海道ダイニング ビッグジョッキ」(予約限定)、生演奏タイムも人気の「ラウンジ・バー オールドサルーン1934」と隠れ家的な「バー キャラベル」の2つのバーなど、ホテル内レストランも多彩。いずれも、すぐそばにすすきのがあるエリアながら外来利用も多い人気店となっている。
国際会議からパーソナルな集いにも対応する各種バンケットも24室。長い歴史を持つだけに、中には親子三代にわたって結婚式を挙げているゲストもいるとのこと。
開業当時から多様なおもてなしを大切にしてきた札幌グランドホテル。開業当時の1930年代に海外ゲストのために制作された各種の英語案内が残されており、当時から北海道初の本格的洋式ホテルとして海外からのゲストを国際的なホスピタリティーで迎えていたことが伝わってくる。一方で「鮭のステーキ40銭」「アップルパイ20銭」など当時の市民になじみやすい価格での洋食販売も行い人気を博すなど、地元の人々からも親しまれているのも今と同じ。
1978年に日本で初めて女性のベルパーソンを採用するなどダイバーシティもいち早く取り入れてきた。館内には、開業当時の記録なども展示。約90年も前からインバウンド、国内、地元と等しく最高のホスピタリティーで迎え続ける歴史の豊かさを感じながら滞在を楽しんでみては。
①「北の迎賓館」として90年以上にわたり貴賓を迎えてきた札幌グランドホテル。「スーパースイートルーム」(写真)をはじめ、快適な滞在を提供し続ける ②札幌グランドホテルのシンボルマーク「八稜星」があしらわれたシャンデリアが目を引くロビー横の螺旋階段 ③館内には1934年の開業当時の歴史を伝える展示室もある ④ここで結婚式を挙げたカップルのネームプレート。中には親子三代にわたって結婚式を挙げているゲストも! ⑤皇室を迎えるときに使用された食器